ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2016年4月11日

    交通界WebNews
最新号ニュース
発行物について
購読のご案内
採用情報
会社概要・沿革
広告のご案内
 










「週刊交通界21」毎月4回情報発信
「選ばれるタクシー」へメニューは満載
  「タクシー革新プラン2016」効果のほどは?
 国土交通省自動車局長の私的懇談会として設置された新しいタクシーのあり方検討会(座長=山内弘隆・一橋大学大学院商学研究科教授)の最終とりまとめ「タクシー革新プラン2016〜選ばれるタクシー」が1日、正式版として公表された。同検討会は昨年1月28日に初会合を持ち、同年7月24日までに都合3回の会合を開催して中間報告をまとめ、今年1月28日に4回目の会合を開いて最終とりまとめ案を提示、そこでの委員の意見をもとにして今回、最終とりまとめを確定させたものだ。この間、並行して開いた人材確保・育成WG、事業経営WG、運賃制度に関するWGの3つのワーキンググループでの検討結果なども反映されている。本紙3月14日号の本欄で全タク連理事会における国交省・鶴田浩久・旅客課長の講演概要を紹介した際に、テーマの3番目「あり方検討会最終とりまとめ」の確定を待って改めて取りあげたい――と記しており、今号ではその約束を果たそうと思う。

輸送人員の著しい減少
 革新プラン2016の概要を俯瞰すると、第一にタクシー事業全体の「現状と課題」を提示。とりわけ他の交通モードに比べ著しく輸送人員が減少している点に着目しつつ、「このような状況が続けば、タクシー事業の経営基盤の悪化や、人口減少・高齢化の下で運転者不足が輸送サービスを滞らせ、経済活動・国民生活に支障を及ぼす可能性があり、これを未然に防ぐことは急務。このため、高齢化や人口減少、IT技術の発達といった環境の変化を踏まえつつ、地域ごとに異なる実情・ニーズに即したサービスを提供する等、タクシー事業においては、従来の2地点間の輸送から事業を革新し、安定的な輸送手段の維持・提供を図る必要がある」としている。

「生産性」「サービス」「安全・安心」
 第二には「革新」の具体的な内容に触れており、テーマとして@生産性の向上Aサービスの向上B安全・安心の向上―を掲げている。
 「生産性の向上」では「効率的な供給」を確立する必要があるとし、具体的な取り組みとしては改正タクシー適正化新法に基づく需給バランスの改善(特定地域19地域、準特定地域130地域)、IT等による効率化(全国69事業者等約9万両がスマホ配車に対応。昨年9月時点)、改正地域公共交通活性化・再生法の枠組みに基づく地域交通ネットワークの再編をあげたほか、「収益の拡大」に向けて運賃設定の見直しによる需要開拓、付加価値に見合った料金設定と収受や、過疎地等交通不便地域での乗合運行の受託等の必要性をアピール、具体例には、付加サービスへの割増料金、閑散時間帯割引、公定幅運賃設定方法の見直し、車庫等、事業用資産の活用に向けた検討(2016年度中実証実験を予定)、営業区域の見直し(旅客流動等の実態やニーズに応じた検討)、多様な事業展開、国・自治体施策との連携(乗合タクシーの推進導入=994事業者が乗合事業を実施中、自家用有償運送の運行受託=248事業者が市町村より受託)をあげている。
 これら多様な事業展開、国・自治体との連携施策の例では、島根で第3セクターが車両や事務所等の資産を保有する「上下分離方式」が実施されていること、愛知で自治体との連携による割引運賃で高齢者の足の確保事業が実施されていること、鳥取で自治体の支援により訪日観光客に割安な観光タクシーサービスを提供する「1000円タクシー」が運行されていることを紹介している。
 「人材の確保・育成」では、新卒・女性等、多様な人材の採用拡大を掲げ、短時間勤務や固定給制度等の採用等、分かりやすい職場情報の提供などに取り組むことを奨励、「運転者のスキル向上」も必要だとして、バリアフリー、観光、英語等のドライバー研修の実施にも取り組むべきだとしている。

ライドシェア提案「IT活用には見るべきもの」
 革新の具体的ツールの第二にあげられた「サービスの向上」では、利用者ニーズの多様化、ITの進展、訪日観光客の爆発的増加や東京五輪開催等、環境の変化を踏まえ、タクシーサービスの高度化、国際化、多様化を図る必要があるとしている。
輸送サービス高度化の背景にはITの発展があるが、ITをフル活用した昨今のライドシェア拡大の海外の風潮、国内における白タク・ライドシェア解禁、合法化の動きにも触れて、特に「ライドシェアの提案については、運行管理・車両整備管理等の事故予防や、万一の際の被害者対応といった運送責任を、自家用車のドライバーのみが負う形であり、安全・安心の確保の観点から問題があると言わざるを得ない」とこうした動きをけん制しつつ、「一方、そこでのIT活用には見るべきものがあり、利用者が望むサービスはタクシーにも取り込むという気概が問われるのではないか」と指摘している。
 高度化の実施例にはアプリ等を活用した配車、到着時間・運賃予測の導入、利用者によるタクシー選択性向上調査(16年度予算事業)、クレジットカード情報の事前登録による降車時の決済手続きの不要化、カード・電子マネー決済機の導入、車内Wi−fi接続器の設置―などを、国際化の実施例には東京・羽田空港での外国語研修修了者用待機レーンの設置、京都駅での外国語対応タクシー専用乗り場の設置、総務省との連携による多言語翻訳機の導入推進、初乗り距離の短縮・引下げ(東京での今夏の実証実験及び17年4月からの本格実施)、空港等における定額運賃の設定―などを、多様化の実施例にはマタニティタクシーの運行、富裕層をターゲットにしたプライベートリムジンの導入・拡大の検討、地域のニーズに応じた乗合タクシーの運行など―を、それぞれあげた。
 また、本年1月15日に軽井沢スキーツアーバス転落事故が発生したことで改めて注目されることとなった自動車運送事業における「安全・安心の向上」について、ライドシェアが安全性の点で問題がある点にもう一度触れて、「裏返して言うと、タクシー事業者には引き続き、安全・安心という価値に磨きをかけ続けることが求められる」としている。
 具体的な取り組みには適切な評価・監査等による悪質事業者・運転者の排除策として旅客自動車運送適正化事業実施機関による巡回指導、監査当局との連携、事業者評価制度の実施、運転者登録制度に基づく運転者の管理・監督、乗務距離制限の見直し(本年度中に制限の設定方法について再検討)など―を、地域の安心の確保策としては地域のタクシーパトロールの実施、ドライブレコーダーで捉えた事件発生時の映像の警察への提供、防災レポートタクシーの運行など―をあげている。

官主導のプロセスには疑問も
 個別具体的にあげられた革新プログラムには見るべきものもあれば、まさに「やってみなければわからない」というものまでたくさんのメニューが書き込まれている。
それら一つひとつの評価は読者たる事業者の皆さんに委ねたいと思うが、そもそも規制緩和に当たっては創意工夫で競争が激化し、その後は市場の力で「良貨が悪貨を駆逐」し、やがて需給は均衡するということだったはずであり、官が主導して検討会を設置し、行政のみならず学識者や一部の業界労使が参加してとにかくメニューを列挙していくという方式そのものに記者としては疑問を感じている。そのプロセスには有意義な論議もあったのかもしれないが、検討会もWGもすべて非公開だったことで、それも当事者にしか分からない。
 活性化は当初の「やりたい人がやればいい」から、いまや「業界世論を喚起して1人でも多くの事業者にやらせる」へと変貌した。それにどう乗るかのか乗らないのかは最終的には個々の事業者の判断だ。もちろん、法的な事業規制の枠組みの変化に業界は翻弄され続けてきたが、昨今では人口減少・高齢化が進行し、実際に国全体の人口は減少に転じ、全国の自治体には限界集落が多数見られるほか、革新プランでも触れられた通信技術の発達によるスマホ配車の一般化に伴うライドシェア問題、さらに革新プランには触れられていないが、自動運転技術の今後の進展に伴うビジネスモデル激変の予感への対応など、規制緩和問題が論じられた当時とは異なる背景が登場しており、それらについては行政に責任を負わせることはできず、正に官民一体で知恵を出す他はないことも事実だ。

改正適正化新法のフォローアップ
 一方、革新プランには、「改正タクシー適正化新法フォローアップについて」との項目も設けられている。
 改正適正化新法の附則には「法施行5年後の実施状況の検討と、必要な場合には所要の措置を講ずること」が明記されており、また、衆参両院の附帯決議には「法施行の状況や効果について、3年ごとに総合的な検証を行い、結果を両院に報告すること」も記載されている。この2点からも改正適正化新法のフォローアップはやらなければならないことではあったわけである。
 具体的なフォローアップのための評価手法等については、@特定地域、準特定地域を対象とするA評価対象期間は4月1日から翌年3月31日までB毎年8月頃を目途に公表―などとしている。

運転者負担の解消割合なども
 フォローアップの内容については「減車と実働率(国交省で調査)」「日車営収の改善度」「実在車両数と適正車両数の乖離率の改善度」「実働実車率の改善度」「赤字事業者のシェアの改善度」(いずれも輸送実績報告等に基づき国交省とりまとめ)「賃金の改善度(毎年2〜4月の3カ月間全社対象。支給総額、勤務回数、総労働時間等)」「運転者負担の解消割合(年度末、全社対象。カード手数料、無線使用料、カーナビ・GPS使用料、制服・駐車場代等)」「平均車齢の改善度」など事業適正化に関するもののほか、活性化事業についても地域ごとにUD研修受講者数、観光タクシー取り組み事業者数・認定運転者数やシェアについて目標値を設定するなどし、進捗状況についてタクシー協会が協議会に報告することとされている。
 旧タクシー適正化新法施行後、供給削減効果により地域の総需要が減少しているにもかかわらず、実働日車営収が向上するなど一定の効果が認められ、歩合給主体のタクシードライバーにおいては賃金も僅かながら改善傾向がみられ、同法による取り組みの方向性の正しさが立法の趣旨に照らして確認されているとされてきたものの、その効果は全産業平均推計年収との格差を大幅に縮小するには至らず、アベノミクス効果による輸出型大企業の賃金上昇によりここ1〜2年は格差拡大傾向さえうかがえる上、いわゆる「受益者負担」の廃止などはほぼ「掛け声倒れ」の観も強い。最終とりまとめであえて取り上げることによって光を当てない限り、前に進まないという意味でも、今後の法運用見直しの方向性を探る意味でも必要な措置なのだろうと理解している。
 改正適正化新法附則や附帯決議の趣旨に沿った効果検証と法運用の見直しこそ、われわれ記者にとってフォローが必要なものであり、これからもじっくり観察を続けたい。(了)
<Topへもどる>

No.626 4月11日号 主な内容
■巻頭人物  :西川 洋志氏(国際自動車社長)
■気になる数字:6パターン12種類 〜東タク協初乗り距離短縮運賃モデル案
■トピックス 
 :「選ばれるタクシー」へメニューは満載〜「タクシー革新プラン2016」
 :運改目指す大阪業界――それぞれの選択 〜初乗り・加算のバランス等も考慮
 :利用者を無視すれば乗る人がいなくなる〜運改要請スタート早々、最高顧問が慎重論
 :<スポット> 日交G7社が一番手で提出〜東京業界の運賃組替え要請スタート
 :<シリーズ> 2016春闘――産別・労組はいま 〜全自交東京地連
 :<シリーズ> 2016春闘――産別・労組はいま 〜全国中立労組政策推進会議
 :世代交代の風吹く!? 〜京タ協会長選をめぐって
 :「信頼される事業者・乗務員に「超変革」を 〜藤本実・兵庫陸運部長
■東西往来:マンネリ化を問う好企画 / 乗り場の風景一変も?
■この人/この言葉
 :岡田 佑氏、坂本 篤史氏、大沼 仁洪氏、松田 有司氏
■シャッターチャンス
 :大手4社がつける道筋/「バスタ新宿」誕生で…
 :運転代行「業」でこのありさま/業界内の慎重派も気になろうが
■アカラカルト:<内外交差点> 適正価格と値上げ   坂本 篤紀氏I
<Topへもどる>
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
UDのほかEV、FCVなど
   特定地域指定解除後の復活要件に追加
     「預かり休車制度」で国交省通達

【 東京 】国土交通省は7日、改正タクシー適正化新法に基づく特定地域において運用する実質的な預かり休車制度の取扱いについて自動車局長名で関係各地方運輸局等に通達(=『改正タクシー適正化新法に基づく営業方法の制限に関する取扱いについて』の一部改正)した。全タク連の要望などを反映し、復活増車車両はUD車両だけでなく電気自動車、燃料電池車を含むものとした。
 営業方法の制限の取扱い通達を一部改正した今回の預かり休車制度では、対象地域を特定地域とし、1日24時間の営業方法制限を同一の車両で継続的に行う場合の方法などを定めたもの。こうした営業法の制限(実質的な休車)を行う車両については道路運送車両法に規定する抹消登録(ナンバープレートの抹消)を行うことができるものとする。これにより事業者は減車の場合と同様に自動車税や保険料などのコスト低減を図ることができ、かつ、改正タクシー適正化新法や道路運送法上の取扱いはあくまで減車ではなく営業方法の制限に該当するため、これら法令の事業計画上の認可車両数は抹消登録しても減少しないことになる。
 通達によれば、特定地域の指定が解除(=準特定地域への移行を意味する)された場合に限り、指定解除後6カ月間は預かり休車を行った車両数の範囲内で道路運送車両法に規定する新規登録(=実質的な復活増車)を行うことができる。ただし、復活増車については国交省が定めるユニバーサルデザインタクシー認定車、電気自動車(EV、PHVなど)、燃料電池車(FCV)に限ることとしている。車種を限定した復活増車になっているが、当該事業者が特定地域の指定期間中に自主的に保有車両の一部を一般タクシー(セダン型等)からUD車両等に代替していた場合には、その代替車両数を限度としてUD等以外の一般タクシー車両で登録することができる。期限内の6カ月に復活増車に該当する新規登録を行わない場合には、そのまま減車となり、その旨を特定地域計画に基づいて個々の事業者が策定、認可を受ける事業者計画にあらかじめ記載しておく必要がある。通達の適用は7日から。
 特定地域計画、事業者計画はそれぞれの認可基準通達で、地域としての供給輸送力削減目標や実現方法(減車によるか営業方法制限によるか、そのミックスかなど)、事業者として特定地域計画に沿った輸送力削減目標と方法などを盛り込んで認可を得ることになっており、特定地域内の事業者が特定地域計画や事業者計画の認可を受けず、各社の都合で自由に預かり休車を実施することはできない。
〔4月9日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2016年4月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】UDのほかEV、FCVなど/特定地域指定解除後の復活要件に追加/「預かり休車制度」で国交省通達
【 横浜 】3日間で38社、20.69%/特区・武三の運賃組替え要請
【 東京 】すでにチケット4000枚配布/東タク協「就活応援キャンペーン」
【 東京 】11グループが回数増/3月の都内無線配車実績
【 東京 】八洲自動車、優良乗務員82人表彰
【 東京 】「個タク議連」に献金/都営協が政治資金団体発足へ
【 東京 】視覚認知力の衰えに注意/全タク連・交通安全委
【 東京 】事故防止の「のぼり旗」見送り/交通共済、新たな防止策を模索
【 東京 】観光テーマにヒアリング/自民党IT戦略特命委
【 東京 】「フェアトレード」精神の普及を/全中労・茨木議長インタビュー
 
2016年4月9日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】東京の初乗り短縮、業界外が評価/利用者に選ばれる取り組み、各地域で/全タク連・労務委、対白タクで武居委員長が呼びかけ
【 東京 】東京400円台で「地方は高い」/第一・田中社長が世論の批判を懸念
【 東京 】自主ルールによる運用を提唱/政府会議でシェアリングエコノミー協会
【 東京 】連結売上178億円目指し/大和自交、80周年へ中期経営計画
【 東京 】警察庁、自動走行検討会報告書/公道実験のGL案で意見募集も
【 横浜 】4人に1人が60代後半/京浜地区の法人運転者
【 東京 】後継「タクシー基金」への加入推奨/東旅厚年基金、小負担でリスク低減
【 東京 】新卒社員104人、35キロ完歩/kmウォーキング2016
【 東京 】死亡事故は前年と同じ4人/東京交通共済・15年度集計
【 東京 】飛鳥交通G、阪急タクが新加入/「全国タクシー配車」163Gに
【 東京 】自動運転ビジネスの合弁会社/ソフトバンクが5億円出資
【 東京 】国交省、EV等の導入助成で公募
 
2016年4月8日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】法人乗務員、1年で1505人減/09年度末から1万3802人減少/東タクセン15年度末集計、60歳以上が51.7%
【 東京 】多摩地区運転者は7674人/3月末登録数、個人438人
【 東京 】初乗り短縮運賃、二段構えで広報/東タク協・太田広報委員長
【 東京 】関東全域で空港定額運賃など/飛鳥交通G、活性化の具体策公表
【 東京 】東タク協三多摩支部長に神田氏
【 東京 】初乗り運賃で代表者会議/チェッカー無線協組が15日
【 東京 】赤羽警察署で安全研修会/東洋交通の新卒者24人
【 東京 】初乗り短縮「断固反対」/自交東京・単組代表者会議
【 東京 】八洲自動車が女性専用フロア
【 東京 】ハイタクは3カ月登録ゼロ/3月のグリーン経営認証
【 東京 】全国平均で7〜8円下げ/3月のオートガス価格
 
2016年4月6日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】日交グループ7社が一番手で提出/G内「1.059キロ410円」で統一/東京業界の運賃組替え要請スタート
【 東京 】6パターン・12種類のモデル案/東タク協、運賃組替え説明会で提示
【 東京 】消費増税見送りでも実施/初乗り短縮へ東タク協・川鍋会長
【 東京 】春闘目標は「乗務員負担撤廃」/全自交東京地連・溝上委員長
【 東京 】新卒入社の歓迎兼ねて/日の丸深川労組がバーベキュー大会
【 東京 】トヨタ「シエンタ」車いす専用車/三幸自動車が営業運行開始
【 東京 】乗務員負担の撤廃など統一要求/グリーン3労組が春闘決起集会
【 東京 】解決金交渉の打開目指し/日の丸交通労組が抗議行動
【 東京 】交通労連東京も正式参加/東京・八重洲口の誘導業務
 
2016年4月2日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】賃金、乗務員負担等の改善状況公表/改正適正化新法をフォローアップ/国交省「タクシー革新プラン2016」
【 東京 】東タク協・川鍋会長「対白タクは総合力で」/事故防止責任者講習会で呼びかけ
【 東京 】初乗り距離短縮で法人と足並み/全個協・木村会長「社会的目線を」
【 東京 】国際自動車社長に西川専務/菅原氏は会長に
【 東京 】生産協力金4万円、満額決着/国際労組、生活総合改善交渉妥結
【 東京 】15年度死亡事故ゼロ達成/日個連交通共済協組
【 東京 】交通マナーアップキャンペーン/東京無線が4月1カ月間
【 東京 】太田社長「新たな一歩踏み出す」/三和交通、新卒6人迎え入社式
【 東京 】他社乗務員も受け入れて/三幸自動車がUD研修会
【 東京 】新退職金制度は継続協議/日交労が16春闘妥結
【 横浜 】ハイヤー事業者を新規許可
 
2016年4月2日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】東京の初乗り短縮運賃にお墨付き/「世界標準のタクシーの充実」謳う/政府・観光ビジョンに盛り込み
【 東京 】新卒タク乗務員は82人/国際自動車が入社式
【 東京 】運賃組替えの審査基準等周知/東タク協、4日に常任理事会
【 東京 】国交省人事(1日付)
【 横浜 】日本交通横浜、役員変更届
【 横浜 】関運局、譲渡譲受5件認可
 
2016年4月1日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「一発取消」など速やかに実施へ/「更新制」などは継続検討/国交省、貸切バスの安全対策で中間整理
【 横浜 】標準処理期間は「6カ月」に/関運局が運賃組替えの審査基準
【 東京 】原計対象に下限割れ事業者追加/公定幅運賃の下限設定でパブコメ募集
【 東京 】早急にライドシェア議論の場を/新経連・観光立国PTが提言
【 東京 】楽天の株主総会会場近くで/自交東京が白タク阻止の宣伝行動
【 東京 】日交が大阪のさくらG買収/進出3年目、510両体制に
【 東京 】LPG4月CPは前年比30ドル上げ
【 大阪 】会長会社が「1.7キロ680円」/大阪業界の運改要請スタート
【 東京 】目標は可能な限り具体的に/豊玉タク、9年目の安マネ活動
【 横浜 】関運局人事(1日付)
 
2016年3月30日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】初乗り距離短縮へ舞台整う/減収率、限りなくゼロに近く/国交省が申請の処理方針通達
【 東京 】パブコメに16件の意見
【 東京 】建て替えに備え配当率引き下げ/且ゥ動車会館が株主総会
【 東京 】無線システ刷新で規約改定/東個協・理事会で承認
【 東京 】対法人で「運賃」カードに/都営協・中島理事長
【 東京 】「テスラ」の自動運転を体験/チェッカー無線営業委・部会
【 東京 】今年度は全員が「金バッジ」から/実用興業が安マネキックオフ
<Topへもどる>
 
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版

次期会長「若手」5氏の互選で
    京タ協、「世代交代」急浮上で安居氏の勇退濃厚に

【 奈良 】奈良県(荒井正吾知事)が、過疎化が進む地域での移動手段確保について、県南部の高齢者を中心に昨年から試験運用中の「健康スマホ」に交通アプリを追加するなどの検討に着手する見通しとなった。今月10日の県議会で田中惟允議員(自民)が、「タクシー事業者と連携してスマートフォン等を活用した新しい交通サービスを実現すべき」と提案。荒井知事が「ICTを活用した移動手段の確保は重要」との認識を示しつつ、交通アプリの付加などについて積極的に検討していく姿勢を示した。
 健康スマホは、県が約1600万円の予算を計上し過疎化の進む山間地域などで暮らす高齢者の生活支援を目的に開発を手がけたもので、アプリを搭載した専用スマートフォンを2台1組とし、1台は高齢者が、もう1台は家族や保健師などが所有し、高齢者の日々の健康状態や位置情報を確認、さらには災害時における避難勧告等を見守る側がスマホを通じて逐次行うことができる。「地域の実情に合わせたきめ細やかなサービスの提供」をコンセプトとし、買い物支援ではネット通販などでなく、なじみの地元スーパーや店舗にアプリを通じて注文し、配達などを依頼できる仕組みになっている。
 現段階で奈良県タクシー協会への具体的な照会などには至っていないが、協会加盟の奈良近鉄タクシー(古川俊男社長)は独自に「全国タクシー配車」を導入しており、協会としても「ゆくゆくはそうしたツールを活用して、県下全域の交通網の充実や、需要の拡大を目指していく必要があるのではないか」と前向きに受け止めている。
〔4月9日号関西版掲載〕<Topへもどる>

2016年4月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】次期会長「若手」5氏の互選で/京タ協、「世代交代」急浮上で安居氏の勇退濃厚に
【 大阪 】7日までに3社追随で9社に/大阪業界の運改要請、累計1337両
【 大阪 】非加盟事業者など、客離れ懸念
【 大阪 】「1.7キロ程度は許容範囲」/全自交大阪・加藤委員長
【 京都 】FFワゴン車等導入に助成を/京タ協・正副会長が市長に要望
【 京都 】FFタク「立ち上がり順調」/繁忙期の供給不足が課題に
【 京都 】9・10日の直入実験、午前11時から/八条口のショットガン運用
【 神戸 】兵協選管、被選挙人名簿を確定
【 神戸 】神戸個人、総代会の進行確定
【 神戸 】バラバラの行動で業界の体力低下/兵タ協・信原副会長
【 神戸 】松本奈良雄顧問を解任/須磨NTハイタク協議会
【 大阪 】今年も街頭キャンペーン/東淀川交安協会バス・タク部会
【 神戸 】全自交兵庫、2単組が春闘妥結
【 大阪 】加盟単組の春闘、ほぼ終結/私鉄関西ハイタク協議会
【 大阪 】小学生の事故が多い新学期/大阪府警がHPで注意喚起
 
2016年4月8日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】利用者無視「乗る人がいなくなる」/関中G・薬師寺代表、記者懇でデータ示して運改慎重論
【 大阪 】ワンコイン協会、分裂状態に/大阪タッくん・大沼社長が離脱
【 大阪 】70歳超が20%目前、半数が「高齢者」/大阪地区、3月末の運転者証等交付
【 神戸 】地域の交通ニーズに対応を/藤本・兵庫陸運部長
【 大阪 】個タク代務者にも罰則点数/北新地の悪質行為で近運局
【 大阪 】北新地、3月の不法乗り入れ6件
【 神戸 】神戸・阪神間の選管委員長に平尾氏
【 奈良 】10日めどに理事推薦依頼文書/5月役員改選へ奈タ協
【 京都 】目立つ「FFタクの台数不足」/乗り場出動の嶋田氏が感想
【 大阪 】「交通事故なくす運動」の推進功労/東淀川区が協親交通に感謝状
【 大阪 】近自無協総会、5月25日に変更
【 大阪 】大タクセン、3月の苦情41件
【 神戸 】神戸個人、11日から代議員選
【 大阪 】大宝タク労組、秋山委員長再任
【 大阪 】NASVA大阪、5月24日に移転
 
2016年4月6日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】吉川会長の「続投待望論」強まる/兵タ協、副会長増員で体制強化も
【 大阪 】女性ドライバー歓迎もアピール/大タ協、交通安全キャンペーン
【 大阪 】日タク「1.7キロ680円」で提出
【 京都 】八条口のFF専用乗り場/ワゴン等限定で18日から
【 大阪 】初乗り客の構成比等から比率選択/運改要請で大タ協・牛島委員長
【 大阪 】運賃改定より5・5修正を/大タ協非加盟事業者の声
【 大阪 】労働条件改善へ運改歓迎/私鉄関西ハイタク協・前田議長
【 神戸 】燃費と安定走行を評価/「アテンザ」試験導入の明和タク
【 神戸 】公定幅の下限引き下げに異議/全自交兵庫・北坂委員長
【 京都 】関西タク、深夜割増廃止の継続申請
【 大阪 】白タク問題「プロとして怒りを」/自交総連・今村書記長が講演
【 京都 】白タクの危険性、市民にアピール/自交総連関西ブロックが現地行動
【 神戸 】11日に事故防止パレード/兵タ協神戸・阪神間支部
 
2016年4月2日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪の運改、週末までに6社が要請/5社が「普通車」、1.7〜1.8キロ
【 大阪 】「運改で悪循環を好循環に」/日本タクシーは来週早々に
【 京都 】高速の「網野タクシー」認可/松田社長「GW前に運行開始」
【 大阪 】運改めぐるエールに感謝/三野、和田の法個両会長が懇談
【 京都 】本格スタート、課金開始/八条口乗り場のショットガン
【 京都 】四条通の渋滞リスク軽視/京都市外部監査で問題指摘
【 大阪 】個タク法令試験、34人合格
【 神戸 】阪神タク社長に安井氏
【 大阪 】待ち時間、限度は平均11分/阪急タク、モニター調査結果
【 大阪 】3月中に3単組が春闘妥結/私鉄関西ハイタク労連
【 京都 】京都相互タク、春闘14日に大詰め
【 大阪 】大阪無線、スマホ配車拡大で対応検討
【 大阪 】大生交通の全部譲渡、認可
【 奈良 】霊山交通から譲受の3両/大和交通も予定通り減車
【 大阪 】タクセン指導課長に府警OB草竹氏
【 大阪 】金星→梅田、8両譲渡申請
【 大阪 】近運局、3社を車停処分
 
2016年4月1日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】京聯の全車両194両、一括落札/次は土地・建物、東陽運輸Gの「一番」
【 大阪 】すでに対利用者広報も指示/運改養成の大タ協・三野会長
【 大阪 】交友会、関協で運改説明会
【 大阪 】「1.7キロ680円」歓迎/全大個協会・和田会長
【 大阪 】運改で利用者説明の整理を/関・最高顧問「元利用客を取り戻せ」
【 大阪 】自治体との密接な関係を/ライドシェア巡り大運支局で懇談
【 神戸 】配車青売り検討の新委員会/ABC無線協組が設置へ
【 大阪 】近運局観光部長に福西謙氏
【 京都 】八条口、待機場条例など制定へ/エリアマネジメント会議
【 大阪 】版権使用料、1両3万円で決着/ビリケンタク、正式に2年目へ
【 大阪 】合同委で新年度事業など承認/大福協&全福協大阪支部
【 大阪 】6年目に入った清掃ボランティア/ダイトタクG、身だしなみ等の意波及効果
 
2016年3月30日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】どうなる?大阪業界の運賃改定/大タ協、薬師寺氏に続いて山根理事も慎重論
【 奈良 】全県で地域公共交通網形成へ/奈良県が全国初の計画作成
【 京都 】京都の玄関口「みやこ夢てらす」/八条口駅前広場プレオープン式典
【 京都 】ショットガン本格運用前に/京都駅八条口で「直入」実験
【 大阪 】トモエGが交通安全講習会
【 大阪 】監指部長に元首席の足立氏/大運支局長に京都の井上氏
【 京都 】中央協組含む5組合で運営へ/京都個タク団体連絡会
【 京都 】運行開始は4月以降にずれ込み/京丹後のウーバー+NPO運送
【 大阪 】業界情勢悪化で春闘交渉難航/高齢化対策が喫緊の課題に
【 大阪 】「経営側の責任放棄」/私鉄関西ハイタク労連・坂本氏
 
2016年3月30日号−2 関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】日交(東京)、さくらグループ買収/大阪進出3年目、510両体制に
【 大阪 】まず商都交通「1.7キロ680円」で/大阪業界の運改要請スタート
<Topへもどる>
 
 

Copyright(C) 2009 kohtsukai Co.,Ltd All Right Reserved  株式会社 交通界  無断転載禁止