ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2023年9月25日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

ライドシェア解禁要望の過熱
     失政のツケを払うべきはタクシー業界か?

 日本維新の会創設者の橋下徹氏の著書や政府の新しい資本主義実現会議で民間有識者構成員を務めるZホールディングスの川邊健太郎会長の意見書、6月末に出版されたホリエモンこと実業家の堀江貴文氏の著書などで著名人によるライドシェア解禁要望は散発的に続いてきた。とはいえ、それはまさに散発的と言うにふさわしく、知る人ぞ知るという主張に過ぎなかった。風向きが大きく変わったのは菅義偉前首相が8月に「自民党内でもライドシェア解禁について検討すべき」との私見を公の場で披露してからだ。呼んでも来ないタクシーを埋め合わせるにはライドシェアしかないというのが、昨今の大手メディアにおける風潮である。だが、トラック・バス・タクシーでの相次いだ規制緩和が引き起こしたさまざまな問題に学び、議論は冷静かつ公平に進めてもらわなければならない。浮ついた議論の過熱ではなく、問題の本質、責任の所在をもう少し深掘りしてみたい。

乗務員不足から来るタクシー不足 〜供給不足の定義と特措法との関係
 最近では全国紙やテレビのニュース番組等でタクシー不足が頻繁に叫ばれている。タクシー不足とは、すなわち乗務員不足に起因するものであり、そのことは今年6月から全タク連が公表を始めたコロナ前との乗務員数を比較した充足率の推移からも明らかにされている。「呼んでも来ない」「駅の乗り場などにタクシーがいない」「流しのタクシーを掴まえにくい」というのは一面の事実を捉えているが、すべての場所、すべての時間帯に当てはまるわけではない。コロナ禍の3年間で高齢者を中心に多くの乗務員が退職し、その穴埋めができず、総乗務員数はコロナ前の2割減というのが現状だ。
 一方で、さる8月31日に全国の地方運輸局等で公示された地域需給状況判断結果や適正と考えられる車両数によれば、大都市、地方都市を中心とするすべての準特定地域でタクシーは供給過剰とされている。タクシー事業適正化・活性化特別措置法は、02年の本格的タクシー規制緩和による過当競争で乗務員の賃金労働条件が悪くなり過ぎたこと、事業経営が疲弊してしまったことへの反省から制定、改正されて今日に至っている。タクシー業界自身が供給不足を認め、「タクシーが足りない」というのであれば、「もう特措法はいらない」とか「準特定地域の指定基準を実態に即して改めるべきだ」と言うのが筋である。
 そうしたくないのなら、まずはタクシーの供給不足とはどういう状態なのかを定義することが必要だ(『週刊交通界21』9月11日号も参照)。どのような指標がどうなった時が供給不足なのか、それを決めなければ、何がどうなった時に供給不足が解消されたとも言えず、「だからライドシェアはいらない」と言うこともできない。そもそも、特措法における準特定地域の指定基準に合致しなくなり、適正と考えられる車両数の下限値をも下回った時がその時であったはずだが、実際には事業者自身も準特定地域でありながら、同時に供給不足ということを実感しているのなら、まずは供給不足を定義しなければ問題解決の出口を設定することもできない。

観光地の問題 〜オーバーツーリズムの現状と対策
 菅前首相のライドシェア解禁促進発言でも触れられているが、「観光地等でのタクシー不足は事実であり、問題を先送りにできない」というのは事実の一面を捉えている。しかし、観光地ではコロナ明けによる国内旅行の復活やインバウンドの急激な回復によってもたらされた問題の一つであり、その責任は「タクシー業界だけが負わなければならないのか?」という率直な疑問を感じざるを得ない。
 観光立国は政府の政策であり、失われた30年や内需の不足を外国人の力で補おうというものである。総論としては当然の帰結であり異論はないところだが、観光地に人があふれかえり、乗合バスなどでは満員を通り越して、来たバスに乗れないという問題も引き起こしている。当然、そこに住む人にとっては経済的な潤いを得られるだけでなく、日常生活に支障をきたす事態にもなっている。これがいわゆる「オーバーツーリズム」と呼ばれるものであり、この問題はコロナ禍前から指摘され始めていたことである。
 直近3年間は政府としても、コロナ禍をどう乗り切るかが最優先課題であったことは事実だが、オーバーツーリズムの問題は実質的に放置され、いまになって総理大臣まで務めた人が、「観光地が大変なことになっている」と言い出して、ライドシェア解禁の議論促進を唱えることに違和感を覚えるし、無責任と断じざるを得ない。
 もちろん、問題は観光地だけにとどまらない。地方都市や過疎地などの交通空白地が、これからの日本の人口減少に伴い、増えていくことも避けられない。何十年も前から分かっていたことでありながら政府によって放置されてきたのであり、観光地ともどもいま起きていることの責任をタクシー業界におっ被せるのは筋が違うというものだ。

2種免許問題 〜供給不足の原因か安全の拠り所か
 一面では事実でもあるタクシーの供給不足。その主たる原因は乗務員不足だ。そこでにわかに注目されはじめたのが2種免許制度である。全タク連自身も期間を限定し、講習受講や事業者による雇用などの条件を付けて普通1種免許のままでタクシーに乗務させる案が浮上した経緯があるし、最近ではNHKニュースが福岡市で同様の特区設定を計画しているとの報道があった。
 では、改めて2種免許の意義や位置付けを問い直しておく必要があるのではないか。2種免許は乗務員不足解消の足かせなのか、輸送の安全と利用者利便を守る拠り所なのか?自動車教習所などで春・夏・冬休みの各期間に学生優先でタクシー乗務員養成のための2種免許教習を受け入れる余裕がないなどと門前払いを受けるケースも多いとされているが、だからといって2種免許が単なる養成にとっての足かせに過ぎないと位置付けられるとしたら、戦後70年余のタクシーの歴史は何だったのかということになる。規制緩和の荒波にもまれた期間も、コロナ禍で苦しんだ3年間も2種免許はタクシーそのものを守り、乗客を守ってきたのではなかったか。2種免許取得の時間短縮のための工夫はもちろん必要なことだが、2種免許取得のための技能やサービス水準を落として促成栽培を行うのは危険ではないか。自らライドシェアに対する優位性を捨てることに将来のリスクはないか。

タクシーの使い方をめぐって 〜広報不足と戦略の不在
 観光地であろうと東京、大阪のような大都市部であろうと、タクシーが混み合う時間帯などの条件は一定している。お盆の時期に実家に帰省しようという人は、新幹線の切符が取れないと困るので早めに予約する。これは常識であって、「新幹線が少なすぎるから増便せよ」とか「飛行機をもっと飛ばせ」と無茶なことを言う人はそうそういない。
 一方で、タクシーでは「乗れないから自家用車ライドシェアを解禁せよ」という話がまかり通っている。普及が進む配車アプリでもそうだし、昔ながらの電話注文による自社無線対応でもそうだが、タクシーも予約できるということをもっと利用者に知らせる必要がある。予約料金は掛かるが予約はできる。どうしても必要なら、そうするべきである。単にそうするべきであるというにとどまらず、混雑が予想される時期のタクシーの賢い利用方法を業界として広報する必要があるのではないか。そういう広報は営業戦略として個別事業者では行われているかもしれないが、業界全体としての組織的取り組みは不十分ではないか。
 一方、広報の戦略不在も昨今のようなライドシェア報道過熱化を見ると感じてしまう。全タク連は乗務員の充足率を公表しているが、そもそもはタクシー不足の声に対して、「これだけ乗務員が不足しているので困っています」「乗務員を増やす努力を懸命に続けています」という性善説に立った情報公開かもしれなかったが、全国紙、テレビ報道を見る限り、タクシー不足だからライドシェアを―という主張に肩入れしていることは明らかだ。どういう情報公開を行ったらどういうリアクションがあってとか、あるいはこういうリアクションをとってもらうために日頃からメディアとどういう関係構築を行うかという戦略性が見えてこない。常に業界全体の味方となる業界紙とは違う広報戦略が必要ではないかと思う。(了)
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No.970 9月25日号  主な内容
■全タク連事業者大会−特別企画−
ライドシェア解禁要望の過熱
               〜失政のツケを払うべきはタクシー業界か?
:ライドシェアとの共存は念頭にあらず
               〜全国ハイヤー・タクシー連合会会長 川鍋 一朗氏
:自家用車ライドシェアの活用模索
               〜地域の公共交通リ・デザイン実現会議
仕組みを少し変えるだけで対応できる
               〜全タク連副会長兼地域交通委員長 田中 亮一郎氏
「現場で汗する人々を守るため」
               〜 坂本克己・最高顧問、ライドシェア解禁の危機突破へ
:全タク連の旗の下に団結した対処を
               〜ライドシェアとは同じ土俵では闘えない(大タ協・坂本会長)
:常任理事会だけではどうにもならない
               〜奈良県タクシー協会会長 池田 英憲氏
トピックス
:高齢運転者の交通事故防止テーマに
               〜大タクセンが管理者向け講習会
:少しでも多く稼ぐことができる手段を 
               〜東京都個人タクシー協組理事長 櫻井 敬寛氏
内外交差点
面接官のあるべき姿と覚悟  杉山 智樹氏(採用支援コンサルタント)
覆面タクシー
公共交通としてタクシーが求められているもの  元労組幹部S氏の呟き
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
乗務員募集に先行投資を
        「これまでと同じ」では事業継続は困難
                      共同会見でRS報道過熱に見解

【東京】全タク連の川鍋一朗会長は11日、本紙等タクシー専門紙3社との共同会見にリモートで応じ、菅義偉前首相のライドシェア解禁検討発言以降の追随発言、一般紙・テレビ等による報道の過熱状況について、解禁一辺倒の以前のブームに比べれば冷静な議論ができる環境だとしつつ、タクシー業界として供給増加に全力を尽くさないと何かしら起きるとの危機感を持っており、「1分も無駄にはできない」との認識を示した。
 昨今のライドシェア解禁報道の過熱を踏まえて川鍋氏は、「冷静な論議ができるという土壌があることを根拠に安心感を持っている方がいるとすれば、それは間違い」と指摘。8月25日を締切とする全タク連の「乗務員増加の打ち手の総点検」結果の生データを各都道府県タクシー協会を通じて配布し、各地域、各事業者の自助努力で取り組んでほしいと要請した。あわせて、「この時期に、誰かがやってくれると思っている方がいるなら、即座に姿勢を改めてほしい。これまでと同じが良いという方はもはや事業継続は難しいだろう」と述べた。
 また、東京、神奈川、大阪での地理試験の廃止などの例をあげ、タクシーの規制緩和により乗務員養成の時間短縮が急務と訴えるとともに、「政策的なことは全力で取り組むが、事業者の皆さんには乗務員募集にもっとお金をかけてほしい」と呼びかけ、先行投資なしに今の流れを変えることはできないと強調。また、観光地のタクシー不足がクローズアップされている問題については、ニセコ、沖縄、軽井沢、白馬などをあげて、地域の自治体首長と地元タクシー協会などが連携した取り組みが必要だと述べた。ニセコでは12月から翌年2月までの3カ月間、札幌からタクシーを配置できるようになったとし、「ニセコモデル」を各地に広げたい考えも示した。

〜タクシー規制緩和で「日本型RS」に
 このほか川鍋氏は、冷静な議論ができる環境がそのまま「ライドシェアとタクシーの共存を意味するものではない」と説明し、タクシーの規制緩和を進めていけば、それが「日本型ライドシェアと呼べるものになる」とし、「緑ナンバーのタクシーで海外のライドシェアが持っているような機能は、ほぼすべて実現できる」などと述べた。また、ライドシェア報道の過熱の背景と全タク連のメディア戦略、準特定地域における供給過剰と現在の供給不足との制度矛盾、国交省の森哲也・旅客課長がかねて提唱してきた「2〜3年ローテーション」での運賃改定は現行審査基準では事業者が赤字にならなければ申請できず、ここ1年ばかりの運賃改定による増収の下では実現不可能ではないのかとの本紙記者の質問などに答えた。
〔9月22日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2023年9月22日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】黒岩知事の「神奈川版RS構想」/関運局「具体的な相談ない」
【 横浜 】供給輸送力確保対策で特別委/神タ協 定例役員会で設置決定
【 東京 】早期の運転者証切替えへ/東タク協が手数料助成
【 東京 】地理試験廃止を申し入れへ/川鍋会長提案、理事会で承認
【 横浜 】タク関与の死亡事故でコメント/関運局 大森・技安部長
【 東京 】管理者は「やる気スイッチ」を/事故防止責任者講習会
【 東京 】前年比12件増の215件/東個交通共済 4〜7月の事故報告
【 東京 】事故ゼロに再びチャレンジ/実用興業、21日から
【 横浜 】「ワンボックスは利用少ない」/港南区のデマンド交通実証実験
【 横浜 】日車、総営収とも全地区で増収/関運局管内 8月原計輸送実績
【 横浜 】関運局 事業用自動車安全施策23
【 東京・横浜 】「DiDi」神奈川で600両増加
【 訃報 】福羅 美枝さん
 
2023年9月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】赤字前提の運改審査基準が限界?/供給不足・過剰の矛盾「認識している」/国交省 森・旅客課長がBFで私見
【 東京 】新経連「首相に期待」/内閣改造を受け優先課題提言
【 東京 】省令通達改正へパブコメ募集/国交省ラスワン検討会関連
【 東京 】「少し変えるだけで対応できる」/全タク連田中副会長
【 東京 】「最大の対策は安全・安心のPR」/東タク協・秋山副会長
【 東京 】「より良い採用方法の追求を」/武居委員長 全タク連労務委
【 東京 】8月末の乗務員数充足率を公表/19年3月末との比較 全タク連
【 東京 】運転者数、5月以来のプラスに/多摩地区8月分運転者交付数
【 東京 】国交省人事(13日・15日付)
【 東京 】全車両、禁煙表示を決定/運輸規則改正で 都個協理事会
【 東京 】事務担当者研修会 開催/インボイス制度など 都営協
【 横浜 】「RS推進発言、非常に残念」/都市交通労組大会 水野委員長
【 大阪・鳥取 】「とりモビ運行」10月開始/鳥取ハイヤー協組+ウィラーG
【 東京 】マスク着用 本人判断へ 日交
 
2023年9月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「タクセンの地理試験」廃止へ取り組み/乗務員養成のスピードアップを目指して/全タク連・正副会長会議で川鍋会長
【 東京 】重大交通事故発生状況を公表/全タク連 交通安全委員会
【 東京 】東京の8月営収は96.0%/全タク連 19年対比サンプル調査
【 東京 】13万6000人超がUD研修受講/全タク連 石川・ケア輸送委員長
【 東京 】RS解禁促進に改めて懸念表明/グリーンキャブ・高野社長
【 東京 】川鍋氏が代表権なき取締役に/系列では代取会長 日本交通
【 東京 】小川部会長らを再任/交通労連ハイタク部会
【 東京 】事故防止運動実施要領案を承認/東個交通共済協組理事会
【 東京 】英語検定20人が合格/東京タクシーセンター
【 横浜 】法人14社、個人1者車停処分/関運局 ハイタク行政処分
 
2023年9月13日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】地方で1種免許の旅客運送実験の恐れ/「タク会社が責任持って制度設計すべき」/全タク連 武居・副会長兼労務委員長
【 東京 】ライドシェア検討発言に抗議/神奈川・黒岩知事へ 自交総連
【 東京 】RS反対を再びアピールへ/ハイタク労働団体「地道な活動」
【 東京 】S・RIDEの海外提携の契機?/大衆Gが大和自交を答礼訪問
【 東京 】八重洲口乗り場にポーター配置へ/東タク協・東タクセンが計画
【 東京 】岐阜県羽島市でmobi運行へ/CM社 24年9月30日まで
【 横浜 】関運局 秋の交通安全運動概要
【 東京 】近隣保育園児に安全教育/ピーポ君も出動 政和自動車
【 東京 】シティハンタータクシー 限定走行/S・RIDEとNテクノロジー
【 東京 】英語レッスン第10弾は「道案内」/東タクセン、7日から公開
【 東京 】ハイクラス車両配車の実証実験/電脳交通「SmartLimo」
【 東京 】永年継続表彰に東京ナイトタク/グリーン経営認証8月分
【 訃報 】秋山豊氏 死去
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

RS導入論に対し供給不足対策が重要 
                 近運局 北川・自動車交通部長

【大阪】近畿運輸局の北川健司・自動車交通部長は21日、定例記者会見で、タクシーの供給不足を理由とするライドシェア(RS)解禁論について、供給不足対策が喫緊の課題との認識を示した。
 菅義偉前首相などがRS導入に前向きな検討姿勢を示していることに対する受け止めを問う質問に北川氏は、「タクシーの供給がインバウンドなどの需要に追い付かないことを踏まえ、発言をされたと承知している」と前置き、「国交省においては地域における旅客輸送需要への対応は重要であり、特に現在インバウンドの回復により観光ピーク時における交通サービスの供給が需要に追い付かない地域が生じていることは喫緊に対策を講じるべき、解決すべき課題と考えている」とした。その上で、「RSについては運行管理や車両整備について責任を負う主体を置かないままに自家用車のドライバーのみが運送責任を負う業態を前提としており、安全確保の観点からも問題があると考えている。国交省としてはタクシーなど安全・安心な交通サービスがインバウンド需要にもしっかり応えられるよう各種支援に取り組んでいきたい」と答えた。
 また17日放映の「日曜報道 THE PRIME」で黒岩祐治・神奈川県知事が述べた「神奈川版RS提案」の実現性について、「具体的な話は分からないので、実現可能性は回答し辛づらいが、この話もインバウンド需要の増加にタクシーの供給が追い付いていない場合があるというのが根本にあると考えており、その点を踏まえて今やっている人材確保、人手不足対策等の支援を進めていくのが急がれる」と述べた。
 特区申請による自家用RS導入の可能性については、「規制改革特区絡みのことなので具体的には分からないが、過去にも全国にそういう制度はあった」と答えるとともに、改正地域公共交通活性化再生法に基づく自家用有償運送と「神奈川版RS」との差異については、「自家用有償は(運転者が)登録を受けているということと一般ドライバーが1種免許で講習を受けているが、神奈川案は(現時点では)分からない」とした。
〔9月22日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2023年9月22日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】近く関係機関と啓発活動/近運局が「中国式白タク」対策で
【 京都 】京都北部地区で運改申請開始
【 京都 】日車営収 昨年比7285円増/京タ協 8月の原計輸送実績
【 神戸 】年内に淡路島、兵庫北部で運改実施/兵タ協 9月度理事会
【 神戸 】兵庫県警と意見交換/全自交兵庫地連
【 京都 】タクシー車両の利便性をアピール/京タ協「トラックフェス」参加
【 大阪 】「タイガーキャブ」が稼働開始/東洋タクから譲受のエニーウェア
【 大阪 】RS導入巡り激論/日本城タクシー・坂本社長
【 京都ほか 】車いす乗車拒否実態調査/DPI日本会議が10月20日
【 大阪・神戸 】受験生送迎パック販売開始催/20日から 東京・日本交通
【 大阪 】QUICpay運用開始/16日から 阪急タクシー
【 大阪 】代理店業務提案が2度目の否決/全大個協組 臨時総代会
【 大阪 】申請期間中のインボイス取得/全大個協会 山口副会長が説明
【 大阪 】全大個協組 事業委員会開催
【 大阪 】全大個協組 総務委員会開催
【 大津 】大津第一交通が求職者にアピール/ハロワの「業界を知るセミナー」
【 大阪 】関西エリアで1096両に/日交G関西 毎日交通と業務提携
 
2023年9月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「地理試験廃止要請」に賛同の声/大タ協理事会で坂本会長が報告
【 東京ほか 】過疎地で80歳まで個タクを許可/国交省が通達改正案を公表
【 奈良 】「分割休息」実現へ始動/奈タ協 自治体等への訪問を開始
【 東京 】大阪の8月営収は99.4%/全タク連 19年対比サンプル調査
【 大阪 】「身近なところから努力を」/関協の臨時総会で古知理事長
【 京都 】京タ協が「乗合タク」で協議/実証実験実現会議
【 京都 】市の支援事業概要を説明/京タ協「未来創造会議」
【 神戸 】乗り場表示灯等の費用が懸案/神戸・阪神間 サービスセンター委
【 大阪 】RSなどへの反撃に期待/大タ協加入の壽タク・浦木山氏
【 大阪 】JR新大阪起点に街宣行動/自交大阪 府下4乗り場で展開
【 大阪 】谷委員長を再任/近鉄タク労組 役員改選
【 大阪 】全体で90%以上がインボイス参加/全大個協会 理事会で報告
【 大阪 】余波続くインボイス宣言式/山口氏が組織力アピール
【 東京 】国交省人事(13・15日付)
【 京都 】今年も「夢コスモス園」定額運賃/京都タクシー&新京都タクシー
 
2023年9月15号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】近畿管内で制度理解の取り組み促進/全大個協組 インボイス発行事業者登録宣言式
【 大阪ほか 】阪神、姫路、奈良、和歌山は100%/近畿管内のインボイス登録率
【 大阪 】「インボイス宣言式」出席者
【 大阪 】最大規模のMaaSアプリに/関西MaaS推進連絡会議
【 京都 】FF乗務員を優先受付/京タ協UD研修会 日程確定
【 神戸 】交通安全運動出発式に参加へ/兵タ協、事故防・サービス委
【 和歌山 】NHKニュースでの報道被害/自治体が「誤報」の確認作業?
【 神戸 】賦課金一部免除での還元に/兵タ会館の売却配当 兵協理事会
【 大阪 】「軽微な事故」への注意喚起へ/全大個協組 審査委員会
【 大阪 】運改で月給が最大26%増に/日交G関西 環境改善状況を公表
【 大阪 】「RSは日本文化に馴染まない」/南タクシー・大岡社長
【 大阪 】タクシーの死亡事故で注意喚起/大阪府警「ゆとりをもった運転を」
【 大阪 】「少しでも業界の発展に寄与したい」/大タクセン 服部・常務理事
【 徳島 】ハイクラス車両配車の実証実験/電脳交通「SmartLimo」
 
2023年9月13号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】オンデマンドバスの本格運行を承認/タクと共存? mobiの実証実験も継続へ
【 大阪 】RS推進派への統一した反撃を/東宝・日本城G 坂本代表
【 大阪 】二元論に留める報道に懸念/日の丸ハイヤーG 暮部代表
【 京都 】ネガ報道で「仕事できなくなる」/抗議とともに業界の発信強化も
【 京都 】インボイス開始に向け準備進む/京都の個タク各団体が取り組み
【 大阪 】高齢乗務員への安全対策講習会/大タクセンが開催
【 奈良 】2輪車対応等を運転重点に/奈良県警 秋の交通安全運動に向け
【 大阪・神戸 】神戸市でBF推進勉強会/関交研とエコモ財団が共催
【 神戸 】全自交兵庫地連、執行委員会
【 大阪 】新委員長に三井・副委員長/ナショナルタクシー労組
【 大阪 】駒姫タク、本社・車庫移転を申請
【 大阪 】金剛バス 12月20日で廃止
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