ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2023年4月24日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

異論・対論
    橋下徹氏の主張へ徹底反論!
        ライドシェア解禁に正義はあるのか?

 統一地方選挙の前半戦は与党自民党が大阪府知事・大阪市長のみならず、保守分裂選挙で自滅し奈良県知事のポストも失った。維新勢力は大阪府下にとどまらず、その足場を近畿圏にジワリと拡げ、今後、真の国政政党への脱皮を狙う。そんな中、「維新の創業者」にして大阪府知事、大阪市長、大阪維新の会、日本維新の会の代表を務めてきた橋下徹氏が今年3月に「日本再起動」(SB新書)を出版、その中で既得権益の弊害を訴え、新規参入を阻む構造問題を取り上げ、その典型例としてウーバー型ライドシェアを認めないことを代表例にあげている。タクシー業界批判にも余念のない橋下氏だが、業界側にも言いたいことはあるはずだ。政治の世界では声の大きい方が勝つという傾向は否めず、橋下氏の新著における主張に記者が異議を唱えてみた。

 「第1章 この国の閉塞感の正体」ではまず、「日本の『前進』を妨げてきたもの」として、以下に引用する。
 長年政権を担ってきた与党自民党が、どうしても乗り越えられなかったことがあります。次の3つです。1.今の地位へのこだわり2.既得権益3.国民からの批判に対する恐れ―自民党はこれらに縛られて、閉塞感を打ち破って日本を前進させる大きな政治決定ができずに今に至ります。(中略)野党の役割は、現在の体制に守られている既得権益層と激しい政治闘争を繰り広げてでも、現体制の改革に挑むことです。そして、野党に刺激を受けた与党自民党が、野党に転落しないために重い腰を上げざるを得ない政治状況をつくることが理想です。
 ―と書いている。
 <記者=総論としては、既得権益と政権与党の結びつきを悪弊として指摘、現在の規制社会からの脱却を求めている。何となく既視感に襲われたのだが、振り返ってみると、1993年に刊行された小沢一郎氏の著書『日本改造計画』の思想に相通ずるものだと気がつく。同書は30年前の本であり、小沢氏の主張に世論が影響を受け、実際に自民党が下野、細川護熙首相による8党連立政権が生まれている。 権力と既得権益との結びつきという点では頷ける主張も含まれているものの、総論としての「自己責任型社会」がわが国の歴史、風土にマッチしているか否かは議論の余地がある。交通運輸の分野で言えば、軽井沢スキーバス事故や昨年の知床遊覧船事故などの記憶も新しく、「必要な規制はあくまで必要」という前提の基に、適当な規制のあり方を論じることにやぶさかでないとしても、ほぼ無規制に近い新自由主義型の社会のあり方を国民が求めているとまで飛躍することはできない>
 続く「今の地位へのこだわり」の節で橋下氏は、「政治の前進を阻む人たち」を名指しする形で概ね以下のように主張する(以下、引用)。
 大阪都構想は、まさにこの、体制の抜本的改革に挑戦したものでした。ひとことでいえば、大阪府庁、大阪市役所という権力機構・行政機構を大胆につくり変えるという大構想。当然予想されたことですが、それが実現したら自分たちの不利益になると案じる人たち、つまり大阪市議会議員、大阪市職員、職員ОB、各種業界団体、各種地域団体などなど、ありとあらゆる既得権益層の猛反発に遭いました。
 ―などと振り返っている。
<記者=大阪都構想についてはまさに、『死んだ子の歳を数える』かのごとき話だ。同構想は大阪における住民投票ですでに否決され、決着した話。既得権益層のみならず、中間層の府民・市民を完全に味方につけられなかった知事・市長としての橋下氏や大阪維新の会の限界を示したものにほかならない>
 そして橋下氏が問題だとする「既得権益」についての節では「日本はなぜ、30年も停滞したのか」と問い、以下のように言う(以下、引用)。
 今の時代は、個々人の価値観やニーズが多様化し、前の時代よりも生活レベルが確実に上がっています。そのため多様なニーズに合致し、さらに生活の満足度を上げるような財やサービスを生み出す必要があります。それが「イノベーション」です。(中略)ところが日本では、経済主体である民間事業主の自由な活動が阻害されることが多い。古い経済主体の既得権益が守られ、新しい経済主体の参入が難しいのです。だから経済が成長しない。それがこの30年の日本経済の停滞の原因です。
<記者=橋下氏自身がこの節の中で、「今の時代は個々人の価値観やニーズが多様化し、前の時代よりも生活レベルが確実に上がっています」と書いている。その認識が正しいのであれば、無理なイノベーションを起こす必要がそもそもない。古い経済主体の既得権益が守られているとすれば、それはなぜなのか、単に既得権益だから権力側が守っているということなのか、洞察が少々不足しているのではないか。また、個別の分野ごとに洞察することなく、十把一絡げに既得権益と括ることが正しいのか>

ライドシェアの現状認識に誤りアリ
 ―その上で既得権益の代表選手としてタクシー業界をあげ、「タクシー業界と『ウーバー問題』」との1節を設け、次のように書く(以下、引用)。

 例えば、「ライドシェア」がその典型です。ライドシェアとは、行政が管理するタクシー免許をもっていなくても、自分の車を利用してドライバーとしてタクシー業に参加できるというもので、配車アプリがドライバーとお客を適時マッチングさせます。アメリカ企業ウーバー・テクノロジーズの事業が有名ですが、海外の先進国ではライドシェアのシステムが定着しています。先進国で導入されていないのは日本くらいです。
<記者=先進国をどのように定義するかにもよるが、例えばОECD加盟国だとすれば韓国などではライドシェアに強い規制を行っており、米国西海岸のような形での自家用車ライドシェアが自由に行えるものではないし、EU諸国においてもドライバーの労働者性を認める司法判断が相次いでおり、タクシーとライドシェアの競争条件の公平化が図られている。橋下氏が想定しているような自家用車ライドシェア登場当時のような奔放な事業運営はもはや許されていないのである。そもそも、橋下氏は事業免許性と乗務員の2種免許を明確に区別せず、自説に有利な誤解を読者に抱かせる表現方法を用いるべきではない>
 ―さらに続く文章では(以下、引用)、
 これは、お客とドライバーが相互に評価し合い、アプリにそれが表示される仕組みになっていて、悪い評価のドライバーは選ばれなくなり、悪い評価のお客は乗車拒否に遭うシステムです。悪い経済主体はライドシェアの世界から淘汰されていく。そのため、料金は明朗で、ドライバーのサービスは好評だし、お客が事件を起こすことも少ない。(中略)海外でライドシェアを使った人は、その便利さを実感しているはずです。そして日本に来てライドシェアが使えないと、その不便を痛感するわけです。
<記者=橋下氏は相互評価システムを過大評価していると言わざるを得ない。このシステムがそれほど機能し、悪いドライバーが淘汰されるのであれば、自家用車ライドシェアにおいて米国内であれほどのレイプ事件が起きるはずもない。相互評価でレートの低い利用者の乗車を拒否できるのであれば、それはもはや公共交通機関とは言えない。ライドシェア解禁で既得権益たるタクシーを弱体化に誘導しておいて、非常時には公共交通としての機能を持たないライドシェアにどう頼れというのか>
続けて橋下氏は、こう書く(以下、引用)。
 日本でライドシェアが原則認められていないのは、タクシー業界や所管する国土交通省、そしてそれを支援する政治家等が強く反対しているからです。配車アプリは最近普及し始めましたが、それはタクシー免許をもつドライバーを対象にしたもので、ライドシェアとは言えません。単なる免許タクシーの配車アプリです。このような現状のタクシー免許制は本当に国民の利便性に貢献しているのでしょうか。
 まず、サービスの悪いドライバーが新しいドライバーと入れ替わる力が働かない。一度免許を取得したドライバーの権利は原則、永遠に保証されるので、サービスの悪いドライバーが排除されることはまずありません。皆さんは、日本のタクシーに乗って気分を害したことはないでしょうか。お客はドライバーがどのレベルなのかを事前に知ることができないため、乗車後に嫌な思いをすることがあります。
 さらに、日本のタクシーは免許制によってドライバー・車両の台数が制限され、供給過剰にならないように調整されています。ドライバー間に過度な競争が発生して各人の売り上げが下がらないようにしているのです。だから、タクシーを利用したい雨の日や、時間や場所によっては、乗ろうと思っても全然つかまらない。競争がないため、ドライバーは客が良そうなところを必死に探そうとせず、確実にお客を拾えるターミナル駅のタクシー乗り場で長時間待機していることが多いからです。先日僕自身も、娘と美術館に行った帰りにタクシーに乗ろうとしましたが、なかなか拾えなかった。不便極まりないと感じたものです。

<記者=タクシーの事業免許制はすでに20年前に廃止されていることは先にも触れた通り。現在は許可制であり、タクシー適正化・活性化特措法の下で特定地域、準特定地域に限り需給調整規制が行われている。 また、乗務員の入れ替わりがないとの主張も展開されているが、大都市部では法人事業者のランク評価制度など事業者を評価する制度は設けられているし、個人タクシーではマスターズ制度により個人事業者をそれぞれ評価している。相互評価制度になっていないのは単にお客様を評価するなどおこがましいという理由のみではなく、乗車拒否に繋がるような評価のあり方は公共交通機関に相応しくないからである。 また、橋下氏個人の乗車体験で事前に乗務員の評価を知ることができず、「嫌な思いをしたことがある」と主張するが、例えば全タク連の「Taxi TODAY in Japan2022」によればコロナ禍初年度の2020年度においてもタクシーの年間輸送人員は約7億3800万人に達しており、そのうちの1人の1回の経験をもとにタクシー全体を非難するのはフェアでない。快適輸送を提供し、乗客に感謝されている乗務員が圧倒的多数であり、良い乗務員にあたったサイレントマジョリティの声を捨象して、自らの主張を正当化することには同意できない。 なお、橋下氏によればタクシー乗務員は客を探す大した努力もせず、駅の乗り場でまったりしているとのことだが、コロナ禍による行動規制の緩和やインバウンドの増加、コロナ禍で退出した乗務員減少とがあいまって、いまでは大都市部ではアプリ配車に対応するだけで四苦八苦し、流しのクルマはなかなかつかまらず、駅の乗り場にもクルマがいないことが多いというのが大都市の現状である。全国一律に乗務員は駅の乗り場でのんびりしているわけではない>

既得権益というレッテル張り
 タクシー批判の記述の最後に橋下氏は、「既得権がイノベーションを阻んでいる」とし、次のように書く(以下、引用)。
 日本政府がライドシェアを認めないのは、タクシー会社やタクシードライバーの利益を守るためです。車を持っている人がタクシー免許がなくても空いた時間で気軽にタクシー事業ができるようになると、既存のタクシー会社やタクシードライバーにとっては大打撃です。他方、彼らの利益を守ると国民全体の利便性が損なわれます。 このライドシェアの話は、タクシー利用者の利便性向上の話にとどまるものではありません。経済主体がイノベーションを起こすことができるかどうかの重要な分岐点になる話なのです。というのも、ライドシェアから始まったウーバーなどの事業者が、配車サービスを起点に次々と新たな事業を生み出してきているからです。
 と強調し、ウーバーを起点とする新たな事業の例として「ウーバーイーツ」などの飲食配送業をあげ、また、これらの決済との連動を例としてネット金融やネット販売にも事業領域を広げて、スーパーアプリに発展しているとし、「これこそまさにイノベーションによる経済成長です」と主張し、「日本では、そもそもライドシェアが認められていないので、それを起点にしたイノベーションや成長は生じていません」などと重ねて強調している。
 これらの例をあげた上で橋下氏は「今政治が優先的にやるべきことは、(中略)民間の経済主体によってイノベーションが生まれる環境を整えること。すなわち既得権益をぶっ壊し、新規参入がどんどん促されて経済主体が切磋琢磨できる環境を整えることです」などと述べ、ライドシェアの解禁などに政治家が力を尽くすべきだとの主張を展開している。
<記者=政府がライドシェアを認めないのはただ単に既得権益を守っているのではなく、野放図な規制緩和で輸送の安全が保たれなくなると結局は利用者たる国民の利益を損なうからである。 2002年のタクシーの需給調整規制の緩和でも、新たなる創意工夫ではなく、登場したのはごく一部の安売りタクシーと従来のサービスと同じようなタクシーの台数がただ増えただけのものであり、結果として乗務員の労働条件悪化を招くこととなった。先述した軽井沢スキーバス事故や知床遊覧船事故を持ち出すまでもなく、第一に守られるべきは輸送の安全であって、タクシーでも労働条件の悪化で輸送の安全への影響が危惧されたことへの反省からタクシー適正化・活性化特措法が制定され、一定の規制強化が果たされたに過ぎない。 そもそも、自然災害などによる鉄道、バス等の大量輸送機関が運行を停止せざるを得なくなった時の国民の移動のセーフティネットとしてのタクシーを軽んじ、自家用車ライドシェアでもって代用が効くかのような思想こそ危険だと断じざるを得ない。今政治がやるべきことは橋下氏が言うような形でのイノベーションではなく、守るべき規制を守り、移動のセーフティネットを維持することである>
―と、概ねこのよう記者としては考えるのだが賛同していただけるだろうか。

新しい資本主義実現会議も解禁主張
 橋下氏だけではなく、政府の新しい資本主義実現会議においても民間からの有識者構成員からライドシェア解禁を求める意見書が提出されるに至っており、この問題はコロナ禍が去って、改めて油断も隙もない問題として浮上しつつあることを忘れてはいけないようだ。(了)
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No.952 4月24日号  主な内容
■巻頭人物 
:伊藤 宏氏(神タ協会長)
■気になる数字
79.6%不足
2022年度の最低賃金の最高額(1072円)の最低額(853円)に対する比率。 8年連続で改善しているのだという。
■トピックス 
ライドシェア解禁に正義はあるのか?
            〜橋下徹氏の主張へ徹底反論!
大阪、神戸は別の選択?
            〜エムケイの新運賃巡り大タ協・坂本副会長
専用コースで「思い切り急ブレーキ」
             〜高齢タクシードライバー交通安全教室
変動・協議運賃に反対
             〜自交大阪「4.18怒りの行動」
全ての運転者の模範に
             〜大阪タクシーセンター「優良運転者表彰式」
全国に先駆け「心のバリアフリー係」を設置
             〜近運局交通政策課バリアフリー推進課
兵タ協、県警本部を表敬訪問
<シリーズ>2023春闘―産別・労組はいま
             〜全国中立労組政策推進会議(全中労)
内外交差点
求人現場の最前線  関根 コウ氏(求人広告ライター協会代表理事) 
覆面タクシー 
運賃の話に現場は興味ナシ? 〜元労組幹部S氏の呟き
■東西往来
:タクシー業界をわかりやすく紹介 / 運転者不足顕著だからこそ無事故を
■この人この言葉
:永峯 豊子氏 / 宇佐美 雅彦氏 / 植西 吉輝氏 / 山本 英樹氏
シャッターチャンス
:全国的な運改機運も一部不要論 / 時には杓子定規に時には柔軟に
:日車営収増も無事故ならムダに / 5・5問題ほぼ解決の京都業界
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
年間300両超増加で881両
            タクシー対比で「まだ少ない」
                        特区・武三のその他ハイヤー

【横浜】関東運輸局の新田慎二局長、内田忠宏・自動車交通部長ら幹部は19日、定例会見を開いた。営業区域、運賃ブロックの見直しについては先月会見から大きな状況変化はないとしたほか、特別区・武三地区で問題提起のあった「その他ハイヤー」については22年3月末から23年3月末時点で300両超増加していることを明らかにした上で、業界内での議論の深まりを待つ姿勢を示した。豊島区での定額乗り放題サービスmobi運行については、今月17日付で運行主体・エコリムジン東京に対する道路運送法21条許可を行ったことなどを明らかにした。会見には1日付で着任した大森隆弘・自動車技術安全部長、小松和則・自動車監査指導部長が初参加した。
 営業区域の見直しについて内田氏は、管内のタクシー協会からも自治体からもそういった要望・意見はいただいていないと断った上で、「要望等があれば検討していきたい。具体的な検討などは行っていない。検討の期限は特に聞いていない」と説明。運賃ブロックについても先月会見から状況は変わっていないとし、「各都県タクシー協会でも結論が出ていないようで、特段の方向性を持っているという段階にない」と述べた。また、全タク連正副会長会議で本省から7月見直しのスケジュールを示しているということを踏まえ、本省の指示も仰ぎつつ検討を進めることになるだろうとした。このほか、「日常の各協会とのコミュニケーションをとる中での話なので文書で回答期限を設けたわけではない。意見交換の中で進めていきたい。都県境を跨いだブロックの統合についてはあり得ないことではないが、これまでのコミュニケーションの中では都県を跨ぐ設定には懸念の声の方が大きいように感じたが、まだ検討中の段階だ」と強調した。
〜当面静観、業界内の議論待ち
 特別区・武三地区のその他ハイヤーについて内田氏は、22年3月末時点で554両、23年3月末時点で881両になっているとした上で、「増加していることは事実。そうした状況について東タク協理事会で問題提起があったことは承知している。その他ハイヤーは営業所で運送を引き受けるだけで、その他には使用方法に制限もなく、ただちに増えた原因が何なのか―や使い方の分析はできていない」とし、あわせて「増えているとはいえ、特別区・武三地区のタクシー車両数が2万6983両であり、881両との対比で、まだまだ少ない台数。引き続き状況を注視していきたいと思う」と述べ、東タク協内での議論の深まりに期待を寄せた。
 また、「あまりにもその他ハイヤーが増えた場合、用途変更でタクシーが減り公共交通としての機能が果たせなくなるという問題提起はあるだろう。しかし、現状はまだそこまで至らず、注視していく段階。いずれにしろ、制度のあり方にかかわる問題なので、業界の方でもよくご議論をいただきたい。その他ハイヤー運賃のあり方について本省との間でも具体的な話は出ていない」と説明。現在のその他ハイヤーの運賃設定は多くが都市型ハイヤーと同額で、これ以外にはタクシーの上限額に揃えているケースがあり、概ねこの2系統と言える状況にあるとした。
 渋谷区のmobi運行については、「3月20日の同区地域公共交通会議でコミュニティモビリティ社から本格運行移行の協議を取り下げる話があったと承知している」とし、「mobi運行についていろんな論点があると思うが、渋谷区については路線バスとの競合性がネックになったのかなと思う。東京バス協会でも、どの程度の競合があるのかしっかりとCM社の方に説明を尽くされたと聞いているし、納得をされたのではないか。競合をしない範囲での検討ということもあったかもしれないが、その論点をクリアした形にすることは難しく、年度の区切りということもあってこういう結果になった」との見方を示した。豊島区については4月17日付で実証実験延長のための道運法21条許可を運行主体のエコリムジン東京に行っているとし、「しっかりデータをとって地域の関係者で議論を尽くしてほしい。豊島区における運行エリア、運賃料金等は従前の事業許可と現時点で変更された部分はない」と説明した。
 1人の廃業で群馬県から個人タクシーがなくなったことについては、「新規許可の枠はなく、譲渡譲受もできなくなった。救済措置は講じる手段がない。今後は準特定地域の指定が解除されて新規許可が認められるようになるまで、県内に個人タクシーがない状態が続くことになる」などとした。
〔4月21日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2023年4月21日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】シフト見直し「有効策の一つ」/朝のタク供給不足で関運局
【 東京 】特区・武三の総営収54.4%増/東タク協 2月の全社輸送実績
【 横浜 】好調も、コロナ禍前に比べれば…/関東管内 3月原計輸送実績
【 東京 】3月のグリーン経営認証
【 横浜 】関運局 新任両部長の略歴
【 横浜 】関東管内のコロナ休車4766両
【 横浜 】フードデリバリーは変わらず
 
2023年4月21日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】特区・武三は残余分合わせ253人/23年度申請、9月1日受付開始/関東管内の個タク特例新規参入枠
【 東京 】特区・武三 3月の総営収は36・2%増/東タク協 原計輸送実績速報
【 横浜 】関運局 年末年始安全総点検の結果公表
【 横浜 】栃木県地区でも運改要請/関東管内 未要請は2地区のみ
【 東京 】JPNタクの導入「順調に推移」/斉藤国交相 国産EV開発にも全力
【 横浜 】運改の賃上げで乗務員不足解消へ/神タ協・伊藤会長「ライドシェア封じ」
【 東京 】コールセンターをテレワーク化/国際自動車が国内初
【 東京 】4月 国内AG大きく値下がり
【 東京 】女性経営者の会 19日に総会
【 東京 】日交個人タクシーが出発/川鍋会長「日交乗務員の頂点」へ
【 東京 】永峯会長を再任/女性タクシー経営者の会
【 東京 】総会上程議案など承認/関自無協東京支部・理事会
【 東京 】協議運賃制等で意見交換/自交総連が全タク連交渉
【 東京 】全タク連事務局長に辻氏
【 東京 】ハイヤー賞与、2万円増の53万円/帝都自交労組が春闘妥結
【 東京 】無線用タブレットで4社と連携/DiDi 年内導入目指す
【 東京 】帝都自交労組 フットサル大会
 
2023年4月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 福岡 】タクシー業界の巨星墜つ…/葬儀告別式は20日 正午から/第一交通産業創業者 黒土始相談役 101歳
【 東京 】地域公共交通活性化再生法改正案巡り/参院国交委 参考人意見聴取
【 北京 】自動運転タクシー25年実用化目標/滴滴出行が公表
【 東京 】GS等から100億円超の資金調達/UFJ、三井住友から40億も GO
【 東京 】Uターンでタクシー乗務員に?/全タク連 広報サービス委
【 横浜 】22年度決算と23年度予算を承認/神タ協横浜支部理事会
【 横浜 】栃木地区運改要請開始/関運局が18日に公表
【 札幌 】旭川A地区運改手続きを終了
【 横浜 】燃料価格激変緩和事業第7期/関運局 申請受付開始
【 東京 】プロパン・ブタンとも動きなし/若干の先安 5〜7月先物価格
【 横浜 】自立型LPGS40カ所の大台/全国LPガス協会
【 東京 】22年度は717人減少/特区武三・多摩事業者数 都個協
【 群馬・大阪ほか 】群馬県から個人タクシーが消滅/近畿では奈良業界が苦境
【 大阪 】「維新断罪」が政治本売上1位に/アマゾン売れ筋ランキング
【 シンガポール 】東南アジアでの利用拡大へ/グラブ 日中韓国語アプリ展開
【 東京・京都 】「悪質乗務員増える」との懸念も/現場は名札掲示廃止に反対?
【 東京 】創立50周年式典 記念誌も/日交労 7月20日に開催へ
 
2023年4月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新年度初会合もデータ提出なく/3月末には新実験に向け協定締結/豊島区オンデマンド交通勉強会
【 東京 】全タク連 川鍋会長続投へ
【 東京 】氏名等車内掲出等廃止に向け/国交省 パブコメ募集開始
【 東京 】地域公共交通活性化法等改正案/参院国交委で趣旨説明
【 東京 】全国平均 8割まで回復/全タク連 3月営収の19年対比
【 東京 】技能実習制度の廃止は追い風/全タク連・武居副会長
【 東京 】法人運転者、3月は再び減少/多摩の運転者証等交付
【 東京 】観光庁が大阪のIR計画認定
【 東京 】協議運賃、下限割れの恐れ指摘/共産党・田村議員 参院本会議
【 東京 】春爛漫 花の名所を観光タクで/浅草寺など 国際自動車が予約開始
【 解説 】ダイナミックプライシング解説
【 東京 】第1弾の101両を導入完了/第一交通 全国タクシーEV化計画
【 東京 】ポケトークタクシー限定運行/ニューステクノロジー等3社
【 東京 】アンバサダーに山崎怜奈さん/S.RIDE 車内情報番組にも
【 徳島 】総額約12億円の資金調達を実施/電脳交通 組織体制強化も発表
】トヨタ・いすゞ・日野/バス自動化で連携強化
2023年4月15日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】インボイス制度廃止緊急要請/共産党・山添議員の仲介で要請書手交/財務相・国税庁担当者に 東個労
【 東京 】ハイヤー乗務員月間1800円増額/日交労 23春闘妥結
【 東京 】ハイヤー一時金、前年比1万円増/大和自交労組も妥結
【 さいたま 】日交労野球大会 30日開幕
】トヨタ・いすゞ・日野/バス自動化で連携強化
2023年4月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】ライドシェア解禁論に警鐘/「タクの供給不足」に乗じる推進論者/全タク連正副会長会議で川鍋会長
【 東京 】事前確定型変動運賃のパブコメ対応など
【 東京 】ライドシェア解禁の意見書/新資本主事実現会議で民間構成員
【 東京 】特定技能制度の概要など説明/全タク連労務委で国交省担当官
【 東京 】全自無連総会 6月15日、都内で
【 東京 】英語接客、新たに18人合格/東タクセン 1120人に
【 東京 】女性ドライバー応援企業/国交省 新たに11社認定
【 東京 】飛鳥交通GがGX車両出陣式/5月1日開催 災害時給電支援も
【 東京 】協議運賃制度創設反対の声明/自交総連 12日に表明
【 東京 】新改善基準告示の講演聴く/kmの恒田顧問招いて 全中労
【 東京 】高齢ドライバー対象の交通安全教室/警視庁主催、急ブレーキ体験等
【 新潟・徳島 】新潟市個人がDSを導入/まず53両から 電脳交通
【 横浜 】3月の車停は法人15件/関運局 ハイタク行政処分
 
2023年4月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「特定技能制度」へ移行の方向性/ 技能実習制度廃止、1号の対象拡大も/入国管理庁有識者会議、中間報告書を公表
【 東京 】ハイヤー運改ルール見直しでパブコメ/国交省 7日から募集開始
【 東京 】引き続き乗降拒否ゼロを目指す/全タク連・ケア輸送委員会
【 東京 】すべての運転者にUD研修受講を/乗降操作による乗車拒否ゼロへ
【 横浜 】22人が初の交通バリフリ研修受講/神奈川タクセン新規講習
【 東京 】ビル1階の浸水対策工事が完了/東京タクシーセンター
【 東京 】春闘対応などでヒヤリングも/「日交品質」の向上など求める
【 東京 】「緩やか」ではない持ち直しへ/3月景気ウォッチャー調査結果
【 東京 】東京MT八重洲に専用乗り場/日交 4日に開設
【 東京・仙台 】仙台2社でサービス開始/S.RIDE 9都府県で展開
【 東京・仙台・札幌 】仙台・札幌で提携事業者拡大/平和交通、札幌個人協組がDiDi
【 鹿児島・徳島 】DS+ハウスアプリを展開/カゴシマTAXIグループ
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

京滋で新運賃に向け準備着々― 
              5月1日、それぞれ街頭活動

【京都】京都市域地区の新運賃(普通車初乗り1.0キロ500円)実施に合わせ、京都府タクシー協会(筒井基好会長)の執行部および事務局は5月1日、午前10時にJR京都駅北口(烏丸口)のタクシー乗り場で、「運賃改定街頭周知活動」を実施する。
 当日は筒井会長はじめ、粂田晃稔、多田精一、谷口雅春、仲辻正憲の各副会長と協会事務局が乗り場に出向き、新運賃をPRするポケットティッシュを利用者に配布。合わせて運賃改定を伝えるポスターの掲示等についても確認を行うことにしている。また京都運輸支局(岡本昇支局長)の関係者も現場に出動し、新運賃の実施状況等を確認する予定となっている。
〜滋賀でも新運賃で街頭活動
 京都と同じく大津市地区および滋賀北部地区で運改が実施される滋賀県でも、滋賀県タクシー協会(田畑太郎会長)加盟事業者らが5月1日、それぞれタクシー乗り場に出動し、運賃改定のポスター掲示や運賃ステッカーなどのチェックを行うことにしている。京都と同様、局や支局の関係者も乗り場に出て、視察を行う予定になっている。
〔4月21日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2023年4月21日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】運改後も「他社より10%安い」/エムケイが新運賃に向けて告知
【 大津 】滋タ協 事故が前年同期比78件増/事故防止対策・サービス改善合同委
【 京都 】岡本支局長を表敬訪問/京タ協 業界の現状報告も
【 京都 】個人も新運賃対応準備/京都個タク団体協議会 会合開く
【 和歌山 】運賃改定に「一定の理解」/和歌山市域交通圏 準特協開催
【 神戸 】県警交通部長を表敬訪問/連携強化要請も 兵タ協執行部
【 和歌山 】和ハ協、通常総会は6月5日
【 神戸 】「県民のためにやるべきことを」/兵タ協 山本・運営指導部長が抱負
【 大阪 】「コンプラ研修」の開催決める/全大個協組 コンプラ&審査委
【 大阪 】アプリ手配料は大タ協と足並み/全大個協組 事業委員会
【 大阪 】定款に「新たな事業」/全大個協組 総務委員会
【 京都 】供給不足や荷積みのタイムロス…/一般紙で「利用者から不満」
【 大阪・神戸 】いつになるのか大阪・神戸の運改/通常の公示日から予想すると―
【 神戸 】大学新卒乗務員2人を迎える/神戸相互タクシー 入社式
【 大阪 】コロナ収束とともに利用戻る?/北新地で合同街頭指導
【 大阪 】タク関連ですでに3件が発生/府警天満署「死亡事故発生速報」
【 東京 】無線用タブレットで4社と連携/DiDi 年内導入目指す
【 大阪・神戸 】G経営認証取得講習会/5月29日 近運局・神戸運輸監理部
 
2023年4月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「交通弱者の切り捨て許すな!」/自交大阪 4・18怒りの行動
【 福岡 】第一交通創業者 黒土相談役が逝去
【 大阪・京都・大津 】大阪・京都・滋賀で実態調査も/自交総連未組織キャラバン
【 神戸 】「大幅運賃改定に期待」/兵タ協理事会で吉川会長
【 神戸 】総会議案等を確認/兵協が理事会開く
【 大阪 】タク事業者への燃料補助/近運局 18日にプレスリリース
【 大阪 】運改への今後の取組協議/日本タクシーで労使協議会
【 群馬・大阪ほか 】群馬県から個人タクシーが消滅/近畿では奈良業界が苦境
【 京都 】プラス 比叡山観光跡地に車庫移転
【 東京・京都 】運転者の名札掲示廃止に反対の声
【 大阪 】「維新断罪」が政治本売上1位に/アマゾン売れ筋ランキング
【 シンガポール 】グラブ東南アジアでの利用拡大へ/日中韓国語アプリ展開
【 京都 】エムケイ 役員変更届出
【 大阪 】朝日3社 迎車スリップ制→400円
【 和歌山 】和タ協総会は6月20日に
 
2023年4月15号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】5・5遠割是正に一定の成果も/深夜早朝2割増の廃止には動きなし
【 東京 】全タク連 川鍋会長続投へ
【 京都 】自動認可運賃、割引など認可/近運局 すべて5月1日から適用
【 大阪 】日本城オートガス 5月末移転/東宝タクシー敷地内で面積拡大
【 東京 】大阪は85%、京都は90%に近づく/全タク連 3月営収の19年対比
【 東京 】観光庁が大阪のIR計画認定
【 大阪 】「大阪、神戸では整合性取れない」/エムケイの下限選択に坂本副会長
【 大阪 】「千本桜」の吉野山へ/日タク労組 3年ぶりバスツアー
【 神戸 】3月度の業務実績を報告/神戸・阪神間支部、サービスC委
【 大阪 】全国ワーストの前年上回るペース/大阪の交通事故死者、すでに50人
【 大阪 】近運局 無事故で26社表彰
【 大阪 】法個26人を優良運転者表彰/大阪タクシーセンター
【 神戸 】ドラレコから危険シーンを自動検出/「オフセグ」 Dテン6月発売
 
2023年4月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】1キロ450円の下限運賃/エムケイが届出、遠割は「5・3」
【 大津 】1キロ480円、「5・3」遠割/滋賀エムケイも安値PR
【 大津 】ほぼ「1キロ500円」で足並み/滋賀県内各社の選択
【 大阪 】初乗り500円で利用増を/新運賃予想で日交G関西・金田代表
【 京都 】主要乗り場等に運改告知ポスター/京タ協 初日には京都駅でPR
【 東京 】女性ドライバー応援企業/国交省 新たに11社認定
【 大阪 】応答目標は「53万回」/大阪無線 23年度の呼び出し電話
【 大阪 】近運局が「心のバリアフリー係」/全国に先駆け、交通政策課に
【 大阪 】「GO」で通信エラー、対応に不満/珊瑚タクシーG・山根代表
【 京都 】春の全国交通安全運動で周知
【 京都 】ヤサカG HPに新運賃表
【 大阪 】18日に「怒りの行動」/近運局前で自交大阪
【 神戸 】「姑息な手を使わず、堂々と」/運改巡り全自交兵庫・北坂委員長
【 大阪 】無事故・無違反チャレンジコンテスト/幹事会で事業計画等承認
【 新潟・徳島 】新潟市個人がシステム導入/電脳交通のタブレット配車
 
2023年4月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】新運賃は6月1日からスタート?/「早ければ14日に公示」の予測も
【 大阪 】利用者代表も運改に一定の理解/大阪地区タクシー運改申請説明会
【 大阪 】大阪地区運改説明会 出席者
【 大津 】滋タ協 新運賃実施に関する説明会/協会加盟の18社・23人が出席
【 京都 】新たに21社が新運賃を届け/京都市域 1社以外上限
【 京都 】新運賃実施に向け協議/京タ協 13日に経営委開く
【 京都 】京運支局長に岡本昇氏/前職は近運局観光部長
【 大阪 】「交通死亡事故多発警報」発令/大阪府交通対策協議会
【 京都 】京都タクシー渉外担当連絡会/総会および定例会を開催
【 京都 】地道な努力による人材確保/京都でも対面での入社式開く
【 京都 】京産大学生らが都タクのPV作成
【 大阪 】「ひのとりタクシー」を展示/近鉄タク 鉄道まつりに参加
【 鹿児島・徳島 】DS+ハウスアプリを展開/カゴシマTAXIグループ
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