ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2023年2月13日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

「利用者サービスができるかどうか」
    国際自動車 2トップインタビュー(前編) 
         新たな枠組は同じ考えを持つ方々と

 東京大手4社の一角・国際自動車では昨年10月の臨時株主総会、取締役会において西川洋志社長が会長に就任、社外取締役だった石井仁氏が金融界から新社長に迎えられた。新体制発足と相前後して東京業界では運賃改定が話題の中心にあり、新運賃公示、同年11月14日の実施を前に迎車料金の設定が課題として浮上、背景には一部アプリプラットフォーム(PF)によるユーザーからの手配料直接徴収などが取り沙汰されていた。同社の新体制としても船出早々に難しいかじ取りを迫られたわけだ。そこで本紙では就任間もないグループトップのお二人=西川会長、石井社長にインタビューしてみた。紙幅の関係で2回に分けてお届けする。

―特別区・武三地区におけるタクシー運賃改定から2カ月余が経過しました。この間の営業成績などの状況と評価をお聞かせください。また、22年中と年明け後で何か変化は感じられるでしょうか。

平均台当たり7万円以上
西川
 今回の運賃改定は実施時期も12月に向かってという頃で、タイミングも良かった。昨年12月は、過去との比較では確かに売上が上がりました。平均でも台当たり7万円以上になっています。21年12月が6万5000円くらいだったかと思います。運賃改定の大義だった乗務社員の賃金はかなり上がっています。その辺りは運賃改定の効果が大きかったと言えるでしょう。
12月はそういう状況がずっと続いていました。面白いことに土曜日・日曜日の売上も良い時は台当たり7万円を超えることもあり、悪くても6万円台という状況で、全体としての底上げを図ることができたという印象です。
 土日と言えば、昔から横浜地区では売上が良い傾向がありました。平日より土日の方が良い。観光地だからと思いますが、東京都内でも土日の売上が良いということは、インバウンド需要がそれなりにあったと、わたしは見ています。
 外国の方の利用回数も昨年から一昨年は1日当たり2回くらいでしたが、現在では6〜7回ご利用になっています。そこは全体としての売上の底上げにも繋がっているように感じています。また、観光バスでの移動は最近では少なくなりました。富裕層の訪日客が増えており、そうした方々の動きがタクシー需要にも現れているようです。
 12月としてはそういった状況で、暮れまで高水準の営業で推移し、年が明けても1月1日、2日、3日と好調が続いていました。現在は少し落ち着いた状態になっていますが、それにしても全体としては底上げができていますし、12月当時とあまり変わらない増収率を維持しています。運賃改定が何かマイナスに働いている部分はありません。

80%に届かない稼働状況が問題
 台当たりの増収率という点では年末も年始も当社としては好調を維持していると考えていますが、問題は稼働状況だと思っています。他社の皆さんも同様の傾向にあるのではないかと思います。市場に出ているクルマが少ないのですから、実働台当たりの営収は上がるのも当然でしょう。当社においても実働率は70%台にまで低下しており、直近でも僅かに80%を下回っています。当面の目標としては80%台半ばくらいには戻したいとは思っていますが、すぐに実現できるとも思いません。今後の採用状況にもよりますので、今年特に力を入れて取り組みたいと考えています。
 今年になって、運賃改定効果がある程度浸透したのか、「タクシーは稼げる」という労働市場からの反応も少し感じています。

養成ドライバーへの応募が増えた
石井
 応募者の数は増えているんですよ。元タクシー乗務員の出戻りということでもなく、養成でのドライバー募集への応募が増えています。運賃改定により、乗務社員のモチベーションが明らかに変わったということがあり、それは大きかったと思います。
 改定前に訪れた営業所の空気と、改定後に行ったときとでは様子が違っており、ドライバーの皆さんの声にも張りが出てきていました。やりがいを直接に感じているという点もさま変わりしたと言えるのではないでしょうか。
 年末年始はお客さまが動くため、なるべく出番数を増やしてもらおうと調整していたんですが、今年も同様の取り組みにおいて結構な数の乗務社員が出てくれて協力していただいた。それによってお客様への対応が十分にできたということがありました。乗車社員の皆さんにも動ける楽しさを感じていただけているのではないかと思います。

―同地区における運賃改定を機に迎車回送料金が業界全体としても大手4社としても多重化したことについてはどのようにお考えになりますか。将来的には一定期間経過後の修正等はあり得るでしょうか。
西川
 根本的な考え方が違いますからね。これまで大手4社は同じ方向を見て進んでいたはずなんですが、ある時、ある場面からこういうことになってきたということでしょうか。

話し合いのテーブルが用意されていたのに
 こうした問題については大手4社の中で話し合いをすることになっていましたし、そもそも大手4社の枠組みのあり方についても日本交通の川鍋(一朗)会長がご自身のお考えを披露されていますが、具体的な方向性の話し合いが行われる以前の段階でああいう形で(東京四社営業委員会の解体の)お考えを公(おおやけ)にされたので、われわれとしては異論を唱えているということです。
4社の枠組みに関する問題の中の一つが迎車料金の問題であり、そのための話し合いのテーブルも4社合意の上で用意されていたにもかかわらず、そこから1人こぼれて話し合う前に動いたという経緯です。迎車料金もさっさと300円で申請なさって事後通告があったということで、われわれとしても「いったいどういうこと?」となりましたよ。
 われわれとしては配車アプリの手数料というものは、事業者がお客様から収受する運賃料金の中から事業者がプラットフォーム(PF)に払うべきもので、PFが直接にお客様に請求するようなものではないという考え方をしています。ただ、先方は初めからPFが「手配料」をお客様から徴収するという戦略を持っており、そういう意味でも初めからすり合わせはできない話だったのだろうと思います。このような経緯で今日現在があるという状況です。

10数億円のクーポン残高
 4社の今後について、ほとんど議論されないまま一方的なああいう行動の結果、こうなった。そこでこれからどうするのかについて話し合いを行うべく、段取りを付けようとしているというのが現状ですね。ただ、どういう話し合いを行ったとしても日本交通が原状回復に動くことはないと見ています。当グループとしても、われわれはわれわれの道を行くということが大事で、もともと考え方がすり合っていないということも今回はっきりしたわけですから。一方で、4社の枠組みをこれからどう収れんさせていくのか、新たな課題が生まれてきたわけですから、そこに取り組まなければなりません。
 当グループとしても東京四社営業委など現在の枠組みがそのままで良いとは思っていません。共通チケットの売上そのものも落ちてきており、現在の3倍、4倍あった時代とは違います。昔からの体制がいまに繋がっていますが、そういったものは見直さないといけない。そんな話はもともと4社間でしていたことなんですがね。
 東京4社の枠組みはかねてから日本のタクシー業界の牽引車としての役割を果たしてきたという自負もありました。この4社のチケットを使わせてほしいという要望は全国からあり、相互運用もされていることもあります。それも無視して、「もう、やめました」と簡単に言えるのかどうか。そういうことも考えていかないといけないので、基本的にはそういう手当が終わって皆さんに迷惑を掛けない状況を作った上で結論を出す必要がありますが、それには触れられていない。
月内(1月中)に話し合いを再開しますが、1回で決着できる問題だとは思っていません。クーポンの処理の問題もあり、残高が10数億円ありますから、こうしたこともユーザーの皆さんに情報を開示してきちんときれいに締めなければなりませんし、手仕舞いするにしてもやることはたくさんあります。

―4社の枠組みの収れんについては4社ともに大きな隔たりはないにしても、手仕舞いのプロセスには緩急に違いもありそうです。「そんなにお急ぎなら日交さんだけ、先に出ていったら」ということにはならないのでしょうか。
西川
 そうなってしまうと過去の大和さんとの騒動(*東京無線協同組合と大和自動車交通の単独での業務提携に端を発する除名騒動)と一緒になってしまいます。大和さんも含めて、そこは無理をして変な波風を立てたくはないと考えているように感じています。最後はきれいに手仕舞いしていかなければいけないと4社のトップはみな考えていると思います。われわれとしては、同じ手仕舞いでもより時間をかけて丁寧にやるべきだと考えています。

「アプリ」による新しい枠組みも
 4社の枠組みは役割を終えつつありますが、これに代わる新しい枠組みは今後、出てきてもおかしくはありません。例えば、配車アプリで言えばMоTの「GO」でもあれだけの配車回数になっているわけですから遠くない将来、「GOチケット」が出てきても不思議ではないでしょう。S.RIDEにも同じことが言えます。S.RIDE専用チケットがあっても全然おかしくない。こういうことは考えていくべき課題だと思います。これまでは大手4社という塊がありましたが、いまはPF、アプリ陣営という新しい塊の時代になりつつあります。それをベースに専用チケットが出てくることはおかしくありません。それが紙チケットか否かは重要ではありません。

―MоTによる「GO」アプリ手配料の設定についてはどのようにご覧になりますか。正確な数字は公表されていませんが、手配料設定後もGOの配車回数に衰えはみられないようですが、いかがでしょうか。100円をユーザーから徴収しても業績好調なら、S.RIDEでもまねした方が得ということはありませんか。
西川
 行政がどのように事情を把握しているかは存じませんが、現金決済の場合には100円が領収書に出てこないとか、「払わない」とゴネるお客さまがいて、その分は乗務員が被っているという話も聞きます。直接にドライバーからそういった話を耳にすることもあり、問題はそれがごくごく一部なのか、結構ある話なのか。そういったこともよく見えない部分があり、われわれとしては運賃料金で収受したものの中から、事業者がPFに手数料を支払う形が望ましいと思っています。
現在のタクシー市場においてはアプリの果たす役割は相対的にかなり大きくなっており、2大陣営=GOとS.RIDEそれぞれに誰が新たに加わってくるのかは、われわれも注視しています。例えば、都内準大手事業者で言えば、東都自動車交通グループも日の丸自動車グループもともに、S.RIDEの前身だった「みんなのタクシー」設立発起人に名を連ねていたものの、各社の事情により脱落したものです。今後の競争に備えるという意味ではわたしどもとしてはそうした過去のいきさつを超えていつでも迎え入れたいという気持ちは持っています。

―アプリ陣営としてのS.RIDEの営業力強化の一環としても国際自動車グループの拡大についてはいかがお考えでしょうか。大手事業者の一部では積極的にフランチャイズ化に向けた呼び込みを行っています。
西川
 確かにアプリにせよ、無線にせよタクシーを呼んでも来ないとか、駅の乗り場にいないとか、供給不足については昨今話題になることも多くなっています。その意味でタクシー適正化・活性化特措法の下で増車ができず、また、乗務員も不足している中で自陣営の輸送力強化にはフランチャイズの拡大や自陣営に加わる仲間を増やしていくしかありません。
とはいえ、増えれば何でも良いというわけにいきません。大手4社の場合であればフランチャイズに加える場合にも4社間の取り決めがあり、車両にも車種や車色、その他諸々決まっており、チケットや配車される先のお客様に均質なクオリティを提供する義務があり、それらの取り決めが守られているかどうかも確認していく必要がありますし、当グループとしては品質が維持できる範囲でのグループ拡大を志向しています。
石井 昨年10月に就任し、業界外から来た人間として見ても、迎車料金の問題は大騒ぎで「これはいったいなんだ」というところから始まって、整理していくと、今回の価格設定については乗務社員への待遇改善の原資ということを優先だと考えれば、当グループとして迎車料金を500円にしたことは一番筋の通った判断だったと思っています。
 それに対して違った考え方を持つというのは、これから先の戦略の違いが表面に出てきたものではないかと思います。今後はアプリ配車中心で行こうと考えているから、PFに対して一定の収入を保証できる体制を組む必要があった。PFの運営を一体で考えていく立場の人にとっては今回の迎車料金設定も含めて「正義」なんだと思います。お客様の立場でも「迎車料金+手配料でトータル400円なんだろ」ということなら、「それで良いよ」という人もありますし、領収証が出ないことで「手間ひま掛かるじゃないか」と腹を立てる人もいるでしょう。

乗り場で待つお客さまに対応しないことが許されるのか
 今後、この手配料方式が大きな流れになるか否かは分かりにくいところですが、PFとしては都内では実質2大陣営になっている中でわれわれとしても流し営業も無視はできませんし、予約配車にしても実質的には当グループしかできていない。予約を受けなくなったグループのお客様からの電話対応にも苦労しています。こうしたお客さまへの対応、営業方針の考え方の違いを考えていくと、大きな塊を作っていくに際しては、同じ考え方を持つ方々と一緒にやりませんか―ということになると思います。
 いま、「タクシー呼んでもなかなか来ないよね」ということが話題になることも多いですが、一方で、タクシー乗り場で長蛇の列を作っているお客さまに対応しないということが、タクシー事業者として許されるのか―ということはあるでしょう。
(次回に続く。1月25日、港区の国際自動車グループ本社で収録)
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No.942 2月13日号  主な内容
■巻頭人物 
:野 公秀氏(グリーンキャブ社長)
■気になる数字
最大1万5020円
     23年度の自賠責保険料の法人タクシー1両当たりの最引下げ額。
     金融庁の自賠責保険審議会での検証の結果
■トピックス 
:国際自動車 2トップインタビュー(前編)
             〜新たな枠組みは同じ考えを持つ方々と
:運改、万博を前に「業界全体の盛り上げを」
             〜大タ協理事会で委員会活性化要望も
:<スポット> 日本交通・葛西営業所リニューアルオープン
:「私バス」とのバランスは?
             〜大阪市地域公共交通会議で公表〜大阪メトロの23年度計画
:東京、大阪並みの距離短縮は?
             〜どうなる? 神戸・阪神間地区の初乗り距離と運賃
:常に「必要な存在」とされ続けるためにー
             〜「電脳交通FUTURE SUMMIT2023」から
:後進につなぐ10年となるように―
             〜全大個協組四天王寺堺支部「創立60周年祝賀会」
:全自交労連中央委員会 タクシー事業の現状について―
             〜森・旅客課長との意見交換から
:<シリーズ> 2023春闘―産別・労組はいま 
             〜交通労連ハイタク部会
■東西往来
:和気あいあいの新人特別接遇研修 / 災害時における緊急輸送の協定
■この人この言葉
:若林 泰治氏 / 戸崎 肇氏 / 北坂 隆生氏 / 遠原 竹義氏
シャッターチャンス
:ウーバーも手配料の導入を発表 / 自交東京が日交本社前での街宣
:街の見回り役のタクシー乗務員 / 大津市が自動運転バス実験中止
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
101の運賃ブロックを統合半減
         運輸局管内の「都市部」「郡部」を一本化
                  「大都市」は単独 国交省が方針

【東京】全タク連(川鍋一朗会長)は8日、千代田区の自動車会館で正副会長会議を開き、国交省の堀内丈太郎・自動車局長、森哲也・旅客課長ら幹部を迎えて意見交換した。この中で国交省側からは運賃ブロックの見直しについて、整理統合を進め現在の101ブロックを半数以下とする方針、ラストワンマイル・モビリティの強化に関する方策、自動車DX・GXに関する方策を議論するための検討会の立ち上げなどについて説明があった。
 川鍋会長は冒頭あいさつで、全国的な運賃改定の推進に意欲を示し、国交省の尽力により名古屋地区の審査が加速した辺りから動きがスピードアップし、「当初想定していたよりも予定が早まっていくようだ」などと述べた。その上で、運賃改定による増収を原資に乗務員採用を拡大し、供給輸送力を向上していく必要があると強調。「地方でも東京でも『タクシーが来ない』という声が天候不順などとも相まって聞こえる。やや下火にはなったが、いろいろな分析を見ても、エリアによってはタクシーが来づらい。どういうことができるのか、過疎地から大都会まで、われわれも緑ナンバーのタクシーが頑張れるような体制を全力で作っていく。そのためにも各地での自治体とのさらなるコミュニケーションをお願いしたい」と呼びかけた。
 川鍋氏のあいさつに先だって自社グループでの雇用調整助成金の不正受給問題があった漢二美副会長が経緯を説明し、年度末での辞意を表明した。
 国交省との意見交換では、同省側から運賃改定の進捗状況などのほか、改定手続きの迅速化、改定周期の短縮化(2〜3年サイクルでの改定)を実現する観点から、現在全国で101の運賃ブロックを統合し、半数以下に見直す方向で検討する方針が示された。運賃ブロックの広域化で7割ルール達成が難しくなる恐れがあることも想定し、審査に入る要件を7割以下に引下げることも検討する。
 統合の基準としては、@人口100万人以上の大都市(消費者庁協議対象)A各運輸局管内の都市部を統合B都市部以外(郡部)の地域を統合―これにより3ブロックに分類する。例として東京特区・武三、大阪、名古屋、札幌A(札幌)、宮城A(仙台)、福岡A(福岡)などをそれぞれ単独で1ブロックとし、岩手A、秋田A、山形Aなどで東北Aの1ブロックに統合、岩手B、秋田B、山形Bなどで東北Bの1ブロックに統合するなどのイメージを示した。
 7月から新運賃ブロックに切り換えるとするものの、当面はこれまでの複数の運賃体系を併存させ、ゆくゆくは見直し後の統合ブロックで運賃改定があれば、統一された運賃に移行させる。今年5月の全タク連正副会長会議には国交省原案を示し、改正通達案のパブリックコメント募集を開始するという。
 ラストワンマイル・モビリティの強化に関する方策、自動車DX・GXに関する方策を議論するための検討会は、前半で交通空白を埋めるためのタクシー事業の営業の拡大を図るとともに、地域における協議のプロセスの円滑化等を通じた自家用自動車有償旅客運送の導入を図るための方策、後半においては、自動車DX・GXの集中投入による地域公共交通のリ・デザインのモデルを議論していくことになるとしている。バス・タクシー事業者や自治体等からのヒアリングも行う予定。構成員には全タク連から田中亮一郎・副会長兼地域交通委員長らが参画。座長は山内弘隆・一橋大学名誉教授が務める予定とされている。
 このほか、働きやすい職場認証制度における認証取得事業者を2種免許取得支援で優遇していくことなどの方針も示された。
 報告事項では、23年度の自賠責保険料の引下げ、SASスクリーニング検診の受診キャンペーンや自動点呼などの紹介があった。
〔2月10日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2023年2月10日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】千葉県B地区 7割達成で運改要否判定へ
【 東京 】アプリ配車の「手配料」100円/ウーバー ユーザーから徴収へ 
【 東京 】3月7日まで延長/「働きやすい職場認証」申請受付
【 東京 】1月のグリーン経営認証
【 横浜 】画面表示ボタンを一新/三和交通「タートルタクシー」
【 東京 】北区と協定の法・個事業者が参加/初の合同帰宅困難者対策訓練
【 大阪 】大阪府知事・市長選で維新に対抗/推薦団体呼びかけ人に坂本克己氏
【 東京 】「持ち直し」に期待も…/1月の景気ウォッチャー調査
【 東京 】上半期決算は650万円増/全個協関東支部幹事会
【 東京 】「家計苦しい」が95%以上/全自交労連 生活・労働実態調査
【 前橋 】個タクのメリット示し組織拡大を/自交東京春闘集会で東個労・秋山氏
【 横浜 】車停は法人のみで13件/関運局 1月のハイタク行政処分
 
2023年2月10日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】法人運転者が3桁の減少/2カ月連続 個タクは51人減/特区・武三 1月末の運転者証等交付
【 横浜 】間東管内の運改要請状況
【 横浜 】京浜地区、7割目前/関運局管内の運改要請状況
 
2023年2月8日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】運改サイクルのフレキシブル化に期待/配車アプリPF「2強体制維持が大事」/グリーンキャブ・野社長、記者懇談会
【 東京 】国交省 女性ドライバー応援企業認定
【 東京 】東タク協 門井専務理事倒れる
【 東京 】不足解消できねば新交通登場の恐れ/交通労連ハイタク部会・手水氏
【 前橋 】運賃改定と需需給調整をセットで/自交東京 春闘討論集会
【 大阪 】24年の事業者大会は滋賀で開催/近畿ハイタク協 正副会長会議
【 横浜 】コロナ前の75%程度で低迷/神L協 19年比のAG出荷量
【 横浜 】山梨B地区 運改申請開始
【 横浜 】多摩地区運改要否判定へ
【 東京 】葛西営業所がリニューアル/日本交通、瀟洒なカフェを併設
 
2023年2月4日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】迎車料金二分に「遺憾の意」表明/S・RIDE陣営に東都・日の丸も迎えたい/国際自動車 西川会長・石井社長
【 横浜 】今夏にも新運賃公示の可能性/京浜、相模・鎌倉地区
【 福岡 】宮崎、鹿児島B「運改必要」/九運局 要否判定結果
【 福岡 】長崎Bブロック運改開始/九運局が3日、公表
【 横浜 】付加価値の追求がカギ/神交協・神交運労使協で戸崎氏
【 東京 】事業継続にはインボイス対応が必要/東個協賀詞交歓会で櫻井理事長
【 大分 】大分協会・漢会長が辞意表明/雇調金の不正受給で引責
【 東京 】モネテクノロジーズ役員人事
【 東京 】若年層向けトライアル接遇研修/東タクセン、4月以降本格開催
【 東京 】14人合格で、1082人に/東タクセン、英語接遇検定
【 東京 】「文化行事を再開させたい」/日の丸東京労組・松下委員長
【 東京 】2月の国内オートガス価格
【 横浜 】フードデリ許可 変わらず
【 大阪 】不満持たれぬ仕組み作りを/第一交通産業 田中社長
【 東京 】デジタルチケットで連携/JTBと1日から MoT
【 ニューヨーク 】NY市でライドシェア車両/EV義務化方針を市長が表明
【 大阪 】DSSmartなど発表/電脳交通フューチャーサミット
】トヨタ・いすゞ・日野/バス自動化で連携強化
2023年2月3日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】事前担保協定の不締結は遺憾/東タク協会長会社前で街宣行動/自交東京 春闘スタート一斉行動
【 大阪・横浜 】エヌケイGが全株譲渡/新社長に大阪の暮部氏
【 東京 】5月11日、富士吉田市で/関自無協 総会日程を決定
【 横浜 】京浜は3桁大幅減に/神奈川の運転者証交付 1月末
【 横浜 】多摩は46.48%に/関東管内の運改要請状況
【 東京 】「穏やかに持ち直し」/雇用状況で加藤厚労相
【 横浜 】千葉県A地区、運改の要否判断へ
【 東京 】「3両同時乗車」の徹底求める/八重洲口乗り場運用で東タクセン
【 東京 】全国平均の高値続く/1月のオートガス価格市況調査
【 東京 】「接客不良」が7割占める/東タクセン 昨年11月の苦情事案
【 東京 】法人向けのデジタルチケット/MoTが今春めどに提供へ
【 東京 】労使協力で再々挑戦も/実用興業「事故ゼロキャンペーン」
【 東京 】「個タクの誕生と歴史」を聴講/東個労「新春の集い」
【 東京・松山 】今治市で「mobi」運行開始
【 東京 】羽田APガーデンに日交専用乗り場で白タク啓発活動
【 東京・鹿児島 】「GO」鹿児島でサービス開始
【 東京 】プロパン・ブタンとも暴騰/2月のLPG・CP
】トヨタ・いすゞ・日野/バス自動化で連携強化
2023年2月1日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】既存バスタクとの意見相違、埋まらず/道運法21条許可のままで延長の方向へ―/「豊島区オンデマンド交通に関する勉強会」
【 東京 】運改前後のスライド賃下げ許さない/自交総連中央委員会
【 横浜 】埼玉県AB地区運改開始/1月27日付 関運局が公表
【 東京 】総連本部へ正式加盟祝う/グリーン新宿労組、決起大会
【 高松 】四運局香川県地区新運賃を公示
【 東京 】感謝キャンペーン抽選会/全個協関東支部が開催
【 東京 】法人男性が初の5000人割れ/多摩地区 12月度運転者証等交付数
【 東京 】東京ハイタク交通共済事故統計/中傷者事故が前期比52.8%増
【 東京 】まちづくりの連携協定締結/MоT・日交横浜・小田原市
【 札幌 】室蘭地区運改申請開始/1月20日付 北運局が公表
【 福岡 】アフターコロナの公共交通シンポ/九運局 2月開催へ
【 横浜 】特殊詐欺未然防止で感謝状/川崎警察署より 平和交通乗務員
【 大阪 】4エリアとも1年間の実験継続/大阪市地交会議で決まる
【 大阪 】大阪府と災害協定を締結/全大個協会 2月6日に
【 大阪 】要請率85%にまで上昇/大阪地区の運改要請
【 横浜 】関東運輸局 譲渡譲受認可
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

近畿の「都市部」「郡部」を統合
          国交省方針 大都市は「単独」 運賃ブロック半減へ

【東京】全タク連(川鍋一朗会長)は8日、千代田区の自動車会館で正副会長会議を開き、国交省の堀内丈太郎・自動車局長、森哲也・旅客課長ら幹部を迎えて意見交換した。国交省側からは運賃ブロックの見直しについて、整理統合を進め現在の101ブロックを半数以下とする方針、ラストワンマイル・モビリティの強化に関する方策、自動車DX・GXに関する方策を議論するための検討会の立ち上げなどについて説明があった。
 国交省との意見交換では、同省側から運賃改定の進捗状況などのほか、改定手続きの迅速化、改定周期の短縮化(2〜3年サイクルでの改定)を実現する観点から、現在全国で101の運賃ブロックを統合し、半数以下に見直す方向で検討する方針が示された。運賃ブロックの広域化で7割ルール達成が難しくなる恐れがあることも想定し、審査に入る要件を7割以下に引下げることも検討する。
 統合の基準としては、@人口100万人以上の大都市(消費者庁協議対象)A各運輸局管内の都市部を統合B都市部以外(郡部)の地域を統合―これにより3ブロックに分類する。例として東京特区・武三、大阪、名古屋、札幌A(札幌)、宮城A(仙台)、福岡A(福岡)などをそれぞれ単独で1ブロックとし、岩手A、秋田A、山形Aなどで東北Aの1ブロックに統合、岩手B、秋田B、山形Bなどで東北Bの1ブロックに統合するなどのイメージを示した。
 今年7月から新運賃ブロックに切り換える方針だが、当面は現行の複数の運賃体系を併存させ、ゆくゆくは見直し後の統合ブロックで運賃改定があれば、統一された運賃に移行させる。5月の全タク連正副会長会議には国交省原案を示し、改正通達案のパブリックコメント募集を開始するという。
〔2月10日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2023年2月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】配車アプリ+コロナで需給バランス変動/大タ協・古知副会長が問題提起
【 大阪 】タクシーアプリ主要PFの説明会/大タ協が開催へ 非会員にも案内
【 神戸 】両地区とも前年比で12月マイナス/神戸・阪神間、淡路島原計輸送実績
【 京都 】水揚げ重視から労働生産性重視へ/京タ協 働き方改革で勉強会
【 大阪 】目立つ「客扱い不適切」/一水会で12・1月の苦情報告
【 大阪 】北新地 悪質な不法駐車も/街頭指導検討会で報告
【 大阪 】接遇マナー 65%が良評価/全個協近畿「お客様ご要望カード」
【 神戸 】ローヤルタクシーが「営業終了」/地方都市の厳しい実情…
【 大阪 】知事候補に谷口氏、市長候補に北野氏/大阪のW首長選 坂本氏らが擁立
【 大阪 】運改、遠割是正申請間に合うか/壽タクシー・浦木山社長
【 京都 】京運支局 関係団体定例業務連絡会
【 奈良 】「バレンタインタクシー」/奈良近鉄タク 13、14両日運行
【 東京 】ウーバーも手配料設定へ
【 大阪 】要請車両率は86.80%に/大阪の運改、さらに1社追随
 
2023年2月8日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】24年の事業者大会は滋賀県で開催/近畿ハイタク協議会 正副会長会議で決定
【 大阪 】「災害時の緊急輸送等に関する協定」/全大個協会が大阪府と締結式
【 大阪 】経営委員長には山根氏の昇格/交安委員長との兼任は不可 大タ協
【 京都 】網野タクシーもmobi導入/峰山自動車に続き2社目
【 神戸 】神戸市域準特協、3月23日に
【 大阪 】大阪運改は86.34%に/さらに5社が追随
【 神戸 】新規加入の要件緩和へ/兵協が財務委員会を開催
【 京都 】都タクシーが全社研修会
【 大阪 】大阪タクシーをWinが継承/新代表に木村操氏
【 大阪 】支部支援金についても報告/全個協近畿 幹事会
【 大阪 】創立60周年祝賀会を開催/全大個協組四天王寺堺支部
【 京都 】観光誘致計画の一環として組込み/福知山市の「鬼タク」
【 横浜・大阪 】エヌケイG 暮部社長就任を告知
 
2023年2月4号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】利用者に不満を持たれない仕組み作りを/第一交通産業 田中社長が講演
【 大阪 】公共性・事業性の両面から進化を/国交省自動車局 森・旅客課長
【 大阪 】原計対象、神戸・阪神間22社/運改審査 和歌山は3地区19社
【 京都 】「運賃の多様化」を意見交換/5・5遠割等も議論 京タ協
【 神戸 】距離短の有無はどうなる?/神戸・阪神間地区の初乗り距離
【 大阪 】提出資料揃って運改本格審査へ/京都市域、大津市、滋賀北部
【 京都 】京都市山科地域公共交通会議
【 神戸 】人材確保セミナー開催へ/兵タ協広報特別委員会
【 大阪 】DSSmartなど発表/電脳交通フューチャーサミット
【 大阪 】来秋の事業者大会など検討/近畿ハイタク協 正副会長会議
【 大阪 】自交大阪 春闘方針案了承
【 大阪 】府民の交通環境を良くする行動/大阪交運労協が交渉
【 大阪 】都市型ハイヤー・星月、新規申請
【 大阪 】ワクチン接種、大阪では低調に/「家族の接種が少ない」傾向も
【 京都 】ラブクローバー号運行/ヤサカタクシーグループ
【 大阪 】60周年祝賀会を開催/全大阪四天王寺堺支部
【 大阪 】2022年度(令和4年度)/運輸安全マネジメントセミナー
【 大津 】自動運転バス実証運行を中止/大津市 別所での事故受け
【 大分 】大分協会・漢会長が辞意表明/雇調金の不正受給で引責
 
2023年2月3日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪・横浜 】日の丸ハイヤーGが首都圏進出/神奈川のエヌケイG2社買収
【 大阪 】大阪の運改、原計28社を選定
【 京都 】町外病院からの帰路利用可能に/京丹後の「ささえ合い交通」
【 大阪 】「私バス」との交通バランスは?/唐突なEV小型バス導入に疑問
【 大阪・京都ほか 】タク買収 投資ファンドが活発化
【 大阪 】駒姫タク代取に藤原氏復帰
【 大阪ほか 】日交G関西 「エスクァイア」45両
【 神戸 】「運改後の労働条件改善」求める/兵庫交運が兵タ協と労使懇
【 神戸 】観光プランの料金見直し/運改控え兵協・事業運営委
【 京都 】全京理事会 藤原、濱本氏ら講演
【 大阪 】「三六会」が新年会
【 大阪 】譲渡譲受の4氏に認可証/全大個協会 授与式と説明会
【 東京 】全国平均の高値続く/1月のオートガス価格市況調査
【 東京 】法人向けのデジタルチケット/MoTが今春めどに提供へ
 
2023年2月1日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】4エリアとも1年間の実験継続/大阪市地交会議/最終的な形態示されずとも承認
【 大阪 】要請率約85%にまで上昇/大阪地区の運改要請
【 大阪 】大阪府と災害協定を締結/全大個協会 2月6日に
【 大阪 】大東市に移管後も料金徴収/JR2の杜撰な管理体制
【 大阪 】「養成」に立ちはだかる厳しい壁/2種免取得可能教習所の対応を
【 和歌山 】2社追随、95%を突破/和歌山市域の運賃改定
【 大阪 】回答ないまま「続行」に疑問符/全大個協会 山口副会長
【 高松 】改定増収率15%超/香川県地区新運賃 四運局公示
【 東京 】持続可能なまちづくりへ協定/MоT・日交横浜・小田原市
【 大阪 】茨木高槻→高槻交通15両
【 大阪 】遠割修正のみ2社申請
【 神戸 】神姫タクの迎車料金認可
【 大阪 】中小のクラウド活用も講演/大商情報・通信部会 部会開催
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