ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2022年6月27日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

<全国ハイヤー・タクシー連合会 第115回通常総会> 
生き延びた喜びの分かち合いと
従前の課題に立ち返った取り組みを 川鍋会長メッセージ

 新型コロナウイルスの新規感染者数は徐々に低減し、政府は観光需要促進など「コロナ後」を見据えた政策にも徐々に舵を切り始めている。タクシー業界では、世間の動きに歩調を合わせ日車営収が徐々に上昇を続けているものの、乗務員不足による実働率の低迷で総営収はまだ「8割の壁」を超えられないでいる。ウクライナ危機に端を発する燃料高騰はまだまだ解決の目途が立たず、諸物価の高騰も続いている。そんな中、タクシー業界では運賃改定要請・申請もぼちぼち出始めており、国交省も今後については実績年度の取り扱いを見直す方針を示している。一方、ウィラー(KDDIとの合弁後はコミュニティモビリティ)の提案する「mobi」のような新たな輸送形態が台頭しつつある。全タク連の川鍋一朗会長には焦点を絞って話を聞いた。

―コロナ禍もすでに3年目となりました。タクシー事業の経営環境などを含めて率直なご感想をお聞かせください。また、これまでの国、自治体からの支援についてはどのように評価されますか。
川鍋
 まずはコロナ禍を生き延びたとの実感もありますから、それは良かったなと思っています。全タク連の5月速報値によれば、全国平均の総営収はコロナ前の19年比で8割に届いていませんが、一部には8割を超えている地域も出始めています。足もとでは、新規感染者数が減少し始めており、同時に日車営収は上がりつつあります。そういう数字などからも生き抜いたという感触を事業者の皆さんもお持ちなのではないかと思っています。
これまでの国、自治体からの支援については政治、行政ともに、「いまここで、自分たちががんばらなければ、いつがんばるんだ」という意気込みを感じましたし、これまでの、そしてこれからの支援対策については雇用調整助成金特例措置からLPガス高騰対策に至るまで、やれることはすべてやっていただいたと思っています。
 坂本(克己)最高顧問が特に燃料高騰対策については非常に強いリーダーシップを発揮していただきましたし、また、全タク連として「1両当たり10万円の経営支援」というスローガンを掲げて運動させていただいたからこそ、さまざまな形でのタクシー事業者への後押しがいただけたのではないかと考えています。政治、行政、業界ともにがんばりましたが、特に坂本・最高顧問のリーダーシップは強かったということが特筆すべき事項として全国の皆さんに知っておいてもらいたいなと思います。

―LPガス高騰対策については、第1期の補助金申請が振るわないようですが、どのようにお考えになりますか。
川鍋
 そんなことはないと思っています。いつ集計するかということ、また、締切との関係、タイミングの問題だけですね。むしろ、締切日前の途中経過の数字をあれこれ評価しても仕方がないと思います。ですから、特に心配はしていません。

―国交省はタクシー運賃改定において、実績年度の取り扱いを見直し、7月を目途に新たな方針を示すとしていますが、一方で、東京都特別区・武三地区などすでに要請書提出済みの事案については従来通りの方針で審査することになるもようですが、これについてはどのようにお考えでしょうか。
川鍋
 実績年度の取り扱いを見直していただけるという対応については感謝しかありません。ただ、その見直しに東京都特別区・武三地区の要請事案が間に合わないということに関しては、一東京の事業者としては忸怩たる思いもないではないのですが、ことここに至っては、仕方がないということだと思います。

―また、実績年度のみならず、乗務員の人件費算定や審査期間の短縮など、運賃制度そのものについて注文を付けたいことなどがあればお聞かせください。
川鍋
 現行の運賃制度について踏み込んで注文を付けたいことは特にありません。燃料費の高騰への対応もそうなんですが、例えば東京でも運賃改定が「15年ぶり」といったことにならないよう、物価に連動し、決まった指標と併せて毎年見直されるロンドン方式のようになればなとは思います。そういう理想形は頭の中にありますが、現行の運賃制度が固まってしまっており、当面はその枠の中で粛々ということになるのではないかと思います。

―現在、運賃改定要請・申請が出ている事案については粛々と審査を待つということになるのでしょうが、例えば検討が進められているソフトメーターがある程度普及すれば、いまお話しになったロンドン方式も少なくとも技術的にも事業者の経済的負担の面からも可能になるように思えますが、今後の進め方とか工程表のようなものは頭の中にあるんでしょうか。
川鍋
 そこまでは特に想定していません。現時点では、そういったことを国交省に要望していくということにはならないでしょう。

―ウィラー「mobi」の運行に代表される新たな輸送形態への対応については、いかがお考えでしょうか。東タク協では渋谷区での実証運行開始前後から道運法21条許可の取消を求めるなど関東運輸局に要望してきましたが、全タク連として全国統一的な対応は必要ないのでしょうか。
川鍋
 それについては個別事業者が各社でそれぞれの判断により動いていますから、いまから全タク連としてどう対応するかを考えるという性質のものではなくなっています。全タク連に加盟されている各都道府県タクシー協会で、それぞれの会員事業者の動きを許容し、その結果として現在の状態があるということですので、全タク連としてはそれで良いのではないかと思います。
 より厳密に言うと、すでに各都道府県協会で傘下会員事業者の動きを容認し、今日の状態があるというのが現状であり、事実であり、わたしの立場で何か申し上げる性質のものではないと思います。全国的にどうすべきかといった観点では、わたしの意見はないということです。
一方、東京業界の立場はこれまで通りということになります。特に運賃水準については、運行主体の事業者が時間制の認可運賃をいただけるような仕組みであれば、反対する余地はありませんし、われわれとしては現行の法令に則った適正水準の運賃をいただきたいということだと思います。個人的にはあのビジネスモデルが本当に、事業収支として成り立つものなのかどうかということについては、いつまで経ってもはっきりと納得がいくものではありません。少なくとも、東京においては、mobiの公開されている運賃料金体系は認可運賃の水準からは大きく乖離しているわけであり、運行主体はもちろん、周辺の競合関係にある既存事業者にも負担をかけてでもやるという姿勢に対して、東タク協としては、「いかがなものか」ということになります。

―道運法21条許可から今後は4条許可に移行する際に、地域公共交通会議でもいま川鍋会長がご指摘になった運賃料金水準の点についても論点になるものと思います。ただ、逆に言えば地域公共交通会議での合意があれば、mobiはもちろんのこと、白ナンバーによる自家用有償旅客運送に地域の足を委ねることも可能であり、また、同様の合意があれば、既存のバス・タクシーの認可運賃料金を下回る価格設定も可能ではないかと思うんですが、その点についての懸念はないのでしょうか。
川鍋
 その時はもう個々の事業者の判断ということになるしかないのでは。そのような運賃料金水準でも引き受け、運行主体になる事業者が果たしてあるのかということも疑問です。

―日本維新の会で今夏の参院選でも自家用車ライドシェア解禁、合法化を公約に掲げていますが、ご意見・ご感想をお聞かせください。
川鍋
 これはもう、タクシー業界としては反対と言うほかありません。われわれはライドシェアにはずっと反対してきたわけですから。それを公約に掲げるということに対しては、業界としても「反対だ」としか言いようがなくて、タクシー業界としてはそれ以外の先生方を選挙でも一所懸命応援するということになると思います。

―最後に、川鍋会長から特に言っておきたいことなどがありましたら、お伺いします。
川鍋
 やはり、コロナ禍を生き延びたことに対して、みんなで喜びを分かち合いたいと思っています。これが1つ目。その上で、コロナ禍を生き延びると同時に、今度はコロナ前の課題に戻ったということでもあります。残念ながら気を緩めている暇がなく、それはすなわち供給輸送力不足、乗務員不足を何らかの手段で解決しなければ、コロナ前から言われていたように、「タクシーに乗れない」「タクシーが来ない」「だから、ライドシェア」という議論が再燃しかねないと思います。ですからこういう課題に、われわれ自身がどういう答えを出すのかということですね。「そんな手段はないからしょうがない」というわけにはいきません。自ら行動して何らかの手段を持たなければなりません。
 それは、相乗りサービスも提供していくとか、新しい取り組みをしていくこともあるでしょうし、供給不足解消に向けていままで以上に乗務員の採用をしっかりやるとか、すでに辞めた人も含めてかき集めて乗ってもらうとか、需要の多い時間帯に合わせて今いる乗務員さんのシフトを動かしていくとか。特に東京のような大都市部では朝はタクシーがないと言われていますから、朝に勤務の交替を行うという現状はニーズとマッチしていない面があります。その辺りはコロナ前を思い出して、しっかり対応していく必要があると思っています。

―有り難うございました。(22年6月15日、Zoomを活用したリモート会見で)
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No.914 6月27日号  主な内容
■巻頭人物 
■トピックス 
:生き延びた喜びの分かち合いと 従前課題に立ち返った取り組みを
   〜全タク連・川鍋一朗会長
:我々が交通の「隙間」を埋める 新たな交通需要の創出を急げ
   〜全タク連・田中亮一郎副会長
:地域公共交通活性化再生法とmobi全国展開
   法改正に主張をしてこなかった結果…?
:タクシー事業者としては大反対だがこの流れは止められない
   〜珊瑚グループ代表・山根成尊氏
:経営者に求められるのは遠近両用眼
   〜TNKグループ代表・坂本篤紀氏
:「WILLERと同じことはしない」
   〜国際自動車DX推進室長・田中慎次氏
:新しいタクシーサービスへアップデート
   〜大タ協・坂本執行部、3期目のスタート
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
実証実験終了 7月本格運行目指す
        渋谷区会議で審議されなかった4条許可計画案
               「Mobi」車両10両、1時間最大40便可能に

【東京】23日の渋谷区地域公共交通会議で時間切れにより実質的に何らの報告も審議もされなかったmobiの道路運送法4条許可に関する事業計画だが、配布された資料からのその一端が明らかになった。運行事業者は引き続き東京エムケイが担うこととされ、定額運賃サービスなどは継続される一方、収益化を目指し、運行車両数は予備も含めて10両程度に拡大するとされている。また、実証実験段階でのコミュニティモビリティによる東京エムケイへの売上保証方式は廃止されるもようだ。
 交通会議での配布資料によると、協議事項として「mobiの道運法4条に基づく自由経路型の区域運行」を掲げ、これまでの道運法21条許可に基づく1年間の実証実験から、1.多くの区民に利用され、日常の買い物や通勤・通学での利用が多く存在している 2.既存交通サービスとのすみ分けが図られ、徒歩や自転車からの代替による利用が多く存在し、mobi利用により移動範囲の拡大・移動そのものの増加も実現されている可能性が高い―と判断されることを4条許可による本格運行の理由にあげている。引き続き運行目的には「相乗り型オンデマンド交通の提供により、移動総量を増やし、街の活性化を図るとともに、将来に向けて安心できるラストワンマイル移動サービスを提供する」ことなどを掲げている。運行開始日は「7月1日予定(許認可が降り次第)」。運行時間帯は午前7時〜午後10時までで、営業エリアは渋谷、原宿と代々木上原を結ぶ約1.5キロ×約2.5キロの範囲内で実験段階のエリアを踏襲。運行事業者は東京エムケイ(汐留営業所)で、運行車両にはワンボックス型(乗車定員7〜10人)を予備を含めて10両用意する(実証実験では2〜4両)。1両で1時間当たり4便運行すると改定した場合、1時間当たり最大で40便の運行が可能になるとしている。当該車両は東京エムケイの一般タクシー事業と併用する。
 運賃料金は、普通運賃として片道大人1回300円、小児150円、幼児は2人まで無料、3人目から小児運賃と同額。乗り放題パスは30日間で大人・小児とも5000円で、実証実験では500円とされていた家族会員の金額は資料上では「空欄」にされている。回数券は、大人・小児とも8回2100円、5回1400円。
ビジネススキーム・事業計画についても簡単に紹介されており、それによると運行会社(東京エムケイ)は「利用者に対し、運営会社のシステムを活用した運送サービスを提供。収益源は利用者からのサービス利用料(運賃料金)」とし、システム提供会社(コミュニティモビリティ)は「運行会社へのシステム提供やサービス設計を行う。収益源は、運行会社からのシステム利用料・コンサルティング料等」と説明されている。また、利用者としては個人のほか、法人会員を想定。法人会員からは自社顧客の送迎や店舗等への送客依頼、広告掲載なども予定されているとする。地域公共交通会議では具体的な説明が一切行われていないため詳細は不明だが、実証実験時代のようにコミュニティモビリティ側が東京エムケイに売上保証を行うという形は資料上では窺えないことになっている。計画上の運行事業者の事業収支は、23年が売上高(運賃収入+広告収入)8380万円、利益100万円、24年度売上高1億1734万円、利益281万円、25年度売上高1億5263万円、利益533万円―を見込むとしている。
 いずれにしても、地域公共交通会議で具体的な事業計画の説明に至らなかったこと、実証実験の検証について詳細データの提出を求められ、さらにそれらのデータに基づいた審議を避けられなくなったことから、mobi側も戦略の練り直しを迫られることになりそうだ。
〔6月25日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2022年6月25日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】渋谷の「mobi」運行終了を告知
【 東京 】mobi事業収支の推移
【 東京 】MM総研大賞2022で/「mobi」MaaS最優秀賞受賞
【 東京 】パート労働乗務員雇用の実現を/まずは2種免許取得費用の補助求む
【 東京 】「mobi」の対応巡り意見交換/東京ハイタク労働団体と東タク協
【 東京 】都議会立憲民主党都議団と懇談/東京交運労協・路面3部会
【 東京 】「全車」回答は35%/ 全個連 インボイス調査結果
【 東京 】全タク連 観光庁に要望書
【 東京 】提携個人11号タクシーの出発式/km板橋営業所の堀江博一さん
【 東京 】LPG先物700ドル台維持/7〜9月は先高傾向に
【 東京 】UD研修 29人が受講/神タ協 4回目以降も継続予定
【 東京 】事故・違反件数増加傾向/東タク協のSDコンテスト結果
 
2022年6月24日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】6月末でいったん運行終了/渋谷区の「mobi」4条許可足踏み/地域公共交通会議で協議整わず
【 東京 】国交省人事人事(28日付)
【 東京 】ウーバー SAに元警視総監
【 仙台 】「運改必要」と判断/岩手県A、Bの両地区
【 横浜 】需要減推計「方針示したい」/大辻・旅客課長、講演で運改に
【 東京 】藤原、老川、堀越の3氏が受賞/東運支局 陸運関係功労者表彰
【 東京 】「いて良かった」協組目指す/東京無線協組 新執行部が会見
【 東京 】総会で山田会長らを再任/東京都LPガススタンド協会
【 東京 】認定合格者計990人に/東タクセン 英語検定
【 東京 】達成チーム・支部を表彰/21年度SD・コンテスト
【 東京 】電動キックボード取り締まる/警視庁・石川参事官が見解
【 横浜 】三和交通「引っ越しタクシー」/7月19日からサービス開始
 
2022年6月24日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「気候変動への対応」をテーマに/ 国交省 22年度「国土交通白書」を公表/HV車導入やEV充電設備数等を紹介
【 東京 】通常総代会次第と全議案を承認/日個連事業協組理事会  
【 東京・名古屋 】トヨタ・いすゞ・日野/バス自動化で連携強化
2022年6月22日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】生き延びた先は従来課題への回帰/全タク連 川鍋会長インタビュー/特定時間帯での供給力不足への対応が課題
【 東京 】22年度陸運及び観光関係功労者/関運局長表彰式
【 東京 】ハイタクからは藤原氏ら3氏/陸運功労 東京運輸支局長表彰
【 東京 】創立50周年記念式典、華やかに/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】国交省次官等人事
【 東京 】中労協、労使で22春闘で確認/現行労働条件の維持・協議継続へ
【 東京 】東京都ハイタク事業協組/清水正人理事長が続投
【 東京 】コロナ禍を一旦総括/女性経営者の会で川鍋会長
【 東京 】厚労省中央最賃審議会開催へ
【 東京 】新設の幹事長ポストに永峯氏/榎元会長は再任 ダッ研総会
【 東京 】国交省 パブコメ募集開始/道運法施行規則一部改正で
【 横浜 】関運局施策集2022
【 東京 】S・RIDE 期間限定で運行/「ジャイアンツタクシー」
 
2022年6月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】準特協からの運改容認意見13日付で/渋谷区地交会議は6月23日に開催予定/関運局・橋部長リモート定例会見要旨
【 東京 】両地区とも総営収は6割超の増収/東タク協 5月原計輸送実績 
【 東京 】新会長に山田副会長/全国LPガス協会通常総会
【 横浜 】新会長に横個協・門谷理事長/神奈川県個タク協会総代会
【 横浜 】コロナ休車、依然5395両/関運局管内 5月末現在
【 横浜 】フードデリバリー 許可90件に
【 東京 】斉藤国交相 観光需要喚起策で談話
【 横浜 】日車営収、総営収とも全地区増収/関東管内 5月の原計輸送実績
【 東京 】路上寝込み者救助のドラレコ映像/東タク協理事会でも上映
【 東京 】梅雨の移動をサポート/S・RIDEが割引キャンペーン
 
2022年6月18日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】冨本理事長を無投票で再任/「人数減っても協組に力ありを示す」/日個連都営協 通常総代会を開催
【 東京 】モビリティ事業で新会社/ソニーとホンダが提携
【 東京 】総会と50周年記念式典を挙行/東京ハイタク交通共済協組
【 横浜 】大野会長を再選/全国子育てタク協会 定時総会
【 東京 】「空飛ぶタクシー」の試乗を表明/永峯会長 女性経営者の会総会
【 静岡 】櫻井氏を会長に選出/全個連が総会開く
【 横浜 】関運局 家邉技安部長の報告/健康起因事故の発生状況の推移
【 東京 】上野駅タク待機所で清掃活動/全自交東京・連絡委
【 横浜 】関東運輸局 譲渡譲受認可
 
2022年6月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】連携は「HMS側からアプローチ」/ mobiとは「一線画すもの」/国際自動車 田中・DX推進室長インタビュー
【 横浜 】「いま一度の運賃改定を」/神タ協定例役員会で伊藤会長
【 東京 】「シフトチェンジ」の必要性訴え/東タク協理事会で川鍋会長
【 東京 】総務、国交省担当官が祝辞/14日の全自無連総会
【 東京 】「くれよんタク」に18社26両/チェッカー×東京無線
【 東京・静岡 】MоT 静岡等でサービス開始
【 東京 】特区・武三は前年比33.5%増/東タク協 4月全社輸送実績
【 札幌 】北運局 知床遊覧船に取消処分
【 大津 】「適時適切に」運改検討/滋タ協総会で田畑会長が「私見」
【 東京 】新社長に矢ア陸氏が就任/矢ア総業 現社長の急逝で
 
2022年6月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「困難な時ほど力を発揮できる団体」/ 全自無連、総会で野会長の3選決める/「全会員の組織強化と会員支援重視」の計画承認
【 東京 】「やぶくる」の実績など公表/国家戦略特区諮問会議 会合開く
【 東京 】両備G・小嶋代表の基調講演も/交運研 総会を開く
【 横浜 】タクシー1両に1万2000円/神奈川県6月補正予算案
【 東京 】渡邉理事長ら三役を再選/日個連東京都交通共済協組通常総代会
【 東京 】帝都自交普通救命講習を実施
【 東京 】今月も新規登録はゼロ/5月分タクシーのG経営認証
【 東京 】清掃活動の実施など提案/日交G連絡協議会 幹事会
【 東京 】「SUPERタクシークーポン」/DiDi 新規ユーザー限定で
【 東京 】故・高山氏のお別れの会/タク業界関係者も多数参列
【 大阪 】マクドナルド赤川店 竣工式/日タクホールディングス
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

 

日車営収が19年同月を上回る
      実働率減+運改効果には見合わず―5月度輸送実績

【大阪】大阪タクシー協会(坂本栄二会長)が25日に発表した5月の実働1日1車当たりのタクシー輸送実績(税抜)によると、普通車の平均日車営収は3万3269円となっており、「コロナ脱却」を強く感じさせる数値となっている。日車営収はコロナ禍以前の19年の同月の中型車の3万1562円をも上回る数値となった。
 その他地域については、3万2420円で19年同月を37円下回っているが、合計の3万3107円は19年の3万1714円を1393円上回っている。当然、配置車両数以外の数値は全てコロナ禍における実績を上回っている。
 20年2月の運賃改定では改定率が10.83%となっており、日車営収は19年同月と比較して5.53%の増に留まっている。一方、実働率で比較すれば、9.5ポイントも下がっており、稼働率の低下+運改による増収率に見合った金額になっているとは評価できないだろう。
〔6月25日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2022年6月25日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「75歳問題に白黒つける」/全大個協組 濱本・新執行部が抱負
【 大阪 】「5・5」未だ遠割の73.67% 
【 神戸 】「審査要件超えて良かった」/藤原・兵タ協東播支部長
【 神戸 】姫路・東西播運賃要請/要請車両率は80%超える
【 京都 】全京 事故共済廃止に着々と
【 大阪 】求められるのは遠近両用眼鏡/TNK坂本代表インタビュー
【 京都 】インボイス制度に向け意見交換/京都個人タクシー団体協議会
【 大阪 】三重名鉄タク 全株式を譲渡/福岡・安全タクG傘下に
【 大阪 】8月には仮工事をスタート/なんば駅周辺再編事業で説明会
【 名古屋 】20周年記念で「無料タクシー」/名古屋エムケイ 1両運行
【 東京 】LPG先物700ドル台維持/7〜9月は先高傾向に
【 大阪 】ロボット点呼への布石?/Sオリジン・遠隔点呼システム
【 大阪 】7月の合同街頭指導日程
【 大阪 】大阪神鉄豊中タク 役員変更届
【 大阪 】華?国際タクシー 役員変更届
 
2022年6月24号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】北、福島で乗り場増設60カ所/オンデマンドバス実験で大阪市計画
【 大阪 】西岡会長ら新年度理事、監事選出/大タクセン・評議員会
【 京都 】比叡山観光、京洛タク 破産手続き開始へ
【 大阪 】「満場一致」スムーズに/大タ協・坂本会長推薦は古知氏
【 和歌山 】会費徴収規定など変更/和タ協が定時総会
【 大阪 】「赤字縮小しつつある」/小豆島タクシー・橋社長
【 京都 】新役員の最終候補者名簿を承認/京タ協 正副会長Web会議
【 大阪 】大阪自動車会議所 新会長に藤田氏/副会長に大タ協・坂本会長ら
【 大阪 】なんば駅周辺の空間再編事業/今後の進め方で説明会 24日
【 大阪 】新副委員長に大谷氏/全大個協組事業委員会
【 大阪 】北新地で合同街頭指導
【 大阪 】全自交大阪地連が執行委員会
 
2022年6月22日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】坂本栄二会長の3選決める/副会長は古知、士、坂本(篤)の3氏
【 大阪 】早急な「運改機運」に賛意/5・5にも疑問符 大タ協・暮部理事
【 大阪 】22日以降、自動的に審査へ/70%超の姫路・東西播運改要請
【 神戸 】明確な回復を示す/神戸・阪神間 淡路島 原計実績
【 神戸 】30日付での解散を決議/兵タク会館、定時株主総会
【 神戸 】新竹理事長を再任/全兵庫個人 総会開く
【 大阪 】大タ協 理事定数の削減等を承認/「40〜47人」→「30〜45人」へ
【 京都 】47回目の「京の夏の旅」/ヤサカタクシーGが運行参加
【 京都 】エムケイグループ、HD化/京・滋・札・名の4社で構成
【 大阪 】「安マネシンポ2022」を開催
【 京都 】「顧客戻れば人権意識問われる」/京都市個人 事業者講習会開く
【 京都・東京 】TPRSの実証実験に参加/興進タクシー&京都タクシー
【 東京 】国交省次官等人事
 
2022年6月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】電車・バス利用者が流入している/珊瑚グループ 山根成尊代表インタビュー
【 京都 】「オール京都」の旗の下に/「兼元体制の継承」宣言の筒井副会長
【 神戸 】運改要請率70%を突破/姫路・東西播地区 審査入りへ?
【 神戸 】神戸市に事業継続への支援要請/兵庫県交運労協ハイタク部会
【 京都 】京タ協 総会前の正副会長会議/23日Web開催 役員人事案等提示
【 京都 】「総がかり宣伝行動」を総括/自交京都、京都総評が調整会議
【 京都 】新規乗務員の採用こそ重要/弥栄自動車 北川専務
【 京都 】京都府・市に支援要請/京タ協 7+月上旬にアクション
【 大阪 】感謝事例の取りまとめを公表/大タクセン 21年1月〜22年3月
【 大阪 】「ヒノキおしぼり」を試験提供/敷島交通 車内販売も検討
【 大阪 】クラウン→華盛G 10両譲渡譲受
【 大阪 】さかいタクシー 役員変更届
【 大阪 】毎日タクシー 役員変更届
【 大阪 】近運局 車両停止処分1件
 
2022年6月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】公共交通全体を伸ばす相乗効果を/タク協業で大阪メトロインタビュー
【 大津 】「適時適切に」運改検討/滋タ協総会で田畑会長が「私見」
【 東京・大阪ほか 】政府の借金返済が先決/自賠責賦課金値上げに批判の声
【 奈良 】奈タ協新体制 7月初旬に専門委
【 大阪 】インボイス対応に重点/全大個協組・総務委員会
【 大阪 】2300万円を積立加算/盤石の運営へ、大阪交通共済
【 大阪 】「希望の光」見え始めた/交通共済 3年ぶり懇親会
【 大阪 】無料の「医療相談会」/全大個協組 月イチ開催の第1回
【 東京 】矢ア総業社長に矢ア隆副社長
【 大阪 】台当たり営収は回復したが…/乗務員不足で経営厳しく
【 京都 】京のタク「運転者不足深刻」/京都新聞が業界関係者の声
【 神戸 】ユニバーサルツーリズム推進/7月4日 オンラインセミナー
 
2022年6月15日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】総代会で濱本理事長らを再任/新副理事長に城本峰星氏を選出
【 大阪 】全大個協組 各役員人事
【 神戸 】役員の選任等、上程議案を承認/兵タ協 6月度理事会
【 大阪 】マクドナルド赤川店 竣工式/日タクホールディングス
【 大阪 】永年在籍20氏を表彰
【 大阪 】環境の変化に耐えて生き残りを/全京・原口 神戸・前野両理事長
【 奈良 】khs 社名を「ケアテラス」に
【 大阪 】未解決春闘は本部対応で/自交大阪 春闘状況を確認
【 奈良 】奈タ協 新役員を選出
【 奈良 】ハイタクは増加傾向に/奈良県下の交通事故情勢
【 東京 】「SUPERタクシークーポン」/DiDi 新規ユーザー限定で
【 大阪・神戸 】LPG支援申請で事務局悲鳴?/「まずはHPで要領確認を」
【 奈良 】日の丸交通など 定額運賃を廃止
【 奈良 】野原タク 代取変更
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