ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2020年6月22日

    交通界WebNews
最新号ニュース
発行物について
購読のご案内
採用情報
会社概要・沿革
広告のご案内
 
「週刊交通界21」毎月4回情報発信

生き延びれば怖いものはなくなる
 真剣になっても深刻にはならずに―
全国ハイヤー・タクシー連合会 会長 川鍋 一朗氏

 新型コロナウイルス感染症の影響拡大で日本経済は大打撃を受け、タクシー業界でも営収激減が続いている。この間、政府により緊急事態宣言が発令されたと思ったら、5月中にはすでに全面解除に至っている。しかしながら経済復調への道のりはまだまだ遠く、業界内でもこの6月22日に予定されていた全タク連通常総会も例年の経団連会館から自動車会館に会場を移し、縮小開催の運びとなった。秋の全国事業者大会の開催も危ぶまれており、事業者団体のかじ取りもかつてなく複雑かつ困難だ。全タク連の川鍋一朗会長にそのかじ取りについて話を聞いた。(聞き手:植村俊郎)

―新型コロナウイルス感染症拡大のタクシー業界への影響などについて、どのようにご覧になりますか。5月までで、総営収ベース6〜8割程度の減収というサンプル調査結果も出ていますが、いかがでしょうか。

トンネルの向こうに光が
川鍋
 数字はまさにおっしゃる通りとなっています。東京でも直近では対前年同期比で65〜70%程度の減収となっています。また、全国では京都が一番厳しい数字となっています。数字については、まさかこんな日が来るとは思わなかったというのが率直なところです。
 現状はなすすべもないというところですが、一方で、6月10日現在ではクルマも少しずつ動き始め、トンネルの向こうにある程度の光が見え始めた感じでもあります。そういう意味では例えば1カ月前くらいの、落ち込みの中で底が見えない、あるいは1年間この状態が続くのではないかと感じていた頃に比べれば精神的には明るい兆しも感じています。
 ただ、そろそろ4月の月次決算などの数字も出始めており、予想はしていたものの、改めて厳しい数字を突き付けられると、また皆さん腰を抜かすことになるのではないかという気もします。
 トンネルの向こうに明るい光が見えつつも、現実化された数字に驚きもし、足元はまだまだ暗いという状況とでも言えばいいでしょうか。他の事業者の方もおっしゃっていましたが、決算が出てくると、分かってはいたけれど厳しい―と。
 何となく想定していた数字よりも赤字の幅は大きいということですね。過去に比較の対象になるような状況はありませんし、少なくとも私も20年この業界で仕事をしていますが、比べ物になる状況は経験していません。営業所の稼働を丸ごと止めるようなことなんて想像もできませんでした。

―新型コロナウイルスの影響による営収激減に対する国・自治体からの支援についてどのように考えますか。これまでのところ、臨時休車や定期点検の免除等の措置のほか、雇用調整助成金の特例拡大などの支援措置が講じられていますし、地方創生臨時交付金の活用も取り沙汰されていますが、いかがでしょうか。これらのほかにさらに要望したいことなどがありましたらお聞かせください。

川鍋 まずはいただけるものはすべていただくということで、雇用調整助成金はもちろんですが、持続化給付金や無利子・無担保融資などについてもです。日本交通でも使えるものは使い、借りられるものは借りようということで指示を出しています。
政府としても国交省で、あるいはタク議連の先生方もですが、皆さんわれわれの意見をしっかり聞いて対応していただけている。また、東京都をはじめ地方自治体からの支援もしていただいています。国、自治体、政官界それぞれ、タクシー業界の力になっていただいていますし、良い意味でそれぞれの関係者がいまこそ出番だという勢いですし、親身になって話を聞いていただいています。

現場の乗務員に危険手当を
 そうした中でご支援いただければという理想としては、新型コロナウイル感染症の影響が甚大な中で公共交通機関として役割をまっとうしている現場の乗務員の皆さんに危険手当をご支援いただけないかというものがあります。医療従事者をはじめ、最先端でコロナとの闘いの先頭に立つ方々に何らかの助成をお願いできればと思います。雇用調整助成金のように休む人に対して、雇用を維持するための助成はしていただいていますが、一方で、これまで通り業務に携わる人に対して助成していただけないかと思うわけです。
 雇用調整助成金も1日当たり上限額が8330円から1万5000円というレベルになってきますと、個々の乗務員にとっては現場に出て働くより、それをもらった方が有利だということにもなりかねず、その方が良いという感覚に陥る人がいてもおかしくありません。
 それほど雇用維持のために手厚く支援をいただいているということでもありますが、それは乗務員にとっては有り難いことながら、会社の収益には寄与しません。会社としては固定費もありますし、できるだけ速やかに正常の勤務体制に戻る必要があり、働かない前提での手厚い支援は有り難いことではありますが、ここから先は働いている人への応援をお願いしたいということですね。危険手当の根本的な考え方はそういうことなんです。
 ただ、これを言い出すと、真っ先に対象になるのが医療従事者でとなり、その先はタクシーだけではなくバスもじゃないかとなり、スーパーマーケットの店員さんはどうなんだということにもなります。不特定多数の方々に接触せざるを得ないサービス業の従事者の方々、現場を支えている方々への何らかの支援金のようなものがあれば良いなと思いますし、われわれタクシー業界としてはそれを危険手当としてお願いできないかと思っています。
 次に、GoToキャンペーンなどもそうですが、タクシーチケットを出していいただけるようになれば、われわれにとってはほぼ現金と同じ価値があり、有り難い。それにより消費が喚起されます。高齢者の通院や、外食などの際にもご利用いただけるし、また、医療従事者への支援としてのタクシーチケットなどもそうです。
 東京都などからは妊婦さんへの支援としてチケットが出ていますし、そういう移動弱者への支援とタクシー業界への応援が同時に可能な考え方でご支援を拡大していただければと思っています。これは先ほどの危険手当よりもさらに現実的な要望ではないかと考えています。
 それ以外にもベースとなるところでは飛沫感染防止のための遮蔽カーテンなどの施設や、アルコール消毒液、マスクの手配なども含め、防疫面でのサポートが必要だというのが前提にあります。それらの支援を踏まえた上で、できれば危険手当、次いでタクシーチケットなどの支援をと考えています。やり方としては、他業種との業界横断的な要望というよりも、タクシー業界として国、都道府県、市区町村など多方面に呼びかけて、要望していく中で、意外なところからご支援をいただけることもあるのではないかと思っています。

―業界支援の一環としてタクシーによる有償貨物運送の特例措置が講じられました。制度への評価と、実際に営収減への補完効果についてどのようにお感じになっているかをお聞かせください。また、9月末の期限後の延長や恒久化等についてはどのようにお考えでしょうか。

川鍋 まず、日本交通では1日20〜30件くらいの注文をコンスタントにお受けしています。緊急事態宣言の解除を受けて、皆さんもできれば外で食事してみたいということで少々落ち着きをみせているものの、正直、われわれとしてほとんどフードデリバリーについてアピールしていない、提携店舗もそんなに増やさずに来ている中で、これだけの実績があります。本当に緒に就いたばかりの事業です。

潜在的ニーズにヒット「三方良し」
 期間限定の特例措置でもありますので、システムを整えるという時間的猶予もないことから、タクシー車両までお客様に商品を取りに来ていただく、タクシー車内の決済機で決済する、しかも料理代金、運送代金をそれぞれ決済していただくというような、普通のサービスとは違う手間暇のかかることをしています。だからこそ、急激に広げられないということもあるんですが、逆に言えばそれなのにコンスタントに注文が入り続けるということが潜在的なニーズにヒットしたんだなと感じているところでもあります。
 お客様にとっても、今まではわざわざ出向かなければ食べることのできなかった高級料理店の料理が家で食べられるなんて―というメリットがあり、レストラン側でもデリバリーで追加的な収入が得られる、またタクシーにとっても旅客運送が落ち込む中で、こうした形での臨時収入が得られる。非常に「三方良し」の形になっているんです。
 いわゆる宅配プラットフォームが提供するサービスのように自転車に乗った私服の配達員が雨に濡れながら届けるようなイメージはなく、そこは制服を着たタクシー乗務員がしっかりした形でお届けします。当社が扱うデリバリーでは平均の料理代金は3万円くらいになりますから、レストラン側でもきちんとした形での配送を望んでいます。そうした点でもタクシーで運ぶべき意味があって、いわゆる貨物であって貨物ではない。高級料理をトラックで運ぶというイメージでもありません。そういう領域が見えてきているなという感じがしています。その点でも既存のトラックのニーズを奪っているということもまったくないと思います。
 外出自粛という現在の状況に囚われず、社会の高齢化が進んでいるという点でも、そんなに出歩かなくていいというフードデリバリーの根本的なニーズはあるはずです。そういったことからも制度を恒久化さえしていただければ事業者としてももっと設備投資していける。システム投資もそうですし、保温・保冷の設備を充実させることもできるようになります。現状ではあまり投資すると回収前に制度が終わってしまう可能性もありますから。
 さらに言うと、現行制度では商品をトランクルームに入れることになっていますが、これはトヨタ・JPNタクシーならいいのですが、セダン型だと真夏のトランクは相当な高温になります。この点は貨物だからトランクというような形式的な縛りではなくて、もう少し実態に合った置き場所とか、いろんな面でまだまだブラッシュアップすべき要素があって、すべては期間限定の前提で組み立てられているがゆえの不便さはあります。
 現行制度の延長上では商品が貨物と定義されているのかもしれませんが、世の中のニーズとしてはすでに貨物という範疇ではないと思います。こうしたことはほかにもあるんじゃないかと思っており、いわゆる買い物代行タクシーのような救援事業に当たるものなども思い浮かびますね。
 薬をお届けするというようなニーズはよく聞く話ですし、処方箋薬だとデリバリーがなかなか難しいという話もありますし、これもトラックで運ぶ通常の物流とは違ったニーズであり、お客様が出歩けない中で代行して取りに行くというようなものですが、各運輸支局でどう判断されるかですが、ニーズが見えてきて、タクシー側から見て、これはタクシーで運ぶ意味があるというようなもの、緊急性とか即時性といった面でも、丁寧に運んでほしいというような顧客の気持ちの面でもですね。こうしたニーズは個別判断ででも、少しずつ範囲を拡げていっていただければ有り難い。決してトラックのニーズを奪うということではなく、利便性の向上につながります。
 日本交通の場合ですと1日2万件の配車を行っていますが、その中でフードデリバリーは1日20〜30件ですから、経営を支える力はありません。しかし、それで終わりかと言われれば、制度が恒久化されればこれまでの何倍もいけるのではないか、その可能性はあるんじゃないかと思っています。そうなってくると十分に経営の柱の一つとなり得ます。
 フードデリバリーでは今回のテストケースでしっかり市場性を見極めた上で、制度の恒久化が図られれば将来性はあるのではないかと思います。
 例えばおばあちゃんでも、自宅の冷蔵庫にタクシー会社の配車センターの電話番号は貼ってあったりする。トラックよりも生活者にとってタクシーの方が身近ということはあるでしょう。また、タクシー乗務員にとってもコロナ禍の中にあって、こうしたサービスを経験することでタクシーの仕事の意義を再確認できたという面はあったと思います。観光タクシーやキッズタクシーに近いやりがいは感じてくれていると思いますね。

―緊急事態宣言の解除と前後して、感染者の治療や経過観察の終了等に合わせて自治体等から軽症者輸送への協力要請なども散見されますが、業界の社会貢献と乗務員保護の観点を合わせて、どのように対応すべきとお考えになりますか。

川鍋 日本交通でも日本財団さんのサポートを受けて、とりあえず5両、コロナ陽性の方を運べる体制を敷いています。トヨタ・JPNタクシーで前後席を分離し、防疫面でも完全な形にした専用車にデンソーさんの空気清浄機を搭載しています。これはトヨタさんが自社の社員が海外から帰国した際に送迎するバス車両に使っているものです。
 コロナ対応のコールセンターへ電話していただいて利用するという方法を採っており、これが患者輸送の一つの方法となります。難しいところは、どのくらいニーズがあるのかということですが、そこは手探りの面があり、こうした準備をした上で社会に安心を―という位置付けで、陽性の方の移動が必要になれば、こちらにお任せくださいということになります。

防疫面でもタクシーが一番安全・安心
 それ以外の方、例えばPCR検査を受けたばかりのような人にも、できればさきほどの完全な防疫体制のタクシーを呼んでいただきたいのですが、普通のタクシーを呼ばざるを得ないケースもあるでしょうし、そのため日本交通では前後席分離のためのビニールシートを発注しており、まだ全車装備には至っていませんがその準備を進め、さらにデンソーさんの空気清浄機の導入を検討しているところです。もちろん、通常の窓を開けることによる換気等もしていますし、その点は他の公共交通機関より優れていると思います。
 車内の消毒はもちろん、これらの取り組みや乗務前の検温の実施など会社としての感染防止の取り組み等は車内サイネージを通じて紹介しています。
基本的には公共交通機関の中ではタクシーが一番安全なもの、それは事故防止の観点だけでなく、防疫面でも一番安全・安心な交通機関であるということをアピールし、そういうものだと利用者の皆さんに認識していただけるよう努力したいと思っています。

―雇用維持が新型コロナウイルス感染症の影響が拡大するなかで課題となっていますが、そうした中で、ロイヤルリムジンのような、「全員解雇して雇用保険制度の中で失業給付を受ける方が乗務員のためにもなる」というような事例が生じたことについて、どのようにお考えになりますか。また、この問題について先日放送されたテレビ東京系「カンブリア宮殿」でも取り上げられていましたが、ご覧になっていましたら感想をお聞かせください。

経営者に求められるモラルある判断と行動
川鍋 こうした奇策には興味がないと言いますか、こうしたやり方が法律的に適当かどうかという以前に、経営者はモラルある判断と行動をしなければならないと思っています。われわれタクシー事業者は社会性のある公共交通機関の担い手であり、社員の雇用や生活をしっかり守りながら、王道で頑張っていくというのが使命だと思っています。

―先般、地域公共交通活性化再生法や道路運送法等が一括して改正され、自家用有償運送の拡充が図られることとなりました。輸送の対象が観光客等まで拡大されることも含めて、どのように評価されていますか。

タクシーとして、社会に求められる役割を果たす
川鍋
 世の中の要請で、そういう方向になったのであれば受け入れて粛々と対応できるよう準備を進めるということではないかと思います。自家用有償旅客運送の拡充が自家用車ライドシェア解禁につながるのではないかとの懸念を持つ方もいらっしゃることと思いますが、そこは附帯決議の中にしっかりライドシェア解禁につながるものではないと書かれており、心配はしていません。タクシーとしてはしっかり社会に求められている役割を果たしていくということですね。

―全タク連の会費値上げや大方が固まっている20年度事業計画の執行については、新型コロナウイルス感染症の影響拡大、営収激減が障害となり、計画と実態との間に乖離もあると思いますが、予算や事業計画についてどのように執行されるべきとお考えになりますか。
 また、11月5日開催予定の全タク連全国事業者大会について開催地の滋賀県タクシー協会から1年延期の要望の声があがっていますが、どのように対応すべきとお考えになるで
しょうか。

事業者大会は1年延期へ
川鍋
 全国事業者大会は基本的に事業者の親睦を深めて、業界の士気を高めようというのが開催の趣旨だと思っています。しかし、現時点から見通すと11月頃にそういった空気感でタクシー業界がいられるのかは微妙ではないかと思います。これはやはりしかるべきメンバーで意見交換をした上で、1年延期した方が良いだろうという判断になり、そういう要望をいただいたもので、仕方がないことだと思っています。無理して形だけを作っても意味がありません。皆さんにはまず事業の立て直し、事業の継続を図っていただき、そこに集中していただければと思っています。
 予算については、オリンピックも開催される前提で編成されたものでもあり、ご承認はいただいたものの、確かに値上げはタイミングが甚だ悪かったなと感じています。その運用は執行部に任されており、実務的には事務局で対応することとなっていますから、慎重に取り扱うよう考えていかなければなりません。事業者の皆さんがコロナ禍で傷ついている中、ただ値上げするというわけにもいかないでしょう。その他、予算の執行についても実際の取り組みを進めながら考えることも必要だと思っています。今回の通常総会もそうですが、全体として自粛、縮小の傾向があり、また、事業者が事業継続に集中するための転換点になったのではないかと思っています。

―かつてない困難に直面している全国のタクシー事業者の皆さんにメッセージをお願い致します。

川鍋 何とか皆さん生き延びましょう。今回のコロナ禍、何とか生き延びることができれば、「コロナ禍を生き延びた会社」として、これ以降はもう何が起こっても大丈夫な会社という自信を持てることになると思います。あらゆる手段を使って生き延びる―と。
 雇用調整助成金などもそうですが、政府の支援策等もどんどん変わり続けていますから、全タク連も傘下各都道府県タクシー協会もそうですが、各事業者レベルにおいても横の連携を強め、情勢の変化をもれなく捉える必要があります。
特に現在は会合を持つ機会が減ってきており、積極的に連絡を取り合って情報交換し、1人で悩むことなく「真剣にはなっても、深刻にはならず」に、生き延びていただきたい。その暁には何も怖いものはなくなります。全員で頑張っていきましょう!

―有り難うございました。
(6月10日、ZOOMを使って遠隔インタビューを実施、収録)
<Topへもどる>

No.821 6月22日号(全タク連通常総会特別記念号)  主な内容
◇生き延びれば怖いものはなくなる
     真剣になっても、深刻にはならずに− 〜全タク連・川鍋一朗会長
◇コロナ禍でも減らない乗合タク等の需要
     トンネルをくぐり抜けて生き残る 〜全タク連・田中亮一郎副会長
◇運転のプロに頼まなければならない―ならばタクシー以外にない
     神タ協横浜支部の新型コロナ軽症者輸送
◇特色を生かして新たなサービスを
     確実に存在する「地域のニーズ」 〜京タ協・兼元秀和会長
◇疲弊する業界の立ち直りは−  「アフターコロナ」へ何をなすべきか−
◇イワシは群れをなさねば
     コロナ禍との闘い〜協業でTNK(東宝・日本城・駒姫)グループ
◇アプリと電子マネーが必需必携ツールに  日の丸ハイヤー・暮部光昭社長
◇経験したこともない苦境を乗りえる    敷島交通・松永寛子社長
◇休業収束から回復への長い道   コロナ禍を生き残り、進化するために−
<Topへもどる>
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
■ タクシー事業の維持に向けて
    情報通信技術の活用で支援
  全自無連 通常総会で決議採択〜書面理事会で野会長続投へ

【 東京 】全国自動車無線連合会(野公秀会長)は19日、千代田区の自動車会館で第60回通常総会を開催、20年度事業計画・予算案などを承認し、「情報通信技術を活用したタクシー事業維持のための支援決議」を採択、総務省など関係省庁に働きかけることを決めた。任期満了に伴う役員改選では一部理事の交代を含めて野氏ら各地方協会推薦の理事・監事を選任した。通常だとそのまま理事会に切り替え、会長、副会長、専務理事をそれぞれ選任することになるが、今回は今月30日までに書類審議による理事会を開催して新しい執行部を決める。野会長が続投の見通し。
 閉会あいさつも行った野氏は「この60回総会を機に(全自無連は)新しい歩みを始める」と強調。「IPやアプリの時代に入り、ものすごいスピードでタクシーの支払い手段、呼び出し、決済が進展しているが、その一方で無線は相次ぐ台風、水害、地震、そして今回のコロナ禍と、災害時に一番役に立っている」とし、「この60年間、タクシー無線が社会のインフラとして支え続けてきたことに心から敬意を表したい」などと述べた。
 今総会は北海道内で開催する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、急きょ会場を変更した。参加者を絞り、座席の間隔を開け、すべての議事審議を45分で終えた。
 野氏は開会に先立つあいさつで、「今年は東京オリンピック・パラリンピックはじめ、多くの行事やイベントが延期や中止となった。その中でタクシー需要も著しく低下し、事業継続が困難な状況に陥っている。アフターコロナ、ウイズコロナと言われる中で、タクシー事業は地域公共交通として安全・安心に乗れる移動手段として生活と地域経済復旧に不可欠な事業、エッセンシャルワーカーとして、その維持が求められている。また、タクシーの効果的な無線配車と運転者のテレワーク就業も再認識された。このタクシー事業を維持するためにネットワーク社会、リモートワークの中で、無線や通信アプリなど情報通信を利活用し、より効果的な配車供給が求められている」と訴えた。
 その上で野氏は、今総会の意義について「経済とタクシー需要の回復、社会の新しい活動形態を支えるためには利用者からの受注による無線配車を大切にしながら、オンラインサービスを中心とした無線配車が経営維持、効率化のために重要だ。無線を基軸にタクシー事業の経営基盤整備を進め、地域に信頼されるタクシー、地域貢献を決意する総会にしたい」と述べた。
 なお、次期61回総会は今年度開催予定だった北海道無線協会が引き受けるとし、紫藤正行会長が「1年遅れとなるが、引き続き準備に取り組んでいく」などと歓迎あいさつを行った。
 20年度重点事業方針としては「次世代移動通信、サービスアプリなどの高度化を図り、タクシーサービスの向上、顧客確保を含めたモビリティサービスの充実」「自動化されたIoT無線、MaaSアプリなどの無線活用によるタクシー事業見通しの調査研究、会員支援活動の推進」「地域の安全安心と移動支援確保、災害対応など無線利用による社会貢献の実績」などを掲げた。
 なお、総会採択した「情報通信技術を活用したタクシー事業維持のための支援決議」ではコロナ禍で国からの事業継続要請を受けたタクシー事業者は「懸命な努力を続けている」とし、「タクシー事業にとって情報通信技術活用は安全で効果的な配車指示と運転者に対するテレワーク就業を先取りした社会貢献策。輸送人員が減少した中でも生活と社会の安定の観点から無線など情報通信技術を活用したタクシーサービス体制の改善確保が必要だ」と強調。@共同利用型一般業務用無線の基盤整備助成A共同提案型配車アプリの構築に対する助成B地域共同利用型タクシー無線基地の運用助成―を求めた。
 役員改選で新たに次の5氏が新任理事に就任した。▽東北協会=石川康夫(八千代交通)▽同=佐々木宏行(キングタクシー)▽関東協会=坂本篤史(実用興業)▽北陸協会=市村祐二(大和タクシー)▽近畿協会=坂本栄二(日本タクシー)。
〔6月20日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2020年6月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タクシー事業の維持に向けて/情報通信技術の活用で支援/全自無連 通常総会で決議採択
【 東京 】インバウンド目標の記載なく/20年版観光白書
【 東京 】公共交通の利用者にマスク求める/感染防止で赤羽国交相
【 東京 】掛金一律12%引上げへ/東京交通共済、21年度から
【 東京 】龍生自動車が廃業へ/乗務員はすでに全員退職
【 東京 】景気は「下げ止まりつつ」/関係閣僚会議 日本経済の基調判断
【 東京 】自転車通勤・通学の環境整備/新生活様式で当面の道路施策
【 東京 】ダッ研 榎元氏が会長就任へ
 
2020年6月20日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】75歳超の譲渡容認など「喫緊の課題」/地方で廃業の法人乗務員支援も/全個連通常総会 再任の秋田会長
【 東京 】車検証のICカード化/23年度導入へ検討会報告
【 東京 】多摩地区でネット決済導入/京王自動車 一部先行実施
【 東京 】導的な需給調整は困難/自交東京との懇談で東タク協
【 東京 】前年度活動報告など承認/チェッカーキャブ各組織が総会
【 横浜 】UDタク導入助成の増額など/神タ協横浜支部が市に要望
【 東京 】組合活動も自粛ムード/夏季セミナーなど相次ぎ中止
 
2020年6月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】1労働日当たり3000円/都にタク乗務員への「危険手当」要望/東タク協 高齢者の外出支援チケットも
【 シンガポール 】コロナで配車サービス打撃/グラブが従業員の5%解雇
【 東京 】休車等ピークで実働率38%/東タク協 5月原計輸送実績
【 東京 】5月のインバウンド1700人
【 横浜 】神タ協 定例役員会を書面開催
【 東京 】7月8日に今年度初のUD研修/東タク協三多摩支部
【 東京 】ポストコロナ時代の成長戦略/未来投資会議で議論
【 東京 】無事故・無違反達成は34.1%/東タク協 SDコンテスト表彰式
【 東京 】フードデリで「一休」と連携/みんなのタクシー
【 東京 】「オンライン接待」のフードデリ/国際自動車が独自サービス
【 東京 】21日から通常稼働へ/八千代自動車 労使で感染対策
【 横浜 】新副会長に横個協・門谷理事長/神個協総代会 田邊会長の再任報告
 
2020年6月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タクシー乗務員に危険手当を/ フードデリバリー積極投資で恒久化へ/全タク連・川鍋会長インタビュー
【 東京 】稼働半数、輸送回数7割減/東タク協 4月の全車輸送実績
【 東京 】算出は加重平均でも単純平均でも/東タク協「雇調金Q&A」第4版
【 訃報 】宮本市郎・東都自動車G会長 98歳
【 東京 】日の丸交通、通常体制に/都内事業者の休業はまだら模様
【 東京 】新型コロナの影響等も記載/20年版「交通政策白書」
【 横浜 】8・9月も支部会費免除/神タ協横浜支部
【 東京 】コロナ対応で情報交換/日交G連絡協議会・幹事会
【 東京 】LPG CP先物市場は様子見
【 東京 】ウーバーイーツ配達員の交通マナー/私鉄関東ハイタク協、警視庁に要請へ
【 東京 】全自交東京地連が教宣学習会
【 東京 】国交省組織令改正を閣議決定
【 東京 】「グリスロ」実証調査支援事業/自治体の企画提案募集
【 水戸 】全自交関東・東京がゴルフコンペ/KPU・藤野委員長らも参加
 
2020年6月13日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】全国事業者大会、1年延期へ/ 会費値上げは実施時期先送り/全タク連 通常総会で提案へ
【 東京 】「収益重視」で一部地方都市から撤退へ/DiDi タク配車事業再編
【 東京 】24年4月実施の方針堅持/改善基準告示見直しで厚労省
【 東京 】1日拘束時間は一定程度柔軟に?/告示見直し論議で清水委員
【 東京 】休業手当の個人申請特例で懸念

【 東京 】「S.RIDE」稼働へ接続テスト/チェッカー無線協組が17日から

【 東京 】「東京アラート」解除/休業要請、19日から全面解除
【 東京 】法人は30代以降、全世代で減少/多摩 5月の運転者証等交付
【 東京 】改正BF法 19日施行へ
【 東京 】雇調金1日上限1万5000円に/中小企業の助成率100%、遡及も
【 東京 】「GoTo」事務局公募で選定委/赤羽国交相「中立性・客観性確保」
【 東京 】地域交通グリーン化補助/国交省 新たに7事業決定
【 横浜 】関運局 譲渡譲受認可
 
2020年6月12日号 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】おでかけ交通、乗合に根強いニーズ/ 「コロナ後」見越して準備を/第一交通産業・田中社長インタビュー
【 東京 】法人運転者 4月末から315人減/特区・武三 5月末の運転者証等交付
【 東京 】厚労相「外部評価で徹底究明」/雇調金オンライントラブル
【 東京 】ハイタク等に波及効果/「GoToキャンペーン」で国交相
【 東京 】羽田国際線乗り場工事、延期
【 横浜 】太田氏「特殊車両の確保が大きく」コロナ感染者移送で神タ協横浜支部
【 東京 】「スーパーシティ」年内に区域指定/国家戦略特区諮問会議
【 東京 】区域拡大等の定款改正議論へ/組合資産維持で東個交通共済協組
【 東京 】医療従事者にタクシー券/東京無線 千円券を1千枚
【 東京 】ベトナム料理など配送/三幸自動車 市民団体とも提携
【 福岡 】9月末まで休業補償も/親切タク 健康不安の乗務員など対象
 
2020年6月10日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】2種免の取得要件緩和など/高卒新卒者の確保に期待/改正道路交通法が成立
【 横浜 】「タクシー以外にないと考えた」/コロナ感染軽症者輸送で横浜市
【 東京 】極めて厳しいが悪化に歯止め?/5月の景気ウォッチャー調査
【 東京 】大量輸送避け往復タク輸送/大和自交が共立リゾートと包括提携
【 横浜 】西澤、藤井、長谷川の3氏/陸運・観光功労者表彰 タク部門
【 横浜 】山手営業所でもスタート/アサヒタクのフードデリ
【 東京 】外部専門家がシステム監査へ/雇調金オンライン申請のトラブル
【 東京 】指導のトップは「乗禁地区営業」/東タクセン 各社管理者に徹底促す
【 東京 】接客コンテストどころでない?/チェッカー&東京無線、対応協議へ
【 東京 】大輝交通社長に名古氏/三村氏は代取会長に
【 東京 】UD研修の充実など事業計画承認/全福協が評議員会を書面開催
【 東京 】女性経営者の会も書面総会
【 東京 】「事業改革協力金」の支給で決着/国際労組の生活総合改善要求
【 東京 】検温結果、マスク着用を表示/DiDiアプリで確認可能に
 
2020年6月6日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】軽症感染者等の移送開始/ 2社が請負い、特殊車両で/神タ協横浜支部 療養終了者も
【 東京 】熱中症対策等踏まえて/全タク連 感染予防GL一部改訂
【 東京 】新型コロナ影響下の申請など/東タク協労務委が「労務実務Q&A」
【 東京 】コロナ禍でタクシー無線の認識変化/関自無協 村澤・東京支部長
【 東京 】再開3時間でまた停止/雇調金のオンライン申請
【 東京 】「付き添い」「おまかせ」の2コース/京王自が「すまいるサポートタク」
【 東京 】タク事業の新規登録なし/5月のグリーン経営認証
【 東京 】脱帽など「一層のクールビズ」/国交省 夏季の体調管理で留意点
【 東京 】都営協 3副理事長の担務決定
【 東京 】タク事業者の省エネ進展/国交省 18年度の取り組み状況
【 横浜 】今夏はホラー漫画とタイアップ/三和交通の心霊スポットツアー
 
2020年6月5日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】最賃引上げ、低水準に/ 「1000円」 の早期実現方針堅持も/安倍首相 中小に配慮、慎重審議要請
【 東京 】東京63.6%、神奈川65.2%減/5月前半の総営収 全タク連サンプル調査
【 東京 】求められる雇調金再活用/個人向け休業給付新設で課題に
【 東京 】帝都自交 篠ア社長再任/~子田会長は相談役に
【 東京 】書面開催から通常開催に/チェッカ―の株主、各協組総会 18日
【 東京 】チケット事業の落ち込み不可避/都営協 コロナで異例の赤字予算
【 東京 】LPG 6月CP落ち着く
【 東京 】不況長期化なら「バイト運転者」も/全タク連・武居副会長、検討課題に
【 東京 】感染増加で「東京アラート」
【 東京 】対コロナ「上を向いて歩こう」/境交通が応援メッセージ車
【 東京 】コロナ禍の影響など集約へ/日交G連絡協、13日に幹事会
【 東京 】新運転東京もマスク3万枚配布
 
2020年6月3日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】強烈に安全な乗り物として認知/コロナ禍で再認識された無線の必要性/全自無連・野会長 共同会見
【 東京 】タク事業者のフードデリバリー/国交省 再延長、恒久化も検討
【 東京 】コロナ禍で無線・アプリの意識変化/日交・川鍋会長「強制不要に」
【 東京 】新規端末、QRコード決済導入へ/東京無線協組の20年度事業計画
【 東京 】女性ドライバー応援企業、新たに3社
【 東京 】冨本理事長再任、専務理事も組合員/日個連都営協・通常総代会
【 東京 】イースタンハイヤーが日交G入り/古知社長「まず乗務員の品質充実を」
【 東京 】都内の新規感染者30人超え
【 東京 】雇調金のオンライン申請/厚労省 5日正午から再開へ
【 東京 】約4万件の支給決定/雇調金 GW明けから増加ペースに
【 東京 】野会長を正式決定/関自無協、第2回理事会
【 東京 】運賃収受は金銭トレーで/国際自動車が利用者への「お願い」
【 東京 】避難輸送の茨城県協会など3団体/「電波の日」関東総通局長表彰
【 東京 】コロナ収束後の需要喚起策/観光庁が参加登録呼びかけ
 
2020年5月30日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「ライドシェア否定」は不変/自家用有償旅客運送は「全く違う」/道運法等一括改正法案審議で国交省
【 東京 】安定的な財源確保など附帯決議
【 東京 】兵庫・養父市の自家用有償旅客運送/特区合同会議「観光利用が低水準」
【 東京 】特定地域解除は12地区/4月1日付 全タク連集計
【 東京 】東タク協城北支部も会費免除/三役続投 都ハイタク事業協組も総会
【 東京 】日個連交通共済 野ア理事長が勇退/新理事長に渡邉・副理事長
【 東京 】平和自交新社長に古谷田氏/杉田氏は代取会長に
【 東京 】東個協 副理事長、常務理事の役職
【 東京 】英語検定、新たに39人合格/東タクセン 通訳案内士3人も認定
【 東京 】統合に向け協議委から準備委に/全自交労連とKPU中央本部
【 東京 】春闘解決一時金を配分へ/東洋交通労組 コロナ支援金なども
【 横浜 】都市型ハイヤー新規許可
 
2020年5月30日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】龍生自動車が会社清算へ/乗務員に解雇通知、買い手探すが…/多摩地区 コロナ禍で経営厳しく
【 東京 】現状も先行きも「極めて厳しい」/月例経済報告閣僚会議
【 東京 】ライドシェア等にくぎ/「スーパーシティ法」で附帯決議
【 東京 】雇調金申請・活用の手引き/経団連がオンライン講座
【 東京 】「規制よりもGL遵守」/赤羽国交相 対コロナで基本姿勢
【 東京 】対巨大PF「厳正的確に」/規制法成立受け公取委事務総長
【 東京 】雇調金上限 日額1万5000円に
【 東京 】全車両に感染防止対策/八洲自動車 7月の稼働再開控え
 
2020年5月29日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】地域限定でサンドボックス/「スーパーシティ」へ一括規制改革可能に/国家戦略特区法改正案が成立
【 東京 】地域公共交通の感染拡大防止など/第2次補正予算案を閣議決定
【 東京 】自家用有償旅客運送の対象拡大など/道運法等一括改正法、成立
【 東京 】新生活のニーズ踏まえた規制緩和も/「ポストコロナ」で国交相が検討指示
【 東京 】坂本理事長を再任/東京無線協組・通常総会
【 東京 】「スマホdeタッくん」月末終了へ/東タク協の共通配車アプリ
【 東京 】オンラインシステム未だ復旧せず/雇調金 急ぐ場合は窓口申請へ
【 東京 】取引の透明性確保など/巨大PF規制法成立
【 東京 】助手席乗車の回避など「お願い」/帝都自交 感染防止で利用者に
【 東京 】田中理事長を再任/東個交通共済協組・総代会
【 東京 】軽症感染者輸送の運賃補填など/「新生活様式」でUAゼンセン要請
【 東京 】大栄交通が鰻弁当の宅配
【 静岡 】アルコール検知機がある風景/東海電子が写真コンテスト
 
2020年5月27日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】「脱接客業」への転換も/ウイルスとの共生、輸送の「密」回避/神タ協定時総会 再任の伊藤会長
【 東京 】支部移籍の秋田理事長を再任/東個協総代会 54票中41票の支持
【 東京 】社会経済活動再開へ/緊急事態宣言、全面解除
【 東京 】優良乗り場新たに2カ所/東タクセン 6月1日運用開始
【 横浜 】各地区の高齢化さらに/神奈川の運転者証交付
【 横浜 】横個協 新理事長に門谷・副理事長
【 東京 】流し決済「MOV」も可能に/MoT 神奈川などで対応開始
【 東京 】国際自動車がフードデリバリー
【 東京 】「曲がり角」のライドシェア/ITF・浦田氏「コロナが追い打ち」
【 ソウル 】バス・タク利用にマスク着用義務/韓国が全国に拡大
<Topへもどる>
 
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版

 深夜需要、コロナ前には戻らない
   梅田交通G・古知代表 営業形態など過去の発想捨てる

【 大阪 】梅田交通グループの古知愛一郎代表は20日、本紙記者の取材に、「今月に入り乗務員の実績を見て『夜でもいける』という状況があれば適正な労働をしていただく上で、夜勤も復活させているが、コロナ前のような深夜の需要がまだまだなく、昼間の営収の方が高いという状況は変わっておらず、若干営収も戻ってきたものの、コロナ以前には戻っていないし、それは今後もまずないと思う」との見方を示した。同グループでは4月7日の緊急事態宣言発令以降、深夜時間帯の営収が極端に落ちたことを受け、ほぼ全車両を午前5時から午後10時の日勤、または2車3人制に稼働シフトを変更していた。
 その上で古知氏は、「今は各法人にあっても、協同組合など団体にあっても状況を見極める時期だ。新しい生活様式もあるし、生活習慣自体が変わりつつある。需要でいえばインバウンドはほぼゼロ。アフターコロナのタクシーのあり方を模索しなければならない。街の状況、社会の変化など、さまざま見ながら、コロナ前には戻らないし、戻れないということで営業のやり方、経営の仕方なども、過去の発想を捨てて考えていかなければならない」と述べ、「そのためにはもちろん『ウィズコロナ』といわれるように感染防止対策の実践を緩めないこともあるし、この先の第2波、第3波を警戒し、それが襲ってきた時にはどうするか、テレワーク化、外出自粛が再び徹底されても何か対応できないか防衛体制を検討し、準備をしていかなければならない」と指摘した。
 また。自身が理事長を務める関協(関西ハイタク事業協組)について、正味資産としてある資金を取り崩してコロナ禍で打撃を受けている組合員に還元してはという話は、18日の理事会では議題にはならなかったとしながら、「以前からその話は出ており、加入金などいろいろなものが高いということもあり、それらも含めて今後見直しの検討をしていこうということになっている」とした。
 日本城タクシーのグループになり、坂本篤紀社長が関協を脱退し、親交会入りの方向性を語っている駒姫タクシーについては、18日の理事会にも藤原大氏は出席していたものの、当人からの脱退等の去就についての発言は「なかったし、こちらからも聞いていない」とした。
 一方で、同グループも利用しているDiDiモビリティジャパンが一部地方都市からアプリ配車事業の撤退方針を示していることに対して、「流しができる地域でないとアプリ配車は効果がないし、無理だろう。地方ではJRを中心とする駅待ち、車庫待ちが大半だが、流しができない分、無線配車があり、無線にアプリが取って代われなかった。都市部では流しができるので、逆に無線がいらないというところもあったが、そこではアプリ配車の効果はあった」との見方を示した。
〔6月20日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2020年6月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】深夜需要、コロナ前には戻らない/梅田交通G・古知代表 営業形態など過去の発想捨てる 
【 京都 】72.5%減も回復傾向に/京都駅八条口乗り場の入構状況
【 神戸 】コロナ休車等の影響顕著に/兵タクセン 4・5月の運転者証交付
【 奈良 】奈タ協 正副会長再任
【 神戸 】県警が廃止認めず/三宮高架下乗り場のポーター
【 神戸 】兵庫業界 臨時休車の復活目立つ
【 東京 】「タク事業維持に向けた支援」/全自無連 通常総会で決議
大阪 】アプリ時代の無線事業/関協 展開方法検討へ
【 京都 】ユニオン 21日から営業再開
【 京都 】「崖っぷち弁当」宅配/山城ヤサカ、商店街企画と連携
【 神戸 】最賃絡みで採用に躊躇も/参入組含む乗務員応募の動き
【 京都ほか 】空港定額タクの高速代割引/エムケイG 全国で8月末まで 
【 東京 】「GoTo キャンペーン」/日帰り旅行も支援対象に
【 京都 】移動制限解除で観光誘致/京都市 秋・冬の修学旅行など 
【 大阪 】「いらっしゃい!」企画 7月末まで/大阪府・市も観光キャンペーン
【 大津 】滋タ協の精神障害者割引/永源寺タクシーが認可申請
【 大阪 】近運局 合同庁舎の爆破予告で退避
京都 】日本交通(京都)役員変更届
【 神戸 】ポート 都市型ハイヤー増車
【 神戸 】はとタクシー 役員変更届出
【 大阪 】関西交通→コスモタクシー12両譲渡
【 大阪 】近運局 法人1社車停
※大運支局監査情報 
 
2020年6月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】DiDi 手数料値上げを打診?/週明けに全大個協組訪問、懇談へ
【 和歌山 】「新しい経営スタイル」を/和タ協 書面総会で川村会長
【 和歌山 】収入補填等の支援要望/和歌山市に県法個3団体
【 奈良 】7月理事会は会議形式で/奈タ協 専門委員長など選出
【 神戸 】兵庫交通共済 任期1年で役員再任
【 大阪 】日車営収は8割程度回復/稼働調整の阪急タク・田中委員長 
【 神戸 】和個協 副理事長に福岡氏
【 和歌山 】和個協 和田・前理事長を送別
【 大阪など 】買い物代行等の救援事業/一般マスコミも注目
【 和歌山 】有鉄G トモヱタクを傘下に
【 大阪 】専用乗り場の有無で差異/コロナ禍の営収 私鉄ハイタク労連
【 京都 】新会長に田中・大和学園理事長/京都市観光協会
【 東京 】LPG CP先物市場は様子見
 
2020年6月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】採用か否か、思案のしどころ?/乗務員の面接希望、にわかに増加
【 大津 】精神障害者割引導入/滋タ協 会員各社が任意申請へ
【 大阪 】19年度事業・決算報告承認/大タクセン理事会など書面開催
【 神戸 】経済的支援の嘆願署名/兵個協 目標超える300筆に
【 神戸 】神戸市域交通圏東部では配車好調/一部地域から撤退方針のDiDi
【 大阪 】DiDiアプリで売上確保/河北のグッドリー 全車稼働継続 
【 大阪 】「コロナ差別」防止のステッカー/敷島交通 市民Gの運動に賛同
【 大阪 】休業補償などで取り組み報告/全自交大阪地連・執行委員会
【 神戸 】最賃割れ問題で労基と協議へ
【 京都 】京交信社長に増田氏
【 東京・大阪 】19日から越境移動も自粛解除/求められる「経済を回す」努力
【 パリ 】OECDが予測「第2波の警戒を」
【 広島 】「なんでもタクシー」メニュー追加/「家事代行」など 西条タク(東広島市)
 
2020年6月13日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】一部地方都市から撤退へ/DiDiアプリ 大都市部は事業継続
【 大阪 】大タ協 書面理事会で総会議案承認
【 東京 】事業者大会、1年延期を提案へ/全タク連 会費改定は実施時期先送り
【 奈良 】奈タ協 正副会長続投へ/書面開催の総会で全理事再任
【 大阪 】申請は今月末まで/大阪府の休業要請対象外支援金
【 神戸 】兵庫業界 臨時休車は小康状態
【 京都 】京タ協 京都府・市に支援要望
【 大阪 】「夜のタクシー文化」習慣消滅?/小豆島タク、年内に社名変更へ
【 神戸 】協会に対自治体等の「渉外部」を/永和・永野社長が設置を提唱
【 大阪 】ベストG 「GT」1社に集約へ/中村社長「経営のスリム化」
【 東京・大阪 】家賃支援など 第2次補正予算成立/休業支援金の労働者直接請求も
【 大阪 】休業、さらに延長の事業者も/全自交関西地連が執行委
【 神戸 】70代前半が21.4%/兵タクセン 4月末の運転者証交付
【 神戸 】家賃引下げ要請承認へ/兜コ庫県タクシー会館 取締役会
【 奈良 】近自無協奈良県支部が書面総会
【 大阪 】オービーシーG 役員変更届
【 大阪 】一般車両の修理など再開/国際興業大阪、16日から
【 京都 】ヤサカGの飲食宅配 月末まで延長
【 京都 】「こども宅食事業」の配送/エムケイ 5月に続いて支援
【 神戸 】神戸個人 MOV配車出だし好調
【 大阪 】自動車会議所 定時総会縮小開催へ
【 徳島 】徳島県がツアーに助成など観光振興
【 大阪 】朝日自→狩野観光、3両譲渡
【 大阪 】近運局 乗車拒否で4社車停
 
2020年6月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】特別割引で還元、加入者支援/大阪交通共済 執行部緊急提案を承認
【 京都 】雇調金など活用して生き残りを/京タ協理事会で兼元会長
【 大阪 】新大阪乗り場の新運用開始
【 京都 】「申請手順の簡素化を」/兼元会長、助成の遅れを懸念
【 京都 】5月末の登録乗務員7736人/京都市域 一番の53人など122人減
【 大阪 】大阪市域 6月以降は回復の感覚も
【 大阪 】「営収8割回復でも赤字」/情報提供など協会の対応に苦言
【 神戸 】妊婦のタク利用助成など/神戸市が補正予算に計上
【 大阪 】岸交、大都交通を特別優良表彰/大阪交通共済協組
【 大阪 】京都の法個団体が近運局長訪問/コロナ禍への支援等要望
【 神戸 】広報戦略など 兵庫でも協会に苦言
【 大阪 】全大個協会に直加盟申し込み/大個連脱退の北大阪個人
【 大阪 】堺個人組合が解散
【 大阪 】北新地 合同街頭指導中止
【 大阪 】大阪ハイタク連合会 22日に幹事会
【 大阪 】交通労連関西地総 夏季講座中止
 
2020年6月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】全タク連に事業者大会延期要請/近畿ハイタク協が書面総会
【 東京 】2種免の取得要件緩和など/改正道交法が成立
【 大阪 】大タ協 19年度事業・決算など監査
【 大阪 】濱本理事長を「満票」で再任/全大個協組役員改選
【 大阪 】全大個協組新役員等
【 大阪 】全大個協組 永年在籍組合員
【 神戸 】兵タ協 理事役員会を書面開催に
【 大阪 】休業中にアプリと決済機/ナニワ交通 7月営業再開へ
【 東京 】UD研修の充実など事業計画承認/全福協が評議員会を書面開催 
【 大阪 】7月の運行管理者講習会中止
【 大阪 】7月21日から24時間体制へ/オービーシーG 時短、徐々に緩和
【 神戸 】タク事業のコロナ対応に助成を/永和・永野社長が兵庫県に申し入れ
【 東京 】検温結果、マスク着用を表示/DiDiアプリで確認可能に
【 静岡 】救援事業、フードデリなど紹介/システムオリジン「タクサイト」で
 
2020年6月6日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】輸送回復へ「半歩も踏み出せず」/京都業界 北川・京タ協経営委員長
【 京都 】休業中の各社、延長の選択も
【 京都 】臨時休車の延長など/京タ協 近運局長に要望へ
【 神戸 】兵庫業界 臨時休車からの復活増える
【 神戸 】「タクの日」イベント中止へ/兵タ協 正副会長会議で方向承認
【 奈良 】地方創生臨時交付金、タク事業にも/奈タ協が県に要望書 
【 大阪 】75歳超の譲渡容認、改めて訴え/公明党府議との懇談で全大個協会
【 京都 】コロナ禍での譲渡人資格/個タク7団体が配慮を要望へ
【 京都 】持続化給付金、8割超が申請済み/京都市個人 組合員の手続き支援
【 神戸 】兵陸部首席企画官が兵タ協表敬
【 神戸 】補正予算で「休業要請外支援」を/兵タ協 自民党県連に要請
【 神戸 】「クラファン」で地域交通維持も/兵タ協・信原副会長
【 神戸 】積立金流用で大幅値上げを/兵協組合員 連続値上げ回避へ提案
【 神戸 】「カンブリア宮殿」出演で話題に/ロイヤルリムジンG・金子社長
【 東京 】あおり運転の罰則強化
【 東京 】キャッシュレス決済の導入検討も/全タク連 感染予防GL一部改訂
【 京都 】京運支局 個タク譲受人研修会
【 大阪 】社会保険料算定の変更を/壽タクシー・浦木山社長
【 千葉 】運行管理者試験 受験申請受付中
【 大阪 】都市型ハイヤーと泉州で新規許可
【 和歌山 】トモヱタクシー 役員変更届出
【 和歌山 】大島タクシー 住所変更届出
【 大阪 】乗車拒否で車停処分
 
2020年6月5日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】減収率全国トップは京都/5月前半86.6%減 全タク連サンプル調査
【 大阪 】一般タクシー乗車は1カ所に/新大阪乗り場 10日から運用変更
【 大阪 】一斉休業で1000万円の持ち出し/南タクシー・大岡社長
【 大阪 】関協 6・7月の賦課金免除
【 東京 】LPG 6月CP落ち着く
【 大阪 】珊瑚G 営業再開も稼働3割/國際タクシーは規模縮小
【 大阪 】相互タクG、稼働は6割程度
【 京都 】第1回雇調金説明会に22社/京タ協 「簡易版」申請を推奨
【 大阪 】大手各社が会社説明会再開
【 神戸 】扇タクGが本社移転
【 神戸 】「本格的回復にはほど遠い」/県下の輸送状況で兵タ協・吉川会長
【 神戸 】「タクの日」のイベント中止/兵タ協 利用促進の新聞広告等検討
【 京都 】利用者に除菌ウェットティッシュ/京タ協 京都市の補助金で作成
【 大阪 】女性専用「ルーミー」「シエンタ」/大阪第一交通、随時拡大へ
【 大阪 】近運局 個タク譲渡譲受9件認可
【 札幌 】自覚症状出ても乗務続ける/GLは? 北海道で感染の乗務員 
 
2020年6月3日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】前年比87.6%減も改善の兆し?/京都駅八条口乗り場、5月度の入構件数
【 大阪 】214社4061両に/近畿管内の臨時休車など
【 大阪 】大阪市域等の法人、219人減/5月末の運転者証等交付
【 東京 】パート等の厚生年金適用など/改正法成立 2段階で51人以上に 
【 阪 】照屋・澤体制を再任/親交会と同協組が総会
【 大阪 】大協 23日に理事会・総会
【 大阪 】大阪無線は基本書面総会に
【 神戸 】兵協 枝松理事長ら再任
【 大阪 】関協脱退、5・5変更の可能性も/TNKグループで協業化の駒姫タク
【 大阪 】交通労連ハイタク部会が五役会議
【 大阪 】6月の一水会は中止
【 大阪 】協親交通が通常営業再開
【 神戸 】スターハイヤーの飲食宅配紹介/NHK「雇用維持」の取り組みで
【 大津 】彦根市が配送料負担で飲食宅配
【 大阪 】ひかり交通 飲食宅配と買い物代行
【 神戸 】サン無線協組が総会
【 大阪 】大個協 新理事長に藤原氏
【 東京 】タク事業者の飲食宅配/国交省 恒久化も検討
【 大阪 】個タク事業者への給付金支給/全大個 公明党大阪市議団に協力要請 
【 大阪 】全大個協会 譲受8氏に認可状
【 神戸 】日の丸タクが飛沫防止シート
 
2020年5月30日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】淡路島 4月は8600円/兵タ協原計輸送実績 神戸・阪神間1万7500円
【 京都 】外出自粛の余波、8月まで続けば…/日本MM会議調査 半数が倒産の恐れ
【 大阪 】大タ協総会は協会会議室で/「常任理事以上」の小規模開催に
【 神戸 】臨時休車からの復活加速/兵庫業界 一方で新たな休車も
【 大阪 】商都交通 6月から通常営業へ/大半休業でも内勤者のコストが
【 大阪 】6月2日以降の稼働増/相互タクシーGも検討
【 神戸 】自粛解除で上向きも、第2波警戒
【 大阪 】日個連栄光組合 新理事長に野上氏
【 大阪 】近自無協が優良従業員表彰
【 京都 】外出増に期待、改めて安全性PR/HPなどで京都業界各社
【 大阪 】全個協近畿 1日の幹事会書面で
【 京都 】全京事務局 6月から通常業務に
【 大阪・神戸 】「ごちCREW」対象店舗拡大
【 和歌山 】プレミアム商品券など/田辺市がコロナ後の消費喚起策
【 大阪 】壽タクシーさらに減車/ワンコインGに20両譲渡
【 大阪 】増井タク→原タク 3両譲渡認可
【 大阪 】イーグル→新金岡 2両譲渡認可
【 大阪 】大阪阪神タクシー 役員変更届
【 大阪 】中銘国際 住所変更届
 
2020年5月29日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】駒姫タクが東宝・日本城Gに/社長に坂本氏、TNKグループ
【 大阪 】「ポストコロナ」見据えサービス向上/近自無協総会で池田会長
【 神戸 】兵タ協 7、8月も会費免除?/神戸・阪神間が支部会費免除
【 神戸 】兵タ協 支部の理事推薦に遅れ
【 神戸 】養護・支援学校生の登校輸送/神戸市「3密」回避でタクに要請
【 京都 】京交信 新理事長に筒井氏
【 神戸 】3月からコロナの影響如実に/兵タ協 2・3月の輸送実績
【 大津 】滋タ協 総会開催方法で意見集約へ
【 神戸 】神戸個人 前野理事長ら再任
【 神戸 】神戸個人「MOV」運用開始/6月2日運用開始、150人規模
【 奈良 】特殊詐欺の容疑者検挙に協力/カイナラタクに奈良署感謝状 
【 和歌山 】独自の補助・支援金/コロナ対策で白浜町 
【 ソウル・大阪 】未着用なら乗車拒否OK/マスク義務化の韓国、日本は?
 
2020年5月27日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪市域1万7000円/大タ協4月輸送実績、輸送回数半減
【 大阪 】追加支援、タクシーにも/大タ協が府に要望 対象月の拡大も
【 京都 】役員改選は先延ばし/京タ協正副会長会議で方針
【 大阪 】北新地17日に実施予定/南地は中止 6月の合同街頭指導 
【 大阪 】大阪空港乗り場の使用料、減額拒否/大タ協、一部除き解約へ
【 大阪 】ダイヤGは5月中9割休車
【 大阪 】「現場任せなら、ない方が」/GLの助手席利用回避に疑義
【 神戸 】「臨時休車」ためらう理由が…/神戸業界の実情で勘繰りも
【 大阪 】大阪市に個タク助成金創設など要望/全大個協会、公明市議団に陳情へ
【 京都 】みらい京都理事長に宮里氏/通常総会を書面開催
【 神戸 】阪神個人、賦課金引上げ
【 大阪 】ダイトGがPayPay導入へ
【 大阪 】乗合移動「チョイソコいながわ」/日の丸ハイヤー、ネッツトヨタ等と
【 大阪 】未来都「ご近所さんタクシー」/買い物代行などで運行開始
【 広島 】買い物代行など「なんでもタクシー」/東広島市の西条タクシー 
【 大阪 】無車検運行のバス会社、車停 
<Topへもどる>
 
 

Copyright(C) 2009 kohtsukai Co.,Ltd All Right Reserved  株式会社 交通界  無断転載禁止