ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2014年4月21日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信
法制度大事にして、良い業界に
  関運局、新任幹部が就任の抱負

 国土交通省が行った1日付の人事異動により、関東運輸局幹部の顔ぶれも大幅に変わった。原喜信局長が退任し、後任には又野己知氏が就任。16日開催の同局幹部定例会見に又野氏以下、新任幹部が出席し抱負を述べたので、ここに紹介したい。


賃金水準向上を支援、健全な業界に―/又野己知局長

 初めての会見なので簡単に自己紹介を兼ねてごあいさつさせていただきたい。

第1四半期は需要の反動減を注視
 4月1日に着任し、今日もあいさつ回りに出かけていた。ハイヤー・タクシーについての所管事項についての説明も受けていません。とはいえ、業界の方と話をしておりますと、幸いなことに1日からの消費税増税に伴う需要の反動減のようなものは感じておられないようです。しかしながら、消費一般において3月一杯、駆け込み需要のようなものが、いろいろな分野でありましたので、経済的には反動減というものを、4〜6月の第1四半期にかけては注意しなければなりません。昨年成立した政府の補正予算が一定の底上げ効果を生むことにもなりますし、一定の経済効果につないでいければと期待しています。
 依然として東日本大震災からの復興需要というものも非常に底堅く続いており、特に物流の分野では、そうしたことに押されて需給がひっ迫している側面があり、内航海運でも運賃水準が少し上がってきているという状況にあります。賃金水準もそれにつれて上がる局面が迎えられつつあるのではないかとみています。
 旅客輸送の分野でも、明るい先行きが期待できるのではないかなと思います。輸送需要の面では何と言っても、これからオリンピック・パラリンピック開催ということもありますから、そういうことに対応して輸送をきちんと組み立てるということだけではなくて、サービス面でもたくさんの方が外国からいらっしゃるということへ対応したり、あるいはITを活用した観光利用の需要等も顕在化していますから、それに旅客輸送全体で、あるいはタクシー・ハイヤーでしっかり対応し、質の向上も図っていく必要があるだろうと思っています。

タクシー賃金 昔「最低限」、今は…
 タクシー・ハイヤー特にタクシーについては規制緩和が進んで、ちょっと業界が疲弊した時期があったと正直なところ思っています。平成14年、私自身は国交省の建設振興課長の職にありました。ゼネコンの下請けをする業界を指導監督する位置にいたわけです。現在では職名も所掌も変わってきましたが、旧建設省と旧運輸省での交流人事で入れ替わりに建設から来た方もいたわけです。
 ご承知の通り、建設業界は出入り自由な業界であり、「1社潰れると、2社できる」というような業界でした。当時、建設業界で言われていたことは「タクシー乗務員さんの賃金よりも高くしないと人が集まらない」ということでした。そういう意味では当時はまさに人件費のボトムラインにタクシーがなっていた。
その後は施策の転換があり、最近ではタクシー適正化新法により地域協議会が出来て、いろいろな議論ができるようになった。こういう制度を大事にして、良い業界になるように期待しています。
 タクシー業界の方々ともいろいろとお話させていただきましたが、何しろ「乗務員の賃金水準を上げていきたい」ということでした。経営者の方々もこういうことを言っておられるので、われわれとしてもこれを支援して健全な業界になって欲しいと思っています。ただ、協議会の枠組みは業界や地域が自主的に考えていくことをわれわれ行政が助けるというものですので、われわれ自身ができることは監査等事後的なチェックや予防的な措置としての安全マネジメントの推進―が中心になっていきます。今後は、関係者の方々と力を合わせて取り組んでいくことになるだろうと思っています。

★又野己知(またの・みとも)氏のプロフィール
生年月日 :昭和32年1月9日生
出 身 地 :鹿児島県
学  歴 :東京大学法学部公法学科
【略歴】
昭和55年4月 運輸省入省(鉄道監督局総務課)
  56年10月 鉄道監督局国有鉄道部財政課
  58年4月 航空局監理部監督課企画係長
  60年4月 九州運輸局企画部地域交通企画課長
  62年5月 航空局監理部総務課航空企画調査室補佐官
平成2年4月 外務省在インドネシア日本国大使館一等書記官
  5年4月 海上技術安全局総務課補佐官(総括)
  7年4月 運輸政策局政策課補佐官(総括)
  8年1月 運輸大臣秘書官事務取扱
  9年1月 大臣官房企画官(行政改革担当)
  10年7月 大臣官房文書課企画官
  12年4月 航空局監理部経理補給課長
  14年7月 国土交通省総合政策局建設振興課長
  16年7月 国土交通省航空局飛行場部管理課長
  18年7月 国土交通省大臣官房参事官(会計)
  19年7月 国土交通省大臣官房会計課長
  20年7月 国土交通省大臣官房審議官(海事局・港湾局)
  21年7月 国土交通省航空局監理部長
  22年8月 経済産業省大臣官房審議官(商務流通・国際博覧会担当)
  23年9月 観光庁次長
  24年9月 鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事
  25年7月 鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長代理
  26年4月 現職に就任

安全を最優先に、業務に取り組み/長谷川豊次長
 前職は国交省運輸安全委員会で、もっぱら事故の調査を担当する部署におりました。事故の原因究明と再発防止策を検討するという業務を行っていました。この1年ほどは、JR北海道の問題などが中心で、これについては現在も継続中です。そういったこともあって、やはり安全の問題については当然のことながら最優先に考えていかなければならないと感じており、そういった心構えで業務に取り組んで参りたい。

★長谷川豊(はせがわ・ゆたか)氏… 昭和38年3月30日生まれ
滋賀県出身
慶應義塾大学経済学部卒
昭和61年4月 運輸省入省
平成5年   航空局監理部総務課航空企画調査室補佐官
  6年4月 運輸政策局情報管理部情報企画課補佐官
  7年6月 (財)運輸経済研究センター(リヨン第二大学派遣)
  9年6月 運輸審議会首席審理官付補佐官
  10年7月 運輸政策局国際業務第一課補佐官
  13年5月 在フランス日本国大使館一等書記官
  16年7月 北海道運輸局企画振興部長
  18年7月 日本貨物鉄道椛麹企画本部経営企画部担当部長
  19年6月 独立行政法人国際観光振興機構パリ事務所長
  22年8月 鉄道局鉄道業務政策課長
  23年7月 中部国際空港褐o営企画部長
  25年6月 運輸安全委員会事務局総務課長
  26年4月から現職

「交通企画」と「観光」が業務の柱/鈴木史朗・企画観光部長
 1月1日に着任しましたが、公務の都合上定例会見には初参加となりますので、改めてごあいさつさせていただきます。私は又野局長と同様に前職は鉄道建設・運輸施設整備支援機構におりました。そこでは国鉄清算事業を担当していましたが、今回の人事異動で企画観光部長となりました。
 業務の柱は2つあります。1つは交通企画であり、交通施策全般を担当し、もう1つは観光になります。交通企画については、交通政策基本法が昨年12月に施行されており、これからそれに基づく具体的な取り組みを進めていこうという段階にあり、本省でも夏頃までに交通政策基本計画の中間とりまとめを行うこととしていますから、関東ブロックにおいても将来を見通して同計画をどうするのかということを考えていかなくてはなりません。
 観光についてはオリンピック・パラリンピック対応ということ、また昨年には訪日外国人旅行者数1000万人を達成しましたが、次の段階ということで政府として2000万人の高みを目指すという目標を掲げていますから、あらゆる施策を総動員し、オールジャパンでやっていく必要があります。
 関運局としましても、そのためにもまずオール関東の体制を構築する必要があると考えており、各都県との連携の中でハイヤー・タクシー業界の方々も含めてあらゆる交通モード、あらゆる観光関係者の方々と協力の上で取り組んでいきたいと考えています。

★鈴木史朗(すずき・しろう)氏… 昭和42年7月16日生まれ
長崎県出身
東京大学法学部卒 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院卒 ジョージ・ワシントン大学ロースクール卒 タフツ大学フレッシャースクール卒
平成3年4月 運輸省入省(貨物流通局政策課)
  同年7月 海上交通局総務課
  4年6月 海上交通局港湾課
  6年6月 運輸政策局国際業務第一課係長
  8年4月 経済企画庁長官官房企画課専門調査員、
  9年6月 大臣官房人事課付(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス留学)
  10年9月 海上保安庁警備救難部警備第一課補佐官
  13年1月 鉄道局都市鉄道課開発推進調整官
  14年7月 総合政策局観光部企画課国際業務室課長補佐
  15年4月 総合政策局観光部企画課国際観光推進課課長補佐
  16年7月 総合政策局総務課国際交通政策室課長補佐
  17年8月 海事局船員政策課国際企画室長
  18年8月 大臣官房付(ジョージ・ワシントン大学、タフツ大学留学)
  20年7月 内閣府国際平和協力本部事務局調査官
  22年11月 観光庁総務課企画室長
  23年6月 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構国鉄清算事業監理部担当部長
  同年9月 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構経営自立推進・財務部部長
  26年1月から現職

「監査」と「運輸安全マネジメント」の2本柱を/香田裕明・自動車監査指導部長
 自動車監査指導部は約5年ぶりとなります。この間、鉄道、総務などを担当して参りましたので、自動車運送事業関係にかかわるのが5年ぶりということになります。昨年、監査方針や行政処分基準の改正などが行われ、貸切バスの安全・安心回復プランなど新たな施策もありますが、自動車監査指導部の主要業務である監査と運輸安全マネジメントの2つを柱としてしっかり取り組んで参りたいと考えております。

★香田裕明(こうだ・ひろあき)氏… 昭和34年11月19日生まれ
山口県出身
昭和57年 運輸省入省
平成16年 関東運輸局鉄道部監理課専門官
  18年 国土交通省大臣官房運輸安全監理官付運輸安全調査官
  20年 関東運輸局自動車監査指導部首席自動車監査官(旅客)
  21年 関東運輸局鉄道部監理課長
  23年 関東運輸局総務部人事課長
  25年 関東運輸局総務部安全防災・危機管理調整官
  26年4月から現職

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No.533 4月21日号 主な内容
■巻頭人物  
:関 進氏(神奈川県タクシー協会副会長)
気になる数字
:6190万人〜6945万人/2020年の労働力人口推計。種々の施策を講じても現状を下回る
トピックス
:法制度を大事にして、良い業界に〜関運局、新任幹部が就任の抱負
:公定幅下限割れ運賃委勧告手続きへ〜近運局「変更指導」の現場
:乗務員の健康管理〜東タク協&交通共済「事故防止責任者講習会」から
:6月総会で役員改選〜「5・5見直し」頓挫の大タ協
:もっと稼げる環境づくり〜兵庫陸運部長・小林久詩氏
:運輸安全マネジメント〜関東3社「小集団・キックオフミーティング」の軌跡
<スポット> さっとシステム「Taxi Ponta」
<スポット> 全大個幹部、大運支局長と観光談義
東西往来:新たな提案、日産ルノー/桜の季節は終わったが
この人/この言葉
:坂本克己氏、五十嵐真也氏、成田次雄氏、村上滋俊氏
シャッターチャンス
:恒久認可の聖域まで/4月以降も安定の都内流し営業
:自動車教習所に学ぶ発想の転換/3カ月は見なければ…
■アラカルト
:<連載第61回> 多田清社長殿創業史―「相互十年」を読む
:<内外交差点> 運転業務と疲労の関係  倉恒邦比古氏B
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交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 バイリンガル乗務員が有料観光案内
   外国人の快適な滞在実現PJにタクシー
      「国家戦略特区」で東京都が提案

【 東京 】政府が成長戦略の柱として推進する「国家戦略特区」に東京都が提出した「東京発グローバル・イノベーション特区」の提案書の中で、外国人の快適な滞在実現プロジェクトの1つとしてタクシーの活用が盛り込まれていることが、このほど明らかになった。提案書の取りまとめは3月28日付で、外国語の話せる乗務員による有料観光案内に道を開くもの。
 東京都の国家戦略特区提案書は、五輪開催に向けた国際ビジネス・イノベーション拠点の構築、世界の資金・人材・企業が集まる世界ナンバーワンの成長センターの創造を目指すとの触れ込みで、「特区制度を活用した10大プロジェクトの推進により、世界に開かれたグローバルビジネス都市に東京を大改造する」としている。
 10大プロジェクトは「国際ビジネス環境の整備」「医療・創薬イノベーションの拠点形成」「おもてなしの国際都市づくり」の3分野に分かれており、タクシー関連は第3の分野「おもてなしの国際都市づくり」に含まれ、10大プロジェクト全体では9番目に当たる「外国人の快適な滞在実現プロジェクト」に盛り込まれた。
 同プロジェクトでは、「日本語ができなくても英語が話せれば不自由しない環境を整備し、東京を訪れる外国人の利便性を向上する」ものとし、外国語による有料観光案内サービスの拡大、観光情報の多言語化と災害時情報の充実を掲げる。観光タクシーなどで通訳を同乗させると費用が拡大し、採算が合わない、需要が縮小してしまう―などから、通訳の同乗不要となる英語(外国語)の話せるドライバーによる有料観光案内の実現を目指すもの。
 現在でも英語の堪能な乗務員は少数ながら存在するものの、「通訳案内士法」の規定では外国人に付き添い、外国語による旅行案内を行うには同法に基づく資格を取得している必要があるとされている。特区提案では一定の外国語能力があれば資格の有無にかかわらず観光タクシー運賃のほかに有料ガイドの料金を設定することが可能になる。
〔4月19日号関東版掲載〕  <バックナンバー一覧へもどる>

2014年4月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
バイリンガル乗務員が有料観光案内/外国人の快適な滞在実現PJにタクシー/「国家戦略特区」で東京都が提
【 東京 】「その他ハイヤー」問題で国交省と協議/東タク協・富田会長が意向
【 横浜 】15地区すべてで増収/関運局管内・3月原計輸送実績
【 東京 】賃金・労働条件改善が急務/全タク連、経営委員会開く
【 横浜 】多摩田園タクが譲渡譲受申請/日の丸自興のタクシー143両など
【 横浜 】個タクの譲渡譲受試験運用/関運局、改善方法は本省の検討途上
【 東京 】調査車両の1割がクリップ使用/東京駅等のシートベルト調査
【 東京 】25年度取扱いは約513万円/三多摩支部の都タクシーチケット
【 横浜 】神タ協、5月20日に通常総会/公定幅運賃は全社上限
【 千葉 】「農業体験観光ツアー」を運行/成田市周辺で千葉交タク
 
2014年4月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】タクシーへの変更は届出で自由に/「その他ハイヤー」現段階では制限なし/関運局定例会見「そうした動き聞いていない」
【 東京 】スマホアプリに定額予約機能/東京無線が追加運用全自無連、坂本体制継続へ
【 東京 】700ドル台で推移か/LPG5月以降のCP
【 東京 】「五輪特別委」の設置決める/都個協、外国語対応の具体策など
【 横浜 】観光タクシードライバー178人/神タ協が認定証交付式
【 東京 】初乗り730円が97%/都個協・公定幅運賃届出状況
【 横浜 】月4万円の燃費削減効果/三和交通「ゆっくりタクシー」
【 東京 】中労協、第1回の春闘集団交渉
【 東京 】現地労使と懇談も/新潟応援ツアーの私鉄東ハイ労
 
2014年4月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】賃金低下なら「恒久認可」剥奪も/「廃止」申請事業者と同様の証明求める/深夜早朝割増めぐって国交省通達
【 東京 】全自無連、坂本体制継続へ
【 東京 】日交アプリ、auかんたん決済も
【 東京 】なくならないクリップ留め/東タク協などがシートベルト調査
【 横浜 】戸塚駅乗り場の入構妨害/問われるモラル、タクセンなど警戒
【 東京 】21日に防災レポーター研修会/東タク協とTBSラジオ
【 東京 】「シンセツタクシー労組」に名称変更
【 東京 】タクシー2社が新規登録/3月のグリーン経営認証
【 東京 】UD導入で新たな利用方法アピール/千代田自動車、会社マークも一新
【 横浜 】車停は法人17件、個人5件/関運局・3月の行政処分
 
2014年4月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】実働率向上の“切り札”は期待薄?/「技能実習制度」の趣旨に合致しない/太田国交相、「外国人ドライバー」に消極姿勢
【 横浜 】LPGセダンの供給要望継続を/神奈川スタンド協議会・宇佐美会長
【 横浜 】関運局、ハイヤーの新自動認可運賃
【 横浜 】個タク12人、下限割れで運行継続/特区・武三の公定幅運賃届出状況
【 東京 】全タク連・労務委員会開く
【 東京 】1208社→17社に激減/公定幅運賃導入で、全国の下限割れ
【 東京 】ポーター廃止、案内板等で対応/羽田空港乗り場、新たな対応に
【 東京 】今後は「内発的動機づけ」に比重/事故防止で東個交通共済・田中理事長
【 東京 】目指すは「事故ゼロ、違反ゼロ」/実用興業、「バッヂ」制度も継続
 
2014年4月11日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「東京業界は富田路線を継承」/全国会長の任期満了後継には慎重姿勢も/全タク連・正副会長会議で川鍋氏
【 東京 】1年間で1697人減少/3月末現在の都内法人乗務員
【 東京 】カルテル被疑事件で解決主導?/委員会答弁で太田国交相が「検討」
【 新潟 】「理不尽さ極まる公取委」/審決前に新潟市協会・高橋会長
【 東京 】全自無連「全国IP組織委」設置へ/坂本会長「携帯IP通信利用者は仲間」
【 東京 】クリップ留めの危険性を指摘/東タク協・公地位事故防止委
【 東京 】輸送事績等の提出期限を前倒し/特定地域指定基準策定で国交省
【 横浜 】自社のDR映像見て防止策/大栄交通、安マネ決起大会
 
2014年4月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】無線G、車種別配車も可能に/「スマホdeタッくん」に選択機能付加/東タク協特別委、年度内導入へ検討
【 東京 】天候が後押し、11.3%増/3月の都内無線配車回数実績
【 東京 】年間5100人の受講見込む/タクセンがUD研修の内容公開
【 東京 】乗務員教育に外部コンサル起用/東京無線・無線責任者会議
【 東京 】全タク連、交通安全委開く
【 横浜 】100人超の「LS乗務員」/ラジオタクシー、新人研修でも呼びかけ
【 東京 】カルテル適用阻止応援ツアー/私鉄東ハイ労、新潟へ
【 東京 】豊玉タクシーが譲渡譲受終了届
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■ 藤原会長が2カ月連続で欠席
    大タ協理事会、「5・5見直し」頓挫の総括もなし

【 大阪 】大阪タクシー協会は18日、第24回理事会を開催したが、藤原悟朗会長は前回に続き病気入院中のため欠席し、三野文男副会長が2カ月連続で議長を務めた。会長不在という事情はあったものの、「5・5遠割見直し」頓挫の総括などは前回で終わったかのように意見も出ず、会議報告と理事推薦委員会の決定事項の承認程度の内容で、1時間もかからず終了した。
 冒頭、足立堅治・専務理事が藤原会長の欠席について、「昨日も電話して(体調は)どうかと聞いた。声は大分元気になっておられ、来週初めに退院する予定とのこと」と報告した。
 三野副会長は、「藤原会長は復帰後フル稼動できるようにちょっと用心して休んでおられる。指名により議長をやれということなので、よろしくお願いしたい。4月1日からは従来の自動認可運賃が公定幅運賃に移行された。メーターの改造は十数年ぶりということだが、関係者のご協力によりスムーズに切り替えもできた。また、春の交通安全運動が終了したが、当協会の関係者の皆様方のご協力に感謝申し上げる」とあいさつして、議事を進行した。
 この日は全タク連経営委員会が東京であり、坂本栄二・経営委員長も不在。全タク連正副会長会議や各種専門委員会報告のほか、6月20日の総会直前に設定していた理事会を13日に前倒しすることが伝えられた。質疑もなく1時間足らずで閉会した。
〔4月19日関西版掲載〕<バックナンバー一覧へもどる>

2014年4月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】藤原会長が2カ月連続で欠席/大タ協理事会、「5・5見直し」頓挫の総括もなく
【 大阪 】公定幅内に変更なければ22日に勧告書/近運局、法人7社などに通告
【 大阪 】京都市域は下限に7割/近畿8地区の公定幅運賃届出状況
【 大阪 】個人はバラつき傾向
【 和歌山 】上限は1社、D運賃に35社/相互タク・田畑社長「壮大な実験」
【 大阪 】深夜等割増廃止の申請事案公示
【 大阪 】大タ協に捜査協力求める/車内の違法薬物取引で府警
【 大阪 】21日に大阪駅周辺でPR活動/乗り場問題で大タ協&労組
【 奈良 】「タワーNWチケット」採用/服部タクシーが近畿で初
【 京都 】京タ協が役員選考委設置/水面下で進む?自薦・他薦
【 大阪 】旧下限割れ利用者が分散/交通労連・小川部会長「乗り控えない」
【 大阪 】ロールプレイングも充実/タクセン、新年度第1回英語講座」
【 大阪 】会社のビジョン等確認へ/労組未来都・開田事務局長
【 大阪 】大宝労組、秋山委員長再任
【 大阪 】大阪に日本初の疲労専門医院
 
2014年4月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】5・5見直し問題の総括は?/きょう大タ協理事会、藤原会長の出欠にも注目
【 大阪 】壽タク、ワンコインドームにも/公定幅で近運局、勧告手続きに言及
【 大阪 】東洋タクシーが南港から完全撤退/大宝も9月めどに移転へ
【 京都 】厳正審査に注文、恒久認可組は反発/深夜割増等の国交省通達で
【 大阪 】深夜割増「廃止認可なら訴訟も」/全自交関西地連・塚本委員長
【 神戸 】新自動認可運賃、未届けが数社/兵タ協・常任理事会で報告
【 京都 】京タ協、役員改選は選考委員会で
【 大阪 】「ヘイローアプリ」も活用へ/全大個協組、5月中にも参加募集
【 大阪 】全大個が近運局と府警を訪問
【 大阪 】参加人員「3分の2から半数に」/北新地自主街頭指導で高月委員長
【 京都 】全国最大の共通ポイントに参加/さっとが「Taxi Ponta」
 
2014年4月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】エムケイ4社に「勧告手続き」/近運局、2度目の指導で通告
【 東京 】深夜割増なし、恒久認可にも踏み込む/国交省、賃金低下なら「2割」を指導
【 東京 】全自無連、坂本体制継続へ
【 神戸 】下限運賃の姫路で15%減収/国際興業神戸労組・定期大会
【 京都 】上限やめ、中・小型600円で統一/関西学研都市交通が変更届出
【 大阪 】「深夜割増廃止は遠割以上の騒ぎに」/全相互タク労組・定期大会
【 神戸 】神戸個人、役員改選へ代議員選出
【 和歌山 】立地生かし「観光営業」にも意欲/村上・和運支局長「全体で質向上を」
【 大阪 】河内長野など3市でも運行/第一交通Gの「ママサポートタク」
【 大阪 】タクシー車内での違法薬物取引/「頻発」報道に注意喚起
【 大阪 】乱暴運転など、3月の苦情申告
【 神戸 】個タクの新免再開を要望/兵個協幹部が陸運部長訪問
【 神戸 】兵協、6月総会へ議案確定
 
2014年4月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】公定幅下限割れ、次は「勧告」?/窓口、電話に続いて、近運局が法人7社に直接指導
【 大阪 】全大個協会、3会員が指導に応じず
【 大阪 】規模縮小の具体案検討へ/北新地の自主街頭指導
【 神戸 】第1回の理事・監事選出管理委/兵タ協神戸・阪神間支部
【 大阪 】輸送秩序確立へ積極的に街頭指導/一水会、「滝口議長」で初開催
【 大阪 】安全意識低い事業者は厳正に処分/近運局 松本・新監指部長
【 大阪 】深夜割増の審査対応など/自交大阪・京都が近運局交渉
【 大阪 】府警・安全協会の街頭活動に協力/大タ協、難波で交通安全を訴え
【 大阪 】東淀川安全協会バス・タク部会も
【 神戸 】大阪空港乗り場「ルール見直しが急務」/神戸・阪神間サービスセンター委
【 大阪 】京タ協正副会長が近運局訪問
【 奈良 】奈タ協、「一社」の登記完了
【 大阪 】観光タクシーなどで懇談/全大個が大運支局長を訪問
【 京都 】日本交通G、17両減車
【 和歌山 】熊野第一交通、9両減車
【 奈良 】五条二見交通、役員変更届
 
2014年4月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】理事表1人320票、定数42人/大タ協、6月総会で役員改選
【 大阪 】大阪市の赤バス代替輸送が大幅縮小/存続議論の交通会議開かれぬまま
【 神戸 】行政は早期是正へ指導力を/「公定幅割れ」で神戸業界
【 大阪 】大タ協が交通安全キャンペーン
【 神戸 】兵タ協は事故防止パレード
【 京都 】接骨院の自賠責請求で注意喚起/京都窓外担当連絡会が総会・定例会
【 神戸 】阪神タク労組が春闘妥結
【 大阪 】花見で親睦/大タク、大阪神鉄両労組
【 大阪 】「VOICE」報道巡り賛否
【 神戸 】神戸・阪神間、12月は3万444円/兵タ協、昨年11・12月の輸送実績
 
2014年4月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「公定幅割れ」に第1回の指導/近運局、法人7社と個タク20者
【 京都 】電話で「7日までに幅内に」/エムケイへの指導内容
【 大阪 】「1日も早く同じ土俵に」/黒田・旅二課長が収れんに意欲
【 大阪 】運輸当局の「指導」受けていない/壽タクシー・浦木山社長
【 大阪 】届出の1社、「勧告」には従う
【 京都 】近隣各社に合わせて下限に/関西学研都市交通が変更へ
【 京都 】中小法人、個人に警戒感/深夜割増「廃止」申請7割で
【 京都 】「改正法の趣旨を踏まえて」/深夜割増巡り、阪部・京運支局長
【 大阪 】ピンクのプリウス導入/ワンコイン南花田
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