ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2015年9月14日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

「白タク」合法化は阻止できるのか?
 米国におけるライドシェアビジネスの現況(前篇)

 インターネット関連事業・楽天による米国のライドシェアリング事業者・リフトへの約360億円の出資や三木谷浩史・会長兼社長のリフト取締役就任、新経済連盟による政府・与党への道路運送法改正による白タクサービス合法化要望など、今年に入ってからわが国のタクシー業界にとって白タク問題は最大の懸案事項の一つとなった。全タク連や傘下都道府県タクシー協会では白タク絶対反対の決議採択が相次ぎ、反白タク運動が盛り上がっている。一方、本家・米国での状況はどうなっているのか。すでに公表され、誰でも入手可能な論文や公表資料、報道等を検証、再構成して現状理解を深めていただこうと思う。前後編の2回に分けてお届けする。今回はその第1回。

 ウーバーの起業とサービスの多様化のおよその経緯は次のようなものである。
 2010年6月米国サンフランシスコ市において、IT技術を活用して、フリーの自家用乗用車の運転者を動員し、移動を必要とする者に対して高いレベルのサービスを効率的に提供する事業として、インターネット関連企業家によって開始された。現在では、世界各地約70都市で事業展開されている。利用に当たっては、まず、ウーバーが開発したスマホアプリをダウンロードすることによって、ウーバーとの間で、ウーバーとパートナー契約を結んだ運転者を紹介斡旋するサービスを受ける契約を結ぶことが必要である(この段階では無料)。実際にサービスを利用する段階では、アプリがGPSによる利用者の現在位置情報を基に付近で利用可能な車両を検索し、マッチングされれば当該車両で申し込んだ利用者の居場所まで運転者が迎えに来て、目的地まで運送を行う。運賃料金はスマホのGPS情報に基づく時間と距離により計算され、登録されたクレジット情報を用いてアプリ上で基本料金(初乗り)と合算された額が決済されることになる。なお、ウーバーとしては、運送行為の当事者(サービスプロバイダー)はあくまで運転者個人であって、ウーバー自身は運送事業者ではないと主張するが、輸送の対価たる運賃の制度設計と都市別の料率設定はウーバーが行っており、実際の運賃相当額も資金収支的には一旦ウーバーに計上される。
 当初は、一般のタクシーとは差別化された、セダン(わが国の黒塗りハイヤーに近いイメージ)やSUVなどのハイクラス車両を使用した、お抱え運転手をイメージした高いレベルのサービスを標榜し、運賃もタクシーよりは割高というコンセプトでスタートした。しかし、その後、HVなどのコンパクトカーやタクシー用車両を使用した、よりローコストのサービスにも拡大したため、既存業者と競合し、摩擦を激化させる要因にもなったと考えられる。(米国等における人の移動ニーズに対応したサービスの新潮流〜自動車交通分野のマッチングビジネス。前一橋大学商学部特任教授・中田徹氏の論文より引用)

運賃は自由設定、需給に応じて変動
 ウーバーの認知が進み、サービスが広く市民に浸透した時点で認識され始めた問題点については次のようなことが指摘されている。
 従来の運送事業規制の枠組み外であるとして、車種や運賃の設定が自由に行われる。特に、その時々の需給状況に応じて運賃を変動させる考え方が採用され、アプリの運賃決定アルゴリズムにそのような要素(ウーバーは、サージプライシングと呼ぶ)が組み込まれている。それが発動されるとスマホ画面に表示され、通常より高額であっても利用するかどうか確認する仕組みになっている。従って需給逼迫時には、会社の主張によれば、運賃収入増に誘引されて、より多くの運転者が市場に参入し、結果としてより多くの人にとって利用の機会が増えるようになる。ただし、実際その変動幅が場合によっては数倍規模となるように極めて大きいことから、利用者の反発がある。(同・中田論文)
 実際、11年ニューヨークでは吹雪の大みそかにウーバーが通常運賃の7倍を提示したり、オーストラリアのシドニーで人質立てこもり事件が発生した際にも、現場付近から遠ざかろうとした市民らの予約注文が殺到し、運賃が4倍に急騰するなどして、「危機に付けこむもの」として強い非難を浴びた。こうしたことを受けてウーバーは14年3月、サージプライシングが30分以内に終了する見込みがある場合には、運賃下落を条件に申し込みが有効となる選択肢(サージ・ドロップ)を設けた。
 また、柔軟過ぎる運賃体系にとどまらず、利用者保護の観点からの問題点も指摘されている。
 顧客と運転者とをマッチングするための互いのIPアドレスを交換するソフトウェアを提供しているが、ウーバーは、自身の立場はそれに留まり、自身は運送事業者ではないとする。このため運送契約はあくまで利用者と運転者との間で締結され、自身は交通事故等の運送に関する責任を負わないと主張するが、もしウーバーが既存の運送法規制の枠外とするならば、利用者の安全確保や権利保護に大きな支障が生じる。(同・中田論文)

利用者保護めぐって論争
 利用者保護の観点で論争が白熱する契機となった具体的な事故についても、現地ではかなり有名なエピソードがある。
 2013年12月31日、カリフォルニア州サンフランシスコ市内でウーバーX(*白タクマッチングサービス)のドライバーがアプリを起動し、乗客を探して運転中に道路を横断している家族連れをはねるという痛ましい事故を起こした。この結果、6歳の女児が死亡し、全米で大々的に報じられた。この事故が発生したとき、まだ乗客を乗せていなかったため、ウーバー社側では責任を負わないと主張した。同社の保険の契約内容では、乗客のいない事故は想定していなかったのである。これに対して、遺族側は、運転者は運転しながらウーバー社のアプリを操作し、注意散漫になったことが事故原因の1つであるとして、ウーバー社も責任を負うべきであると主張しており、論争が巻き起こっている。(損保ジャパン総合研究所レポート、〜ライドシェアリング型タクシーの是非と自動車保険〜より引用)
 TNC(トランスポーテーション・ネットワーク・カンパニー、白タクマッチングサービス事業の総称として米国では定着しつつある)の利用者にとって主要なリスクの1つに、補償責任範囲のギャップ(カバレッジギャップ)があげられる。典型的な例がリュー一家がTNCのクルマに跳ねられた事故であり、ピリオド1(=ドライバーがアプリを起動しているが、乗客とのマッチング・予約が完了していない状態。つまり客を求めて走行中の状態*)の状態においてひき起こされた事故の結果、5歳のソフィア・リューと彼女の母、兄弟が重傷を負ったというものである。(全米保険長官会議白書より引用。原文は英文)

 少女の年齢が5歳と6歳という違いを見せているものの、どうやら同じ事故を指しているもののようだ。この事故は全米で大きな論争となる契機ともなり、これと前後して白タクマッチングサービスを法的に位置づけた上で、一定の規制を行う方向へと進む。

TNCという新カテゴリー
 2010年6月ウーバーがサンフランシスコ市内で事業を開始すると、規制当局たるCPUC(カリフォリニア州公益事業委員会)は10月、無許可の旅客運送であるとして事業停止命令を発出し、ウーバーがその後も事業を継続したため、2012年11月には2万ドル(約240万円)の課徴金を課すなど、当初これを厳しく抑制する対応を見せた。(同・中田論文)
 処分の理由は、損害賠償保険の付保や、運転手の事故歴の管理等、安全確保対策が不十分であることをあげているとされる。
 ところが、その直後の12月、CPUCは方針転換を図り、翌2013年1月には課徴金手続きを中断し、事業の継続を容認することとした。同年夏には空港で運転者や利用者が法令違反で逮捕される事件が発生するなど状況は依然混乱したが、9月にはCPUCは新たな決定を行い、アプリを利用してオンラインで利用者と自家用車の運転者を結び付け、有償で事前に手配された運送サービスを提供する企業をTNC(=トランスポーテーション・ネットワーク・カンパニー、前出)という新しいカテゴリーに位置づけ、その第1段階の措置としてCPUCによる一定の規制の下に事業実施を認めた。
 CPUCの決定に基づく規則は28項目に及び、主なものは、@ITを活用した運送のマッチングサービスを行うためには、TNCとしてCPUCの許可が必要Aアプリを通じて事前に手配された運送に限られ、流し営業は禁止BTNCとして1事故当たり最低100万ドル(約1億2000万円)の損害賠償保険の付保。さらに運転手個人の損害保険も付保C運転手、車両について一定の安全対策の実施。(同・中田論文)―をあげている。

 ウーバー発祥の地、カリフォルニア州以外では、ワシントンDCの状況が紹介できる。
 ワシントンDCにおいても、ウーバーが2011年12月に事業を開始した直後から、違法性を主張するタクシー業界と規制当局のDCTC(コロンビア特別区タクシーキャブ委員会)という直接の関係者にとどまらず、市議会など幅広い主体を巻き込んで、新しいサービスを容認するか否か、またどの行政機関が規制権限を有するかの争いも含め、様々な議論が行われた。
 ウーバーが参入した時期、DCでは運賃改定を契機に、クレジットカードによる運賃支払い、バリアフリーや環境対応車の導入等、タクシー事業の「近代化」が緊急の課題とされ、市議会においてその具体化へ向けた議論が行われていたところであった(*タクシーに対する利用者からの厳しい批判に議会として早急に対応する必要が意識された)。2012年1月ウーバーに関しまず問題にされたのは、乗客から距離及び時間に応じて運賃を収受している点である。もしタクシーならば認可運賃をメーターに基づいて収受すべきであり、もしハイヤーならば事前に合意された時間制運賃であるべきであるから、いずれにせよ違法ではないかという点である(*DCTC委員長自身でウーバーを利用して運賃に関し違法性の存在を確認し、その場で当該運転者を摘発した顛末を地元紙に投稿している)。
 市議会の中ではタクシーとの競合を懸念して、ライドシェアリングに対しタクシー初乗りの5倍以上とする最低運賃規制を導入しようとする動きも出たが、7月、タクシー事業「近代化」のための立法措置を進める中で、それと並行しライドシェアリングの取り扱いについても改めて検討を行うことになった(*最低運賃に関する条項を盛り込む動きもあったが、ウーバー側のロビー活動の結果、撤回された)。そして12月、電子的配車による高級セダンで行う運送については、「流し」は禁止するが、旅客や運転者の安全面に関わる事項以外はタクシー規制当局(DCTC)の規制を受けないと規定された。これは、ウーバーのようなスマホアプリを活用した新たなライドシェアリングの活動が容認されたと受け止められ、ウーバーは勝利宣言を掲げた。
 ところが翌2013年、DCTCは立法措置実施のための細則制定を進める中で、ウーバーに関して5月以降、クレジットカード決済の禁止や車種の制限等の新たな規制を導入する動きに出て紛争が再燃した(*DCTCはタクシー事業「近代化」の一環として2013年5月、タクシー車両にGPSとクレジットカード認証機能を有した新しいメーターの導入を推進するため、その装着を事業者に義務付けた。これに合わせ、電子配車サービス事業者に対してもタクシーと同等の義務を課すこととしたことで、メーターと一体化した料金システムを装備していないウーバーは、事実上サービス提供が禁止されることになった。さらに8月、プリウスなどの小型の環境対応車の使用をタクシーに限定し、電子配車サービスはより大型の高級セダンとする規則制定が提案された)。そのような中、8月、DCTCに調査委員会(パネル)を設立し、新たなライドシェアリングの問題点を整理するとともに、対応方針案を提示するよう求められた。
 パネルは2014年1月の報告書で、ウーバーのようなライドシェアリングは交通サービス分野のイノベーションではあっても、利用者の安全確保という面では問題があるとして、「自家用車を運転する非職業運転手を、電子的手段で旅客に配車する貸切運送」という新たな交通サービスのジャンルとして定義し、次の点を考慮して適切な規制の枠組みを設定するようDCTCに勧告した。@ウーバー等の有償による運送は、本来の「ライドシェアリング」とは異なるので区別すべきであるA運転者が付保する自家用車向け損害賠償保険では旅客運送中の事故は保険対象外とされる恐れがあり、ウーバー等のサービス提供者が、輸送責任を否定することは消費者保護上問題であるB運送事業に従事する運転資格の有無にかかわらず、パートタイムに自家用車で人の運送を行う場合について、現状では運転者と車両の両面で安全対策は十分とは言えないCタクシー事業と事実上競合関係にあり、競争条件が異なるままこれを放置すれば、タクシー車両の減少に繋がる恐れがある(同・中田論文)―
などとなっている。

立法措置で一定の規制の枠内に
 米国内では創業当初のように、「ライドシェアリングは新しい事業形態であり、既存の旅客運送事業のいかなる法令の規制も受けない」といったウーバーなどの白タク配車事業者側の主張は徐々に説得力を失いつつあるが、同時に立法措置によって一定の規制の枠組み内に位置づけようとする傾向が強まりつつある。ニューヨーク市などのように、現在も白タクの総量規制を巡り熾烈な論争が続いている地域もあるし、場合によっては来年の大統領選挙の争点の1つにもなりそうな雲行きでもある。

市場環境に違いはあるが…
 各種の論文や現地からの報道等を総合すると、米国のタクシーが業界自身の持つ政治力とロビー活動の結果に胡坐をかいて、「すぐにつかまらない」「呼んでも来ない」「道を知らない」「クレジットカードでの決済を拒否する」「接客態度が悪い」「その割に運賃は高い」とよくもここまでというくらいに評判が悪いこともまたウーバー等が支持されている背景にあるようだ。その点では、米国各地と日本のタクシーではあまりにも事業環境が違っており、「米国で起きていることは日本でも起こる」という原則が大抵の場合当てはまるにしても、タクシーとライドシェアリングの関係において、同様に当てはまるかどうかは疑問な点もないではない。しかし、白タク事業者側から見て、日本が魅力的な市場であり、進出を狙う対象であることは間違いないことであり、タクシー業界がどのような対策を講じても、それをもって鉄壁のディフェンスとまでは言えないだろう。
 今回は米国での白タク配車発祥から現在までの状況を紹介した。
後編では、TNCに課されつつある利用者保護のための補償義務や、総量規制を巡るニューヨークの現状、フランスにおけるタクシーとウーバーとの対決も交え、直近の状況を紹介したい。(続く)
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No.599 9月14日号 主な内容
■巻頭人物:樽澤 功氏(全タク連交通安全委員長)
■気になる数字:6878人/全タク連調査による全国の女性ドライバー、2年前に比べて2.7%増
■トピックス
 :「白タク」合法化は阻止できるのか? 〜米国におけるライドシェアビジネスの現況(前篇)
 :投資を実行しない産業に明るい未来はありません〜さくらG・泉社長が寄稿
 :あらゆる手段で認証取得を推進〜11年目を迎えた交通エコモ財団「グリーン経営認証」
 :運転中の脳疾患事故防止に脳MRI健診の勧め〜全タク連・交通安全委員会
 :<スポット> 事故の真因を探る「なぜなぜ分析」〜NASVA兵庫リスク管理講習会
 :死亡事故惹起者の7割が過去5年間に交通違反〜大生交通安全講習会で大阪府警
 :ラッピングタクシーが結ぶ縁〜珊瑚交通G社員旅行で「ルックマレーシア」
 :<スポット> 互助精神で再編のしるべに〜日個連栄光組合・創立記念祝賀会
■東西往来
 :大・中区分「100両」の“真意”は?/ショッキングピンクで颯爽デビュー
■この人・この言葉
 :漢 二美氏、佐藤 一氏、吉川 紀興氏、加藤 直人氏
■シャッターチャンス
 :61歳、早すぎる別れ/「根雪」を溶かす算段を
 :「プレミアム商品券使えます」/跋扈する“幽霊”を…
■アラカルト
 :<内外交差点>  公共交通と認められているのに  坂本 篤紀氏B
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 過疎地等の自家用ライドシェア拡大
   竹中平蔵氏ら民間議員が追加策
      次期国会へ提言、国家戦略特区諮問会議

【 東京 】政府の国家戦略特別区域諮問会議(議長=安倍晋三首相)は9日、首相官邸で会合を開き、特区で実現可能な規制改革メニューを現行23項目から38項目へ、また、指定区域に宮城県仙台市、秋田県仙北市を追加し、東京都を9区から都下全域に拡大して認定した。国家戦略特区の今後の進め方について論議し、竹中平蔵・慶應義塾大学総合政策学部教授ら5人の有識者議員(民間議員)が連名で意見書を提出、その中で次期国会に向けた更なる規制改革事項の追加策を提言した。同提言には「過疎地等における自家用車ライドシェアの拡大」が盛り込まれている。

〜「特区」のカバー率55.5%に
 当日の会合では改正国家戦略特区法の1日からの施行を受けて、規制改革事項の拡大、指定区域の拡大を認定。実施可能な規制改革メニューは法改正前の23項目から38項目に、指定区域は仙台市、仙北市、東京都全域の追加を認定した。これにより特区の全国におけるカバー率は法改正前の41%から55.5%へ拡大した。
 有識者議員の5氏(竹中氏のほか、秋池玲子・ボストンコンサルティンググループシニアパートナー&マネージングディレクター、坂根正弘・小松製作所相談役、坂村健・東京大学大学院教授、八田達夫・アジア成長研究所所長)が、国家戦略特区の今後の進め方について意見書を提出。その中で、今回追加した規制改革事項などの早期事業化を求め、「改正法に新たに追加した規制改革メニューや、初期に整備しながらいまだに活用されていないメニュー(旅行業法の特例等)などの早期事業化が、きわめて重要」と指摘、さらに「新たに追加された3区域も含め、9つの特区に、これらメニューの活用を働きかけるとともに、活用しない自治体にはその理由(何が障壁になっているのか等)を質していくべき」と主張している。
 このほか、意見書では次期国会に向けた更なる規制改革事項の追加について、「本年度の改訂成長戦略に盛り込んだ規制改革事項について、次期国会も含め、速やかに法的措置などを講じていくべき」としたほか、特区ワーキンググループでの検討中の事項に加えて、@過疎地等における「自家用車ライドシェア」の拡大A民泊の充実などを含めた、更なる旅館業法の特例拡充―などを具体的にあげて、重点的に検討すべきだと提言している。
 安倍首相は、「6月の成長戦略に盛り込んだ項目を実現することとし、次期国会への所要の法案の提出を目指していく。規制改革は地方創生にも資するわけであり、年内にも国家戦略特区の3回目の指定を行いたい。他に真似できない、オンリーワンの改革を提案し、指定を勝ち取った兵庫県養父市や秋田県仙北市のように、改革の情熱に満ち溢れた自治体の登場を、心から期待したい」と述べた。
〔9月12日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2015年9月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】過疎地等の自家用ライドシェア拡大/竹中平蔵氏ら民間議員が追加策/次期国会へ提言、国家戦略特区諮問会議
【 東京 】ライドシェアめぐる最新情勢報告/全タク連労務委で神谷理事長
【 東京 】有休控除の違法訴訟で原告敗訴/東京地裁判決、宮城交通労組
【 横浜 】関運局、個タク試験11月22日に
【 東京 】法人のクリップ、7%以上増加/東タク協などシートベルト調査
【 東京 】リフトの実態で学習会も/自交東京・中央委「絶対阻止」
【 東京 】「死亡事故多発警報」発令へ/東個交通共済「青信号でも警戒を」
【 東京 】11月2日に防災レポーター研修/東タク協、10年超の継続表彰も
【 静岡 】新議長に金子博昭氏/私鉄関東ハイタク協
【 横浜 】譲渡譲受への協力に謝意/神奈川都市交通労組・定期大会
 
2015年9月12日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】多摩地区12社が補助金申請手続き/約1000両、自前で参画表明も数社/東タク協・スマホdeタッくん特別
【 東京 】スマホ配車アプリ、全国で69/個人等も含め、全タク連調査
【 東京 】観光庁長官に田村・航空局長
※全国のスマホアプリ一覧表
 
2015年9月11日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】需要増にも知恵絞ることが重要/初乗り短縮の全国一律展開は否定/藤井・自動車局長、全タク連正副会長会議で見解
【 東京 】初乗り無料チケット1336枚を配布/東タク協広報委、就活応援タク総括
【 東京 】「ロボットタクシー」/神奈川の公道で実証実験
【 東京 】自治体の協力でメリット拡大/グリーン経営認証普及へエコモ財団
【 東京 】「民泊」で日数制限撤廃も視野/特区合同会議で松井・大阪府知事
【 東京 】参加移動局数、1社当たり22局に/デジタル化「要望」は大幅減
【 東京 】20年までにハイタク完全禁煙化を/市民団体が国交省に要望
【 横浜 】関運局人事(10日付)
【 横浜 】関運局、法人4社を車停処分
 
2015年9月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 ワシントンDC 】白タク事故に100万ドル補償/事業者の補償義務などGL/全米保険長官会議は白書で立法措置要請
【 東京 】前年同月比7.2%増/8月の都内無線配車回数実績
【 東京 】「世界遺産周遊タクシー」/国際自動車が10日から運行
【 東京 】8月分のグリーン経営認証/新規、10年継続各1件
【 横浜 】「101両以上」「41〜100両」「40両以下」で区分/京浜交通圏特定地域協、設置要綱案
【 東京 】一般公述人賛成7人、反対2人/14日開催の札幌公聴会
【 東京 】漢委員長「BF社会に積極関与を」/全タク連・ケア輸送委員会
【 千葉 】南房総で「安全大会」開く/アイティータクシー
 
2015年9月5日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】既成事実化進むシェアリングエコノミー/相次ぐ一般紙報道で勢い加速?/先行する「民泊」無許可営業も蔓延
【 東京 】WG継続、HL対策チームも/来年6月の第4次答申へ規制改革会議
【 東京 】英語対応乗務員認定を開始/東タク協・タクシー活性化PT
【 東京 】10月7日から国際福祉機器展/WEB来場者登録も開始
【 東京 】日の丸自動車労組、今井委員長ら続投
【 訃報 】新倉能文氏が死去、61歳/大和自交会長、15日に葬儀
【 東京 】中・軽傷事故急増で懸念/東京交通共済・事故防止対策委
【 東京 】事故防止の年間標語など
【 台北 】台北市で8年ぶり運賃改定
 
2015年9月5日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】法人乗務員、60代後半が21%に/個人は29%、総数減少と高齢化さらに/東タクセン・8月末の運転者証等交付状況
【 東京 】日交、国際自動車を取り上げ/8日のテレ東「ガイアの夜明け」
【 横浜 】3日間の特別研修終える/神奈川都市交通、約800人が受講
【 東京 】「スマホdeタッくん」多摩の次は個人/「オール東京」へ樽澤副会長
【 東京 】「日本福祉医療輸送機構」/福祉限定事業者が11月発足
【 横浜 】神タ協がマイナンバー説明会
【 東京 】指定賛成7人、反対は3人/大阪公聴会の一般公述人決まる
 
2015年9月4日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】改正適正化新法の限界指摘/特定地域指定解除後は逆戻り/日韓の政策比較、運輸政策研究機構研究員が論文
【 東京 】紙情報から電子情報へ転換/東タク協「Web化」説明会
【 東京 】全タク連、登録制度講師の養成講座
【 福岡 】第一交通産業が愛媛で買収/全国のタクシー8153両に
【 東京 】羽田、八重洲にワゴン専用レーン/東タクセン、14日から運用
【 東京 】賛成7人、反対3人/福岡公聴会の公述人決定
【 東京 】接客コンテスト予選会スタート/チェッカー無線営業委
【 東京 】事故防止は「心の持ち方」から/東個交通共済・田中理事長
 
2015年9月2日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】国交省OBがライドシェア評価/多様な移動ニーズにきめ細かく対応/中田・元自動車局長、「運輸政策研究」に寄稿
【 東京 】都内事業者から被害情報収集も/東タク協事務局が防災訓練
【 東京 】9月CPは大幅下げ/LPG、300ドル台前半に
【 東京 】江東豊洲病院に専用乗り場/チェッカーG、日交と共同で
【 大阪 】議員連盟に意欲「もう1期」/大阪で都営協・中島理事長
【 東京 】IP無線導入へ理事長行脚/都営協、支部指定講習会で説明
【 東京 】突然死防止に「脳MRI健診」推奨/全タク連・交通安全委員会
【 横浜 】みなと赤十字病院のUD乗り場/神タ協横浜支部、実証実験開始
【 東京 】第2回は9月19日開催
 
2015年8月31日号臨時速報 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】日交社長に知識賢治氏が就任へ/元カネボウ化粧品社長、事業基盤強化目指す/10月1日付 川鍋会長、林副会長の3人代表制へ
【 新潟 】高裁の第1回弁論、9月29日に/新潟12社のカルテル被疑事件
【 東京 】東京は都下全域に/国家戦略特区の指定地域拡大
【 横浜 】「白タク」参入のスキ与えぬよう/神奈川都市交通が乗務社員特別研修
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速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版

■ 供給削減によるリストラを否定
    大阪市域公聴会、国交省は特定地域指定後の協力を要請

【 大阪 】大阪市域交通圏の特定地域指定の是非をめぐる運輸審議会(上野文雄会長)の公聴会が11日、大阪市中央区の大阪合同庁舎内で開かれ、大阪エムケイの青木義明社長ら指定反対3人、大タ協の三野文男会長ら指定賛成7人の計10人が一般公述を行った(公述書の概要は既報)。一般公述に先だち、国交省の鶴田浩久・旅客課長は、諮問の合理性、妥当性について「大阪市域交通圏を特定地域に指定して地域の関係者が協力して一層強力かつ効果的に供給輸送力の削減を行うことによって運転者の労働環境の改善、安全性、サービス水準をさらに高めて利用者にとってタクシーがより安全で安心して利用できる公共交通機関となるよう取り組みを進めていくことが必要と考えている」と述べた。指定反対派が指摘する改正適正化新法の違憲性については、公益目的を根拠に否定。供給削減によるリストラについては、実働率の高い会社でも乗務シフトの見直しによる対応も可能であるほか、「労働市場の実態を踏まえれば、必ずしも解雇が必要な状況にはならない」と回答した。
 一般公述で大阪エムケイの青木社長は、この1カ月で利用者から集めた13万7254筆の指定反対署名を提示し「これが民意。市民の声を政策決定に生かすべき」と主張した。一方、指定賛成の日本城タクシー・坂本篤紀社長(大タ協理事)は、MK新聞による名指しの批判に「私の公述書を読んでうなった結果かもしれないが」としつつ、数字の誤りがあったことを謝罪した上で、「反対派の商売重視の姿勢」を批判するとともに、ブレーキゴムなどの小さな部品を示し「どれが欠けてもブレーキがきかなくなる。規制が強いのは当然。ぱりっとした服装で丁寧な接客をしていても、ひき逃げ、死亡事故を起こしていては仕方がない。まずあるべきことは安全」と訴えた。
 一般公述人の選に漏れた公述書内容も委員から示された。「強制的な減車措置については、改正適正化新法により独占禁止法の適用除外とされているが、これにより事業者間の自由競争が大きく後退することは明らかで、改正新法は法的に大きな問題を抱えている。消費者が望んでいるのは、安全で接客が良く、快適なタクシーが供給されることであり、強制的な減車はこれらの改善、向上とは関連はなく、むしろタクシー会社のやる気をそぐ可能性が高い。減車はするが、必要な時期に復活増車できるようにしていただきたい。当社は減車をすれば、現在の運転者では車両不足に陥り、退職者を求めなければならず、そのようなことはできない」などの反対意見について、鶴田課長は、「タクシーが供給過剰である地域においてタクシー事業者が減車等の供給輸送力の削減について話し合って、これらを実施していく行為については地域と期間を限って独占禁止法の規定が適用除外とされているが、その理由はこういった行為がタクシー事業に地域公共交通としての機能を十分に発揮させるなど公益性のある目的のために行なわれるところに存在すると承知している」「復活増車を求める声が業界内にあることは承知しているが、国交省としてはその導入の必要性、合理性は慎重に検討すべきものと考えている。供給輸送力の削減方法は減車のみならず営業方法の制限によることも可能となっており、実働率の高い会社であっても乗務シフトの見直しによる対応も可能だし、タクシー事業の労働市場の実態を踏まえれば必ずしも解雇が必要な状況にはならない」と回答した。
〔9月12日号関西版掲載〕<Topへもどる>

2015年9月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】供給削減によるリストラを否定/大阪市域公聴会、国交省は特定地域指定後の協力を要請
【 京都 】河原町・高島屋前に信号機/四条通の渋滞緩和で京都府警
【 大阪 】営業パンフは市内ホテルに配布/関協、チケット事業に危機意識も
【 大阪 】「タクシーリーダー」日経が報道/大丸タクの営業支援アプリ
【 大阪 】「かつてほど問題でない」/普通車一本化で全自交・加藤氏
【 神戸 】喫煙に関する案件目立つ/神戸・阪神間サービスセンター委
【 京都 】深夜徘徊の少年等を保護/京都府・同府警が業界に協力要請
【 京都 】京都市と業界の新協議会/18日開催で調整中
【 京都 】天谷・近運局長との懇談会/京都業界、10月16日に開催
【 神戸 】地元6社のデマンド運行を説明/兵タ協、丹波市で情報連絡会
【 神戸 】新型無線で服務規程見直し/ABC無線、来年1月適用へ作業
【 大阪 】全自交関西が組織拡大の街宣行動/今月下旬、京阪神各地で
【 大阪 】泉州で新規許可申請、もう1社
【 奈良 】野原タクシー、役員変更届出
【 大阪 】近運局、法人2社を車停
 
2015年9月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】5・5併用「あってはならない」/「高速割」提案の牛島氏、改正新法・附帯決議の趣旨を逸脱
【 大阪 】「インタク」1カ月で現状は?/近運局、運営各社にアンケート
【 大津 】「滋賀県タクシー登録センター」/設立総会終え、認可申請
【 奈良 】奈良は25日に設立総会/講習体制含め準備進む
【 神戸 】観光シーズン控えて対応強化/神戸市など「マナー向上推進会議」
【 大阪 】7月62件、8月は52件/大運支局・苦情申告件数
【 東京 】地域協設置要綱の是正等を要望/全タク連・正副会長会議
【 大阪 】北新地「予約」偽装の常習車両/自主街頭指導検討会で報告
【 大阪 】コミュニティバスが主体に/宮城県下の被災地視察で庭和田氏
【 大阪 】泉州のLCCタク、和泉市で再申請
 
2015年9月9日号 関西版ニュースヘッドライン
【 大阪 】安価な「白タク」待望論の懸念も/軽減税率見送り、財務省還付金制度案の波紋
【 京都 】タクシーの利便性・サービス向上へ/京都市が新協議会、関係団体に呼びかけ
【 神戸 】接客コンテスト本選は11月18日/兵タ協、参加50社目標に受付開始
【 大阪 】「過去5年以内に交通違反」/府警データ、死亡事故惹起者の7割
【 神戸 】運行開始の「GIRLS」募集継続/日の丸ハイヤー・暮部社長
【 大阪 】SBが出資の配車アプリ調査も?/大阪交運共闘等がシンガポール視察
【 大阪 】15日に事業用自動車安全対策会議
【 大阪 】大福協の助成で受講者増/大タ協UD研修、10月5日開催
【 大阪 】協議会設置要綱見直しなど/近畿交運労協、近運局に要請へ
【 大阪 】積極的な譲渡と勧誘を/日個連栄光組合が創立祝賀会
【 京都 】京都初のNV200タク運行/12日から、市個人・福来専務理事
【 大阪 】大タク労組が定期大会
【 大阪 】公共交通事故の被害者等支援/11日、国交省が大阪でフォーラム
 
2015年9月5日号 関西版ニュースヘッドライン
【 大阪 】経営委員の大半は普通車に賛同/大タ協、中・小型一本化の検討着手
【 東京 】指定賛成7人、反対3人/大阪公聴会の一般公述人決まる
【 京都・大阪 】公述書の内容巡って応酬も
【 大阪 】需要予測などの営業支援アプリ/大丸タクが試験運用開始
【 大阪 】乗禁地区内のホテル輸送に問題点/独自の指差しボード検討も…
【 大阪 】ネットツールと最高速度への押印/オール大阪交通、安全運転に効果
【 大阪 】「高速割」より「適用制限」で/5・5是正策で日本城・坂本社長
【 奈良 】早朝指定配車予約に加算/奈良近鉄タクが500円
【 大津 】大津市旧志賀町でデマンドタク/近江タクが週3日、2年間実証実験
【 大阪 】ハイヤー配車のウーバーを警戒/私鉄関西ハイタク協・前田事務局長
【 大阪 】輸送実態調査とアンケート/大タクセン、サービスと利便向上
【 京都 】京都相互労組、蒲生委員長を再任
【 大津 】ラッピングタクシーも展示/9月12日、守山でバスの日まつり
【 大阪 】新会社設立して分割譲渡/未来都 中津、井高野営業所
【 大阪 】近運局 法人2社、個人1者車停
 
2015年9月4日号 関西版ニュースヘッドライン
【 大阪 】「割引の固定」「併用で抜け駆け」など/5・5是正の「高速割」、懸念材料も浮
【 クアラルンプール 】「A型賃金」実現に意欲/珊瑚交通G・山根社長
【 大阪 】大阪トンボ、新社長に谷充専務
【 大阪 】70歳以上が5000人/大阪地区の運転者
【 奈良 】センター代表幹事に辻副会長/奈タ協、運転者登録制度へ準備
【 大津 】滋賀は9日に設立総会/登録センター、HPにサイトも
【 神戸 】「兵庫タクシーセンター」に/登録実施機関の名称内定
【 京都 】路上待機の解消促す緊急通達/八条口の入構渋滞で業務センター
【 京都 】武田社長がHPでお詫びのコメント/破産手続き中の京聯自動車
【 大阪 】日本タクシー、本社車庫の改築完了
【 奈良 】「協力金」でなく「寄付金」なら/JR奈良駅東口広場問題で業界側
【 金沢 】労連との統合問題は言及なし/私鉄関西ハイタク協・総会
【 神戸 】NASVA兵庫がリスク管理講習会
【 大阪 】Tポイントサービスが好評/戎交通「将来は決済も」
 
2015年9月2日号 関西版ニュースヘッドライン
【 大阪 】多言語同時通訳システムを全車搭載/さくらタクシーG、投資効果の蓄積で東京凌ぐ日車営
【 京都 】京聯自動車が倒産廃業/年金機構に「2年間で返済」迫られ
【 京都 】八条口のショットガン入構/京タ協理事会が承認
【 京都 】経営革新評価の「オスカー認定」/子育てタクなどで都タクシー
【 大津 】観光タクは地域との連携がカギ/近畿タクシー・森ア社長
【 大阪 】組織再編、事前試験制度のPRなど/日個連近畿ブロック会議
【 大阪 】供給過剰自体を否定/大阪公聴会公述書で阿部弁護士
【 京都 】酒気帯び運転の容疑で逮捕/入江綜合企画・入江社長
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