ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2025年1月1日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信
タクシーは地方創生を担う社会インフラ
 ライドシェア新法の制定に断固反対
   全国ハイヤー・タクシー連合会会長 川鍋 一朗
 2025年の新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 昨年は、コロナ禍が終息し、インバウンド旅行者の大幅な増加を受け、タクシーの供給不足が指摘される中、地理試験の廃止や2種免許取得の効率化等さまざまな国の支援措置を活用し、コロナ禍で約2割減少したタクシー乗務員の増加に全力を傾注した一年でした。若者・女性・元気な中高年等良質なドライバーの雇用に向けて積極的な取組みを進めた結果、運賃改定の効果もあり全国的に着実に増え続け、昨年11月末においては、コロナ禍発生直後の20年3月末と比較して86%までドライバー数は回復しました。
 また、運賃の関連では20年以降、101運賃ブロックのうち99ブロックにおいて運賃改定が行われました。なお、国土交通省においては、今後の運賃改定を定期的かつ迅速に実施するため、運賃改定手続きの開始に必要ないわゆる申請率7割ルールについて5割に緩和するとともに、全国運賃ブロックを101から69に見直し、昨年末に各地方運輸局において公示されたところです。
 加えて、需要の多い朝の時間帯に対応するための乗務シフトの見直し、インバウンドで増加した観光客等に対応するための空港・駅の乗り場改善、ニセコ、軽井沢等における営業区域を超えた応援部隊の派遣を始め、全国的な規模での日本版ライドシェア(自家用車活用事業)の展開、公共ライドシェア(自家用有償旅客運送)への参画等、交通空白の解消に向けてあらゆる取組みを進めて参りました。
 昨年3月末に創設された日本版ライドシェアは、地域交通の「担い手」や「移動の足」不足解消のため、タクシー配車アプリデータ等を活用してタクシーが不足する地域・時期・時間帯を特定し、タクシー事業者の管理の下、地域の自家用車及び一般ドライバーを活用して不足分を供給する制度であり、国土交通大臣の指導の下、昨年末には全都道府県において運行が開始されました。
 また、雨天時・酷暑時における対応、イベント開催時における輸送力向上方策、災害対応時における同制度の活用、配車アプリを使用しない同制度の導入等の日本版ライドシェアのバージョンアップにより更に柔軟な運用が可能となり、既に導入済みの地域においても地域の実情や利用者のニーズに応じた改善が可能となっています。
 公共ライドシェアは、夜間など時間帯による空白の概念の導入、運送の対価をタクシー運賃の約8割とする等の運用の改善がなされた昨年1月以降、これまでを大きく上回るペースの57主体で新たに導入されています。
 また、昨年4月からタクシー事業者と市町村・NPO等との共同輸送サービスが可能となり、従来からの事業者協力型自家用有償旅客運送と併せて、神奈川県三浦市、石川県加賀市、小松市及び大分県別府市等において、タクシー事業者による運行管理及び車両整備等を実施する運行が多くみられています。
 国土交通省においては、「交通空白」の解消に向けて昨年7月に国土交通大臣を本部長とする交通空白解消本部が設置され、自治体や交通事業者と連携し、地域の足や観光の足の確保に向けた取組みを推進しています。
 昨年12月には中間とりまとめがなされ、日本版ライドシェア、公共ライドシェア等交通空白解消のツールは着実に浸透しているものの、全国の交通空白の解消は緒に就いたばかりであるため、2025年度〜27年度の3か年を集中対策期間として、自治体や交通事業者による個々の交通空白解消の取組みを後押しすることとされています。全タク連としても引き続き、交通空白解消に向けた取組みを進めて参ります。
 われわれタクシー事業者は、少子・高齢化社会の急速な進展並びにGX(グリーントランスフォーメーション)、DX(デジタルトランスフォーメーション)の大きな潮流の中、地域公共交通機関として課せられた重要な使命を果たすため、
●復活したインバウンド対応のための外国人在留資格特定技能1号制度を活用した外国人ドライバー の雇用
●「事業用自動車総合安全プラン2025」に基づいた交通事故防止の徹底
●2050年カーボンニュートラル達成を目指す電動車等の普及促進等による環境対策の推進
●ユニバーサルデザイン車両の普及促進等によるケア輸送体制の整備
●妊婦応援タクシー・育児支援タクシーの普及促進による子育て支援の推進
●乗合タクシーの普及促進による地域の高齢者等の移動支援の推進
●地方自治体や地域の観光事業者と一体となった観光地における二次交通ネットワークの充実
●利用者利便の向上及び需要拡大に向けたスマホ配車の普及促進及びキャッシュレス化の推進
●交通空白の解消に向けた日本版ライドシェア及び公共ライドシェアの普及促進等諸施策を積極的に 推進し、タクシー事業の進化に努めて参ります。
 一方、いわゆる欧米型のライドシェアは、事業主体が運行及び車両整備管理等について、民事・刑事上の法的な最終責任を負わない点が最大の問題で、加えて、運転者を独立した個人事業主と位置づけ、厳格化する労働関係法令の規制を逃れようとするもので、ワーキングプア層を増加させ、交通渋滞や事故を増加させるとともに、CO2排出量を増大させ、2050年カーボンニュートラル実現にも逆行するものです。
 政府は、「デジタル行財政改革取りまとめ2024」、「経済財政運営と改革の基本方針2024」及び「規制改革実施計画(24年6月21日閣議決定)」において、「全国の移動の足不足の解消に向けて、自家用車活用事業等について、モニタリングを進め、検証を行い、並行して、タクシー事業者以外の者が行うライドシェア事業について、法制度を含めて事業の在り方の議論を進める」こととされています。
 私どもハイヤー・タクシー事業者は、地方創生を担う重要な社会インフラであるという認識の下、今後とも国民に対する安全・安心な輸送サービスを確保すべく、業界一致団結し、労働組合、個人タクシー業界、バス業界、自動車メーカー、消費者団体、「交通の安全と労働を考える市民会議」そして全国の地方自治体と緊密に連携し、ライドシェア新法の制定に断固として反対して参ります。
 自動運転については、アメリカや中国ではドライバーが乗車しないタクシーが実用化され商用で走っています。国内においても国土交通省の交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会自動運転ワーキンググループ等において、自動運転タクシーのビジネスモデルに対応した管理の受委託、運行管理、認証基準等の具体化による安全性の確保、事故原因究明を通じた再発防止、被害が生じた場合における補償の観点から、今後の自動運転タクシーの社会実装のための制度のあり方について検討が行われております。中長期的な生産年齢人口の減少を踏まえると、自動運転タクシーはタクシー供給力の確保のための有効な手段となるものと期待されることから、現在のタクシー事業と同等か、それ以上の安全性がタクシー事業者の責任において確保されることを基本として、私どもタクシー業界においてもこれらの検討に積極的に参画しつつ、引き続き自動運転の動向について注視して参ります。
 また、タクシーのDXに必要不可欠なソフトメーターについては、JIS化と並行して昨年「国土交通省ソフトメーター認定制度検討会」が設置され、議論が進められてきました。昨年11月には認定要領案がパブリックコメントに付されたところであり、今後当該認定要領に則ったソフトメーターの開発・実用化が期待されます。
 昨年は、規制緩和による柔軟な仕組みと配車アプリ等技術革新によりタクシーが大きく進化した1年でした。本年も交通空白の解消、移動の足の確保に一致団結して引き続き全力で取組みを進めて参ります。
 最後になりましたが、皆様の益々のご健勝とご発展を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
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No.1032 1月1・6日合併号  主な内容
年頭所感
:鶴田浩久(国交省物流・自動車局長)
:坂本克己(全ト協会長)
:櫻井敬寛(全個協会長)
:伊藤 宏(関東ハイタク協議会会長)
:坂本栄二(大タ協会長)
:大久保恵美(兵タ協会長)
:筒井基好(京タ協会長)
:池田英憲(奈タ協会長)
:藤田礼子(関東運輸局長)
:岩城宏幸(近畿運輸局長)
:織田陽一(東京運輸支局長)
:岡本 昇(大阪運輸支局長)
:小川敬二(交通労連ハイタク部会長)
:溝上泰央(全自交労連委員長)
:庭和田裕之(自交総連委員長)
:町田栄一郎(東京ハイタク交通共済理事長)
:信岡弘二(全大個協会長)
:渡辺佳英(東タクセン会長)
:漢 二美(全福協会長)
:中村晃一郎(ナスバ理事長)
:山田耕司(全L協会長)
:山田能成(都スタ協会長)
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
基本的に閣議決定の記述の域に留まる
      期限設けずモニタリングと調査を実施
            規制改革推進会議が中間答申まとめ
【東京】政府の規制改革推進会議(議長=冨田哲郎・JR東日本相談役)は25日、首相官邸で本会議の会合を開き、中間答申をまとめた。ライドシェア国内解禁問題については地方創生の課題として「自家用車活用事業等のモニタリング・検証・評価、タクシー事業者以外の者が行うライドシェア事業に係る法制度を含めた事業のあり方の議論」との1項を設けて記述しているが、基本的には6月に閣議決定された規制改革実施計画や骨太の方針の記述の域を出ないものにとどまった。ただ、内閣府で移動の足不足の実態調査を行うこと、内閣府・国交省でNRS・公共RS等のモニタリングと評価を行うこととし、直ちに実施するとしている。いずれも「いつまでに」という期限は設けられていない。
中間答申上のRS関連の記述では、「国交省においてはNRSについてさまざまなバージョンアップを行うなどの取り組みを行ってきており、NRSを開始する地域・事業者自体は増加しつつある。また、各地域における流しや無線配車の状況については事業者からデータが得られていないものの、配車アプリに限っては、マッチング率の値は改善している地域も多くみられるなど、一定の進展がみられる」と評価した上で、「内閣府が実施した調査や(旅館業者などの)関連事業者団体からのヒアリングを踏まえると、現時点では全国において移動の足不足が改善しているとの有意なデータは得られておらず、同調査では、特に規模が小さい自治体において、足不足の状況は依然として深刻であることも示されている」と指摘。「利用者目線での検証や、スピード感を持った全国の移動の足不足の解消を進めていく必要がある」とした。
〜国交省・タクシー業界がやや優勢
これらの考え方の下で、@内閣府は、アンケート調査結果との整合性を確保した上で、大都市、中小都市、観光地などすべての地域において、住民及び内外の観光客が必要時に、円滑な移動が可能か否かを引き続き客観的に把握する。当面、特に中小都市を中心に、重点調査を行い、検証するとともに、四半期ごとを目途に、足不足の改善状況について、利用者目線で検証結果の評価を行うA内閣府・国交省はNRS等のモニタリングを進め、検証を行い、各時点での検証結果の評価を行う。並行して、こうした検証の間、タクシー事業者以外の者が行うRS事業について、骨太方針に基づき、内閣府・国交省の論点整理を踏まえ、法制度を含めて事業のあり方の議論を進める―の2項目の措置を直ちに講ずるなどとした。結論を出す時期などについては触れられていない。
RS推進派が押せ押せムードで進めてきた議論は、総選挙での与党過半数割れで一転し、国交省・タクシー業界側がやや優勢の中で来夏の参院選まで長い膠着状態に入ったとも言えそうだ。
〔12月28日号関東版掲載〕  <Topへもどる>
2024年12月28日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】モニタリング結果なども公表
【 東京 】年明け後の進行を確認/WGを衣替え 規制改革推進会議
【 東京 】DPの3パターンを提示/タク・NRS運賃料金多様化検討会
【 横浜 】5割ルールとブロック見直し/関運局が24日、公示
【 東京 】特区・武三は6万3157円/東タク協11月原計輸送実績
【 東京 】全国平均96.1%に/全タク連 対19年月別総営収比
【 那覇 】賃金低下が本島3社、離島4社/沖縄の運改後の労働条件改善状況
【 東京 】NRS枠保持も、当面は静観/本州自動車G・藤原社長
【 東京 】若手参入で法人乗務員28人増/多摩地区11月分運転者証交付数
【 東京 】決済端末修理費補填は継続審議/日個連都営協 理事会
【 東京 】新宿でRS解禁阻止&デモ実施/2月1日 自交東京
【 東京 】UD講師、全国で1078人/全福協、受講乗務員も17万人に
【 東京 】後席ベルト装着率100%目指し/日の丸交通 新システム導入
【 東京 】「企業文化の違い」を実感/東京無線協組との統合で秋山氏
【 東京 】松本氏が副社長に就任/国際自動車 役員人事及び組織変更
【 東京 】ドラマとコラボタクシー100両/S.RIDEとNT
【 東京 】1月17日に安全祈願/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】4労組旗開き 全自交東京地連
【 東京 】路上で頭部負傷の女性を救護/京王自23歳の乗務員に感謝状
【 東京 】「そぐわない人材は紹介しない」/モバイル・コマース・ソリューション
 
2024年12月26日号 関東・関西(統合版)版 ニュースヘッドライン
【 東京 】準特で暫定的に未稼働車両を配分/対象地域は国交省の指定と公募から選定/国交省がパブコメ募集を開始
【 東京 】「一刻も早いRS全面解禁を」/新経連が提言を公表
【 東京 】アプリPFの実験進捗を報告/ドライバーシェア推進協議会
【 東京 】基本計画見直し4案の修正案提示/国交省が交政審で小委開く
【 東京 】特区・武三の日車営収1.7%増/東タク協10月全社輸送実績
【 東京 】自身でNRS乗務の考えも/代々木自動車・西澤社長
【 東京 】冠水注意個所など新たに掲載/25年版「都内交通案内地図」
【 東京 】2割が「NRSまったく知らない」/東タク協 1万人アンケート
【 仙台 】横長表示灯装着を決定/ハイルーフ対象 日個連事業協組
【 東京 】新規組合員向け決済機決定/後継機採用まで 都営協理事会
【 福岡 】日本初EV専用量産組立工場/北九州市でお披露目会
【 東京 】お年玉タクシー2025/NTとS.RIDEが企画
【 静岡 】テレハイ×GOが4500両突破/システムオリジンが発表
【 大阪 】配車アプリをリリース/「まずは大阪で」newmo
【 東京 】来年は10月2日〜4日に開催/国際福祉機器展が公表
【 東京 】グリーン新町労組が餅つき大会
【 訃報 】安田敏明氏、死去
 
2024年12月21日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】年末のNRS拡大、特区・武三で31社/運賃ブロック見直しの詳細はまだ/関運局定例会見で 矢吹・自交部長
【 東京 】「府・市の要望を実現する方向で」/中野国交相 万博RSにコメント
【 横浜 】2件の協会長表彰を承認/特殊詐欺関係 神タ協役員会
【 横浜 】NRSへの理解は進んでいる/関運局 落合・交通政策部長
【 東京 】UDタク特例措置適用期限延長/25年度与党税制改正大綱
【 横浜 】NRS年末拡大の31社/関運局が申出事業者を公表
【 横浜 】社保加入の諸要件撤廃に言及/全タク連・武居副会長
【 横浜 】ウェイモらの連携に助言も/関運局 大森・技術安全部長
【 東京 】アプリ乗り場に具体的な動き?/東タクセンが記者懇談会開く
【 東京 】車両持ち込み、車いす乗降体験など/三幸自動車が恒例の「青空教室」
【 大阪 】「なにわモデル」の実施を承認/大阪府の協議会で自治体以外は賛成
【 東京 】戦略的パートナーシップを締結/GOら3社 自動運転テストへ
【 東京 】「NRSはPF型RSよりもマシ」/全自交労連・溝上委員長
【 東京 】25年度事業計画骨子案を説明/全個協 支部代表者会議
【 静岡 】25春闘職場討議案など審議/私鉄ハイタク交流集会
 
2024年12月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】集中対策期間踏まえ「全力で取り組む」/4つの重要課題の解消に向けて見解/関運局 藤田局長が定例会見で
【 東京 】次期運改要請開始は6月以降?/東タク協理事会で川鍋会長
【 東京 】交通空白解消ツールが着実に浸透/定例会見で中野国交相
【 横浜 】高齢者の事故に注意喚起/伊藤会長 神タ協定例役員会
【 東京 】全国で1つになるために/都営協・冨本理事長
【 東京 】秋季年末闘争を集約/自交東京が中央委で
【 東京 】正しい着用は94.5%に/シートベルト着用 調査結果
【 東京 】全国合計で20年3月末比86%/全タク連 11月分充足率調査
【 東京 】GOとの業務提携契約を発表/パーソルイノベーション
【 横浜 】特区・武三の日車営収1.2%増/関運局 11月原計輸送実績
【 東京 】利用者に感謝キャンペーン/東京ハイタク労働団体が実施
【 東京 】申し込み1000社を突破/「S.RIDEビズ」
【 横浜 】今年もサンタタクシー運行/三和交通G、5日間限定で
 
2024年12月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「運賃を押さえつけてきたことが誤り」/全自無連の解散など激動の1年を回顧/グリーンキャブ・野社長が記者懇談会
【 東京 】国交省が3度目の「警告」/UDタク乗車拒否問題
【 東京 】先行12地域では413社が運行中/国交省がNRS状況取りまとめ
【 横浜 】特区・武三で新たに25社に許可/関運局が11月15日以降の社名公表
【 東京 】NRS受益者負担を禁止/国交省が事務連絡を発出
【 横浜 】神奈川版RS、年度末まで/三浦市地交会議が試行運行承認
【 東京 】価格上昇懸念も穏やかな回復続く/11月の景気ウォッチャー調査
【 横浜 】他産業の取組みを警戒/神タ協横浜支部で武居副会長
【 横浜 】鶴見駅東口乗り場にカメラ設置/神タ協横浜支部理事会
【 東京 】自治体などにLPG車の保有を/自民党LPG対策議連総会
【 札幌・東京 】昨シーズンの倍に規模拡大/「ニセコモデル」が16日から
【 東京 】NRSドライバー採用に苦戦?/飛鳥交通グループ 川野代表
【 東京 】赤字ではないが黒字とも言えない/日興自動車グループ 山本代表
【 東京 】S.RIDEが優秀賞を受賞/アプリブのベストAPPアワード
【 東京 】尾花沢でタクとNRS配車開始/ウーバーが地元事業者らと
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
運改のハードル「7割」から「5割」に
              運賃ブロック14→8に再編

【大阪】近畿運輸局は24日、タクシーの運賃改定にかかる、いわゆる「7割」ルールを「5割」に緩和するなどの審査基準の改正を通知した。あわせて、現在管内14の運賃ブロックの一部を統合、8ブロックに再編した。改正内容は同日以降の申請から適用、すでに申請のあったものにも遡及して適用する。各府県のタクシー協会、関係団体などに参加会員への周知を求めている。
 今回の改正公示における大幅な変更点は、これまで運賃改定要請の受付期間において、地域における申請率が法人全車両の「7割以上」となった場合には「3カ月を待たずに運賃改定手続きを開始できる」としていたものを、「5割以上」に基準を緩和。運賃ブロックの見直しでは、兵庫(4ブロック→2ブロック)、滋賀(2ブロック→1ブロック)、和歌山県(4ブロック→1ブロック)―の3県で統合が行われた。大阪(1ブロック)、奈良(1ブロック)、京都(京都市域と北部の2ブロック)―の3府県はこれまで通りの枠組みを継続する。ただ、運賃ブロックを統合するに当たり、現在適用している運賃の格差が大きく「不都合が生じる可能性のある地域」については、「(弾力的に)考慮していく必要性もある」(旅客第二課)として、附則で「以前の運賃ブロックごとに運賃改定することもできる」との経過措置を施した。
 統合された3県の新旧運賃ブロックは以下の通り。〈兵庫県〉=(新)兵庫県A地区(旧=神戸・阪神間地区)、(新)兵庫県B地区(旧=姫路・東西播地区、淡路島地区、兵庫北部地区)。〈滋賀県〉=(新)滋賀県地区(旧=大津市地区、滋賀北部地区)。〈和歌山県〉=(新)和歌山県地区(旧=和歌山市域地区、有田・御坊地区、橋本地区、紀南地区。
〔12月28日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2024年12月28日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】オンデマンドバスを市内全域運行へ/mobiは赤字で撤退 大阪地交会議
【 大阪 】大阪市域、4万円台が続く/大タ協 11月輸送実績
【 和歌山 】地区により改善状況ばらつき/和タ協 前回運賃の検証結果
【 京都 】京都市域圏の準特協 3月11日開催
【 神戸 】全地区で総営収が前年比増に/兵タ協 11月の輸送実績
【 大阪 】NRSの24時間運行に8社が申し出/「大阪・光の饗宴」対応で
【 大阪 】万博理由のRS拡大を警戒/団結呼びかけ 全大阪・信岡理事長
【 神戸 】指導規定見直しの検討を継続/サービスセンター委員会
【 神戸 】吉川顧問の叙勲を祝う/兵タ協が忘年会開く
【 神戸 】山手オートガススタンドが閉鎖
【 京都 】NRS運転者の求人動画/京都芸大が試作 京タ協に披露
【 京都 】「RS反対」 新年は1月16日から/京都個タクと労働団体の宣伝行動
【 京都 】1月31日に定例会と新年会/京都タク渉外担当連絡会
【 京都 】混雑対策でポータブルカメラ/京都市と観光協会がライブ中継
【 大阪 】堺市でライドコンテンツ実証実験へ/WILLER ACROSS
【 大阪 】NRS運転者の追加募集開始/榮交通、自社HP上で
【 大阪 】英・名門FCと日本初コラボ/ダイヤ交通 リヴァプールタクシー
【 大阪 】新大阪の専用レーンが通行止め/駅工事で 大タクセンが注意喚起
【 大阪 】新設法人へ20両を譲渡/珊瑚タクシーGがグループ間で
 
2024年12月26日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】時間当たり賃金、83社が15%超上昇/大タ協 前回改定160社検証
【 京都 】11月の平均日車営収4万2158円/京都市域原計実績、観光シーズンで好調
【 大阪 】「なにわモデル」の実施要領周知/期間、車両数は随時確認
【 大阪 】NRSも区域外運送可能に/国交省事務連絡を周知
【 大阪 】大阪第1と豊中吹田支部/大タ協理事会で自治体訪問報告
【 大阪 】府下全店舗の化粧室開放/大阪トヨタ 大タ協女性乗務員に
【 大阪 】独自の配車アプリ運用開始/newmo 大阪市内中心部から
【 大阪 】関空に行くはずが伊丹に…/乗車時の行先確認を今一度
【 京都 】タクシーフェア 25年も同会場で/京タ協・未来創造会議
【 大阪 】新たな事業者に認可書授与/全大個協会 事業開始説明会も
【 大阪 】オンデマンドバス運転者募集/大阪メトロ エリア拡大で
【 京都 】南加茂台でAI活用の乗合送迎/木津川市など 加茂タクが運行
【 東京 】「そぐわない人材は紹介しない」/モバイル・コマース・ソリューション
【 東京 】newmo・青柳氏が参加/1月の新卒合同ネット説明会
【 東京 】「一刻も早いRS全面解禁を」/新経連が提言を発表
【 東京 】準特地域の未稼働車両活用/全タク連がパブコメ案内
【 京都 】「堀川通」の機能強化/研究促進会が設立総会
【 静岡 】「GO連携版」が4500両突破/システムオリジン「テレハイ」
【 大阪 】万博協会・交通局長招いて/関交研新春講演会 1月28日
 
2024年12月21日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「なにわモデル」の実施を承認/大阪府の協議会で自治体以外は賛成
【 大阪 】区域外運送「協議が調った」/近運局が届出書をアップ
【 大阪 】光の饗宴NRSは既に埋まる/大タ協・経営委員会で報告
【 東京 】「大阪府・市の要望実現の方向で」/定例会見で中野国交相
【 大阪 】万博対応緩和に一定の歯止め/大タ協理事会で坂本会長
【 大阪 】「RS乗り越え、業界活性化を」/大タ協忘年懇親会で古知副会長
【 京都 】乗合事業と運改について/京タ協 筒井会長らが会見
【 京都 】来春実施の場合は現行8社に要請/京都 乗合タク実証実験実現会議
【 神戸 】三ノ宮駅乗り場など3カ所を視察/兵サセン委&兵庫陸運部
【 大阪 】オンライン新規講習に高い関心/大タクセンが説明会開く
【 大阪 】未来都と阪急タクが運行担う/のるーと箕面の実証実験開始
【 大阪 】今回は21人中16人が合格/インタク英語認定試験
【 京都 】1月28日に「新春の集い」/京タ協&京都業務センター
【 京都 】トゥクトゥクのレンタル事業/京都市内の不動産業者が
【 京都 】2店舗目のフィットネスジム/エムケイ石油らがオープン
【 徳島 】つばめ共同無線の全社が導入/電脳交通の「DS」
【 京都 】対カスハラ運送約款変更/エコロ21が認可申請
【 大阪 】近運局が法人1社に車停処分
 
2024年12月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】存続は2年後の更新局数見て相談/近自無協理事会で坂本会長
【 京都 】「ワンランク上の事業経営可能に」/京タ協・筒井会長が忘年理事会で
【 神戸 】「交通空白」解消の成功事例を/兵タ協・大久保会長
【 大阪 】RSの全面解禁阻止が課題/私鉄ハイタク労連・大南委員長
【 大阪 】「空飛ぶクルマ」28年森之宮から/4エリア結ぶルート構想
【 京都 】台湾、香港からの車いす訪日客念頭に/ひがし都交通にUD車両寄贈
【 大阪 】「社長名鑑」にインタビュー記事/暮部・日の丸ハイヤーG代表
【 京都 】RS反対 10回目の宣伝行動/京都個タク&労働団体
【 長崎 】佐世保市でNRS運行開始
【 京都 】自交京都が執行委員会
【 訃報 】山本広志氏、死去
 
2024年12月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「区域外営業の必要性」の議論へ/万博に向けた「なにわモデル」協議会
【 大阪 】「なにわモデル」で供給不足は解消する/大タ協 山根成尊・経営委員長
【 東京 】NRS受益者負担を禁止/国交省が事務連絡を発出
【 京都 】家段理事長を再任/全京が通常総代会開く
【 京都 】全京 新執行部決まる
【 東京 】国交省が3度目の「警告」/UDタク乗車拒否問題
【 京都 】個タク新制度活用を呼びかけ/全京総代会 来賓あいさつで
【 大阪 】呼び出し電話3カ所を中止へ/全大個協組事業委員会で報告
【 大阪 】具体的に事故防止対策を反復/小豆島タクシーG 橋代表
【 東京 】先行12地域では413社が運行中/国交省がNRS状況取りまとめ
【 神戸 】年末に向け「交通安全講習会」/国際興業神戸が神戸と明石で
【 奈良 】中学生招き職場体験を実施/奈良運輸支局&自動車整備振興会
【 京都 】逆走タク乗務員 書類送検へ
【 神戸 】相互和光、川西営業所等を移転
【 神戸 】アロハの本社、車庫移転を認可
【 大阪 】乗合タクで法令違反/近江タクシーに車停20日車
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