ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2018年5月21日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

東タク協川鍋執行部
     
向こう1年間の課題

 東京ハイヤー・タクシー協会(川鍋一朗会長)は24日、千代田区のホテルニューオータニで通常総会を開く。川鍋会長は富田昌孝前会長の勇退から同氏辞任後の残余の任期を引き継ぎ、今年の総会では役員改選がないが、今回の総会で就任から丸4年が経過し、5年目に突入する。東京業界の長が兼務することが慣例化している全タク連会長には就任してまだ1年しか経たないが、東タク協ではすでに4年が経過しており、「初心者マーク」は外れていると誰もがみなすところ。
 タクシー規制緩和体制との闘いから、白タク・ライドシェア解禁勢力との闘いに土俵が変わったタクシー業界の環境変化の中で、東タク協・川鍋執行部が抱える向こう1年の課題について展望してみることにした。

 現在わが国のタクシー業界全体にとっての懸案は白タク・ライドシェアの上陸阻止にほかならず、それは東京業界にとってもそのまま当てはまる。「ライドシェアにできることはタクシーにもできる」を合い言葉に、川鍋執行部では事業活性化努力にことのほか熱心に取り組み、全国業界に先駆けて特別区・武三地区での大幅な初乗り距離の短縮、運賃組替えを実行した。実働率低下という補助的要因もあったものの、昨年1月末の新運賃スタート以来、ほぼ一貫して実働日車営収は上昇を続け、対前年同月比で輸送回数、輸送人員は一定の伸びを示してきた。

近距離需要の掘り起こし一巡で…
 しかしながら、初乗り距離短縮運賃の実施から丸1年が経過してからは近距離需要の掘り起しも一巡した観があり、2月の原価計算対象事業者輸送実績速報では、日車営収の対前年同月比は1.8%の減収となり、3月は同0.3%減、4月は同2.2%減となっており、減収が続いている。
 事前確定運賃や相乗りタクシーの実証実験なども実施しているが、本格実施されても初乗り距離短縮運賃ほどの増収効果が期待できそうだという感触が得られるまでには至っていない。いずれにしても、事業活性化において、増収獲得という経営上の要請からも白タク・ライドシェア対策という政策的要求からも、次のタマを撃ち続けることが必要なことは明白である。
 ただ、各種の実証実験でもそうだったが、運賃・料金を材料とした一工夫には、スマートフォンアプリが事実上必須で、自前のアプリを持たない事業者には実験に参加しにくい事情も次第に明らかになってきた。かといってアプリを持たない事業者のスピードに合わせて歩みを遅らせることは現在の政治情勢が許さないというジレンマも抱えている。
 加えて、さる4月24日に開催された政府の規制改革推進会議では川鍋会長と全タク連の田中亮一郎副会長兼地域交通委員長がヒアリングを受け、さまざまな事業活性化の取り組みをアピールしたものの、委員からは「努力は認めるが、利用者にとって選択肢が増えることの方がより重要だ」と少々冷たく突き放されてもいる。

「聞く耳持たぬ」相手に…
 川鍋会長自身が5月8日の東タク協理事会で述べたように「何をやってもダメ」と言われたも同然であり、ライドシェアにできることはすべてタクシーでもできるということを証明してみせても、おそらく『聞く耳は持たない』ということになっている。
 プロジェクト型規制のサンドボックス制度への危機感が生産性向上特別措置法案の衆院通過後ににわかに高まっているが、衆院経産委での附帯決議がタクシー業界にとっては白タク・ライドシェアへの歯止めになっていないとの受けとめ方が大方を占めている。
 この間、川鍋会長の要請で急遽、自民党タクシー・ハイヤー議員連盟の総会が開催され、もっと強い歯止めを参院の附帯決議には盛り込むよう働きかけることが確認された(*その後、同法案は15日の参院経産委、16日の参院本会議で可決、成立)。
同総会では、規制改革推進会議がまとめた三ヶ森タクシーの提案に対する意見書にも出席議員から厳しい意見が続出し、総会そのものは一種の政治ショーとして興味深いものがあった。
 そうしたことも含めて、「業界の努力は多とするが、それは問題の本質とは関係ない」という面々と対決するに当たり、政治のバックアップを受けるための大義名分として事業活性化の取り組みは継続する必要があると言わざるを得ず、新規需要拡大に「効果が薄いのではないか」と気づいいてもやらなければならないということにどれだけ多くの事業者の賛同を得られるかという難しい課題を執行部は抱え込んでいると言えそうだ。
 その事業活性化の要になるのがスマホアプリだが、東京業界ではアプリ乱立の気配もうかがえる。個別事業者の取り組みに協会が介入することは僭越と言わざるを得ず、そのこと自体は傍観するしかないだろう。

配車アプリ「潰し合い」の懸念
 特別区・武三地区における無線配車回数はいまや日本交通グループの一人勝ち状態となっており、日交系JapanTaxiの「全国タクシー」アプリには大手協同組合の加入も取りざたされているが、一方で東タク協の「スマホdeタッくん」加入事業者を中心として大手電機メーカー・ソニーを巻き込んだ6社連合(一部は決済システムのみの加入とか、7社連合であるとの見方も出ている)による新アプリ立ち上げも基本合意だけは公式発表されているが、ここにきてややもたついている。
 健全な競争の下、タクシーの需要全体を押し上げる効果が生まれれば、白タク・ライドシェア解禁、合法化の機運をしぼませる効果も期待できるが、「潰し合い」になると業界全体が疲弊する懸念も拭えない。昨年末の東タク協理事会からゴタゴタが続いているスマホdeタッくん活性化特別委員会の開催も5月8日の理事会で再度要請する意見があがっており、処理を誤ることのできないデリケートな問題だ。
規制改革推進会議が公表した三ヶ森タクシー提案への意見書は、そもそも内閣府による規制改革ホットラインに寄せられた提案に対する対応として、同会議として議論を重ね、国交省から3回、全タク連から1回のヒアリングを実施した上で決定されたものとされている。

新経連の「ライドシェア新法」提案
 そのことを思うと気になることがもう一つある。楽天の三谷浩史・会長兼社長が率いる新経済連盟がライドシェア新法の提案を公表したことだ。これまでも新経連はライドシェアにかかわる提案を重ねてきたが、いずれも国交省をはじめとする関係大臣宛に提案書を提出するにとどまっていたが、今回の提案は前述の規制改革ホットラインにも提出されたとされている。
 三ヶ森タクシーの例に倣えば、規制改革推進会議が同提案に関心を示す可能性は極めて高く、そうなれば同会議として新経連のライドシェア新法を議題に取り上げる可能性は小さくない。規制改革推進会議はタクシーサービスの多様化は有り難い話だが、利用者の選択肢がさらに広がることはもっと大事だと言っており、将来、新経連の提案を取り上げ、何らかのお墨付きを与える可能性も小さくない。この問題は東タク協だけで抱える問題ではないが、全タク連全体の動きの中で東京業界の占める比重は相当大きく、何らかの対策を実施するに当たって東京の事業者に求められる負担も小さくはないと想像できるところだ。
 一つひとつの課題を解決していっても、この世に白タク・ライドシェア解禁、合法化を望む勢力が存在し、規制改革推進会議のような組織や規制改革ホットラインのような仕組みが存在し続ける限り、タクシー業界の対ライドシェアの闘いは際限なく続くことになるだろう。

多摩地区の運賃は?
 東京業界ローカルの課題には、多摩地区の初乗り距離短縮運賃の実施可否やハイヤー運賃改定の問題があげられる。多摩地区は東京業界の「地方」と言え、需要構造は駅待ち営業や家庭配車等に依存しており、日車営収の増減にかかわらず、実車率は常に48%前後で一定している。近距離乗車が多く、初乗り2キロ以下乗車の占める割合は特別区・武三地区とは比べ物にならないくらい高いとも言われている。
 そんな中で特別区・武三地区で初乗り距離短縮、運賃組替えが一定の成果を上げ、名古屋、京都など地方の政令指定都市でも初乗り距離短縮運賃の実施に踏み切った地域が続出していることから、多摩地区事業者に対する「運賃をどうするのか」という心理的圧力は日々高まっている。都心部と同様の運賃組替えでは近距離需要における減収は吸収できないのではないかと見られており、消費税増税を来年10月に控え、決断を迫られつつある。
 多摩地区の運賃のあり方は東タク協内でも三多摩支部の自主性に委ねられており、東タク協経営委で議論されることもほぼないと言って良く、支部の自主判断がライドシェア問題に関する政治的闘争にどのような影響を与えるかも注視されている。
 ハイヤー運賃改定については約22年ぶりとされており、むしろ「よく今まで運賃改定もせずにやってこられたな」という感慨を抱くところだが、働き方改革などの世情に鑑みれば改定の動きそのものは当然だろう。ただ、タクシー同様に適用を受ける7割ルールクリアにはハイヤー大手5社のみならず、上位10社の台数を合計しても70%に達しないとの見方も多く、中小事業者の追随申請が必須だ。また、都市型ハイヤーの新規参入はいまも続いており、7割ルールクリアのための分母となる数字も日々動いているため楽観は禁物と言えるだろう。

来年の役員改選に向けた舵取りにも注目
 このほか、今月8日の理事会では、役員改選規定の改正について了承を得たが、質疑の中では本部推薦理事のあり方に注文が付くなどしている。人事はスムーズな協会運営の第一歩でもあり、来年の役員改選期に向けて川鍋会長がどのような舵取りを見せるかも注目したい。
 このように全国業界のリーダーとしての使命を孕んだ課題、東京業界ローカルの課題など様々な難問を抱えている。会長自身のリーダーシップでそれを乗り越える必要があるだけでなく、ライドシェアとの闘いについては「ここまでやれば解決」という出口が当面見えそうにないこともあり、ともすれば闘いに疲れそうになる事業者の団結をしっかり維持していくことが、まずは最大の課題ではないだろうか。(了)

No.725 5月21日   主な内容
■巻頭人物:八代 尚宏氏(規制改革推進会議委員)

■気になる数字:2576両→?
      東京都特区・武三で始まったハイヤー運賃改定申請、「7割」の分母

■トピックス
:東タク協川鍋執行部、向こう1年間の課題 〜東タク協通常総会特集
:特定地域計画不同意事業者に「勧告」「命令」できず
        〜強制力なき改正適正化新法のたそがれ
:和田・全大個協組理事長辞任!
        〜大阪の個人業界を牽引する次なるリーダーは?
:ライドシェア戦国時代、崩れる「ウーバーの1強独走態勢」
        〜「市民会議」公開シンポ、ITF国際部・浦田部長が指摘
:メジャーリーガーvs草野球では…
        〜梅田交通グループ・古知愛一郎代表に聞く(後編)
:具体的な乗務員教育の要請も 〜兵タ協・事故防止講習会で兵庫県警が講演
■東西往来:都外初の「日交G」いざ出陣 / 順調に折り返し、これから正念場
■この人この言葉
:高野 公秀氏 / 太田 宏氏 / 浦木山 峰壽氏 / 松本 一彦氏
■シャッターチャンス
:前日の気勢は何だったのと嘆息 / タク業界の鬼門「働き方改革」
:「まっとうな協会運営」実現へ / 内定コレクター続出の就職戦線
■内外交差点 
       地方におけるタクシー業界の限界と可能性 矢尾板 操氏(最終回)
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Faxpress 関東版
 「ライドシェアのリスク」外す
    委員要求で激論、原案修正
      規制改革推進会議、三ヶ森タク提案への「意見書」

東京 】11日付で三ヶ森タクシーからの提案に対する意見書をまとめた政府の規制改革推進会議(議長=大田弘子・政策研究大学院大学教授)だが、同日開催の本会議の中で大田議長と八代尚宏委員(昭和女子大学グローバルビジネス学部長)との間で激論があり、意見書の文言の一部が書き換えられて決着していたことが、このほど内閣府が公表した議事録から明らかになった。意見書では「ここで、安全で安心して利用できるタクシーサービスを最大限に活かし、『事故の際の責任の所在などライドシェアサービスにおいて指摘される問題点を回避し』… 」とある部分は原案では『ライドシェアがはらむリスクを受け入れずとも』と書かれていたようだ。このほか1カ所と合わせ八代委員が、ことさらにライドシェアの印象を悪くする文言は必要ないと主張し、削除を要求。大田議長は提案者である三ヶ森タクシー自身もライドシェアそのものには反対していたことやヒアリングにおける全タク連の川鍋一朗会長の発言内容にも配慮した原案の記述であることを説明し、理解を求めたが八代氏が粘り、1カ所は修正、もう1カ所は原案通りで決着したもよう。
 八代氏がクレームをつけたのは、意見書の冒頭にある「問題提起」の部分。最初に取り上げたのは「ここで、安全で安心して利用できるタクシーサービスを最大限に活かし、『いわゆるライドシェアが孕むリスクを受け入れずとも』、その利便性に勝るとも劣らない新しいタクシーサービスを実現することができれば… 」の文中の『 』部分を削除するよう要求した。あわせて、その文章の前段に当たる「また、すでにライドシェアが定着した国からの旅行者の中には、同様の利便性や値ごろ感を求めて、違法な白タクに頼ろうとする事例も増加しており、このような問題が日本の質の高い公共交通全体の劣化を引き起こすことは避けなければならない」と記述されている部分についても削除を要求した。
 八代氏は「ライドシェアのリスク」という表現について「当会議がライドシェアは危ないと認めたと受けとめられる可能性がある。当該部分がなくても文章は繋がる」としたほか、「違法な白タクに頼ろうとする」の部分については「他の先進国にあるライドシェアという新しいサービスが消費者の利益のために必要だというロジックで十分であり、あえて違法な白タクへのニーズがあることをあげる必要はない」と主張する。
 大田議長は、「リスクというのは、事故の時の責任をどうするのかといった指摘を念頭に置いている。川鍋会長からは日本人のリスクの許容度について言及もあったと記憶しており、そのこともあってこの文言を入れている」とした上で、最終版と同様の表現への修正を提案。それでも八代氏は自説を主張し、「ライドシェアの問題点をここであえて指摘するかどうかということ。事故が起きた際は保険で対応すれば良いわけであり、タクシーが事故を起こした場合でも保険で対応している」と述べた。

〜ライドシェアの議論はしていない
 大田氏が提案者の三ヶ森タクシー自身もライドシェアには反対の立場だと説得するが、八代氏は「三ヶ森タクシーがライドシェア反対だからといってわれわれの意見でこれを踏襲する必要はない。今回議論していないライドシェアに関し、あらかじめ予断を与える表現を盛り込む必要はないのではないか」と食い下がる。大田氏も「ライドシェアそのものは会議で一度も議論していない」と原則論を述べるものの、八代氏はなおも、「今回の議論の対象としていないのだから肯定も否定もする必要はない。事故の際の責任の所在さえはっきりしていれば良い」と再反論している。
 高橋滋委員(法政大学法学部教授)が「リスク」に替えて、「ライドシェアが本格的に導入されていない時点においてもと表現を改めてみては」と提案したものの、今度は大田氏が「その表現では本格的にライドシェアが導入されることが前提になる。当会議ではそういう議論はしてこなかった」と難色を示した。
次いで、安念潤司委員(中央大学法科大学院教授)が「八代先生の意見のような立場があることについて異論のある人はここにはいない。ただ、手掛けてみて分かったことはとにかく冷静な議論にならないという事実。政治的な配慮で大人の分別を見せて書かざるを得なかったということとしてわれわれは納得するしかないのではないか」と述べた。

〜「導入」の前哨戦で共通認識
 これにも八代氏は、「各省庁と調整する前の意見書の段階で、なぜそこまで配慮しなければならないのか」と反論。大田議長は「繰り返しになるが、一度としてライドシェアを入れましょうという議論をわたしたちはしていない。ここの記述は『事故の際の責任の所在などライドシェアにおいて指摘される問題点を回避し』ということにしてはどうか」と再提案し、決着させた。
 訪日外国人旅行者等による白タク利用の記述については大田氏が実態を記述しているだけと強く主張したため、八代氏が譲った形で決着した。
 これらのやり取りから八代、高橋、安念の各委員らは三ヶ森タクシー提案をライドシェア本格導入の前哨戦と捉えており、その捉え方に異論をはさむ委員がいないこと、一方、大田議長は政治的配慮もあって規制改革推進会議では「ライドシェアそのものの導入は議論していない」という建前を崩したくないという姿勢が透けて見える。
〔5月19日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2018年5月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「ライドシェアのリスク」外す/委員要求で激論、原案修正/規制改革推進会議、三ヶ森タク提案への「意見書」
【 東京 】答申への反映は国交省次第/「意見書」の扱いで大田議長
【 東京 】大和自交が自動運転の実証実験/群馬大、日本総研と連携で
【 東京 】新理事長候補に坂本氏/東京無線、30日の総会で就任へ
【 東京 】配車・決済の新会社「順当に」/チェッカーキャブ取締役会
【 東京 】ウーバー、滴滴とのタク配車連携/第一・田中社長「見通しより遅れ」
【 東京 】五輪等の図柄入りプレート/全タク連「不採用」方針を通知
【 東京 】大和自交・3月連結決算
【 東京 】仙台、秋田、熊本の指定延長/特定地域で運輸審答申
【 横浜 】関運局、譲渡譲受3件認可
 
2018年5月19日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】不同意事業者、結局は「逃げ得」/非協力の悪影響に挙証の手立てなく… /特定地域計画巡って関運局
【 横浜 】実働率低下で12地区増収/関東管内4月原計輸送実績
【 横浜 】都外初の日交G入りで出陣式/アイシスタクグループ
【 東京 】分配金支払いは20年3月頃に/東旅厚年基金が事業主説明会
【 横浜 】東京、神奈川は低調/関東管内の運転免許返納割引
【 東京 】多言語コールセンターと連携/都営協、モニター1200両
【 福岡 】クラウドファンディング成功/自家用無償旅客運送計画のノモック
【 東京 】国交省人事(15日付)
 
2018年5月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】生産性向上特措法 成立/「規制のサンドボックス」現実に/参院附帯決議、ライドシェア「適用除外」求めず
【 東京 】「適正化・活性化」破壊の恐れ/参考人陳述で川上弁護士
【 東京 】川鍋会長「情勢は動いている」/全タク連・正副会長会議
【 東京 】京浜、新潟など8地域/特定地域の指定延長を諮問
【 東京 】DeNA幹部が自動運転で講演/ダッ研総会、6月22日開催
【 東京 】両地区とも総営収3%超の減/東タク協・4月原計輸送実績
【 東京 】「無線新時代は次世代の指導者で」/全自無連総会へ坂本会長コメント
【 横浜 】需要減少と運転者不足に対応/神タ協横浜支部・総会
【 東京 】ドコモ「マイデイズ」に参画/JapanTaxi「全国タク」
【 東京 】8割が職場モラル、燃費向上/エコモ財団、グリーン経営認証効果
【 東京 】東洋労組が「市民会議」にカンパ/慰安会などで募金活動
【 さいたま 】赤羽Bチームが初優勝/日交労野球大会
 
2018年5月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】参院附帯決議で「強い歯止め」期待/「規制のサンドボックス」巡って/自民党タク議連総会で方向性
【 東京 】事業者の努力で風向き変わる/全タク連・地域交通委
【 東京 】アプリ配車・決済の新会社設立/ソニー&6社G、今月中に発表へ
【 東京 】総需要減少のサイクルへ/東タク協・3月全社輸送実績
【 東京 】指導乗務員131人/チェッカー無線が委嘱式
【 横浜 】タクセンと初の懇談/全神奈川ハイタク労連
【 東京 】規制のサンドボックスで意見交換/労働6団体が東タク協、関運局交渉
【 横浜 】都市型ハイヤー問題中心に/自交東京が関運局交渉
【 東京 】関自無協・永年勤続表彰受賞者
【 東京 】18年度は全国15カ所で開催/グリーン経営認証リーダー研修会
 
2018年5月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「三ヶ森タクシー提案」実現へ/20年東京五輪節目に制度設計促す/規制改革推進会議、答申待たず「意見」
【 福岡 】自家用無償旅客運送を事業化/福岡のベンチャー企業が発表
【 横浜 】京浜交通圏の特定地域指定延長へ/事業者同意78%、全会一致で決議
【 新潟 】供給削減7月1日実施へ/新潟交通圏特定地域協
【 福岡 】ノモックの「無償運送」も話題に/福岡市で「市民会議」シンポ
【 福岡 】市民会議「旅客運送は適用除外に」/「規制のサンドボックス」に意見書
 
2018年5月12日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】申請→認定まで「1カ月+α」/ライドシェア、最終判断は国交相だが… /参院経産委、「規制のサンドボックス」審議再開
【 東京 】経産省前で早朝の宣伝行動/自交東京、輸送の安全破壊に抗議
【 さいたま 】IP無線取り込み、大同団結を/関自無協総会、高野会長ら再任
【 さいたま 】関自無協・新役員
【 那覇 】パンフ作成、啓発活動開始へ/白タク横行で沖総局
【 東京 】事故防止意識の浸透で効果/東個交通共済「40周年特別運動」
【 横浜 】「クサくないタクシー」一般公開/三和交通G、夜間はライトアップ
【 東京 】東個協江戸川第一支部、役員改選
【 訃報 】曽我 博氏(小田原報徳自動車会長)10日死去。91歳
【 横浜 】関運局、譲渡譲受1件認可
 
2018年5月11日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】対推進会議「何をやってもダメ」/姿勢変わらず、噛み合わぬ議論/東タク協理事会で川鍋会長
【 東京 】22年ぶりハイヤー運賃改定へ/特区・武三で申請スタート
【 東京 】管理者らに代替アプリの説明会/AIタクシー稼働延期で東京無線
【 横浜 】富士見交通の加入式/ラジオタク、アプリ配車導入も
【 東京 】法人は16カ月連続の減/多摩地区4月の運転者証交付
【 東京 】東京駅の誘導業務再開/私鉄東ハイ労、新卒者も動員
【 東京 】「重大事故半減」など年度目標に/日個連交通共済協組・理事会
【 横浜 】関支部長らを再任/神タ協川崎支部・総会
【 福岡 】第一交通産業・連結決算
【 東京 】健診の義務づけで質疑/東個協理事会「2回目」など巡り
【 横浜 】車停は法人3件、個人1件/関運局4月ハイタク行政処分
 
2018年5月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新経連が「ライドシェア新法」提案/プラットフォーマーは登録制/政府に「制定に向けた議論」を提言
【 東京 】高齢運転者交通事故防止対策WT
【 横浜 】DeNA&ヤマト運輸、実証実験
【 横浜 】3月末から115人減/京浜の運転者証交付・4月末
【 東京 】「眠れる森の美女タクシー」/日交が期間限定運行
【 東京 】春の褒章・叙勲受章者(国交省関係)
【 東京 】代表者変更等を承認/東京無線協組・理事会
【 東京 】立候補制、所信表明も/都営協が役員選出方法を変更
【 東京 】LPG、5月CPは500ドル台
【 東京 】東京第一交通を永年表彰/4月のグリーン経営認証
【 東京 】駅構内委員会解散を決定/所管業務は東タク協に移管
【 東京 】中労協、中労研ともに危機感共有/第1回集団交渉を開催
【 東京 】エコドライブコンクール/エコモ財団が参加募集
【 さいたま 】日交労18年野球大会
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交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版

 法人の「5・5」車両9割近
    近運局集計 大阪業界の運転者、1年間で704人減

【 大阪 】近畿運輸局は17日、今年3月末時点の大阪におけるタクシー事業の概要を公表した。この1年間で法人運転者は705人減少している一方、法人の一般タクシー(セダン+特定大型)は147両の減少で、乗務員不足による車両のダブつきが続いている。
〜個人車両は規制緩和以降4割減
 一方、個人タクシー車両は1年間で122両の減。規制緩和が実施された2002年2月1日時点で1万5252両だった法人車両は1万5419両で、この1年で150両近く減少したものの、依然として167両上回っている。個人車両は4878両から2911両と、1967両、約40%の大幅減。新規許可が凍結されたままの状態で高齢化が進んでいる。
 また、「5000円超2割引」への変更の動きがある遠距離割引は法人202社(1万5217両)が採用。このうち184社(1万3578両)が「5000円超5割引」で、その他は「9000円超1割引」が16社(1059両)、「5000円〜7000円超3〜5の段階割引」が2社(580両)。個人車両1737両が5000円超5割引を採用しており、法人・個人を合わせた「5・5」車両は1万5315両で、特定大型を除く一般タクシー1万8224両の84.0%に達しており、法人のみでは1万5313両中1万3578両の88.7%と、ほぼ9割という状況だ。このうち4社・480両は「5・2」への変更を申請しているが
〔5月19日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2018年5月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】法人の「5・5」車両9割近く/近運局集計 大阪業界の運転者、1年間で704人減
【 大阪 】運改チャンスまで1年4カ月/大タ協・三野会長「まず意見の発信を」
【 大阪 】1〜2社で6月中に先行調査/初乗り短縮のデータ収集
【 大阪 】「乗務員アプリ」の試験運用/関協、7月1日スタート
【 神戸 】「やぶくる」26日に出発式典/養父市のNPO有償運送
【 大阪 】ワンコイン八尾、来春新卒者に内定
【 東京 】「マルチ交通」の事例発表/全タク連・地域交通委で大江氏
神戸 】2社が「預かり休車」届出
【 神戸 】近運局、神戸3社の事業者計画認可
【 神戸 】前年同期比236件の減/神戸・阪神間4月の運転者証交付総数
【 神戸 】兵サセン、喫煙の通報3件
【 大津 】滋タ協定期総会、6月20日
【 大阪 】外国人採用へ要望書/大タ協、山根理事が協力要請
【 奈良 】奈タ協、推薦理事出揃う
【 大阪 】今度は女性タクドライバーと/栗原・自交部長、22日に意見交換会
【 大阪 】市民まつりにタク車両展示/河内長野で大阪第一、近鉄
【 福岡 】クラウドファンディング成功/自家用無償旅客運送計画のノモック
【 大阪 】泉州交通圏で中国系新規申請
【 大阪 】ワンコイン3社、関空へ区域拡大
【 大阪 】東洋4両→ワンコイン八尾、認可
【 神戸 】尼崎工都など、住所変更届
【 大阪 】近運局、法人2社車停
 
2018年5月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】事後監査基本に、許可前の詳細確認も/都市型ハイヤーの新規申請対応で近運局
【 大津 】大津市が「のってこ!」と協定へ/シェアエコ検討会議の紹介受け
【 東京 】「規制のサンドボックス」現実に/生産性向上特措法成立
【 神戸 】ABC無線、枝松理事長を再任
【 大阪 】トモエG、西井孝志郎氏は会長に
【 大阪 】上部団体等の全役職辞任へ/協組理事長辞任の和田氏
【 神戸 】地域交通対応の進捗状況報告/タク活用の神戸市検討会
【 神戸 】兵協の兵タ協理事候補、14人確定
【 大阪 】「違う意見の人とも対話すべき」/壽タクシー・浦木山社長
【 東京 】8割が職場モラル、燃費向上/エコモ財団、グリーン経営認証効果
 
2018年5月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】実証実験6月にも実施へ/初乗り短縮運賃模索の大タ協
【 大阪 】協会長はマニフェスト掲げ立候補で/日本城タク・坂本社長が一石
【 大阪 】大運支局、タクシー含む街頭監査
【 京都 】エムケイの公定幅外運賃「受理」/近運局「指導→勧告→変更命令」へ
【 大阪 】新会長に松本一彦氏/住吉個タク協会・総会
【 神戸 】運送約款にハラスメント条項/第一交通G5社が申請
【 京都 】ハラスメント条項追加、京都でも
【 神戸 】奄美タクが事業者計画
【 神戸 】折り返し「良い方向に」/新神戸駅乗り場の街頭指導
【 神戸 】谷上駅の入構ルール/北神タク協議会、見直しへ手順
【 大阪 】近畿・大阪合同で近運局交渉/交運労協ハイタク部会
【 京都 】京交信が持ち出し総会、31日
【 大阪 】京都でグリーン経営講習会
【 京都 】ヤサカG「適用除外車両」届
【 京都 】AI企画、役員変更届
 
2018年5月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大津 】特定地域指定、3度目の判断は?/基準適合の大津市域、6月27日に協議会
【 東京 】タク事業者による自家用有償運送/規制改革会議が実現促す「意見」
【 大阪 】実証実験の参加車両に見通し/大タ協経営委、15日開催
【 大阪 】横領問題「前代未聞の中身ない議案」/薬師寺氏、大タ協執行部に異議
【 神戸 】兵タ協、輸送の安全確保講習会
【 大阪 】近畿ハイタク協、6月4日に総会
【 神戸 】北嶋氏の叙勲祝賀会
【 大阪 】トモエタクシーG、役員変更届
【 和歌山 】自治体へのUD導入助成要請へ/和ハ協が通常総会
【 大阪 】新大阪駅前の移動休憩所廃止へ/大タクセン、委託公募不調で
【 大津 】17年度登録者は3297人/滋タ協「ゆりかごタクシー」
【 大阪 】「無料配車・運行サービス」/実現困難としつつ危機感も
【 神戸 】生活密着の「淡河町ゾーンバス」/神戸市が16日運行開始
【 神戸 】理事推薦の中間報告/兵タ協神戸・阪神間支部
【 神戸 】明タク協、会長に松岡氏
【 神戸 】東阪神タク協組・社長会
【 大阪 】ハイタクは2単組が妥結・回答/交通労連関西地総・春闘状況
【 大阪 】敷島交通がハラスメント対応
【 大阪 】大阪タクシー、役員変更届
 
2018年5月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】全大個協組・和田理事長辞任/新決済システムの契約巡る解任案の上程受け
【 大阪 】米運交通が「5・2」申請、4社目
【 神戸 】「中旬」開始予定を「下旬」に/神戸・阪神間の運賃データ収集
【 大阪 】身障者手帳の扱いなど/一水会、指導の徹底と再確認
【 大阪 】北新地、4月の指導件数は29件/検討会で大タクセン報告
【 神戸 】北嶋一郎氏に旭日中綬章/全L協会長、伊丹産業社長
【 神戸 】役員改選へ被選挙人確定/兵庫交通共済協組 
【 大阪 】南大阪新城、本格統合に向け協議/5月理事会に城北の理事長ら招く
【 京都 】京都駅前で人権啓発活動
【 大阪 】ダイトGがバーベキュー大会
【 大阪 】「新社会主義」が台頭?/日本城タクシー・坂本社長
【 京都 】三戸・ブロック長が留任/日個連近畿ブロック
【 大阪 】全大個協組、事故防止で優秀G表彰
【 大阪 】安マネGL認定セミナー/NASVA、大阪で6月15日 
 
2018年5月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】今後のタクシー「何ができるか」/タク問題考える会で第一・田中、関中・薬師寺氏が講演
【 大阪 】協会との顧問契約に疑義/薬師寺氏が公開質問状
【 京都 】大阪空港の予約車入構料/高速タクも利用者負担に
【 大阪 】60代後半が4分の1/大阪市域等の運転者証交付状況
【 大阪 】自治体の自家用有償運送/全大個・和田会長「個タクOBが」
【 大阪 】滋タ協15日、大津市16日に/自交関西、白タク阻止で要請行動
【 大阪 】タクシー側の要請で臨時乗り場確保/整備事業で駅前封鎖のJR野崎駅
【 神戸 】「やぶくる」26日スタート/養父市のNPO有償運送
【 大阪 】「規制のサンドボックス」に危機感/全自交関西・加藤委員長
【 神戸 】「阻止」原則だが、「対策」も検討/ライドシェア巡り事業者認識
【 大阪 】ひかり交通が「学割」導入
【 大阪 】5月は歩行の小学生に注意/大阪府警「子供事故発生マップ」
【 大阪 】川尻理事長、河内・専務理事/新生・全大個協組淀川支部 
【 大阪 】合併の「新栄」と「北大阪」/それぞれ最後の単独総会 
【 大阪 】南大阪新城との本格統合へ/全大個協組・城北個タク組合
【 大阪 】メーデーにハイタク各労働団体
【 京都 】自交京都・春闘状況集約
【 大津 】空車運行中に携帯電話/近江タク、HP等に「お詫び」
【 大阪 】「ダイシン・ミツワAGS店」/オートガス充填所に洗車場
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