ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2022年5月23日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

<東タク協 総会特集>
  9年目の東タク協・川鍋執行部
    向こう1年の課題を展望 2022

 東京ハイヤー・タクシー協会(川鍋一朗会長)は5月25日、千代田区のホテルニューオータニで通常総会を開き、2021年度事業報告案、同収支決算案などを審議する。近年はコロナ禍の影響で規模縮小など、いわゆるコロナシフトでの開催が続いていたが、本総会がいよいよアフターコロナに向けた正常化への第一歩となるか。それはさておいても、任期満了に伴う役員改選は昨年度に終えており、そうしたざわめきがない中で川鍋執行部は丸8年が経過し、今総会で9年目に入る。20年2月の全国48ブロックから漏れた残る半分の地域では運賃改定の実現が喫緊の課題となっており、東京都特別区・武三地区もすでに要否判断を終えて実質審査入りしているという意味では全国でもトップグループを走る。全タク連中核組織として、全国の業界が抱える課題の先頭に立つ東京業界の向こう1年の課題について、改めて展望、整理してみることにした。

運改への対応〜特別区・武三地区の場合
 先に触れた通り、20年2月には、遅れていたタクシー運賃改定が全国48ブロックで実施された。
 そもそも19年10月の消費税率引上げの価格転嫁と同時実施のはずだったものが、物価問題に関する関係閣僚会議、消費者委員会で横やりが入り(*業界内では首相官邸の意向と受けとめられている)半年ほど遅れることになったものである。コロナ禍顕在化の直前に間に合ったとも言われ、全国的にはこの48ブロックに入った地域と入らなかった残り半分の地域ではコロナによる需要喪失の打撃に大きな違いがあったとも言われている。当然、48ブロックに入らなかった地域の運賃改定をどうするのかという課題が早くから指摘されており、もちろん東京都特別区・武三地区もその中の一つだった。
 特別区・武三地区の運賃改定については20年度の東タク協経営委員会の事業計画案などにもその調査・研究が盛り込まれており、懸案になっていたが、20年の東タク協新年賀詞交歓会で川鍋会長も新年の目標として運賃改定実現をぶち上げたものの、その後トーンダウン、慎重姿勢を強めるなど二転三転。定例理事会での質疑などでも「情勢を見極めている」として、直ちに運賃改定に動くという気配を消していた。
 だが21年5月の与野党タク議連総会での川鍋会長のスピーチでは一転して、「運賃改定のことを先生方も頭の片隅に置いておいてほしい」と繰り返し要請しており、同年3月頃までの雰囲気を一変させた。その後は運賃改定要請書提出は年内か否かというさまざまな観測も出たが、結局は年末に間に合わせる形で要請第1弾は21年12月24日に提出された。
 その後の3カ月間で、要請率は90%を超えるところまで持っていくことができ、それだけコロナ禍の中で多くの事業者が窮状に追い込まれていたことも物語る。よって、東京業界の課題としての運賃改定は、「要請するのか、しないのか。するならいつか」という段階はもはや過ぎた。要否判断の結果、GOサインも出ており、あとは審査を待つばかりというのが手続き上の現在地に当たる。
 となると、要請書を提出した多くの事業者の関心は当然ながら、改定増収率はどの程度になるのかということに尽きる。前回(2007年12月)の同地区の運賃改定では、改定増収率は7.22%にとどまっている。2桁に届かないというのは近年では稀な事例となるが、今回もその轍を踏むのか否か。
 改定増収率の算定、つまり審査に当たっては近年急速に増加しつつあるキャッシュレス決済の機器搭載コスト及び手数料を正しく反映してもらうことは当然のことながら、乗合バス並みに乗務員の人件費を他産業平均との和半にしてもらうような労働条件改善を強く意識した審査基準の運用見直し(別掲・枠内)をしてもらえるのか、さらに言えば、これまで何度も本紙紙上で繰り返してきたように、実績年度をどのように取り扱うのかが極めて重要だ。水面下では東タク協執行部としてもちろん、関運局や国交省(本省)とも折衝しているものと思うが、業界全体の声を背景にという迫力はもう一つ感じられない。
 実績年度の取り扱いについては、すでに国交省の大辻統・旅客課長が全タク連正副会長会議において今夏までに事務連絡(=実績年度は2019年暦年とする)の見直しを検討する旨を発言しているとされるが、少なくとも夏と言えば東京都特別区・武三地区の運賃改定事案は審査も終盤に来ており、原価計算書の提出もとうに済んでいるのではないか。となると、事務連絡の見直しは本事案には間に合わないことになる。
 一方で、名古屋地区の運賃改定事案は第1弾の要請書提出が3月31日であり、まだ、要請受付期間の3カ月も過ぎていない。同じ21年度の要請事案でありながら、取り扱いが異なるということは少なくとも東京業界としては避けなければならないはず(※18日の関運局定例会見で「特区・武三地区の実績年度は19年暦年」と再度説明あり)。
 燃料高騰だけにとどまらず、食料品をはじめ生活必需品、鉄道・航空運賃も次々と値上げのステージに入った。タクシー運賃の値上げだけ、とりわけ東京のタクシー運賃値上げだけ抑制すれば良いというものではない。需要拡大局面でもないのに、ウクライナ情勢も手伝って、いまはまさに「スタグフレーション」の局面になっている。20年2月の48ブロックに加われなかった全国の残り半分の地域のためにも東タク協、東京業界は踏ん張らなければならないのが本年度だ。
mobiへの対応、全国との関係
 ウィラーがプラットフォーマーとして全国で展開しようとしている、定額乗り放題サービス「mobi」はKDDIとの合弁会社・モビリティコミュニティの設立も相まって、全国的に大きな注目を集めている。東京業界では渋谷区でのmobi運行が道路運送法21条によるタクシー事業者への乗合許可がなされ、すでに実証実験が始まっており、その1年間の期限が間もなくの6月末と迫っている。さらに豊島区では3月28日に地域公共交通会議が開催され、これをもって事前の説明が関係者に対して実行されたとし、4月19日付で運行事業者へ21条許可がなされている。また、ウィラーが事業を行う計画を公表している港区でも、今月26日の港区地域公共交通会議でウィラーによるmobi運行計画の事前説明が行われるとの観測があったものの、これは先送りされる可能性も取り沙汰されている。
 東タク協としては、渋谷区でのmobi運行に際して運賃水準が低すぎることや大都市東京の渋谷区においてこうした形態での輸送サービスを必要とするような交通空白地はそもそも存在しないとして猛反発してきた経緯があり、21条許可を取り消すよう東タク協として文書での申し入れを関東運輸局に対して行ってきた。他の区部でのmobi運行に対しても東タク協の基本スタンスは変わっておらず、豊島区であろうと港区であろうと同じである。
 一方で、事業許可を行う関運局側は、渋谷区の事案における東タク協からの文書での抗議、申し入れに対しては口頭で行政の立場を説明するにとどめ、書面での回答は行わないと記者クラブとの定例会見で明言している。ただ、こうした業界側の反発に考慮してか豊島区の事案では21条許可申請であるにも関わらず、法律で義務付けられていない地域公共交通会議での事前説明が行われている。また、港区でも同様の説明が行われるとの観測が出たことから、今後関東管内ではmobi運行事案が出てくるたびに地域公共交通会議での事前説明が行われるのではないかとの見方も浮上していた。
 21条許可が運輸行政当局の判断だけで実証実験であればたいていのことはできるというのもいかがなものかと言えるし、その意味で各自治体が主催する地域公共交通会議で事前説明が行われること自体は歓迎したい。ただ、道運法4条による本格運行のための乗合許可ではないため、あくまで任意による事前説明に過ぎず、説明側もそれなりに誠意は見せても、審議事項ではないため、バス・タクシー事業者委員の同意は必要とされないし、説明そのものも会議1回の開催の中での1報告事項として済まされがちだ。よって、地域公共交通会議で1回説明しておけばある種の要件をクリアして、間を置かずに乗合許可ということであれば少々手続きが形骸化していると言わざるを得ない。
 また、地域公共交通会議での事前の説明についても、プラットフォーマーとしてのウィラーが担当するのみで、実際の運行主体として乗合許可を受けたタクシー事業者は会議に顔も出していない。利用者の安全を担保する義務があるのは運行主体である乗合許可を受けた事業者であるのだから、枠組みの説明はウィラーがするにしても、輸送の安全に関する分野での取り組みは運行主体がすべきだ。
 このほか、地方業界ではタクシー協会そのものが、ウィラーとの関係を斡旋したり、幹部事業者が運行主体に名乗りをあげる例もみられ、全タク連、全国のタクシー業界としてのmobi運行に対するスタンスは大きな温度差を露呈している。全国で統一的な対応をとることが望ましいが、それができないなら、その理由を明確にしていく必要もあるだろう。
乗務員不足への対応〜全国的課題
 コロナが収束に近づくにつれ、東京業界でも乗務員不足がクローズアップされている。日車営収が月ごとに上昇を続けても、実働率はコロナ前より数段低く、総営収の回復は遠く、経営の厳しさは大きくは改善されていない。臨時休車制度を活用して、現有乗務員数で動かしきれない車両は減らすということも行われているものの、それでも保有車両は少なからず過剰なままである。コロナ前の市場規模に対して全社がフル稼働したら確実に供給過剰だし、需要側を膨らませるしかないのだが、その方策は実際にあるのか、これから生み出せるのか。
 一方、改正道路交通法が13日から施行されており、2種免許の取得要件は緩和された。これにより、高卒者の新卒採用もタクシー業界として視野に入れることができるようになったが、制度が整ったからといって、誰もがそれを使いこなせるわけではない。大卒新卒の採用でも東京業界では国際自動車、日本交通の2社のみが大量採用に成功しているのであり、他の大手はもちろん準大手事業者や中小事業者では少数の実績があるというだけだ。まして、高卒新卒採用を大量に実現できるかと言えば、大卒者で実績のある一部大手にとどまるのではないか。保有台数を確実に動かしたいという事業者の本能からすれば、東京業界にとっても乗務員不足は本年度の重要課題ではあるが、解決の糸口は見えないというのが正直なところではないか。(了)
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No.907 5月23日号  主な内容
■巻頭人物 
:野 公秀氏(関東自動車無線協会会長)
■トピックス
:<東タク協 総会特集> 9年目の東タク協・川鍋執行部
            〜向こう1年の課題を展望 2022
:<Data> 関東管内4月原価計算対象事業者輸送実績速報
:コロナ禍の雰囲気を払拭するため 「すべてやりたい」
            〜三草・近自無協和歌山県支部長インタビュー
:<近自無協 総会特集> 無線事業復活に向けた兆しとなるか
            〜「まん防」解除の中で迎える通常総会
:<Data> 新型コロナによる営業収入の対19年同月比の変化
:タクシー車内の安全環境を実証
            〜境交通と電気通信大学
■東西往来
:しめやかに故・榎元紀二郎氏の社葬 / 約1年半ぶりの認証飲食店への要請解除
■この人この言葉
:神田 康裕氏 / 太田 宏氏 / 前 安稔氏 / 福井 勇氏
シャッターチャンス
:運改実績年度に関し未だ不明瞭 / 遡ればEVもたっぷりガス放出
:「全権委任」不確かなまま協議 / トラブル回避の事前告知の配慮
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
mobi運賃料金収受のあり方で見解
    利用者・企画主体・運行主体の関係で
      関運局 橋・自交部長発言要旨

【横浜】関運局の橋信博・自動車交通部長は18日の定例会見(リモート開催)の中で定額乗り放題サービス「mobi」における企画主体と運行主体、利用者間の運賃料金負担のあり方について、利用者の負担する運賃料金ではなく、企画主体が運行事業者に時間制運賃などで借り上げることは法的に問題がないとの認識を示したほか、群馬県前橋市が提案している、「ぐんま共創モビリティ」における「介護保険法に基づいた共同送迎」についても道路運送法上の問題はないとの考えを示した。準特定地域における個人タクシーの特例新規許可枠については、「安易に新規参入に流れるのではなく、従来からの譲渡譲受にも各団体でしっかり取り組んでほしい」と注文を付けた。
 mobiの運行形態として、月額5000円、1回当たり300円などの運賃を企画主体のコミュニティモビリティが収受し、同社が運行主体のタクシー事業者には借上げ料として、時間制運賃を支払う場合について橋氏は「枠組み全体について道運法上の問題は生じない。ただ、企画主体のコミュニティモビリティ等が運行主体から借り上げる際の運賃料金が認可された時間制ではない場合には、企画主体と運行主体との間のやり取り、どのような運賃料金のやり取りになるのかを地域公共交通会議等で明らかにして協議する必要がある。その協議が調っていれば法的には問題ないと言える」などと述べた。
 国交省「アフターコロナに向けた地域交通の『リ・デザイン』有識者検討会」(5月10日開催)における前橋市提案の「介護保険法に基づいた共同送迎」について橋氏は、「前橋市が共創モビリティということでさまざま検討されていることは聞いている。道運法上の問題ではないが、社会福祉法人がいままで介護サービスにおけるケア輸送に自社の白ナンバー車を使うだけではなく、送迎部分をタクシー事業者に委託できるということで厚労省所管の法令で運用の緩和があったと聞いている。そのため、前橋市の福祉法人において施設のスタッフにゆとりがないような時間帯に、送迎はタクシーを活用することによって輸送手段を確保するとともに、その分施設のスタッフは施設内でのケアなど他の業務に当たることができる。これによってWIN―WINの関係が構築できるということで、いろいろと検討されていると聞いている」と述べたほか、「いままでは送迎部分にタクシーを委託することができなかったものを厚労省において運用緩和がなされ、可能になった。それを端緒に検討が始まったものと聞いている。道運法上はデイサービス等において送迎をタクシー事業者に委託すること制限はしていない。規制があるとすれば厚労省側の所管法令であり、今回はその規制が緩和されたことが検討のきっかけと聞いている。運行委託であれば運賃料金は通常、時間制運賃等公示されているタクシー運賃であろうと推定できるが、特に安い価格設定を行うということであれば地域公共交通会議等での協議が必要になる。介護保険法など厚労省所管の法令側でタクシー運賃を安くする制度はない」と説明した。
 個人タクシーの準特定地域における特例新規許可枠について橋氏は、「参入枠は関東管内で特別区・武三交通圏139人をはじめ、8交通圏で合計161人となっている。申請受付期間は9月1日から9月30日までの1カ月間。処分時期は23年3月中だ。参入枠については団体別の設定はない。現在の譲渡譲受に加えて特定の新規参入枠を活用していただくことになり、個人タクシーの減少に歯止めをかけることに期待している」とした。また、局側からは今後のスケジュールについて、参入枠を超える試験合格者があり、審査基準をクリアした者が出た場合には抽選を行うこととされており、9月の1カ月間に申請を受け付けた分については11月に試験を実施、合格者を対象に審査し、審査をクリアした者の抽選は年が明けてからになるだろうとの見方が示されたほか、「抽選のやり方は決まっていない」と説明された。橋氏は、「特例制度は、譲渡譲受がコロナ禍により十分に行えないことを考慮して制定された経緯がある。今回の特例制度と従来からの譲渡譲受を合わせて個タクの減少に歯止めをかけたいということであり、従来からの譲渡譲受についてもこれまで以上にしっかり取り組んでほしい。安易に譲渡譲受から特例新規枠に流れないよう、当局としても意を用いていきたいが、各団体においてもご尽力をお願いしたい」と要請した。
〔5月21日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2022年5月21日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】遠隔点呼 現時点で「申請ゼロ」/今後に期待 家邊・技術安全部長
【 東京 】補正予算でLPガス補助を計上/国交省 計84億2000万円 
【 横浜 】太田支部長を再選/神タ協横浜支部 定時総会
【 横浜 】第二弾の運賃改定の可能性追求/藤井・副支部長 開会あいさつで
【 東京 】江戸川区環境フェアに出展/JPNタク展示など 都スタ協
【 東京 】新役員候補を発表/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】SNS活用情報提供システム構想/東タク協4専門委員長が検討
【 横浜 】15地区揃って総営収アップ/関東管内 4月原計輸送実績
【 東京 】ライトマークス 初の第三者割当/本田氏の個人Fから 1億円超
 
2022年5月21日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「空飛ぶタクシー株式会社」設立/大宝タクシー 大阪・関西万博目指し運行開始へ/「初乗り680円+10秒ごと250円」を採用予定
【 東京 】新規参入の安全確認などを審議/知床遊覧船事故対策検討委
【 福岡 】子どもサポートタク沖縄でスタート/全国23エリアに拡大 第一交通産業
【 東京 】近年は概ね500人以上減少/都個協 所属事業者増減を公表
【 東京 】3倍以上の約1万8000点/「一行タクシー」 応募締め切り 
【 東京 】辻元氏がハイタク産業を語る/私鉄関ハイ、トークショー主催 
【 さいたま 】優勝は赤羽支部Bチーム/日交労、22野球大会
【 大阪 】業務提携の「出発式」を挙行/「毎日タクシー」と日本交通G関西
 
2022年5月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】特区・武三の実績年度は「19年暦年」/「運改実施は年内を目指し作業本格化の段階」/国交省「新基準」は「今後の申請・要請」に適用
【 東京 】新卒大量採用効果も徐々に/東タクセン 4月運転者証交付数 
【 東京 】7月1日定時総会開催決める/都個協 第79回理事会
【 東京 】コロナ前の水準に近づく/東タク協 4月の原計輸送実績
【 東京 】川村理事長、8期目へ続投/50周年で出資配当は10%に
【 東京 】黒塗り車両は現在8両/4月解禁 東個協
【 横浜 】臨時休車実施及び復活状況/関運局 4月末日状況を公表
【 横浜 】関運局 4月発表の件数を訂正/フードデリ許可件数まとめ
【 東京 】決勝戦など21日に順延/日交労の22野球大会
【 東京・名古屋 】トヨタ・いすゞ・日野/バス自動化で連携強化
2022年5月20日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「他の交通機関と同様の支援したのみ」/斉藤国交相、定例会見で恣意的な補助金運用を否定/「ガスそのものへの支援が難しいため」の措置と説明
【 東京 】しめやかに故榎元氏の社葬/川鍋・東タク協会長ら幹部も多数参列
【 東京 】愛犬のためのホテルへハイヤー送迎/日交 住友不動産ヴィラFと連携
【 東京 】今年は大阪で開催/交通労連ハイタク部会・政策討論集会
 
2022年5月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「乗合タクシー事例集5版」作成へ/田中委員長「地域交通に悪循環を起こさないよう」/参院選前に「真水の支援の交渉」の必要性も指摘 
【 東京 】営収比較 コロナ前から23.4%減/全タク連 4月実績サンプル調査 
【 東京 】乗務員減少に歯止めかからず/多摩地区 運転者登録4月分 
【 東京 】「運賃改定しない広報」も/東タク協三多摩支部総会
【 東京 】第一交通 ウィラーが参加/国交省「リ・デザイン有識者検討会」
【 東京 】「地域交通ネットワークの維持」/全国知事会 国交省に要望書提出
【 東京 】100人で新宿をデモ行進/自交東京 運改周知宣伝行動
 
2022年5月18日号-2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】総営収 3月も両地区とも約2割増/特区・武三 日車営収4万6929円にまで回復 
【 東京 】データ利活用検討会定例化など3項目/22年度の新たな取組み 東個共済協組 
 
2022年5月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 前橋 】高野会長を再任、新副会長に村澤氏/大宝タクシー 大阪・関西万博目指し運行開始へ/「初乗り680円+10秒ごと250円」を採用予定
【 東京 】議連通じ衆・参議長に申し入れ/ハイタクフォーラムが請願行動 
【 横浜 】「コロナ禍脱却、飛躍の一歩を」/伊藤・神タ協会長 インタビュー 
【 横浜 】祝辞で車両支援に言及/藤倉・川崎副市長 支部総会で 
【 東京 】地方創生臨時交付金の活用求め/国交省自治体働きかけで事務連絡
【 東京 】コロナ前の55%程度にとどまる/21年チケット換金実績 東個協 
【 東京 】雇調金の7月以降延長求め/全タク連 後藤厚労相に要望書
【 東京 】改正道交法が施行
【 福岡 】経常利益を黒字転換/第一交通産業 22年3月期連結業績
【 東京 】大和自交22年3月期連結業績
【 東京 】大和自交 宮園砿油を買収
【 東京 】今年も解決一時金支給/東洋交通労組 22春闘を妥結
【 東京 】「知床遊覧船事故対策検討委」/国交省 初会合開く
【 福岡 】JPNタクシーを一部改良/トヨタ 13日から
【 東京・大阪 】MoT「GO」 バージョンアップ
【 横浜 】関東運輸局 新規許可1件
 
2022年5月13日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】実績年度の取り扱い、夏までに結論/運改めぐって国交省が検討の意向/全タク連・正副会長会議開く
【 東京・大阪 】「mobi」拡大へ、三井物産参画 
【 東京 】全福協評議員会 6月28日開催/UD研修1万8000人受講目指す
【 東京 】「mobi」提供・予定エリア 
【 東京 】広報誌で「70歳定年」提案/日の丸交通 現行67歳を延長へ
【 東京 】関支部長を再選/神タ協川崎支部 通常総会 
【 東京 】チェッカーイベントを共同運営へ/東京無線・理事会
【 東京 】解消に向かう先安観/LPG 6〜8月の先物価格
【 青森 】MоT 青森でサービス開始
【 東京 】2年ぶり懇親でリフレッシュ/アイティータクシー「あおぞら会」
【 東京 】3年ぶり地曳き網大会/私鉄関ハイ 約100人参加
【 東京 】持ち直しも、コスト上昇に懸念/4月の景気ウォッチャー調査
【 東京 】港区長に「提言書」提出/「地域公共交通NWのあり方検討会」
【 東京 】ベイサイドマリーナハイヤー送迎/日交がクルージングP販売開始
 
2022年5月11日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】通常総会はコロナ前同様形式で開催/東タク協・理事会で総会付託事項を原案通り承認/川鍋会長「脇から入って来る者に、言うべきは言う」
【 東京 】国交省 グリスロ公募開始 
【 東京 】A・B地区とも平均年齢が下落/神奈川4月末運転者証交付数 
【 東京 】アプリ配車が無線配車の12倍超/東個協第6回理事会で報告 
【 東京 】総代会開催要領など承認/都営協第11回理事会
【 東京 】特例新規枠適用シミュレーション/都個協 会報5月号で解説
【 東京 】新たに職場認証も評価対象に/東タクセン、22年度から適用へ
【 東京 】東タク協共同営業委が総会/東旅協ハイタク協組も続いて総会
【 東京 】大和自交労も妥結/全自交東京の春闘状況
【 東京 】準特定協議会を書類開催/特区・武三交通圏 23日に
【 東京 】運輸審議会 特定地域延長答申/北摂交通圏(大阪)25年6月末まで
【 福岡・東京 】「道路情報の自動差分抽出」/MoT ゼンリンと試験運用
【 東京 】故・榎元紀二郎氏の告別式
【 訃報 】一ノ瀬 八重二氏
 
2022年5月7日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新しい資本主義実現会議で論点案提示/岸田首相、規制・制度の一括改革の意向示す/自動運転、自動配送など社会実装も提起
【 東京 】タクシー事業者向け感染予防補助/東京都 申請受付開始へ 
【 東京 】LPGの5月CPは大幅下落/円安響き 国内販売価格は値上げか
【 横浜 】燃料価格激変緩和対策事業/関運局 再告知
【 サンフランシスコ 】乗客のマスク着用義務を解除/ウーバー・リフト、判決受け
【 東京 】英語ワンPレッスン第4弾/東タクセン 4月28日から
【 東京 】中労研との集交スタート/中労協の22春闘、10日妥結も
【 東京 】帝都自交労組の春闘妥結/新たに増収協力金支給へ
【 東京 】インボイス対応を参加要件に/チケ事業運営規約改定 東個協
【 東京 】自問自答しても答え見つからず/東個共済 現職支部長のひき逃げで
【 東京 】21年度決算5900万円黒字に/日個連東京都交通共済 理事会
【 さいたま 】全26チームがトーナメント戦/日交労 野球大会
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

坂本会長、次期会長選に出馬宣言
    五役会からは「応援の声」上がる

【大阪】大タ協の坂本栄二会長は20日、大阪市中央区の大阪商工会議所で理事会に先立つ五役会で「次期会長選に出たいと思う」と続投宣言を行った。坂本会長は18年6月の就任から2期4年を務めてきた。この宣言に対し、五役会からは、「ぜひ頑張ってもらいたい」と応援の声が上がったという。

〜理事会で3社89両の加盟承認
 理事会では、さかいタクシー(古知昭一郎社長、堺市、24両)、毎日タクシー(同社長、淀川区、20両)、珊瑚自動車(山根成尊社長、東大阪市、45両)の計3社89両の入会申し込みを承認した。一方、福田充宏理事(優光タクシー)から体調不良の為、辞任の申出があった。また6月20日に大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で開催予定の定時総会について、変更の可能性を残しつつつも、立席による懇親会を行うと発表した
 冒頭あいさつに立った坂本会長は、「ゴールデンウィーク明けにコロナの感染者数が増えるという予想もあったが、少なくはなっていないものの予想したほどではなかった。人の動きもそれなりにあり、われわれの日車営収もそれなりに上がっている」と現状を分析。一方で、コロナ以前と比較し稼働率が低下しているとし、「ウィズコロナ」の中、感染防止対策と経済活動が両立されなければ、「われわれの事業は上手くいかない」とし、大阪府の認証飲食店に対する営業制限緩和などに対し、期待を示した。
 また、国のLPG支援に触れ、全タク連正副会長会議の情報では、4月以降は1両当たりの月間使用量が300リッターから400リッターに、また4月以降の支援額も10.4円(3月末)から倍になる方向とともに、タクシーに対する燃料価格激変緩和対策として補正予算(84億円)により9月までの補助延長、さらに地方創生臨時交付金による燃料高騰支援も創設され、すでに府下の2、3の自治体から問い合わせが来ているとした。
 古知愛一郎副会長は、自社グループ2社の加盟承認に謝意を示すとともに、「毎日タクシーは毎日交通から分割譲渡し成立したもの。東京都内では比較的多く見られる企業形態で、日本交通(若林泰治社長、グループ本社・東京都千代田区)を母体とする日本交通グループ関西傘下のフランチャイズ形態のグループ会社。大阪では小豆島タクシーの高橋昌良社長が先に申請されているが、私の場合は東京でやっているので、その流れとして(大阪でも)新しい事業形態で頑張っていきたい」と説明した。
〔5月21日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2022年5月21日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】業務提携の「出発式」を挙行/「毎日タクシー」と日本交通G関西
【 大阪 】労務勉強会の開催など決める/大タ協・女性部会 
【 大阪 】2種免許取得要件緩和で説明/府下の教習実施機関も紹介
【 大阪 】オンデマンドバス提案なし/八尾市の地交会議
【 大阪 】ポーター休止で苦情2件/大阪国際空港で 柳瀬部長
【 京都 】注目の副会長人事は…/京タ協 1日に正副会長会議
【 神戸 】姫路・東西播運賃要請/要請車両率は37.84%に 
【 神戸 】東播支部が決算総会開く
【 大阪 】梅田G「幸福交通健康管理室」/6月は8日に集中的に
【 神戸 】兵協が組合員例会を開催
【 京都 】全タク連・武居副会長を講師に/京タ協「労務に関する勉強会」
【 京都 】「特殊詐欺対策広報啓発ステッカー」/京タ協 会員に協力要請
【 京都 】「総がかり宣伝行動」の調整など/自交京都 執行委員会開く
【 大阪 】日本初の「空飛ぶタクシー」/大宝タク 25年本格運行目指し
【 京都 】事故共済 8月20日に廃止へ/代替制度など検討 全京理事会
【 大阪 】タレントの人権意識に苦言/TNKグループ・坂本氏
【 和歌山 】近自無協、和歌山で総会/機器展示には4社が参加
【 大阪 】Nサービス→扇観光 全部譲渡認可
【 大阪 】高槻交通 役員変更届
※大運支局監査情報
 
2022年5月20号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】実績年度、現時点では「19年暦年」/大阪など20年2月実施組の再改定 
【 大阪 】全個協加盟団体への加入が「望ましい」/特例新規の対応で柳瀬・自交部長
【 神戸 】デジタル化進展で新たなメリットを/近自無協兵庫県支部・総会
【 大阪 】大阪府 飲食店の人数制限等解除へ 
【 神戸 】理事・監事候補出揃う/兵タ協 神戸・阪神間支部
【 大阪 】「医療相談会」延期、6月15日に/全大個協組の新たな取り組み
【 東京・京都 】インバウンド受け入れ再開へ/国交省が実証事業
【 大阪 】燃料高騰対応の交付金でタク支援/全大個協会 公明府・市議団に要請
【 大阪 】今年はMBSラジオでコラボ企画/大タ協「タクの日」キャンペーン
【 大阪 】透明性ある運営を志向/大個連総会 事業計画など承認
【 東京 】他の公共交通機関と同様に/燃料高騰のタク事業者支援で国交相
【 大阪 】「選別聴力検査」導入へ/全大個協組 集団健診の運用見直し
【 大阪 】「5・5是正」不毛な議論/「悪者扱い」に不満、各社判断で
【 東京 】政策討論集会、今年は大阪で開催/交通労連ハイタク部会 6月9日
 
2022年5月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 和歌山 】和ハ協 新会長に前氏を選出/田畑会長、和タ協との協会統合不調で退任
【 京都 】京丹後での導入実験、継続へ/峰山自動車 21条許可変更など申請
【 東京 】大阪61.8%→79%の大幅改善/全タク連 4月サンプル調査
【 大阪 】総会向け付託議案を承認/大福協&全福協大阪 会合開く 
【 神戸 】「どん底からの蘇生を」/吉川会長 兵タ協理事会で
【 神戸 】運改要請は本省の考え見てから/神戸・阪神間支部 運営・経営・労務委
【 京都 】総会に向け、会合開く/京交信&京交信事業協組
【 大阪 】PRカード作成を上程へ/全大個協組 事業委員会
【 大阪 】新理事長に高根氏が就任/大個協 総会開く
【 神戸 】神戸スカイゲイトシャトル終了/神戸エムケイが発表
【 神戸 】富士交通→恵タクシー全部譲渡
【 京都 】新生 3年連続の代取変更
【 京都 】ひがし都交通→鐘 5両譲渡
 
2022年5月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】運改、遠割是正へ次の動きは?/大阪業界の必要不可欠なステップ
【 大阪 】「5・5対象利用はほぼ無いのでは?」/小豆島タクシー・橋社長
【 神戸 】4社が追随、要請率35.67%に/姫路・東西播の運改
【 東京 】国交省 臨時交付金活用で事務連絡
【 奈良 】新会長、副会長候補を公表へ/奈タ協 今月30日の理事会で
【 大津 】滋タ協総会 会議形式で6月15日
【 大阪 】導入車両200両超え、順調に/全大個協組の新配車システム
【 大阪 】救援事業の料金変更/在阪第一交通G4社が届出
【 大阪 】決済トラブルに備え 関協/「事前告知ステッカー」検討
【 大阪・京都ほか 】10月目途に全車で「GO」/阪急タク 決済タブレットも
【 大阪 】「運転者証ケース」再販へ/大タクセン 6月1日から
【 京都 】観光誘客事業者に実証事業支援/京都市と観光局 創設
【 大阪 】GO、25日にバージョンアップ
【 東京 】雇調金の7月以降延長求め/全タク連 後藤厚労相に要望書
【 大阪 】大商でNFT講演会
【 大阪 】南地合同街頭指導 中止
【 神戸 】兵タ協東播支部 決算総会19日に
【 京都 】矢崎エナジーシステム等が協賛/内閣府主催のアプリコンテスト
【 大阪 】日駿→華瀛国際 10両認可
 
2022年5月13日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪・東京 】富田林、奈良等でも計画/コミュニティモビリティ 「mobi」拡大に意欲
【 東京 】苦情件数急増で注意喚起/5カ月ぶり街頭指導検討会
【 大阪 】4月の苦情28件/大運支局 一水会で報告
【 神戸 】神戸・阪神間の交付総数減少続く/兵タクセン運転者証 その他は微増
【 京都 】特例新規の参入枠活用へ連携/京都地方個タク協会
【 神戸 】4月度の業務実績等を報告/兵サセン委 会合を開く
【 神戸 】個タク団体に服装等で徹底要請/兵サセン・大久保委員長らが訪問
【 大阪 】燃料高騰「補助なくても諸税免除で」/壽タクシー・浦木山社長
【 京都 】門川市長に直接支援要請へ/京都個タク団体協議会
【 和歌山 】和ハ協 第9回総会は市内で
【 神戸 】タク乗務員への慰労金など/兵庫交運労協部会が県に要請へ
【 大阪 】「減・休車による需給調整」こそ/自交労働学校で城委員長
【 京都 】6月9日・21日に事業者講習会/京都市個人 全体集会は見送り
【 京都 】法・個関係者等が人権問題啓発活動
 
2022年5月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「タクシーの可能性」の追求を/河原・旅客第二課長インタビュー
【 京都 】筒井副会長、次期会長に立候補/兼元会長からの「強い推薦」受け
【 東京 】北摂交通圏の特定地域指定延長を答申/運輸審議会 25年6月末まで
【 神戸 】全地区で対前年比20%以上増/兵タ協 22年1月度輸送実績
【 神戸 】姫路・東西播8社が運改要請/要請車両率は27.93%に
【 大阪 】「キッズドクター」に対応/日交G関西 ノーススターと連携
【 神戸 】黄綬褒章の中尾氏に賛辞/神個協組 前野理事長
【 神戸 】神個協組、26日に総代会
【 神戸 】全兵庫個人、6月19日に総会
【 大阪 】「任意」で約半数が導入へ/協親交通 Uber開始から1カ月
【 大阪 】「若い世代」の取り込みへ/インフルエンサーが必要では?
【 大阪 】「運転技能試験」には戦々恐々…
 
2022年5月7日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新しい資本主義実現会議で論点案提示/自動運転等、規制・制度の一括改革に向けて
【 神戸 】兵タ協神戸・阪神間、理事候補/「全支部会員」に対し意向確認へ
【 京都 】都タクシー 「e6」を2両導入
【 大阪 】毎月100人減からは若干緩和/大阪市域等 個人も6人の減
【 大阪 】精神障害者割引「第2陣」認可/全大個協会 計588人に
【 大阪 】山之内理事長らを再任/全大個協組・四天王寺支部総会
【 大阪 】大個協・藤原理事長が辞任
【 大阪 】大阪阪神タク 社長に福浦氏
【 大阪 】南地2号乗り場 リニューアル
【 大阪 】「人と物を一緒に考えてはいけない」/大タ協 坂本篤紀副会長が指摘
【 大阪 】大阪市内で「陣痛タクシー」/北、福島、中央区対象 日交G関西
【 京都 】タク業界からもエントリー/マイナビ転職フェア京都
【 大阪 】2年ぶりに「交通安全講習会」/ダイトG 今秋は「全員参加で」
【 大津 】滋賀エムケイ リーフを導入
【 大阪・京都 】路線バス 2事業者を処分
【 大阪 】近運局 日本城タクに10日車

 

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