ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2024年6月10日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

<全タク連総会直前号>
    
タクシー+NRSが「タクシーの未来形」
              全タク連 川鍋 一朗会長

 全タク連の川鍋一朗会長は19日、通常総会を前に共同会見を開き、ライドシェア問題への対応と現在の情勢に対する所見を述べた。今回のインタビューで川鍋会長が特に強調したことは、規制改革推進会議答申前の岸田文雄首相、斉藤鉄夫国交相、河野太郎・規制改革担当相の3者協議での合意事項は問題を先送りしただけであって、一件落着ではないこと、個人の思いとして自家用車活用事業(NRS)はタクシー不足を埋め合わせる一時的な道具立てではなく、タクシーの未来形を示しており、恒久的な取扱いとすべきこと、タクシー事業適正化・活性化特措法に基づく準特定地域の指定は、ライドシェア国内監禁論議の前提となった移動の足不足=タクシー不足が大問題になっている現在、今秋の指定時期をもって100%指定解除になると断言できるということの3点だ。詳細を下記にお伝えする

記者K RS新法先送りへの所感について伺いたい。
川鍋 全然、危機は去っていないということ。状況はまったく良くはなっていないという認識です。状況ということでは、タクシーの稼働は良くって来ています。供給量が増えていることは間違いない。ただし、タクシー事業者以外の者が参入してくるかどうかということ、参入させたいという勢力からのプレッシャーはまったく弱まっていないので、気を緩めることはできません。当社のNRSは、ユーチューブの動画でも紹介していますが、すべての事業者さんに見てほしい。そこにタクシーの未来形があると思うからです。新しい運行管理の仕組み等を是非見てほしい。1日当たりの輸送実績良いし、運行回数も増えています。
記者Y 地域によってはNRSが苦戦していると聞きます。不要論もあるようですが。
川鍋 地域によって需要の程度に違いがあるということは間違いないでしょう。うまくいっていないとすれば、台数と実需のミスマッチということがあるのでしょう。NRSの枠を決めた時の実績データは、昨年の10〜12月という繁忙期でしたし、その当時に比べて供給量が回復しつつあること、年末繁忙期とは需要の状況が違うということはあるでしょう。例えば東京でも土曜日の夕方のシフト=午後4時〜午後8時などは正直なところあまり稼げません。土曜日のこの時間帯のタクシーの稼働状況が十分に上がってきたことが大きい。一方で、月曜日の朝や日曜日の夕方は相変わらず好調です。データを取った時期と比べて現在はタクシーの稼働状況が良くなっていることが大きいでしょう。NRSがうまくいっていないということはイコール、一般タクシーが好調ということでもあると思います。
記者Y いまのお話は先行4地域、とりわけ東京などアプリの普及が進んでいる地域であり、4地域の中でも程度の差があるのではないでしょうか。
川鍋 まず、アプリの普及率が低い地域は早急にそれを引き上げる必要があります。「うちの地域では」という言い訳は、聞く耳を持ってくれません。努力するしかない。私はいま、神奈川県三浦市に毎週通って、道路運送法78条2号の「かなライド@みうら」を立ち上げるために徹底的に現場に入ってみようという動きをしています。タクシー事業者の多くが周りの人にも言うことには、「アプリなんて使わない」と。「クレジットカードも使わない」と。それで終わりにしていたら永遠に使えません。そこでおしまいにしたらRS解禁と同じことになる。やらなければならないのはその状況を少しでも良くするために動くこと。
 例えば、三浦でも一番苦しんでいるのは料理屋さんなんです。この辺りでは午後7時までで地元のタクシー会社が営業をやめています。そうすると飲食店が一番影響を受けます。アプリを使えば飲食店の女将さんが、事前確定運賃で金額がわかりますからお店のアプリで呼んで、飲食代にタクシー代を上乗せしていただくというやり方も出てきています。じゃあ、現金決済や電話注文を受けられるようにすればいいじゃないかという話もあるんでしょうが、そう言ってしまうと元の木阿弥であり、NRSから元のタクシーに戻ってしまい、コストに見合わないから撤退ということになってしまう。いかにコストを削減するかという努力をこちらもしているわけで、地域住民の皆さんにもアプリを使うという努力をしていただきたいし、カードも持ってほしい。住民の皆さんにも努力していただくことをお願いしないといけない。これは政治と行政の役割だと思います。そのためには事業者が一所懸命に旗を振る必要がある。78条2号の場合、市町村が実施主体になるため、事業者にとって「自分ごと」になりません。このままではタクシーが一番打撃を受けるのだから、タクシー業界が責任を持つという気概を持たなければならないでしょう。
 三浦でも1日0.7件だったものがいまでは3件を超えている。当面の目標は5件ですが10数人のドライバーさんたちがいますが、コンスタントに乗務するのは数人です。そういう世界観で、都市部にいる私からすると1日3件増えてもどうということはないんですが、三浦ではその3件が重要なんです。規模が小さいからこそ、成果も上がりやすいし、変化が目に見える。アプリやカードが使えないということではなく、一歩踏み出す時期が来ています。それでもやらない、やれないという事業者がいれば、全タク連の責任として「やってもらわないと困る」ということになるし、その前に県のタクシー協会がそう言うべき。RSの政治的な闘いの中で一番困ったのは、政治家の先生や自治体の首長さんから、「そうは言っても、うちの地域のタクシー会社は協力してくれないんだよ」と言われることなんです。これを言われ続けたら闘いに勝てません。1741のすべての基礎自治体ですべてのタクシー会社が立ち上がって、78条2・3号に取り組んでほしい。
 今日(6月19日)の東タク協理事会でも言いましたが、全員参加を目指して各社1両ずつやってくださいという協力要請をします。多摩地区は78条2号でも構わない。そうやって全員の力でタクシー業界が必死に汗をかいて、自分たちで地域の足を守るんだという気概を見せてこそ闘える。いつまでも文句ばっかりで動かないというのでは困るんです。そしてその前にオンデマンド交通でも良い、お出かけ交通でも良い、やってほしい。そしてタクシー乗務員を増やしてほしい。いままでは政治家の先生方や首長さんに働きかけてほしいと言ってきましたが、それに次いで全国のタクシー事業者へのお願いとして、78条2号・3号に取り組んでほしいということです。強制はできませんが、東京業界は立ち上がった。全国の事業者が立ち上がって闘っていると、数をもって年末に来るであろう、次の闘い=第3ラウンドに向けて備えたい。「俺はできない」「うちの地域は違う」という人が多ければ多いほど、この闘いは負けに近づくと思っています。皆さんで私に闘う武器を下さいという投げかけです。「NRS不要論」なんて言っている場合ではない。私を憎んでいる人、嫌っている人は多いでしょうが、そんなことを言っているうち、私より怖い人たちに、そんな主張は一掃されて終わりでしょう。私を潰したいならどうぞやって下さい。潰れたらRS推進派は相当闘いやすくなるでしょう。確かに地域によってはすべての需要をタクシーで賄うという考え方もあるでしょうが、私としては全国47都道府県で、これだけの数のタクシー事業者がやろうとしているという行動が1741の自治体に伝わり、その地域選出の国会議員の先生に熱意が伝わるということが狙いなんです。
記者Y 分割休息制度を求める声があるが。
川鍋 少なくとも年内いっぱいはそこに費やすエネルギーはありません。78条2号、3号や乗合タクシー、タクシー乗務員の採用増、そこに集中したい。
記者Y 大阪のナショナルタクシー(*日本交通グループ傘下)放出営業所を大阪メトロ(大阪市が100%株式を保有)に譲渡したことについての狙いは何か。
川鍋 私もよくわからない。昨日初めて知りました(笑)。最近は大阪に限らず、日本交通の経営に割く時間がない。
記者N 一般タクシー乗務員増についても最近は厳しめの発言が目立っています。
川鍋 まず、全タク連として毎月発表している乗務員充足状況のデータですが、これを見直します。通常総会以降、刷新し、表も簡素化するとともに比較の基準となるスタート時点を20年3月末に改めたい。コロナ前というと影響が出てくる前という意味では正確に言えば19年3月ではなく、20年3月だということ。1カ月のほかに直近の3カ月、直近の3カ月平均の増加数、増加率を公表し、対象全60地域で基準(20年3月)比でプラスにしてほしい。これは私からすべての道府県協会長への要望です。地方ほど厳しく、都会ほど増えている傾向です。「しょうがないじゃないか」と言っている場合ではない。どんな田舎でも純増にしてほしい。いまだにマイナスになっている地域があるから闘えないということがあります。文句は私ではなく、小泉先生や河野大臣に言ってもらいたい。私は身内と闘っているのではなく外と闘っているんです。この10年間、ウーバーと闘い、規制改革推進会議と闘ってきました。そんなに足を引っ張って、それほど私が必要ないのなら、そう言ってほしい。選挙でもやって私を会長職から降ろしていただきたい。会長選で負けたら、日本交通とGOの経営だけに専念したい。個人としての願いはそれだけです。タクシー会社の3代目として与えられた役割として会長もやっている。降ろしてもらった方が、自分の健康のためにも良い。誤解を招こうがどうであろうが、私は突っ走っているのだから、ブレーキを掛けないでくれと言いたい。
 自民党タクシー・ハイヤー議員連盟や国土交通部会にもタクシーを応援してくれている先生方に出席を呼びかけるよう東京の事業者はもちろん、全国の協会長を通じて声掛けてしていただき、その威力を実感しました。協会長の7割方は協力していただけたように感じています。肌感覚として過半の協会長から応援してただけていると思いますが、そうでない方には少なくとも、この半年くらいは黙っててもらいたい。それが一番ありがたい。
記者Y 年末闘争に向けた進捗はどの程度か。
川鍋 100分の5くらいですかね。タクシー乗務員の採用に関しては75くらいまで行っているのでは。日本交通グループの場合、時給も良いし、通勤なしですぐに仕事に入れて、時給2000円以上稼げるいい仕事だと思います。事業者の皆さんもやってみればタクシーの未来が開けると実感できるはず。遠隔点呼や終業後の自動点呼にしていくとか、いろんな意味で未来が開けてきます。できればクルマも持ち込みでやっていただくのが良い。持ち込み車両の方がコスト構造として有利です。ドライバー側から見れば、営業所まで出勤する必要もありません。その上で、雇用として日本交通できちんと運行管理を行う。労使双方にメリットがある。そのことを皆さんにも体感してほしい。
記者U 移動の足不足が解消されてNRSもやらなくて良い状況になることが望ましいと思うのですが。
川鍋 私はタクシーにNRSを組み合わせた状態が理想形ではないかと思います。なぜかといえば、雨の時などピーク時はNRSで供給を補える。ピーク時にもタクシーですべてカバーしようとすると個々の乗務員の賃金が下がってしまいます。通常時の需要には正社員のタクシーで、一時的需要への対応はNRSの併用でという分担が一番理想的はなずです。私はNRSは一時的なものではなく、恒久的なもので良いのではないかと実体験を踏まえて思っています。また、NRSのドライバーからプロのタクシードライバーになる人も出始めていますから。
記者U NRSはタクシーの未来形という話がありました。遠隔点呼活用で運行管理の合理化やコスト削減に繋がるということであれば、タクシーも車両の持ち帰りを可能にして、リース型経営のようなイメージも持ちましたが。
川鍋 その通りなんです。これをやってみると、そういう発想が出てくるんです。日本交通の場合であれば400両の営業所用地を探すのも結構大変です。乗務員の多くは隣接県から通っている場合も多く、営業所は分散しても良い。いまのルールで認可されるかどうかは別として、隣県に車庫を置いて点呼し、それから営業区域に入って仕事をするということも考えられる。その究極の形が1人1両でクルマを持ち帰るということです。昔でいうところのリース型経営の発展形というみたいな言い方もできる。労務管理、運行管理がリモートでできる時代になり、会社という組織に所属してという形。過去の時代には無理をしてやっていたようなことでも、いまは技術的にもできるようになってきた。そこに未来を感じてほしいと思うし、例えば就業点呼は自動点呼でできますし、そういったことを組合わせて、安全・安心を担保した上で、どう無駄を省いていくかがわれわれの腕の見せ所です。安全性を低下させてコスト削減することは誰でもできる。タクシーの未来がそこにあるというのはそういうことを言っているんです。そこはNRSをやってみないと実感できません。やってみればリモートでもどこを締めなければならないかとか、分かってきます。また、NRSをやってみると、プラスして「日払い」での賃金支給があれば良いなとも思いました。
記者U いま伺ったタクシーの未来形という話は初めて聞いた話でもあります。東タク協や全タク連の副会長や専門委員長ら幹部の方々と共有はできているのでしょうか。
川鍋 ステップを踏んでみんなで議論とか、必要ないと思います。皆さん、私と同じくらいNRSに取り組んでいただければいまのような話は分かると思います。「ああ、なるほど」ってね。皆さん営業所の確保に苦労したり、夜の点呼に苦労したりしているわけです。運行管理者もより合理的に活用できるようになる。
記者N 高度化した運行管理が可能なだけのテクノロジーがあれば、タクシー事業者でなくても良いのではないか―ということになりませんか。
川鍋 高度なテクノロジーを使って「運行管理」をしなければ安全の確保はできません。人が処理しなければならない部分はまだまだあります。イレギュラーなことはたくさんありますし、人の教育もしなければなりません。テクノロジーで置き換えられる部分は増えていきますが、タクシー会社で人がやらないといけないことは非常にたくさんありますね。それは経験値の違いというよりも、安全に対するこだわりということだと思います。そこは必ずしもタクシー事業者だけかというと、バス事業者や鉄道事業者だってわれわれ以上に高い運行管理のノウハウを持っていますし、国交省が今後NRSのアップデートで、バス・鉄道事業者の参入を認めるという方向性を持っているようですが、これには必ずしも反対はしない考えです。同じ交通事業者として運行管理が高い水準で実施されている。
 ところが、IT系事業者は絶対違うと思います。GOの経営をやっているのでよくわかるんですが、良い悪いではなく、持ち味の違いです。IT事業者はアジャイルな取り組み方で、試行錯誤が生命線でもあり、身軽さが命です。公共交通における安全性というのはその正反対にあります。諸外国のプラットフォーマーが苦戦しているのは、しょせんそこには投資できないんです。だからPFには同レベルの運行管理はできない。国交省の所管事業でタクシーに一番近いのがバス、次に鉄道、その次が航空、旅客ではありませんがトラック、さらに広げるなら運転代行だってありますし。いま現在責任をもって安全運行をやっている事業者でなければ。私が強く違和感を持っているのが、タクシー以外の者と言えば、すなわちウーバーだというような言い方です。PFで外資、個人情報も洩れ放題ですよ。国内PFであれば、GOだってS.RIDEだって頑張っている。さらに言えば、IT×外資なんてもってのほかだと思います。一方で、現在のNRSをバス会社がやれるかと問われれば、たぶんやれると思います。だからこそ、タクシー事業者は自分たちがやるという矜持を持って取り組む必要があるんです。そうでなければ、IT事業者じゃなく鉄道やバスに取って代わられると思っています。
記者K 準特定地域指定解除を望んでいるんでしょうか。
川鍋 RS議論が沸騰しているいまの状況を見て、まだ準特定地域の指定が解除されないと思う人がいるとすれば、現在の政治の肌感覚を私が伝えきれていないんだと思います。100%解除になります。解除でなければ闘えません。
記者U 規制改革推進会議答申の中で、7月に準特定地域指定基準の指標を新規参入のための準備期間をとるために公表するとされています。ただ、実際の指定基準の4指標のうち公表対象として示されていたのは3指標だけでした。指定を解除するために指定基準から実働日車実車キロを外し、公表対象に入れていないという受けとめでしょうか。
川鍋 そこは意図的なものではないのではないかと思います。実働日車実車キロが持つ意味あり、労働時間や勤務体系などの話を持ち出すまでもなく、いまこの状況で国交省が供給過剰だと判断できるということでもないでしょう。法令に則って判断するわけですが、運用面でどのように取り扱われるのかということだと思います。事ここに至っては、安全運行管理の文化を持った人たちが旅客運送を担うべきであって、IT事業者がやるのは絶対におかしいということ。私はそう思っています。(了)
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No.1008 6月24日  主な内容
全タク連総会直前特集
検証と検討でタマムシ色の結論に
               〜規制改革推進会議の発言内容に表れる憤懣
「並行して検討継続」は新法策定と同義
               〜武居 利春氏(全タク連副会長兼労務委員長)
規制改革推進に関する答申まとまる
               〜この答申はわたしたちの本意ではない
万博背景のRSゴリ押しの行く先
               〜大阪業界はどう考えるか―?
:タクシーに求められるベースは変わらない
               〜暮部 光昭氏(日の丸ハイヤーグループ代表)
:生き残りのカギは「独自性」
               〜北川 賢持氏(京タ協経営委員長)
内外交差点
:インバウンドの移動を担う   森田 玲子氏(姫路タクシー社長)
:RS運転者の労働者性は100%  大岡 理人氏(南タクシー社長)
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
「タクシー+NRS」が未来形
     供給不足解消でも存続、急な需要増に有効
           全タク連・川鍋会長 共同インタビュー

【東京】全タク連の川鍋一朗会長は19日、千代田区の自動車会館で東タク協理事会終了後に業界紙4紙との共同インタビューに応じ、規制改革推進会議答申前日の岸田文雄首相、斉藤鉄夫国交相、河野太郎・規制改革担当相の3者協議でライドシェア新法の結論が先送りされたことはあくまで問題の先送りに過ぎず、危機は去っていないと強調、昨年12月、今年6月に続く第3ラウンドの闘いが年末に向けて始まるとの認識を示した。また、自家用車活用事業(NRS)はタクシーの供給が十分な状態になったとしても、一時的な需要急増への対応策として有効であり、恒久的な制度として維持すべきだとの考えを示し、タクシーの未来形になるとの考えも示した。タクシー事業適正化・活性化特措法に基づく準特定地域の指定については、RS新法を巡る政治情勢に鑑みれば、100%解除になると断言した。
 RS新法の結論先送りについて所感を問われた川鍋氏は、「全然、危機は去っていない。状況はまったく良くなっていない」と述べ、タクシーの供給自体は増えつつあるとしながらも、RS解禁推進派からの圧力はまったく弱まっていないと指摘した。地域によってNRSの苦戦が伝えられているとされることについては、タクシー不足車両数の算定根拠となったデータが先行地域では昨年10〜12月で、運行開始後とは需要環境が異なること、この間にタクシーの供給量も増えていること等が原因ではないかとの見方を示した上で、「NRSがうまくいっていないこと、イコールタクシーが好調ということでもある」と強調した。アプリの普及率が低い地域での取り組みが遅れがちであることについても、自身が神奈川県三浦市の自家用有償旅客運送「かなライド@みうら」へのテコ入れで毎週、同市を訪れている経験を披露。もっともタクシー不足の影響を受けている飲食店でも、女将さんが店のアプリでお客のタクシーを呼び、事前確定運賃で把握したタクシー運賃分を飲食費に上乗せして回収する方法も実践されているとし、店舗や住民側の協力を促す努力をしていただく必要があるとし、「アプリやクレジットカードなんて使わない」ということを言い訳にせず、タクシー事業者が懸命に旗を振るべきだと主張した。

〜全自治体の事業者が何らかの取り組みを
 また、RSとの闘いの中で一番困ったことは、政治家や自治体首長から、「地元のタクシー会社があまり協力してくれない」と言われることだとし、全国1700余の基礎自治体すべてのタクシー事業者が立ち上がる必要があると主張、NRSのみならずオンデマンド交通、おでかけ交通など、何らかの取り組みを促すと同時にタクシー乗務員の増員にさらに力を入れるよう求め、「俺はできない。うちの地域は違うという人が多ければ多いほど、RSとの闘いは負けに近づく」と強調した。
タクシー乗務員が充足し、供給が十分になればNRSは終了するものと考えられるのではないかとの問いに対して川鍋氏は、タクシーにNRSを組み合わせた状態が理想的だとし、雨などの急な需要増にはNRSで供給を補えるとの考えを示すとともに、NRSはドライバーが通勤なしですぐに仕事ができ、時給も良く、遠隔点呼や終業後の自動点呼などの組み合わせ、クルマの持ち込みなどの形態を実体験してみれば、これが「タクシーの未来形」だとわかると強調。将来的には一般タクシーでも車両持ち帰り、賃金日払いなどで「リース型経営」の発展形となり得るとし、タクシー事業者による安心・安全な運行管理と合理化によるコストダウンを同時に実現できるメリットを強調した。一方で、こうした考え方について全タク連や東タク協の副会長、専門委員長らと共有しているのかとの問いに対しては、「ステップを踏んで皆で議論など必要ない」とし、NRSに取り組んでみればこうしたことはおのずと理解できると強調した。
 今秋の準特定地域指定解除を望んでいるのかとの問いに対しては、「まだ解除されないと思っている人がいるとすれば、現在の政治の肌感覚を私が伝えきれていないということ」と述べ、「100%解除になる」との見方を示した。規制改革推進会議答申に指定基準の指標を7月に前倒しして公表するとの記述があるものの、実働日車実車キロのみ公表の対象から外されていることについては、「意図的なものではないと思う」とした。
〔6月22日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2024年6月22日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】管内のNRS許可は148件/定例会見で矢吹・自交部長
【 東京 】原案からの変更なし/「骨太の方針」を閣議決定
【 東京 】「一息ついただけ」/交通労連ハイタク部会・手水氏
【 東京 】「2回目の運改、頭にある」/東タク協理事会質疑で川鍋会長
【 東京 】「新時代」テーマに一行タクシー/東タク協「タクシーの日」
【 東京 】「東京のタクシー2024」発刊/東タク協 2000部作成
【 東京 】榎元会長らを再任 ダッ研が総会
【 横浜 】ハイタクは6氏が受賞/関運局 陸運・観光功労者局長表彰
【 東京 】750万円の事業支援金新設/24年度予算案 日個連事業協組
【 東京 】パートナーシップ構築宣言/国際自動車が参加
【 東京 】日本版MaaS推進・支援事業/国交省が公募開始
【 横浜 】総営収、日車営収とも全地区で増/関運局管内 5月の原計輸送実績
【 東京 】1千キロ当たりリスク運転25%削減/GO「ドライブチャート」結果報告
【 東京 】「運転代行」利用が1万人突破/DiDi 契約数も150社超
 
2024年6月21日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】NRS 特区・武三の全社で/新法阻止へ全国波及、政治的アピール/東タク協理事会で川鍋会長呼びかけ
【 東京 】RS新法の議論など盛る/デジタル行財政改革会議とりまとめ
【 横浜 】議員を「敵か味方か見極めて」/RS問題で神タ協・伊藤会長
【 東京 】23年度は6500万円の黒字に/日個連都営協・通常総代会
【 東京 】NRSの制約撤廃を提唱/ウーバーCEO 業務委託導入など
【 東京 】三多摩支部など8支部/23年度SDコンテストで東タク協表彰
【 横浜 】UD導入、DX化支援要望/神タ協横浜支部
【 東京 】新理事長に野口・副理事長/日個連都営協交通共済協組
【 東京 】全タク連「ながらスマホ」注意喚起/今年もポケモンステッカー
【 東京 】無線配車の5社と連携拡大/GO 乗務員端末通じ配車業務
 
2024年6月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タクシーデモ起きてもおかしくない/唐突感つきまとうRS解禁論議/野党系タク議連・辻元会長インタビュー
【 東京 】法人運転者、多摩でも増加基調/5月の運転者証等交付状況
【 横浜 】特区・武三16社など追加許可/自家用車活用事業で関運局
【 東京 】GO 金沢でNRS配車開始
【 東京 】丁寧に十分な時間かけて検証/NRSに言及 24年版交通政策白書
【 大阪 】ナショナルタクシーを分割売却/日交G・関西が大阪メトロに
【 東京 】三多摩支部など8支部/23年度SDコンテストで東タク協表彰
【 東京 】新理事長に野口・副理事長/日個連都営協交通共済協組
 
2024年6月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「解散決議」を全会一致で採択/移動局数は最盛期の約3割にまで減少/解散総会は10・23 全自無連が通常総会
【 千葉 】新会長に斎藤氏が就任/千葉県タクシー協会
【 東京 】RS解禁が孕む政府方針との矛盾/全タク連 田中副会長
【 東京 】拙速な規制緩和回避を/全国知事会が国交相に要望
【 横浜 】1日あたり2.4回運行/「かなライド@みうら」
【 東京 】NRS効果測定などを盛り込む/規制改革関係連絡会議
【 東京 】自家用車の活用は供給不足対策/矢吹・自交部長「再度認識を」
【 東京 】RS新法反対の抗議ファックス/自交総連が推進派宛てに
【 大阪 】RS解禁なら公益破壊/交通労連討論集会で藤井教授
【 東京 】安全を壊す規制緩和/しんぶん赤旗 RS反対の「主張」
【 横浜 】夏季の輸送安全総点検/7月1日〜8月31日 関運局
【 東京 】日の丸自動車労組が親睦旅行
 
2024年6月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】ライドシェア「全国で広く可能に」/「骨太の方針」21日にも閣議決定へ/経済財政諮問会議で原案審議
【 東京 】全面解禁へ、RS新法必要/「首長の会」の講演で菅前首相
【 東京 】「地方協会長の危機感薄い」/全国専務理事会で川鍋会長
【 東京 】法人運転者633人の大幅増/特区・武三 5月の運転者証交付
【 横浜 】神タ協 理事3人、/監事1人新任
【 東京 】新理事長に町田氏/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】タク部門から町田氏ら3氏/陸運功労の東運支局長表彰
【 東京 】都スタ協 山田会長再任/花輪、山口両副会長も
【 東京 】ユーチューブで「RSの真実」/自交総連・城氏と浦田氏が出演
【 東京 】燃料高騰対策助成 14期の申請受付
【 東京 】先行きは穏やかな回復?/5月の景気ウォッチャー調査
【 東京 】GO 福岡でNRS配車開始
【 東京 】DiDi 関空でアプリ配車開始
【 横浜 】法人の車両停止12件/関運局 5月のハイタク行政処分
 
2024年6月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】RS新法整備日の設定、決着を/改訂実行計画、今月下旬に閣議決定へ/新しい資本主義実現会議で川邊氏
【 東京 】「できるだけ早期に」政府の方針/検証期限めぐり河野担当相
【 東京 】RS解禁へ迅速な結論を/日経社説 首相の指導力に期待
【 東京 】北区でもオンデマンド運行/タクシー7社参画 26日に出発式
【 東京 】GO 関空内のアプリ配車可能に
【 東京 】関空でアプリ ウーバーも
【 東京 】NRSにおける労働者保護/交通労連が国交・厚労両省要請
【 東京 】国会審議に合わせ全国で反対運動/交運労協 RS新法阻止の決起集会
【 横浜 】日産が自動運転実験公開
【 東京 】宝自動車交通本社を新規登録/5月のグリーン経営認証
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
ライドシェアの取り組み不可避 
             和タ協・豊田会長 自治体との連携促す

【 和歌山 】和歌山県タクシー協会(豊田英三会長)は20日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で定時総会を開催、23年度事業・決算報告、理事辞任に伴う理事及び監査の選任、定款の一部変更をそれぞれ原案通り承認した。
 冒頭あいさつで豊田会長は、「ライドシェアを全国的に展開するという基本的な方針が決まった。やる、やらないは自由だが、いよいよわれわれも実際に取り組まねばならないようになってきた。しっかりと情報を分析し、和歌山でどういった形で定着できるのか、定着しないのか、検討すべきと思っている」と述べた。その上で、「幸い和歌山県地域振興部ともよく意見交換をしており、地域の実情を踏まえ、エリアに応じた柔軟な対応をわれわれ事業者が中心となって一緒に考えていく―という形できているので、他のエリアのように急に新しい業者やサービスが出てきて自治体も分からないという状態にはならないと思う。そうならないために地域交通の実情を理解した上で各自治体と協議を進めていただきたい」と呼びかけた。「身近な例」として、紀の川市と有交紀北による事業者協力型の自家用有償旅客運送をあげ、「そのような事例を研究していきながら、新年度も力を合わせて地域交通を担っていきたい」とした。
 任期中の理事辞任に伴う理事及び監事の選任(補欠)では、新任理事に大野勇太(朝日タクシー)、芝辻徹(橋本第一交通)の両氏、新監事に川村健一郎氏(トモヱタクシー)をそれぞれ選任した。任期は前任者の残任期間で来年の定時総会まで。
 また定款の「役員の選任」に「理事及び監事の選任は、各社1名(代表権のある者)とする。ただし、代表権のある者がない場合は、取締役の中から1名とする。なお、外部監事を選任する場合は、この限りでない」との項目が追加された。
 来賓の祝辞では、近運局自動車交通部の山本康彦次長がタクシー運転者不足に触れ、「当局も重要な課題と捉え、昨年に引き続き2種免取得を含めた運転者の確保・育成・支援に補助を用意し、先般申請者に内示したところ」と報告。「今年は和歌山県ダイヤモンドイヤー2年目。来年は万博が控えている。タクシーはラストワンマイルの移動を支える重要な社会的インフラ。自治体をはじめ地域の声をよく聞いてタクシー業界が一丸となって取り組んでいただきたい」と求めた。
 県地域振興部の岩阪真弓・地域政策局長は「イベント目白押しの今年、引き続き地域の公共交通インフラを支えていただきたい」と要望。県警本部の津田陽三・交通部長が交通情勢を報告し、交通安全の取り組みとして飲酒運転根絶に向けた通報協力の要請と歩行者安全確保のための「サインプラスサンクス運動」を紹介したほか、協会顧問の尾崎方哉氏も祝辞、畠山博充副会長が閉会の辞を述べた。
〔6月22日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2024年6月22日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 和歌山 】「自家用有償もタクシー業界が」/和タ協懇親会で田中副会長
【 京都 】総営収回復基調も人材不足未だ/京都市域 5月の原計輸送実績
【 大阪 】大阪1社、神戸3社を追加許可/自家用車活用事業で近運局
【 大阪 】オンデマンドバスに傾斜/大阪メトロのタク買収で坂本篤氏
【 京都 】不審車両チェックも「グレー」/嵐山で白タク排除の啓発活動
【 奈良 】専門委の構成など決め本格稼働へ/奈タ協 7月に正副、理事会
【 東京 】NRS「恒久的な制度に」/全タク連・川鍋会長「緊急対応に有効」
【 和歌山 】通訳ガイド付きで市内周遊/紀の川市 有交紀北が協力
【 京都 】地域公共交通計画の取り組み検証/京都市 24日に協議会
【 大阪 】岩城・新近運局長の略歴 24日着任
【 大阪 】「業界の敵に言い返す根性を」/壽タクシー・浦木山社長
【 神戸 】兵タ協 新理事・監事候補決定
【 京都 】EV急速充電器を無料設置/テンフィールズファクトリー
【 東京 】ニューモがISA加盟
【 東京ほか 】ニアミーが7周年キャンペーン
【 京都 】交通事故防止運動実施要綱配布/京都府交通対策協議会
【 大阪 】専用求人サイトがオープン/「バスタクワークス」 25日から
【 神戸 】扇交通 社長に中束史華氏
 
2024年6月21日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大津 】来年の運賃改定へ対応準備を/滋タ協総会で田畑会長、各社判断に期待
【 大阪 】理事推薦会議、仕切り直しも不成立/全大個協組 7月1日に3回目
【 神戸 】神戸・阪神間は実働率上昇で微増/兵タ協 5月の原計輸送実績
【 大阪 】北摂・河北の準特協議会 8月2日
【 大阪 】「万博RS」ゴリ押しへの対処法/大タ協 坂本、牛島両副会長
【 大阪 】「韓国業界が日本に学ぶことない」/東宝・日本城G坂本代表
【 大阪 】両替機など間に合う?/新札切り換えで影響懸念
【 京都 】業務センター 総会上程議案承認
【 大阪 】大阪市域で自動音声配車サービス/日交G関西 7月16日から
【 京都 】MKがRSドライバー専用サイト
【 東京ほか 】GO 無線配車5社と連携拡大へ
【 京都 】「タクシーフェア」の企画説明聞く/京タ協・未来創造会議
【 東京・大津 】関東からの観光客向け/「びわ得タクシークーポン」配布
【 京都 】周辺の通行自粛で協力要請/7月開催の野外ロックフェス
 
2024年6月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪メトロにナショナルタク分割売却/日交G・関西 メトロは38両子会社化
【 大阪 】タクシー協会は中小事業者を守れるか?/大タ協4副会長が所見
【 大阪 】近運局長に岩城宏幸氏/現国交省総合政策局次長 24日付
【 奈良 】難局を一丸で乗り越える/奈タ協総会で3副会長
【 奈良 】運改審査「スピーディーに」/奈タ協総会で北川・自交部長
【 奈良 】新規登録74件も状況厳しく/奈良県運転者登録センター
【 京都 】京都で個タク更新研修会
【 神戸 】神戸空港乗り場にICタグ導入へ/新ターミナル開港で兵サセン
【 大阪 】「LPG販売会社に預け金を」/小豆島タクシーG・橋代表
【 神戸 】全兵庫個人 新竹理事長再任
【 京都・那覇 】沖縄のOTS交通と提携/エムケイ 観光分野活性化
【 大阪 】駅前ガードレールに激突炎上/個タク事故 巻き添えの親子重体
【 京都 】若年求職者への合同企業説明会/枚方市 京都第一交通が参加
【 東京 】丁寧に十分な時間かけて検証/NRSに言及 24年版交通政策白書
【 神戸 】新社長に田中恵里砂常務/カグラベーパーテック
 
2024年6月15日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】1億円規模の「特別割引」を承認/大阪タクシー交通共済協組 通常総会
【 大阪 】森会長はじめ現執行部を再任/センター活用も呼びかけ 大福協総会
【 大阪 】大福協 優良乗務員等表彰も
【 大阪 】UDタクの導入拡大に期待/全福協大阪支部 定時総会
【 大阪 】定年制見直しで次世代に期待/全大個協組・交通共済 総代会
【 大阪 】「西日本は大阪業界が牽引を」/全個連・櫻井会長がエール
【 奈良 】池田執行部を再任/奈タ協が通常総会開く
【 東京 】全会一致で解散を決議/全自無連が通常総会開く
【 大阪 】最難課題は「運行管理体制」/南タク・大岡氏 RS調査回答
【 大阪 】RS解禁なら公益破壊/交通労連討論集会で藤井教授
【 神戸 】理事全員で勉強を/阪神個人協組 中河・新理事長
【 京都 】嵐山で白タク排除の啓発活動/京運支局 府警等と連携で20日
【 京都 】清水寺が事業者に注意文書再送
【 東京 】RS新法反対の抗議ファックス/自交総連が推進派宛てに
 
2024年6月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大タ協・坂本会長続投へ/五役会、理事会で方向性決める
【 神戸 】「RS問題、新執行部の下で」/兵タ協 吉川会長退任へ
【 大阪 】「タク存亡の危機、業界一つに」/大タ協・古知副会長
【 大阪 】JR2の新規発行見送り/JR西「新大阪、芳しくない」
【 大阪 】NRS許可 大阪、神戸で10社追加
【 大阪 】大タ協 新理事候補は5氏
【 和歌山 】和タ協理事会 総会上程議案承認
【 大阪 】通常総会7月29日に延期/全大個協会 協組の新役員選出待ち
【 京都 】京タ協は現執行部体制を継続
【 京都 】緊密な協力体制で迅速に/京タ協 次年度に向け各副会長
【 大阪 】燃料価格激変緩和助成/第14期の受付開始 4・5月使用分
【 京都 】京協・川ア理事長「三役で力合わせ」
【 東京 】ライドシェア「広く全国で」/経済財政諮問会議「骨太」原案審議
【 東京 】「RS新法」で全面解禁を/菅前首相「首長の会」で講演
【 神戸 】労務問題の蓄積で対RS勝機/オンラインで全国運行管理勉強会
【 大阪 】RS推進派に抗議FAXなど/自交総連「絶対反対」の運動継続
 
2024年6月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 奈良 】2カ月で7割の関門突破/奈良の運改 要否判断へ
【 大阪 】万博対応のRSも不要/大タ協・坂本会長インタビュー
【 大阪 】モバイルNWの現状など/大阪無線営業委 NTTドコモの説明聞く
【 東京 】並行検討なら早晩「新法」/RSで全タク連・武居副会長
【 東京 】RS新法整備日の設定、決着を/政府会議で川邊氏が意見書
【 東京 】「できるだけ早期に」政府の方針/検証期限めぐり河野担当相
【 神戸 】NRS巡る意見交換も/神戸市 タク活用の地域問題検討会
【 奈良 】インバウンド相手に白タク/奈良県警が男2人逮捕
【 京都 】京タ協 正副会長・委員長会議
【 神戸 】新人発掘への協力要請/阪神個タク協組が通常総会
【 神戸 】組合員を「1人も減らさない」/神戸個人 池田・新理事長
【 神戸 】阪神個タク協組 新理事長に中河氏
【 京都 】協京 新理事長に川ア氏
【 大阪 】GO 関空内でのアプリ配車可能に
【 大阪 】RS運転者に給与等の説明会/ニューモ ニュース番組で紹介
【 大阪 】日交・関西が「ポケトーク」/大阪、神戸で順次導入
【 京都 】観光バスの路上滞留実態調査/京都市がHPで協力呼びかけ
【 京都 】日本城・坂本社長が参加へ/京都個タク・労働団体のRS反対行動
【 大阪 】役員全員再任/自交総連・未来都労組
【 京都 】網野タク 事務所を本社所在地に
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