ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2014年9月8日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信
「良質なサービス」条件に参入・運賃を自由化
橋下・大阪市長 定例会見「タクシー特区」全発言

 大阪市、大阪府は8月29日、共同で国家戦略特区の共同追加提案を行い、その中で「都市格を高める『より良質なサービス』を提供するタクシー」の1項を盛り込んだ。観光需要増などを見込み、現状よりも良質なタクシー事業者を大阪に呼び込むことが目的だとされ、「良質なサービスを提供すること」「乗務員の労働環境をしっかり確保すること」を条件に、この条件を満たす事業者については参入・増車や運賃・料金の設定を自由化しようというものだ。
 橋下徹・大阪市長は同日の定例会見の中で、改正タクシー適正化新法を「タクシーを知らないバカな国会議員が作ったもの」と断じ、「こんな法律は社会主義国か共産国家のもの」と述べた。予断を交えず、市が発表した会見録のタクシー特区関係部分をそのまま掲載する。

―本日提出予定のタクシー規制に関する国家戦略特区の提案について、その具体的な中身について伺いたい。府との共同提案になると伺っていますが、その辺りもお聞かせください。また、なぜこのタイミングでこうしたものを提案されるのかということも伺いたい。
橋下 府と共同でやるのは、まず、タクシーのこの問題については、大阪市だけのエリアじゃなくて、周辺の豊中市とかそういう所も含めた、これは制度になってきますので、大阪市単独ではやっぱりできないということですから、これは大阪府との連名でやっていきます。で、特に大阪府がタクシー業界との窓口だったりとかですね、また、労働政策なんかも大阪府が中心にやっていますから、タクシー運転手さんのね、その労働環境の改善というこういうことも基本的には大阪府の所管事項なので、そういう意味では大阪府と大阪市のある意味連名ということになりますが、ただ前面的には、これ前面に出るのは大阪府の方で出てもらわなきゃいけない、そういう特区提案だと思ってます。

公定幅運賃だけで問題は解決しない
 それから、中身については、これは僕の問題意識なんですけどもね、タクシーのその運賃の幅を決めることだけでね、今のタクシー業界においていろいろ言われている問題が解決できるのかといえば、それは違うと思ってます。
 特にこのタクシー運賃の問題、過度な競争というものが問題だから一定の参入規制をしなければいけない、料金についても規制をしなければいけないと言われてきた理由いくつかあるんですけども、一つはタクシー運転手さんのね、労働環境が悪くなってる、賃金も下がってきて、非常に安全面でもね、これは問題になるんじゃないかと。要は安い賃金で、長く、長時間働かされて、以前のあの高速バスの問題と同じようにね、非常にタクシー運転手さんの労働環境が悪くなってるんじゃないかと、過度な競争によって、それが一つ。
 で、それに連なることではあるんですけども、タクシーのサービスの質が低下しているんじゃないかと、過度の競争によってね。こういうことが言われてきて、今回の議員立法で、これは日本維新の会も賛成したんでね、僕は、これは大いに疑問を持ってるんですけども、日本維新の会も賛成して、国会議員の議員立法でこのタクシーの規制の法律が通りました。
 で、もう、僕は、このタクシーについての規制緩和が始まったのは小泉政権の時ですかね。あの時から、じゃあ今回の法律が制定されるまで、本当にこの一年ぐらい前までの、直近までですよ、タクシーのサービスが低下したとは僕は思っていません。で、小泉政権以前とね、小泉政権以前、いわゆるタクシー業界っていうものが規制で守られていた時代と、小泉政権後を比べてみて、タクシーのサービスっていうのは小泉政権前の方がよかったのかといったら、僕はそうは思いませんね。

規制緩和で良くなったサービス
 だから、小泉政権による規制緩和によって、乗ってる側の方の立場としてはね、タクシーのサービスの質は変わっていないというのがもう率直な市民感覚です。で、むしろタクシー料金が下がって、非常にありがたい思いを、長距離なんか乗る時にありがたい思いをしてきました。だから、利用者の立場にたった場合に小泉政権前と小泉政権後、タクシー規制について規制があった時と緩和されたあとでは、サービスの利用者としては、全然質については、問題は感じていないし、むしろ料金が下がったことによって非常にありがたく思っていました。
 ただ、タクシー事業者の立場に立つとね、非常に競争が激しくなって利益が生まれなくなったりとか、そのことによって運転手さんのその給料が安くなって、労働環境が悪くなったという事情があるのかもわかりません。だから、僕は今回その特区提案をしましてね、これは、誤解してほしくないのは今あるその法律をね、その新しく議員立法でできた法律を全部大阪では排除してくれと言うつもりはありません。今の大阪で走ってるタクシーのね、その質をより上げるために一定の条件をつけます。だから、タクシーの質のサービス向上、それから運転手さんの労働環境の改善、こういうことも一定レベルアップを図って、それをクリアしたところはタクシー料金については基本的には自由と。
 だから、タクシー料金を、こう、行政がタクシー料金について、こう、なんて言うんですか、いくらからいくらまでと決めることでね、それでサービスが何か変わるのかとか、運転手のその労働環境が変わるのかというのは、僕は大いに疑問ですね。これ、タクシー事業者としては利益になるんでしょうけども、本当にこれで運転手の賃金改善につながってるんですかね。質の向上につながってるんですかね。

日本で一番質の高いサービスが集まる街に
 これは利用者の立場から見ると大いに疑問なので、これは運賃で規制する問題ではなくてね、サービスの質の向上とか、それから運転手さんの労働環境というものは、運賃で規制をするんではなくて条件をちゃんと設定すればいいわけですよ。だから、これからその条件の詰めをね、しっかり大阪府と大阪市でやっていきます。
で、めざすところは、日本で一番質の高いサービスが集まる街にする。で、これは外国人観光客が昨年度に比べて今年度は262万人、100万人外国人観光客が増えました。今年度は320万人まで達するという見込みになってます。じゃあ、外国人観光客を呼びこんでくるというのは、日本全体の成長戦略の一つでもあります。で、やっぱりその外国人観光客が初めて訪れる地において、そこで第一印象ですよ、それはやっぱりタクシーのサービスだと思いますね、ええ。最初に空港からタクシーに乗る、ホテルからタクシーに乗った時に印象が悪かったらね、その都市の印象というものは全部それに引きずられてしまいますよ。
 だから、これは局内で、特に経済戦略局の局長、これは民間から来た局長なんですけども、外資系で働いてた局長ですけども、やっぱりタクシーのサービスっていうのは、その都市のね、格に関わると。外国人観光客のファーストインプレッションに関わることなので、非常に重要ですよという話を聞いたのでね。じゃあ国が、国会議員がこうやって料金で何か規制をやろうなんていうこんなバカげたことをやるんであれば、きちんと大阪においては全国で一番のね、全部で一番サービスのいい、またタクシー運転手にとっても労働環境のきちんと整ったタクシー会社を集めると。その代わり、料金については自由にしてもらうと。

サービスの質と労働環境をレベルアップ〜運賃・料金は事業者が自由に設定
 もしかすると、今、運輸局が定めてる幅よりも経営努力によって下がる場合もあれば、いや無理ですと、そんなところまでのサービスとかね、こんなところまでの労働環境、タクシー運転手に対する労働環境を求められたら、とてもじゃないけどもやっぱり運輸局のこの設定してる運賃の幅になるかもわからない。その運賃についてはもう、それは事業者が決めることでね、役所サイド、僕らが求めることは、そのサービスの質とタクシー運転手の労働環境という部分を、しっかりとそこをレベルアップを求めればいいわけで、そこをクリアしてもらったら、料金については各事業者が自由にしていいんじゃないですか。だから、料金について今、運輸局が定めてるようなね、料金いくらからいくらまでなんて、こんなことをやってもね、それはタクシー運転手に還元されてるのか、利用者のサービス向上につながっているのかわかんないわけですよ。これはもう完全にね、業界の利益を守るようなね、そんな既得権を守るようなそんな法制度ですから、これは日本維新の会としては、政治理念上こんなものは認めるわけにはいきません。
 だけど、繰り返し言いますけども、タクシーの質を上げる、タクシーのサービスを上げる、それからタクシー運転手さんのね、労働環境をやっぱりこれはレベルアップすると、ここはしっかり守らなきゃいけないので、ここはきちっと条件設定をした上で、そして料金についてはそれぞれの企業努力に委ねるという当たり前のこの制度理念に基づいて、今回の特区提案をしました。
 だから今やっている議員立法で成立した法律っていうのは、本当にバカげた法律だと思いますよ。あんな法律を作って、本当にタクシーのサービスの質が上がるのか、タクシー運転手のその給料が上がるのか、何もわかんないわけですから。だから僕は、きちっとタクシーのサービスの質を上げて、タクシー運転手さんの労働環境をきちんと改善するというところの条件設定をした上で、料金については自由と。それから参入についても基本的には自由。そういう意味で大阪にね、非常に、企業努力をがんがんやって、そして質の高いタクシーサービスを提供し、運転手さんの労働環境もきちんと改善できる自信のあるタクシー会社に大阪に集まって来てもらいたいですね。
 ほかの都市だったら料金規制をやられてしまってもう、全部一律どんだけサービスをよくしようが何しようが、みんな料金が一律だから利用者にとっては選択の余地がない、こんなとこでやるよりも、大阪に来たらちゃんと質を向上して運転手の労働環境さえ整えば、自分たちの経営努力をいかんなく発揮して料金は自由に設定できると。もっと言えば、決められた料金よりも安い運賃で利用者にアピールができる、それだったら大阪でタクシー事業やろうというふうになってくれるような都市にしたいと思って特区を出しました。
 で、時期については、外国人観光客が増えてきているこの時期だからこそ、大阪の都市格を上げる、外国人観光客に大阪の街ってすごいよねって思ってもらえる、思わせるためにはファーストインプレッションのタクシーのサービスの質を上げるということが重要だと思って、この時期に特区提案をしたというところです。
―確認なんですけども、そのタクシーの質と労働条件というのを、どういうふうなかたちで担保するんでしょうか。
橋下 いや、これはだからこれから府・市で詰めていきます。特区提案を今はしたところで、これから国との協議が始まるんでね、じゃあどうやって質を確保するんだと、どうやってタクシー運転手の労働環境をきちんと守っていくんだという話になりますから、そこは役所としてしっかりやっていきます。その代わり、それをクリアしてもらった分、タクシー事業者については、料金なんかでいちいちね、役所は口を出さないし、新規参入もそれは認めていくと。そんなところで新規参入を拒むとかそういうことはしないということです。はい。
―新規参入を認める場合についての審査というのは、大阪市の方で行うイメージなんですか。

条件をクリアすれば参入審査は不要
 橋下 いや、ですからね、やるとすれば、もしその権限をこっちに譲り渡せということになれば、府がやることになると思うんですけども、権限移譲までは、これはその特区の中でできるかどうかわかりません。
だから、それは特区の中でね、別に審査っていうことじゃなくて、新規参入は基本的には認めるという、条件をクリアすれば新規参入を認めるよというようなことであれば、そんな細かな審査っていうこともなくなるし、だからこれ日本全国でやるんじゃなくて、大阪でまず試してやってみましょうよと。
だから、あれだけタクシー業界がね、ワンワン声をあげて、今のタクシーのこの状況だとタクシー運転手はもう全然生活ができなくなるとか、タクシーのサービスが悪くなるとあんだけ業界が言ってたことが、僕はその問題意識は受け止めます。だけれどもそれをね、料金の規制でそれを解決できるかっていったら違うと思います。
 で、もう一つはこれ特区ですから、今、日本全体で大体設定されてる条件よりも、より高いものに設定します。より高いもの、日本で一番いいタクシー会社が集まってくれるような条件設定をする代わりに、それをクリアしてくれた会社については、料金は自由にやってもらうと。だから、もしかしたらこっちが要望するね、条件をクリアした場合に、いやそれはもう、やっぱり運輸局の定めたね、あの料金の中じゃないとそれは無理ですわって言われるかもわからない。だから、僕らは料金のことはもう考えない。どういうような質とどれくらいまでのタクシー運転手の労働環境というものを改善すべきなのか、ここだけを僕らは考えて、料金についてはもう事業者に任せると。そりゃ安くなる場合もあれば、高くなる場合もあるかもわかりません。
 でも、仮に僕はね、この料金の規制がバカげてるっていうのはね、料金を規制したところで質もわからない、タクシー運転手の労働環境が整うかもわからないわけですよ。
 で、僕が今やろうとしていることは、かなり高度なサービスとかを設定するわけですよ。そしたらね、料金が高くなるかもわからないです。もしくは、東京のように730円とか800円になるかもわからない。でも、サービスに見合ってたらね、全然それ誰も文句言いませんよ。
 これ、こんなサービスしてくれるんだったら700円でいいやとか750円でいいやとか、問題なのは料金規制だけを一律にやって、質の悪いタクシー会社も質のいいタクシー会社も一律の同じ料金っていうのは、これがね、大問題だと思いますよ。そしたらタクシー乗った時に、こんだけの料金取られるのにこんなサービスかっていうふうになってしまうんで、で、僕は小泉政権前にはそういう経験多くしてきました。ええ。タクシー乗って、もう行き先言っても返事もしないしね。で、お金渡しても、ウンともスンとも言わずにお釣りを返したりとかね、「ありがとうございます」の一言ぐらいあってもいいだろうとかね。そんな経験を小泉政権以前にもう山ほどありましたよ。

切磋琢磨で良くなるサービス
 で、普通に自分でクルマ運転してても、マナーの悪いタクシードライバー、山ほど経験しましたよ。で、あれ小泉政権以前の時代に規制で守られてた時代ですよ。で、その時代からじゃあ小泉政権になって規制緩和になった時に、僕はむしろ業界の努力によってね、タクシーサービスってよくなってきたんじゃないのかなと思うんですけどもね、業界努力によって。で、それはね、切磋琢磨になったからですよ。やっぱり努力して安くいかなきゃいけない、サービスよくしないと。それは台数が増えてきてね、今ここで僕名前挙げれませんけども、やっぱり電話でタクシー会社呼ぶ時にはこの会社とこの会社にしようと、やっぱり決めてるところありますよ。そうなってきました。で、これ小泉政権前だったらみんな一緒だったから、そんな努力なんかしてなかったと思いますよ。台数も全部守られて。で、小泉政権以降、やっぱり特定の会社はサービスがよくなったなということを実感してますよ。これこそ切磋琢磨で、これをまたね、もとに戻してしまうなんていうのはね、国家議員はバカとしか言いようがないですよ、本当に、ええ。

国会議員はタクシーを知らない
 選挙前に票をあてこんでそれやったんでしょう。国会議員はなんでね、この法律作ったかっていうのはわかってるんです、僕は。国会議員、タクシー乗らないから。ハイヤーばっかりだから。ええ。だから普通のね、庶民感覚のこのタクシーの状況っていうのは知らないんですよ、あれもう、新幹線の駅に着きゃお迎えのハイヤーが来てね、国会の周辺では黒塗りの車ばっかりでしょう。国会議員、全部ね、ハイヤー乗せずにね、タクシー乗せるということのね、法律でも作ってやろうかと思うぐらいに腹立ってますよ。タクシー乗ってみろと。
 小泉政権前と小泉政権後のね、タクシーの業界の状況、むしろ僕は小泉政権後の方が、業界の努力によってはるかにレベルアップしたと思いますね。だから、今回のこんなバカげた国会議員が作った法律なんていうのは、バカ、もう本当にバカげ過ぎてますのでね、大阪においては、この法律を全部撤廃しようといったって、こんな弱小の日本維新の会の主張だけでは通りませんから。少なくとも特区でね、法律は法律で残しておきながら、大阪の場合にはより質の高いタクシー業者に集まってもらうために条件設定をした上で、料金については安くなっても高くなってもいいと。それだけのいい質を提供してくれるんだったら、僕は料金は高くなってもいいと思ってるので、なんでもかんでもこれは料金を下げるための特区提案ではないです。安かろう悪かろうっていうものは、そういうことを認めるような特区提案じゃなくて、いいものについてはいい料金でもいいじゃないかというそういう視点での特区提案なんですけどね。
―運賃の、今、お話はすごく理解ができたんですけども、台数を抑えるっていうのもその新法の中には含まれてたと思うんですが、特区ではその考え方として、台数の増加についても、運賃と同じように条件を満たせばということなんですか。
橋下 うん、だって、台数がだから増えてきておかしく、それで厳しいっていうのはだから結局質が悪くなる、タクシー運転手の賃金が下がるって話ですから、しっかりそれを守ってくれるね、タクシー会社が入ってきてくれるんだったら、別に制限する必要はないんじゃないですか。それはほかの業者が努力不足というか、ある企業の方がいいサービスを提供してタクシー運転手の労働環境もね、きちっと守ると。にも関わらず運賃はそこそこに抑えてると。こういう会社が入ってきたら困るっていうのは、それはもう業界団体を守るね、既得権は守る以外の何ものでもないわけですから、そんな民間企業ないですよ。普通はいい商品作れば、そこに追いつかないとみんな普通は淘汰されていくんでね。
 だから、まずこの特区によってね、僕はこことこことここのタクシー会社って、全国見渡した時に、こういうタクシー会社に来てもらいたいなと思うところはいくつかあるんですけども、そういう会社がわんさか大阪に来てくれてね、大阪でタクシーをやろうと思ったら、企業努力によってこれぐらいのレベルを達成しなきゃいけない。しかもそれによって、運賃もこれぐらいに抑えないきゃいけないっていうことになればね、僕は、これは日本国内で差別化ができると思ってますからね。

「運賃値下げ」の提案ではない
 やっぱりタクシーっていうものは、特に外国人観光客にとっては最初に乗る印象、これは非常に重要で、ああ、大阪に来てよかったなってのは思ってもらえるかどうか非常に重要ですから、目指すところは日本で一番のね、タクシー会社に集まってもらうと、これが特区の趣旨です。なんでもかんでも競争させて料金を下げさせようと、料金安く質も悪く、こういうデフレ型のその経済と言いますか、そういう戦略ではなくてね、質のいいものに集まって来てもらおうと。そういう意味では、このタクシーのこの議員立法でやった法律案は本当バカげてて、質のよさの向上なんて何にも考えていませんからね。業界団体の保護以外の何ものでもないですよ。
〜中略―他の話題に関する質疑〜
 橋下 さっきのタクシーのあの話はね、僕も資料ちょっと確認しましたけども、利用者視点が全く抜けてますよね。だから規制改革会議の方で利用者視点をもっと持つようにというような意見が出たと思うんですけど、アンケートなんかでやっぱり、利用者の方のアンケートってきちっと出てないですからね。だから、業界団体の方がこのまんまだったら、タクシー運転手の給料が下がって安全に関わるとかいろんなこと言ったんでしょうけど、だから僕はそれは認めますよ。だから、高速バスのようなね、あんな事態になっちゃいけないんで、やっぱり一定のルールを設けて、じゃあ今回、運賃の規制やった時にタクシー運転手の労働環境をどこぐらいまで、それ最低賃金みたいなものを入れるのかどうなのかね、だから料金ああいうふうに決めて、じゃあそれはどんだけ賃金に還元されてるのかもわかんないまんまですよ。
 あんな運賃で規制するなんていうのは本当にね、社会主義国というか共産国家のやり方のようなもんでね、日本でやるような政策じゃないですよ。だから、一定のルールは必要ですよ。なんでもかんでも自由にさせればいいとは思っていません。だからやっぱりそこは公共交通機関で、安全に関わることなので一定のルールも必要だし、で、質の確保ということであればね、僕は今のタクシー業界に不満もたくさん持ってますから。じゃあ、本当に質の確保と言うんだったら、もうちょっとちゃんとやってよと。それこそ条件にね、「ありがとうございます」って言えとかね、入れたいぐらいですよ、そんなのは。荷物重いの持ってたらね、知らん顔して運転席に座ってるんじゃなくて、それぐらいちょっと手伝ってくれとかね、言いたいこと山ほどあるんですよ。そんなことをきちんと業界の方がやらずにね、運賃だけをこれを一定のその料金確保だけはやってくれ、これをやってくれないと安全が阻害されるなんていうのはね、これはちょっとね、業界の主張はおかしいと思いますよ。そんなのにね、左右されてしまう国会議員っていうのも情けないですね。だから本当に質の確保、タクシーのサービスの質をよくするタクシー運転手の労働環境を本当にしっかり守っていくっていうんだったら、ちゃんと条件設定してね、その代わり、料金とかそれは企業努力に任せると。
 これ、特区提案した、ねえ、またどうせ報道で今しゃべった、丁寧にしゃべりましたけど、業界紙には僕は期待してますけどね。一般紙の場合には、「橋下、タクシー規制緩和」とかなんとかっていって、もう明日から僕タクシー乗りにくくなりますよ、それ。これ運転手さんにまた同じ話、これ、乗ったところから降りるまで、この話延々繰り返さないとね、「橋下さん、あれちょっといい加減にしてよ。もう、せっかく今、料金こういうふうになってね、落ち着いたとこなのに、また大阪で規制緩和なんていうのは、私らの給料どうなる」っていう話に絶対なるんですから。
 だから僕が言ってるのは、条件設定はして、料金は高くなってもいいですよということなんです。なんでもかんでも下げろじゃなくて。大阪で一番いいタクシー会社、で、これは、タクシーの質とそれとタクシー運転手の労働環境の一番いいようなね、会社にきてもらうっていうのが、特区提案の趣旨です。全国のほかの都市との差別化を図るっていうことなんですけどもね。
〜後略―他の話題〜
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No.552 9月8日号 主な内容
■巻頭人物
:橋下徹氏(大阪市長)
気になる数字
:266万8400円/女性タクシー運転者の年間賃金推計
トピックス
:「良質なサービス」条件に参入・運賃を自由化〜橋下・大阪市長「特区」全発言
:静観と歓迎と― 〜「タクシー特区」提案に業界は…
:まずは「返事とあいさつ」から〜大タ協「活性化対応」PT・古知リーダー
:出会い頭事故と寝込み轢過事故防止〜「安全プラン2009」達成へ全タク連
:マスターズ制度の危機、個人タクシーの危機〜「マスター不正」の経緯と教訓
:<スポット>「なぜなぜ分析」で事故削減〜NASVA兵庫・リスク管理講習会
:マニュアルの“さじ加減”がカギに? 〜大阪の「インターナショナルタクシー」
:<スポット>独自アンドン&無線で地域密着〜新生「高井田交通」お披露目
東西往来:「出陣式」はどしゃ降りでも/タクシーメーター製造の草分けが
この人/この言葉
:荻野隆義氏、石渡伸治氏、土屋知省氏、安居早苗氏
シャッターチャンス
:注目の内閣改造は終わったが…/いま注目される流し営業の工夫
:タクシー業界のこれができる?/基礎体力から至難の業とため息
アラカルト
:多田清社長殿創業史〜「相互十年」を読む
:内外交差点「これからの労組と産別」 茨木不尽彦氏G
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 運賃制度改革、全タク連も議論開始
    「高い」と言われない制度設計を
         経営委で距離短縮3地区が状況報告

【 東京 】全国ハイヤー・タクシー連合会(富田昌孝会長)は5日、千代田区の自動車会館で経営委員会(三浦宏喜委員長)を開き、国土交通省自動車局旅客課の佐々木博康・タクシー事業活性化調整官らによる「タクシー事業を巡る当面の諸課題について」と題する講演を聴いたほか、運賃世界標準化の検討材料として、すでに初乗り距離短縮運賃を実施している岩手A、名古屋、京都―3地区の実施後の状況などについて報告を受け、意見交換した。

〜大阪の特区提案「楽観できない」
 富田会長は全タク連にとって改正タクシー適正化新法における特定地域指定が最大の関心事だが、ここにきて大阪府・市による国家戦略特区提案が出たことで「楽観はできない」との認識を示したほか、運賃制度改革の論議が各地で活発に行われることへの期待感を表明した。三浦委員長は、「地域ごとに事情は違い、一律にはいかないが需要拡大に向けて、単に『高い』と言われないような運賃制度を検討してみてほしい」と要請した。
 富田会長は冒頭のあいさつで第2次安倍改造内閣の発足に触れ、「良い方向に動くかどうかはわからないが、そうなるように努力する」と述べた。特定地域指定が遅れていることについても「準特定地域協議会を開催し、公定幅運賃が実施され消費税増税分の円滑な運賃転嫁が実現したが、特定地域指定による第2回の協議会は今日まで開催できていない。全タク連としてしてはこの問題が最大の関心事だ」と強調した上で、「そうした中、大阪で国家戦略特区によるタクシー自由化の追加提案があった。内閣府においてすでに検討に入ったが、悪い方向に行かないよう期待している。しかし、規制緩和が『一丁目一番地』という安倍内閣でもあり、大きな問題になるだろう。軽軽に楽観的なことは言えない」との認識を示した。
 また、富田氏は東タク協会員の2013年度決算で赤字事業者の占める割合が6割近くになっている現状を紹介し、「都内でもこの30年余で3割程度の総需要減に見舞われている。すでに事業として成り立たず、乗務員も家族を養えない状況にあり、燃料費高騰、実働率低下など、悪い条件が重なっている。さらには海外からウーバーのようなものが攻め込んできており対処も迫られている」「燃料費は落ち着きも期待されるが、一方で円安も進んでおり、コスト減は期待できない。さらに外形標準課税の話も持ち上がっており、全タク連として歯止めを考える必要がある」と最近の諸課題への認識を示した。
 運賃制度改革について富田氏は、「安くしようとは私は言っていない。一方で日本の初乗り運賃は高いと感じており、皆さんにはよく議論をしてもらいたい。東京業界でもすでに検討を始めており、11月には英・ロンドン視察も実施する」とした上で、「初乗り距離短縮では損をするという声があることは承知しているが、利用者からみて初乗りが高いという声もあり、利用者が気に入らないものをそのままにしていて良いのか考える必要がある。供給過剰を放置していては結局は利用者が損をするということが理解され、タクシー新法ができたことも踏まえ、何とかこの課題を解決できるよう業界が努力している姿を世の中に見てもらう必要がある。叡智を傾けて努力してみなければならない」との考えを示した。

〜「消費税10%」念頭に準備を
 三浦委員長は、内閣改造で麻生太郎財務相が留任したことなどを踏まえ、「来年10月の消費税10%実施は避けられないのではないか」との見通しを示した上で、「各地の経営委でもこのことは頭に入れておいてほしい」と述べた。また、運賃制度改革については「果たしてこのままで良いのか、あるいは需要拡大に向けて果敢に何かやっていくべきなのか。今日は3地区の報告を聞く。地域ごとに営業形態が違い、一律にはいかないが、将来の需要拡大に向けて、利用者から単に『高い』と言われないような制度を検討してみてほしい」と要請した。続いて、就任後初の経営委出席となった神谷俊広理事長があいさつを述べた。
 国交省の佐々木氏らは特定地域指定問題について、「規制改革会議から意見書が出ており、これを踏まえて検討しているところ」と説明したが、具体的なスケジュール等については触れなかった。講演では改正タクシー適正化新法等関係3法に基づく運転者登録制度拡大や適正化事業実施機関について概要を説明した。
〔9月8日臨時号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2014年9月8日臨時号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】運賃制度改革、全タク連も議論開始/「高い」と言われない制度設計を/経営委で距離短縮3地区が状況報告
【 東京 】需要増加効果は不明確/初乗り距離短縮、利用者には好評
【 東京 】不正防止へマスター制度改善/全個協、ステッカーの管理厳正に
【 東京 】都内法人乗務員、65歳以上が30%に/8月末現在の運転者証交付状況
 
2014年9月6日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】運賃の自由化は実質「値下げ優先」に/「特区」は準特全地域、運賃は道運法の認可制/国家戦略特区WGが大阪府・市ヒアリング
【 東京 】10日に都内で初会合/全自無連・全国IP組織委
【 東京 】セドリック後継は「NV200」/日産回答、姿勢変わらず
【東京 】メルマガで損保情報を積極公開/東京交通共済・事故防止対策委
【 東京 】国交副大臣に北川、西村両氏
【 東京 】国交省人事(4日付)
【 東京 )マスター不正で「お詫びとお知らせ」/都個協、経過と不正防止策を説明
【 東京 】再生・進化に向けた課題など/全個協関東が中核リーダー研修会
【 横浜 】「子育てタク認定ドライバー」/神奈川で養成講座、県外含め6社
【 ロンドン 】独でウーバーに営業禁止措置
【 東京 】東タクセン、25日に優良乗務員表彰
 
2014年9月5日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】特定地域指定除外の根拠消失?/営収増も収益悪化で赤字事業者50%超に/都内事業者の13年度輸送実績・事業報告
【 東京 】太田国交相留任、規制担当相に有村氏/第2次安倍改造内閣が発足
【 東京 】三浦社長は来年任期まで続投/潟`ェッカーキャブ、代行に堀副社長
【 東京 】出会い頭事故と寝込み轢過事故防止/「安全プラン2009」達成へ全タク連
【 東京 】川鍋会長が出席して意見交換/東タク協・広報委員会
【 東京 】全タク連、優良乗務員等62人表彰へ
【 福岡 】第一交通産業、タク8000両に迫る/地元・北九州で一挙3社買収
【 新潟 】公取委は審決のタイミング計算?/新潟事件で橋・市協会長が懸念
【 東京 】LPG、年末までは高騰の気配なし
【 静岡 】「ウーバー反対」を改めて強調/日交労が14運動方針討論集会
【 大阪 】大阪メーター製造が経営破たん/負債5億5000万円
【 東京 】飛鳥グループなど10社/グリーン経営認証の永年表彰
 
2014年9月3日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】最高水準のタクシーを大阪に集める/運賃自由化条件など、これから具体化/橋下・大阪市長、会見で「特区」提案の趣旨
【 東京 】特区・武三、多摩とも実質減収/東タク協・7月全社輸送実績
【 東京 】川鍋会長とフェイスブックで連絡/東タク協事務局が避難訓練
【 東京 】タクシー事故防止を呼びかけ/警視庁要請受け東タク協など
【 東京 】LPG9月CPは800ドル割れ
【 東京 】2カ月間の「事故防止コンクール」/日個連交通共済が「出陣式」
【 東京 】事故防止ツールの開発に期待/長岡科技大の実験協力で樽澤氏
【 東京 】都心と臨海副都心結ぶBRT/19年度運行へ東京都が基本計画
【 東京 】コンドルGが「交運の金のタクシー」/「肉まん50周年」の井村屋と提携
 
2014年8月30日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】特定地域指定問題、さらに混迷?/新法と対立、他地域への影響拡大に注目/大阪府・市の「タク自由化特区」提案
【 東京 】報告・陳謝のプレスリリースも/「マスター不正」で都個協
【 東京 】全国の最賃答申出揃う
【 東京 】「需要拡大に向けて期待も」/初乗り短縮運賃で私鉄東ハイ労
【 東京 】日交、林専務が副社長に
【 東京 】LPGセダンめぐって意識の違い/スタンド業界とタク事業者
【 東京 】プラネタリウムで運転動画実験/政和自動車、長岡技術大に協力
【 東京 】地方分権一括法で政令改正へ
【 横浜 】労務改善へ経営側と相互理解/全神奈川ハイタク労連・石渡議長
【 津 】「チーム東タク協」が初参加/鈴鹿サーキットでエコドライブ競う
 
2014年8月29日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】バス等の人材確保で新規予算/外国人旅行者の受入環境整備は倍増計上/国交省、来年度予算概算要求
【 東京 】自動車税に新たな環境性能課税/国交省、来年度税制改正要望
【 東京 】地域交通政策・観光振興等を強化/国交省、来年度組織・定員要求
【 東京 】優良乗り場、10月入構禁止へ/「マスター不正」でタクセン
【 東京 】ドラレコ導入助成開始へ/東京ハイタク交通共済協組
【 東京 】対応可能事業者をリストアップへ/都個協・東京五輪特別委が初会合
【 東京 】大震災時に地元タクシーが活躍/NHKBSで「タクシー無線」紹介
【 東京 】親睦行事と勉強会を計画/首都圏ハイタク連絡協
【 大阪 】大阪市が「タクシー特区」提案/直前に趣旨説明、「反対」聞かず
【 東京 】日の丸交通など8社を永年表彰/グリーン経営認証・10年継続
 
2014年8月27日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「マスター不正」で厳罰に対処/定款改定、優良乗り場への入構自粛/都個協・臨時総会、賛成多数で決議
【 東京 】入構自粛、定款改定に異論も/前日の日個連都営協・理事会
【 東京 】ロンドンタクシー視察団を募集/東タク協、11月15日〜20日
【 東京 】新潟事件は年内に審決か/公取委、1年超「聞いたことない」
【 東京 】初乗り短縮運賃には反対/要請行動前に東京ハイタク労働団体
【 横浜 】関運局が事業用自動車安全会議
【 東京 】9・10月に事故防止コンクール/日個連交通共済・理事会
【 東京 】確認書取り交わして決着/大会巡る金銭問題で私鉄東ハイ労、東洋交通労組
【 東京 】「全国」見据えた活躍を/全福協、UD研修講師養成講座
【 東京 】全自交が街宣車を代替、「セレナ」に
【 東京 】10月1日から国際福祉機器展
【 訃報 】山田洋一郎氏(月島自動車交通・山田俊郎社長の父)23日死去、86歳
【 訃報 】八重樫金十郎氏(全国LPガス協会相談役)26日死去、91歳
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交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関西版

■ 運賃は「値下げの自由」優先に
  「タクシー特区」、対象は全準特地域
         道運法の認可制で個別審査

【 東京 】政府の国家戦略特区ワーキンググループ(座長=八田達夫・大阪大学社会経済研究所招聘教授)は3日、「都市格を高める『より良質なサービス』を提供するタクシーに対する規制緩和について」の同特区追加提案を行った大阪府、大阪市からヒアリングを実施した。「特区」の対象地域について大阪府・市は、改正タクシー適正化新法で定める準特定地域全域とし、「安全面・接遇面」「労働環境」などにおいて国が求める一定の水準を上回る優良な事業者に対して参入、増車を認めることに加え、運賃については公定幅運賃ではなく、道路運送法に定めた認可制の下における個別審査・個別認可を求めている。橋下徹・大阪市長は「良質なサービスなら高い運賃でも良い」と語っていたが、認可制の下では上限運賃を上回るためには運賃改定手続きが必要になるため、今回の運賃自由化は実質的に「値下げの自由優先」という格好になる。
 大阪府・市側は、タクシーを取り巻く環境として改正タクシー適正化新法が今年1月に施行されたとした上で、「同法の施行により概ね大阪府全域が準特定地域に指定され、公定幅運賃や新規参入規制、増車規制が適用され、利用者が求めるサービスの選択の幅が制限されることが危惧されている」と説明。来訪者が利用しやすい交通機関としてのタクシーのより良質なサービスを提供することで、大阪の都市格の向上を目指し、利用者利便を高めるために特区追加提案を行ったとしている。タクシー自由化特区提案の窓口は大阪府が政策企画部戦略事業室、企画室、商工労働部総務課、都市整備部交通道路室が、大阪市が経済戦略局立地推進部、政策企画室企画部、都市計画局計画部が担当する。
 WGでは追加提案の応募内容一般について、「必要な規制緩和措置等については、次期国会(=秋の臨時国会)に提出予定の国家戦略特別区域法改正案に盛り込むべく検討を進める」としている。WGメンバーは次の各氏。▽座長=八田達夫▽秋山咲恵・サキコーポレーション社長▽工藤和美・シーラカンスK&H代表取締役・東洋大学工学部建築学科教授▽坂村健・東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授▽原英史・政策工房社長。
〔9月6日号関西版掲載〕<Topへもどる>

2014年9月6日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】運賃は「値下げの自由」優先に/「タクシー特区」、対象は全準特地域/道運法の認可制で個別審査
【 大阪 】大阪府・市に「特区」の説明要求へ/大阪交運労協、連合と共同で
【 大阪 】大阪交通共済が車載カメラ展示会
【 神戸 】竹井氏がレベルアップを評価/兵タ協・接客コンテスト予選
【 大阪 】大阪交通共済が理事会
【 大阪 】大阪地裁「加重罰」訴訟/ベスト交通も勝訴、処分取消
【 大阪 】減少傾向が続いているが…/一水会で「苦情」など報告
【 大阪 】滝口支局長、「禁煙」の徹底を
【 大阪 】「リスク犯しても運改を」/「経営逼迫」の淡路島地区
【 京都 】「京都知ったかぶり講座」/金閣寺で26日に現地講習
【 神戸 】兵庫交通5両→神戸空港タク、申請
【 京都 】「AI企画」に名称変更
【 和歌山 】橋本タクシー、役員変更届
※大運支局監査情報
 
2014年9月5日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】毎週2回、抜き打ちの実態調査/タクセン+大タ協/北新地、輸送秩序確立へ新たな試み
【 大阪 】北新地、30両超える違法乗り入れ/こちらは7・8月の近運局実態調査
【 大阪 】大阪メーターが経営破たん/負債5億5000万円
【 大阪 】65歳以上が1万1787人、44%に/大阪のタクシー乗務員
【 京都 】業界の努力に水差す「特区」提案/京タ協・安居会長が憤り
【 京都 】エムケイGが「大歓迎」
【 大阪 】初乗り距離短縮「排除せず」/全自交大阪・権藤書記長
【 京都 】京タ協、労務委員長に伊藤氏/北部地区委員長は川本氏
【 神戸 】兵タ協「乗務員接客コンテスト」/神戸地区予選会を大タ協会長も見学
【 神戸 】高齢化で新タイプの人的ミス/兵庫交通共済・青田理事長
【 大阪 】敷地の半分更地にして貸与/国際興業大阪が土地有効活用
【 京都 】観光バスのショットガンで注意喚起
【 京都 】「新京都タクシー」に社名変更へ/譲渡譲受申請中の平野タクシー
【 大阪 】池田タク、60周年記念ゴルフコンペ
 
2014年9月3日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】運賃規制の改正新法「バカげてる」/「特区」提案の橋下市長、最高水準で公定幅超える運賃も
【 大阪 】「優良」の基準など不明確/認められるのでは?
【 大阪 】国際化など、大阪活性化の契機に/土屋近運局長、自動車関係団体長と懇談
【 大阪 】まずは「返事とあいさつ」/古知・大タ協「活性化PT」リーダー
【 東京 】LPG9月CPは800ドル割れ
【 神戸 】7、8月はさらに減少基調?/神戸・阪神間、悲観的見通しも
【 大阪 】危険ドラッグの取締り/府警が情報提供等で協力要請
【 神戸 】タクシー事業者も多数受講/NASVA兵庫がリスク管理講習会
【 大阪 】自社アンドン・無線の運行前に/高井田交通が「頑張ろう会」
 
2014年8月30日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】DR選定、運用管理含め自己責任に/大阪交通共済、臨時総会で補助制度を承認
【 東京 】全国の最賃答申出揃う
【 京都 】大阪高裁の判断、さらに遅く?/エムケイGの仮処分めぐって
【 大阪 】深割廃止申請、限定認可の各社延伸
【 大阪 】登録運転者の要件などで素案/インタク創設委・特別部会
【 大阪 】月末にもかかわらず低迷/街頭指導で気になる需要動向
【 大阪 】SATがヘイローアプリ導入
【 大阪 】形状などの説明受ける/大無協・次世代設備委員会
【 神戸 】不動産持株比率の検討/兵協・特別委、最終結論は越年か?
【 大阪 】大タ協「前照灯は早めに」
【 東京 】特定地域の指定回避も!?/大阪府・市の「タクシー特区」提案
【 京都 】「これからは女性の時代」/洛東G「みとちゃんタクシー」に注目
【 大阪 】子育て支援など「新3K」/日本城タク、募集広告でアピール
【 大阪 】全大個協組、理事会に支部代表
【 奈良 】奈良近鉄タク、グループ2社合併へ
※大運支局監査情報
 
2014年8月29日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪市が規制撤廃の「タクシー特区」提案/締め切り直前、府と共同で趣旨説明
【 大阪 】「西口」移転、来年2〜3月に/大阪駅乗り場、「見切り発車」に不満
【 大阪 】大阪市域は4カ月ぶり3万円超/大タ協・7月輸送実績
【 大阪 】大タ協、理事会の配席変更へ
【 京都 】京タ協、労務委員長に中畠氏
【 神戸 】新委員長に水鉄タク労組・宮田氏/私鉄関西ハイタク労連・定期大会
【 大阪 】土屋・近運局長との懇談会/1日に大阪の自動車関係団体長
【 大津 】彦根で10月10日に出発式/湖東地区の「ゆりかごタクシー」
【 大阪 】10月8日、帝国ホテル大阪で開催/大阪交通共済30周年式典・祝賀会
【 大阪 】大タ協、交通安全・広報合同委開く
【 神戸 】鎌田議長を再任、事務局制に移行/私鉄関西ハイタク協・定期総会
【 神戸 】富士通テンのIP無線導入/神戸個人協組が正式決定
 
2014年8月27日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】9月にチーム編成、日程など協議/大タ協、「需給調整」「活性化」両PT
【 京都 】「ショットガン」スムーズに/京都駅八条口、3日間の実証実験
【 京都 】北新地にも応用できる?/「ショットガン」MBSで報道
【 京都 】「現状を知らない」と苦言/「特区」発言に京タ協・安居会長
【 京都 】「ゼネストで訴えるしか」/運賃制度崩壊に危機感
【 大阪 】自転車の高齢者に注意/交差点などでの死亡事故
【 大阪 】大タ協、技術環境副委員長に寶上氏
【 京都 】運賃競争批判でエムケイ名指し/京都駅乗り場で全自交が街宣活動
【 京都 】運賃競争の全国波及に歯止め/全自交・松永書記長
【 大阪 】南地・北新地、9月の街頭指導
【 大阪 】大阪地裁が解雇無効の仮処分/なみはや交通労組の申立認める
【 大阪 】都島自動車労組、書記長に西宮氏
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