ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2024年9月16日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

「われわれが受けられない政策はあり得ない」
  地方協会も実情を報告、「反RSの意思」を確認
    公明党ハイヤー・タクシー振興議員懇話会

 昨年夏の菅義偉前首相が口火を切ったライドシェア国内解禁論議もいよいよ大詰めかという段階に差し掛かった。自民党総裁選の陰に隠れがちだが、一挙に解禁までは突っ走らず、日本版ライドシェア、公共ライドシェア―などの手数を繰り出し、ここまでの粘りを見せた背景には国土交通大臣を擁する公明党の支援があったからとも言えよう。さる11日、公明党ハイヤー・タクシー振興議員懇話会が会合を開き、全タク連からも全国各地から正副会長らが駆けつけ、意見交換。改めてRS解禁に反対していくことで一致した。そのやり取りの全体像を紹介する。

赤羽一嘉・前国交相 全国各地で生活の足として、また観光客の足として地域公共交通を支えていただいていることに感謝申し上げる。いま、自民党総裁選が佳境にあり、性急な解禁を求める候補も若干名いるが、わたしどもとしてはどなたが総裁になっても、公明党との連立政権を組むという前提である限り、われわれが受けられないような政策はあり得ないという感覚だと思っている。
 もう一つは、若い候補者でありながら手法が古いと言うか、仮想の敵を作ってというやり方。小泉(進次郎)候補の公約も拝見したが、父親と同じようなことを言っている。われわれは業界団体のために働いているわけではなく、国民生活の利便性向上と公共交通の安全ということをしっかり守らないといけないという思いでやらせていただいている。
川鍋一朗・全タク連会長 去年の8月に菅(義偉)前首相の発言から始まった第1ラウンドは昨年末まで、そして今年の6月までに結果を出すとされた第2ラウンドは期限付きで極めて厳しい戦いだったが、斉藤鉄夫国交相を筆頭に国交省の皆さんにも全力でタクシーの規制緩和に取り組んでいただき、それを受けて業界も全国各地で頑張った結果、赤羽・前国交相をはじめとする皆さんに最後に岸田(文雄)首相に直談判をしていただき、5月末に岸田首相、斉藤国交相、河野太郎・規制改革担当相の3者会談で、6月までとされていた期限がなくなった。規制改革を推し進めたい陣営にとってはある意味で押し戻されたということになる。われわれからするとしっかりと意見を聞いていただけたという形だった。
 それ以降も着々と準備を進め、わたし自身も神奈川県三浦市に足しげく通って、県、市、現地のタクシー会社がしっかりとやっていただいている公共RSはうまくいっている。夜7時まででタクシーが営業をやめてしまった後、公共RSは好評で1日の目標輸送回数5件という目標はクリアしているが、そうした評価は聞いていただけているのかどうかわからない。三浦だけでなく、伊勢志摩でもうまくいっている。また、軽井沢でも地元から評価をいただいている。これまでは1つのテーブルについてさまざまな関係者が直接話し合うことがなかったと思うが、1つのテーブルで話し合えば、規制緩和の効果でできることがいろいろと出てくる。こういう仕掛けを全国1741の基礎自治体でしっかりやることが大事だと思う。RSを解禁すればぱっと問題が解決するというような魔法はない。誰が総理大臣になろうが、そこはしっかりと公明党の皆さんと一緒になって、国民の足、安全を守るために言うことは言っていくという強い気持ちで頑張っていきたいという気持ちでいる。
 政策要望としては、とにかくRS解禁を止めるということに尽きる。燃料高騰対策やそのほかにもいろいろあるが、全部RS問題に繋がってくる。三浦でもそうだったが、地元住民の方からはアプリやクレジットカードを使わないという話も聞いたが、この度の規制緩和で電話注文や現金決済も可能になってきた。料理屋さんがアプリで呼んで、運賃を食事代に上乗せして請求するなど、いろんな工夫も始まっている。

地方では議会と首長が一緒にならなければ…
田中亮一郎・全タク連副会長兼地域交通委員長 国交省で各地の自治体をまわっていただき、「おでかけ交通」をやりましょうという話をしていただいている。一方で、地方では議会と自治体首長が一緒にならなければ予算化できないということがある。福岡では公明党の方々にお手伝いをしていただいており、基礎自治体の議会に予算化していこうと運動している。他地域でも同様の取り組みを進め、県単位では知事会にも話をしており、次は議会で反対が出ないような仕組みを作っていこうとしている段階に来ている。県単位でも各地の先生方に是非ご協力をいただきたい。
 今後のタクシー業界の懸案としては、設備投資。カーボンニュートラルやグリーンイノベーションなどが進んでいく中で、車両価格はどんどん高くなっているし、LPガススタンドもどんどんなくなっており、スタンドまで片道10キロというような地域が増えてきている。ハイブリッド車や電気自動車に変わっていくにあたって、燃料代や車両価格そのものの値上がりは影響が大きい。地方業界にとってはRSはもちろん大きな問題だが、こうしたことが今後ますます大きな問題になってくる。電気自動車にも補助金はあるが、それが主流になっていくと、代替できない事業者も出てくる。そこもクリアしていかないと、RSからタクシーを守ったとしても設備投資できなくて事業継続できなくなる会社も出てくるだろう。そういったところも手当していただければと思う。
 われわれは基本的には認可されたタクシーをフル稼働するのが目標だ。いま過渡期としてNRSをやっているが、きちんとした緑ナンバーのタクシーを増やしていくことを地方業界は期待しており、そこをバックアップしてほしい。
平島誉久・全タク連副会長 私は北海道ということで、雪に関する課題を付け加えさせていただきたい。交通空白地域の選定がされ、事業者の皆さんもどうにか対応していこうと頑張っているが、北海道については「タクシーが来ない」という問題も、例えば夕方の時間帯、深夜の時間帯について顕著になっているかと思う。ただ、タクシーの数は夏でも冬でも変わらない。冬はタクシーが来ないというのはなぜかと言えば、除雪による渋滞がひどく発生しており、特に深夜には除雪作業が行われており、夕方からカーナビが真っ赤になるくらい渋滞が起きる。こうしたエリアにはRSを投入しようが、タクシーを増やそうが利用者の不便は解消されない。道庁も札幌市も運輸局にも、交通政策として除雪問題をしっかり考えてほしい。これは費用を増やせば良いということだけではなく、交差点に雪を出さないような条例を作るとか、除雪そのもののあり方を見直し、直進、右左折ともに渋滞が発生しないようにすることが重要だという話もいまさせてもらっている。こういったことに理解が深まり、一歩でも前進することを期待している。
筒井基好・全タク連副会長 これから秋に向かって観光シーズンになる。オーバーツーリズムの話がよくされるが、われわれとしては特段それが大きな問題だとは思っていない。さまざまな施策を交通事業者、京都府、京都市と連携し、アイデアを出しながら検討している。観光地が悲鳴をあげているわけではない。例えばタクシー業界では乗合タクシーを運行し、バスについても特急・急行バスなど、既存のインフラを生かしながら取り組んでおり、これをぶっ壊す必要はないと思う。しっかりと地元に適した形で交通を考えている。オーバーツーリズムに対応した京都というものを、われわれは是非日本のモデルケースとしたいという意気込みでやっている。言い方は悪いが「京都のことは京都でやるのでほっといて」ということになる。これは冗談だが、地元は地元の知見を生かしてしっかりやっているので、サポートしてほしい。
田中 沖縄にコストコができた。当社では路線バスの75%の運行を担っているが、750メートル進むのに5時間かかる。片側1車線の道路に大型商業施設ができ、この従業員らのクルマが朝5時頃から1000両ほどやってくる。開店後は土日になると3000〜5000両のお客さんのクルマがその道路に並ぶ。店舗は南城市にできたが、那覇市から南城までの道路は1本しかない。土日や朝の通勤時間帯は渋滞で完全に停まってしまう。何が言いたいかというと、大規模集客施設を作るにあたっては周囲のインフラ整備状況を見極めないといけない。渋滞が起きることははじめから分かっていたはずだ。沖縄ではいま「バスが来ない」と言われているが、当然「タクシーも来ない」という状態だ。また、行くと帰ってこれないということもある。そういう背景も考えていただかないと、そういう中で「足りない」とか「来ない」と言われても対応できない。コストコの開業時間を昼からにしてくれという話も出ているが、その分閉店時間が遅くなれば渋滞が夜にずれ込む。
 軽井沢でもそうだが、配車注文で呼ばれてもカーナビでみると、お迎えに50分かかるということもある。渋滞がなければ7〜8分で行ける距離でも観光シーズン中は50分以上ということがある。「50分かかります」と言うとキャンセルされることもある。その時、その場の状況だけ見て、「タクシーが足りない」というのではなく、周囲の環境を見た上で議論していく必要があると思う。
鶴田浩久・国交省物流・自動車局長 これまでの取り組みの根底になるのは安心で安全なタクシーを持続可能な形で国民に提供できるようにしていくことだと心得ている。引き続き、斉藤大臣の下で交通空白解消に向けて取り組んでいくが、公明党の先生方のご指導をいただきながらなお一層、これら施策を強力に推し進めていきたい。
赤羽 4月からNRSがスタートしているが、お客さんの側からNRSを希望するかタクシーを希望するかというような選択は可能なのか。
川鍋 アプリ上では、NRS稼働中の時間帯であればその旨が表示される。注文すれば100回中5回くらいはNRSが配車可能であると表示される。NRSが嫌だと言えば、次からはNRSを配車しない。タクシーだけという選択も可能だし、非常にまれだがNRSだけという希望もできる。ただ、NRSに限定すると数が少ないのでなかなか来ないということがある。東京であれば朝の7時から11時までの間、NRSが稼働しているので、その時間帯であれば100回中5回くらい来る。乗っていただくと通常のタクシーと比べて評判が悪いということもない。必ずしもタクシーより良いということもない。移動の足として普通に定着したということであり、タクシーが不足気味の時間帯なので、確実に機能している。また、常にドライバーを募集しているので、「知り合いを紹介してくれ」という縁故募集を掛けると結構紹介があり、ドライバーの満足度は高いと思っている。
東京以外では例えば、神奈川だと夜中心になるが、都内よりも不足数が少ないため、NRSの数も少ない。ドライバーに聞いてみると、なかなか乗務できる枠がとれないということがあるようだ。三浦などの公共RSについては、その時間帯はNRSしかない状況で、呼べば来る。アプリがない地域では、アプリの立ち上げを待ってということになるとNRSの立ち上がりが遅くなる。そういうこともあって国交省で電話でも対応可能にという規制緩和を行っていただいた。

「次の運改」のタイミングも話題に
岡本三成・衆院議員 今朝、第一交通産業・足立営業所の朝礼に行かせてもらった。ドライバーの方に話を聞いたが、2年前の運賃改定が非常に良かったということだった。ただ、世の中ではデフレからインフレになっており、「次の運賃改定は15年後なのか」と聞かれた。もちろん、われわれも業界の皆さんや国交省と議論すべきことだが、インフレの時代にはもう少し運賃改定は機動的であるべきだということだ。事業者の皆さんの現場感覚としてはどうか。
田中 地域によって運賃改定のタイミングは違っているが、およそ2〜3年程度の間隔での改定が望ましいと考えられている。また、運賃本体以外について、付加価値を付けて料金を収受できるようになればということはある。貨客混載や買い物代行などいろいろある。
北側一雄・衆院議員 タクシーがなかなか利用できないという背景は、タクシーが不足しているからではなく、またドライバーが不足をしているからではなくて、まったく別の要因でタクシーが使いにくいというのが消費者の側に立って考えても本当のところではないか。大阪の坂本栄二会長も見えられているが、大阪でも来年の万博が控えているが、会場は島にあり実際出入りできる道は一本しかない。RSを解禁したところでそれで使いやすくなるわけではない。そういうことは重々承知している。大阪にはちょっと変わった知事がいるのでいろいろとご迷惑をかけることも多いが、万博についてはいかに公共交通を円滑に使えるようにしていくか。これが最大のポイントだと思っているし、タクシーの台数を増やしたり、RSを解禁すれば、会場に行きやすくなるというのはとんでもない誤解だとわれわれは考えている。
坂本栄二・全タク連副会長 いまお話があったように大阪では、タクシーそのものが足りないとはわれわれとしては思っていない。どこかの知事が盛んに言っているわけだが、渋滞を招くということは経済を滞らせてしまうということであり、それが大きな問題だ。タクシーだけではなく、島の周辺にはコンテナヤードなどもあり、物流にも影響がある。それにより経済の停滞を招くおそれがあり、クルマを増やすということはマイナス要因がたくさんある。われわれとしては、移動の足の確保は「タクシーでやっていく」という気概で取り組んでおり、経済の停滞を起こさないことが大事だ。

RSを防げているのは公明党のおかげ
坂本克己・全タク連最高顧問 業界発展のために懸命に取り組んでいただいた、この御恩は選挙でお返しをするということをわれわれとしても固く決意している。労働組合にも、いまこうしてRSを防げているのは公明党のおかげだと話している。絶対に来るべき選挙では、何が何でも応援させていただく。
石井啓一・衆院議員 全国からお集まりいただき、皆さんの要望をしっかりと受け止めていきたい。そのためにも坂本・最高顧問からお話のあった関門を突破する必要がある。10〜11月に想定されているので、皆さんの力強い支援をお願いする。<了>
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No.1018 9月16日  主な内容
巻頭人物
長岡 勝商氏(東京都個人タクシー交通共済協組理事長)
気になる数字
28%
 
 日本テレビ系で行われた自民党総裁選電話調査の結果。石橋氏の支持率。実際に総裁選に投票できる資格を持った党員・党友への調査結果。
トピックス
乗務員増でも組合への加入減の謎
               〜労組幹部に「より専門知識習得」の必要性も
奈良の新運賃 実施へカウントダウン
              〜奈良市域、生駒、中部―各交通圏合同準特協が「同意」の意見書
京都個人団体・労組RS反対宣伝行動
               〜桃山御陵前、伏見桃山両駅でも活動展開
:前途多難の兵庫県RS解禁問題
               〜兵タ協 自民党・県議会議員団と意見交換
:「RS解禁で輸送秩序は崩壊する」
               〜大沼・大タ協交通安全委員長
:共通化が可能な事業は―
               〜日個連都営協 冨本哲哉理事長
内外交差点
:それぞれが強み生かしワンチームで普及促進  山ア 純氏(NPO法人理事長)
:重量を基準に車種区分の再編成を        岩城 秀行氏(行政書士)
東西往来
7月末までの人身事故は計4131件  / 譲受認可の10人に認可書を授与
この人この言葉
石川 優氏 / 秋山 芳晴氏 / 信岡 弘二氏 / 浦木山 峰壽氏
シャッターチャンス
与野党が相次いで選手交代の中 / やはり「言うは易く…」なのか
:「交通空白」解消へNRS緩和 / RS解禁の公約掲げる無神経さ
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
「次期通常国会でライドシェア新法提案を」
      ナショナルミニマムとして必要不可欠?
             新経済連盟「規制改革提言2024」

【東京】新経済連盟(三木谷浩史・代表理事)は13日、「規制改革提言2024」を策定し、公表した。地域交通・地域制度関係、労働基準関係、外国人材活用関係など10分野63項目からなり、地域交通・地域制度関係の分野では、ライドシェアの全面解禁を求め、次期通常国会でのRS新法の法案提出を目指すべきだとしている。ただ、新経連としては18年5月にRS新法の提案をすでに行っていることから、新法案をアップデートして新たに提示することはしていない。
 提言ではコロナ禍により生活様式や仕事のスタイルに変化が生じ、デジタル庁の誕生によるDXの取り組みも進捗したものの、コロナ明けに伴い揺り戻しも起きていると指摘したほか、中途半端なDXによりかえって煩雑さを増した手続き等もあるとした。また、人口減少・労働力不足に収束の気配はないとし、日本の国際競争力低下には歯止めが掛からないなどとした上で、このような状況を座視することはできず、不要なコストや外部不経済を極小化し、必要な競争環境を整えるため、デジタル時代のビジネスを阻害しないための規制改革をいまこそ推進すべきだと主張している。
 地域交通・地域制度関係の提言項目では、「ライドシェアの全面解禁」を掲げ、「移動手段におけるナショナルミニマムとして、RSを全面解禁すべきだ」としている。構造的なドライバー不足等に起因する地域や都市、観光地等での各種交通問題に適確に対処し、住民や来訪者に移動手段を適時適切に提供することは、ナショナルミニマムとして必要不可欠だと強調。問題解決に向けてでき得る選択肢はすべて講ずる必要があるとし、新経連では18年5月18日付でRS新法案の提言を行っていることに触れて、「次期通常国会でのRS新法の法案提出を目指すべきだ」と主張している。
 地域の移動の足の現状に対する評価では、「タクシードライバーがコロナ以降4万人減少」「道路運送法78条3号(NRS)の措置は現状の実施状況から見ても不十分(*集められたドライバーは約4000人に過ぎず、タクシー事業者の参加率も約27.4%に過ぎない。国交省による総不足車両数に対する稼働率=都市部先行12地域も約15.2%に過ぎない)」「道運法78条2号、3号には構造的問題があり、自治体あるいはタクシー事業者に限定されている上、ドライバーの確保が困難」「規制改革推進会議で示された関係者のプレゼンやアンケート結果によれば、全国津々浦々での対応の必要性、飲食・宿泊への悪影響、インバウンド対応の必要性が指摘されており、施策の切れ目を設けないことが必要」「バス・鉄道会社の参入が検討されているが、それだけを参入させるのでは不十分かつ不適切」「移動の足対策として、道運法の例外規定の延長のままでは、抜本的な解決にならないことは明らか」などの見方を示している。このほか、労働基準関係では、「労働者は弱く、守られるべきものという旧来の発想から脱却し、意欲ある労働者が『時間』に縛られず働くことを可能にすべきだ」とし、労働基準法等の見直しを求めている。
〔9月14日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2024年9月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】全国平均は85.2%に上昇/全タク連 8月度乗務員充足率
【 東京 】今年初の路上寝込み事故発生/大田区内で東タク協会員
【 東京 】アプリ不使用NRS導入に向け/国交省 事務連絡発出
【 横浜 】「安全施策2024」を策定/飲酒運転対応などを重要課題に
【 東京 】「軽微事故を見過ごすな」/共済協組・保岡副理事長
【 東京 】GO 鳥取で配車対応開始
【 東京 】業務委託解禁は「思うツボ」/全タク連・武居副会長
【 東京 】「車いす乗降操作に習熟を」/全タク連 石川・ケア輸送委員長
【 東京 】LINEからのNRS注文可能に/REA 配車アプリに機能追加
【 東京 】シェア乗りサービスの運行を開始/ニアミー 完全子会社を設立
【 東京 】127人の親子連れが乗車/「こども霞が関デー」の乗車体験
【 横浜 】「社会貢献事業贈呈式」を開催/神タ協川崎支部が12日
【 東京 】UDタクシー向け損害保険/担当保険会社が説明・案内
【 横浜 】法人6件、個人1件の車停など/関運局 8月度ハイタク行政処分
 
2024年9月13日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「パートナーの理解なしに実現しない」/北海道、福岡、沖縄、京都の実情も/公明党ハイタク振興議員懇話会
【 東京 】国交省 事務連絡発出/年内のNRS展開目指し
【 東京 】総裁選 高市早苗氏支援へ/全タク連 正副会長会議
【 名古屋 】RSより軌道法等改正が有効/名大大学院・加藤教授
【 松江 】RS「効果は都市部のみ」/島根・丸山知事が会見で見解
【 東京 】費用負担軽減へ規模の利益追求/冨本・都営協理事長
【 東京 】全個協本部を訪れ注意喚起/国交省 安政課長
【 東京 】UDタクシー乗車運動開催/10月25日 DPI日本会議
【 東京 】タク事業者から12営業所/20年永年登録表彰
【 東京 】「ふれる」タク運行開始/NT&S.RIDE
【 東京 】ニアミー 特許権取得
【 千葉 】優勝は日の丸東京労組/私鉄関ハイ・ゴルフ大会
 
2024年9月11日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】増車可能枠は依然ゼロ/適正車両数との乖離率すべて2桁/関運局管内 準特地域需給状況
【 東京 】先行き緩やかな回復続く/8月の景気ウォッチャー調査
【 東京 】法人運転者 3桁の伸び続く/東タクセン 8月の運転者証交付数
【 東京 】人身事故は8.3%減の289件/東京ハイタク交通共済
【 東京 】対自転車の死亡事故など報告/東個交通共済協組理事会
【 横浜 】NRS使用可能車両数50両/神運支局 事業者にメールで通知
【 札幌 】ナンバーワンNW感謝の集い/札幌で第一交通産業
【 東京 】新事務局長に日下氏/私鉄関東ハイタク協議会
【 東京 】GO NRS配車サービス開始/茨城・水戸県央交通圏
【 東京・大阪 】関西シェア乗り リニューアル/ニアミー・日交G関西
【 東京 】mobi 実証運行開始/CM社 日吉・網島で
【 東京 】神奈川で個タク労組結成準備/東個労BBQ大会で秋山委員長
【 東京 】「釣り大会」参加者募集/10月7日 日の丸交通東京労組
【 大阪 】タクシー待機調査データ公表/大タクセン ホームページで
 
2024年9月7日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】事業開始後初の「純利益5億円」/供給力不足へ3つの柱を軸に対応/S.RIDEが在京メディア懇談会
【 東京 】RS国内完全解禁を公約/小泉・元環境相 総裁選出馬表明で
【 東京 】「問題意識は共有出来ている」/小泉氏の総裁選出馬に斉藤国交相
【 札幌 】RS解禁「全く受け入れられない」/北海道ハイヤー協会 平島会長
【 東京 】次が出ないIターン・Uターン/先行きなどへの不安大きく
【 東京 】事故防止運動実施要領案を承認/東京都個人タクシー交通共済協組
【 東京 】来年の事故防止標語決まる/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】「やらなければ絶対に減らない」/国交省 永井・安全政策課長
【 大阪 】自動運転レベル4の計画/万博開催で 大阪メトロ
【 大阪・神戸 】受験生ハイヤー送迎パック/日交G関西 今年度の予約受付
【 東京 】10月2日から国際福祉機器展/Web専用サイトも公開
 
2024年9月6日号 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】大半の地域で準特指定継続へ/4指標に基づく解除は限定的/10月1日付 指定基準の見直しなく
【 東京 】予備費38億円の流用を閣議決定/LPガス激変緩和措置
【 東京 】NRSのバージョンアップ示す/国交省 交通空白解消本部会
【 東京 】事故多発で安全運行徹底求める/全タク連・交通安全委
【 東京 】ナスバ「安マネセミナー」/10月23日 東京国際フォーラム
【 東京 】newmo 軽井沢に新会社/自動運転見据えた研究開発も
【 東京 】RSドライバー向けカーシェア/ウーバージャパン 提供開始
【 横浜 】神タ協が供給力確保対策特別委/電脳交通・近藤社長の講演聴く
【 東京 】無事故連続で社内表彰/帝都自交日本橋営業所
【 東京 】路上寝込み者救護で表彰/牛込警察署から実用興業乗務員
【 東京 】全自交東京加盟単組 大会日程
【 神戸 】女性乗務員の拡大施策を検討/兵タ協 大久保会長に聞く
【 大阪 】「おりひめバス」が実証運行を開始/運行事業者は日本タクシー
【 東京 】デリバリー8周年 感謝祭開催/ウーバージャパン
【 東京 】10月15日に記念式典/エコモ財団 当日は業務短縮
 
2024年9月4日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】全国21地域のNRS開始が成果と報告/東京では週に1454両、9377回輸送/規制改革推進会議が本会議
【 東京 】6日間の街頭指導予定を報告/日個連都営協が理事会開く
【 横浜 】全県的に平均年齢の低下続く/8月末法人運転者証交付数
【 東京 】タクシー利用が困難に?/移動実態のアンケート結果
【 東京 】ナスバがタグラインを発表
【 東京 】新たに21人が英語検定合格/累計1538人に 東タクセン
【 東京 】公式LINEネットワーク/グリーン新町労組が立ち上げ
【 東京 】アプリ初利用者対象にキャンペ/DiDiモビリティジャパン
【 東京 】臨海副都心で自動運転サービス/モネ・テクノロジーズ
【 大阪 】大阪市内でウーバープレミアム/UberJapan 3日から
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
組合員減もキャッシュレス増収で相殺
         関協が臨時予算総会を開催

【大阪】関西ハイタク事業協組(古知愛一郎理事長)は13日、大阪市中央区内のアークホテル大阪心斎橋で臨時総会を開催し、転貸融資事業の一時休止を決めた。またチケット交換集金手数料にGOPay取引高の3.5%を加える、特定大型車以外の「その他ハイヤー」を全て賦課金の徴収対象とするなどの定款付属規定一部改定を決めた。事業計画および収支予算案も原案通り承認した。今期のチケット取扱高は組合員数の減少により前期比マイナス5%を予測。無線配車回数はアプリの需要増加の影響によりマイナス13%。収支予算額では、収入予算額が組合員減少により賦課金は減収となるが、キャッシュレス決済手数料の増収により前期実績並みとなり、費用予算額は取扱高減少による委託集金手数料の減額により前期実績比マイナス2%。利益・予備費は685万2000円の予算編成となった。
 古知理事長は冒頭あいさつで、「関西中央グループの大半が脱退となり、組合員数も減ってしまったが関協一丸となって事業運営を進めてきた結果、半期だが利益も出すことができた。次期は大阪バスが加入の予定になっている」などとあいさつした。閉会のあいさつに立った山根成尊・副理事長は、「8月に関協として突然、クールビスをしようとなり、皆様の同意の下、9月末まで実施している。問題なのは10月1日。今、ノーネクタイになっている乗務員には確実にネクタイ着用に戻るようにお願いしたい」と注意喚起するとともに、「何とか利益を出すことができたのは偏に皆様の努力のたまもの。引き続き、健全な経営ができるように協力を」と要請した。最後に山根氏は、大阪・関西万博の問題に触れ、「来年4月から開幕するが、大阪府から来阪者数で非常に大きい数字を出されている。その一部にはタクシー利用増が予想される。タクシー不足と言われないような環境づくりを今、タクシー協会も含めて議論をしているので、その暁には皆様にも協力をお願いしたい」と述べ、閉会した。
〔9月14日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2024年9月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】それぞれ副支部長を選任/大タ協5支部が第1回支部会
【 大阪 】副支部長に今川氏を選任/大タ協・東大阪八尾支部
【 奈良 】運改に理解と協力を呼びかけ/奈タ協が「利用者懇談会」開く
【 京都 】死亡事故多発に対策を協議/京タ協 交通安全委員会
【 大阪 】事業者大会の動員目標を確認/大タ協 総務委員会
【 大阪 】自転車は「時速20キロの歩行者」/中堅事業者で事故ゼロキャンぺ
【 大阪 】未来都への視察研修も/X Taxiが大阪で例会
【 大阪ほか 】裾野を広げる新しい働き方/GO Reserveの拡大
【 大阪 】自動運転バスの走行披露会/南河内で新モビ検討協議会
【 東京 】「次期国会でRS新法提出を」/新経連が新提言を策定
【 東京 】全国平均は85.2%に上昇/全タク連8月度乗務員充足率
【 大阪 】エニーウェア交通への譲渡が認可/エニーウェア・浪花観光 計16両
【 大阪 】OTBの運賃料金変更申請認可/8月30日付 近運局
 
2024年9月13日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】拡大した780両の正体は?/大タ協・牛島副会長 大阪府・市の齟齬指摘
【 大阪 】第11回万博推進本部会議 13日開催
【 京都 】京タ協経営委 京都駅乗り場の調査報告も
【 名古屋 】RSより軌道法等改正が有効/名大大学院・加藤教授
【 大阪 】RS反対「法人と足並み」/全大個協組 定例理事会
【 大阪 】大タ協5支部が第1回支部会
【 京都 】地元商店街等がジャンボタク借上げ/秋の観光シーズン 交通規制の嵐山
【 神戸 】NRS対応で適性診断等増加/兵協・事業運営委で報告
【 大阪 】中国式白タク対策「手ぬるい」/壽タクシー・浦木山社長
【 京都・東京 】VSTM&VJMMにブース出展/ヤサカグループ3社
【 東京・大阪ほか 】「スマートシェア乗り受付機能」/ニアミーが特許取得
【 大阪 】御堂筋工事で乗り場2カ所休止/13・17日の深夜から早朝
【 京都 】京タ協HPに「タクシーフェア」動画
 
2024年9月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 奈良 】運改要請了承、週内に意見書/奈良市域等3交通圏合同準特協
【 大阪 】大型イベントと豪雨、外国人客/大タクセン 乗り場「車両切れ」は限定的
【 京都 】京都駅乗り場の需給状況チェック/京タ協 センターと連携で継続中
【 神戸 】指導規定の見直しも/兵サセン「時代や環境変化に即して」
【 神戸 】50人に5000円分のタクチケ送付/兵タ協東播支部・タクの日イベント
【 京都 】1便平均45人が利用/京都市の「観光特急バス」好調
【 大阪 】「シェア乗りタク」時間・エリア拡大/日交G関西&ニアミー
【 京都 】桃山御陵駅前で「RS反対」/個人団体+労働団体の街宣
【 京都 】美化推進事業団が八条口で活動
【 大阪 】K2ジャパン 住所、役員変更届
 
2024年9月7日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】RS解禁で輸送秩序は崩壊する/大タ協 大沼・交通安全委員長
【 大阪 】支部規約の作成を決定/大タ協 大阪第4支部が初会合
【 奈良 】13日に利用者懇談会を開催/審査が進む奈良の運改
【 神戸 】自民党・県議団と意見交換/兵タ協 RS新法反対も要望
【 京都 】RS導入阻止へ集中開催/個タク+労働団体の街宣
【 大阪 】自動運転レベル4の計画/万博開催で 大阪メトロ
【 京都 】京阪バスの運改などを議論/山科地域の地交会議
【 京都 】嵐山・東山の交通対策を協議/京都市・歩くまち京都推進室
【 京都 】来場者からNRSへの質問も/京都バス・タクの就職相談会
【 大阪 】新委員長に大南氏、副に三村氏/私鉄関西ハイタク労連・定期大会
【 大阪 】阪急タク労組定期大会 10月7日
【 大阪 】小型低床車両でBF化/太子町のコミュニティバス
【 大阪・神戸 】受験生ハイヤー送迎パック/日交G関西 今年度の予約受付
 
2024年9月6日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】女性乗務員の拡大施策を検討/兵タ協 大久保会長に聞く
【 東京・大阪 】軽井沢でのRS 自動運転も視野に/ニューモが軽井沢に第2の拠点
【 大阪 】7、8月分の苦情内容を報告/大運支局 一水会開く
【 大阪 】指導件数は緩やかに増加/自主街頭指導検討会
【 京都 】観光地でトラブル続発?/京都業務センターが注意文書
【 東京 】準特地域の指定解除なし/パブコメ未実施で事実上確定
【 神戸 】委員長に大野氏を選出/兵タ協 労務・事故防止委員会
【 京都 】整備管理者選任後研修/京運支局が開催決定
【 大阪 】近畿交運労協が役員会・幹事会
【 大阪 】10人に認可書を授与/全大個協会 授与式&説明会
【 大阪 】今期は55人が参加/近畿個タク経営者学校 開校式
【 大阪 】事故現場確認担当への説明会/全大個協組が開催
【 京都 】「事業者講習会」開催へ/京都地方個人タクシー協会
【 京都 】全京 新専務理事に谷口氏/長谷川氏が退任
【 東京 】予備費38億円使用を閣議決定/LPガス激変緩和措置
 
2024年9月4日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「おりひめバス」が実証運行を開始/運行事業者は日本タクシー
【 大阪 】大人300円、小児100円/「おりひめバス」の運賃
【 大阪 】新協力会長にいすゞ・渡辺氏/大バス協力会 総会・懇親会
【 大阪 】「おりひめバス」出発式来賓
【 大阪 】「地域交通といえばタクシー」/大タ協・野口理事に聞く
【 大阪 】ハロワで「業界セミナー」/近鉄タクが講師担当
【 大阪 】テーマパークと自動運転の運行/大阪メトロが計画を発表
【 大阪 】バス会社15社による就職説明会/「超バスフェス2024」
【 京都 】「まるっと京都」周遊観光ツアー/タクシーではユニオンが参加
【 大阪・神戸 】北摂・神戸に「自動音声サービス」/日交G関西 16日から
【 大阪 】うるう年を考慮の修正を加える/近運局 準特の需給判断
【 神戸 】宝塚市山本地区コミュニティバス/阪急タクシーが10月31日まで
【 大阪 】大阪市内でウーバープレミアム/ウーバージャパン 3日から
【 神戸 】秀光、神明タクが各1両減車
【 京都 】光交通が全部譲渡を申請
【 京都 】ひかり 住所変更を届出
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