ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2012年9月24日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

これからが本番! 東京の観光タクシー
まず都内乗務員の1%を認定へ
東旅協タクシー活性化PT・森敬子氏に聞く

「8月5日のタクシー100周年でスタートした『東京観光タクシー認定ドライバー』出発式が結果のように受け取られていますが、これからが本当の勝負です」―東京乗用旅客自動車協会がタクシー事業活性化の一環として打ち出した観光タクシー事業。東旅協・特別委員会として設置された「東旅協タクシー活性化プロジェクトチーム(PT)」(プロジェクトリーダー=川鍋一朗・東旅協副会長)メンバーの紅一点、森敬子氏(すばる交通副社長)はこう強調する。「いま、ようやくスタート地点に着いたところ。(観光タクシーを)これからどうしたらうまく運用していけるのか、PTが引き続き汗をかいていかなければいけません」と気を引き締める。森氏に東京の観光タクシーの今後を聞いた。(石貝)

―東京の観光タクシーが8月5日のタクシー100周年の記念イベントとしてお披露目されました。プロジェクトチーム(PT)のメンバーとしての感想をお聞かせください。

 周りから眺めていると「8月5日」が(観光タクシープロジェクトの)結果のように見えますが、これはあくまでもスタートに過ぎません。ようやくスタート地点までたどり着いたというのが正直な感想です。8月5日はスタートであって、これからどのようにうまく運用していくのか、あるいは良い方向に進めることができるのか―PTとしてはこれからも地道に汗をかいて取り組みを進めていかなければならないと思っています。

―8月5日の「タクシーの日」に第1回の東京観光タクシー認定乗務員として100人が認定されました。PTとしてはどの程度まで拡げるお考えですか。

 観光タクシー認定者の第1期生は正確には法人10社、個人4者の99人ですが、いずれもこれまで何らかの形で観光業務に係ってきた、あるいは実績を持っている限られた乗務員です。PTとしては都内タクシー乗務員の1%、数百人規模まで認定乗務員を広げたいと思いますが、都内タクシー乗務員のすべてがイクォール観光タクシー乗務員というわけにはいかないでしょうね。
 第1期生は自分から名乗りを上げ、すでに(観光業務を)手がけている乗務員が多かったようです。まったく経験がない人でも認定には東京シティガイド検定資格が必要ですので、観光についてある程度の知識をもっています。だから、どうにも使えないという方はいませんでした。認定に当たって研修で講師を務めさせていただきましたが、最初は話し方もたどたどしくても積み重ねていけば大丈夫という人ばかり。乗務員の1%程度が観光タクシー乗務員認定を取得できるようになれば、これはかなり成功したと言えるかもしれません。

―そうすると、やはり乗務員個人の資質に負うところが大きいというわけですね。しかし、観光が好きという部分だけでは難しいと思いますが。

インセンティブは各事業者で
 認定乗務員に対するインセンティブは各事業者に任せています。例えば、認定されると会社が“資格”に対して金銭的に援助することなどが考えられますが、それは各社の考え方次第です。中にはすでにやっているところもあるかもしれませんが…。
 PTとして方向は打ち出していません。ただ、観光業務を手掛けるに当たってお客様から30分300円の観光料金を収受することになっています。観光タクシーは時間制運賃にプラス観光案内が加わります。これに基づき各社が3時間、4時間、6時間といった基本コースを設けています。

―業界には、観光タクシーとハイヤーの貸し切りとどんな違いがあるのかとの意見もあります。

 いまはハイヤー料金の値崩れが起きていますので、確かにそうした議論はあると思います。タクシーも黒塗りタクシーが登場し、車両面ではハイヤーとの差があまり違わなくなりましたが、ハイヤーはあくまでハイヤーです。
 かつてタクシーに観光タクシー運賃・料金が設けられていたことがありました。これはあらかじめ観光するコースがきちんと決まっていて、発地から着地までの行程も決められており、例えば東京タワーの次は浅草で、浅草から東京タワーといった逆コースは認められていませんでした。このため、利用するお客様は少なかった。それで時間制運賃の利用形態になった経緯がありました。
 観光タクシーは時間内であればいろいろと融通が効きますし、乗務員とのコミュニケーションも売り物になります。当然、乗務員のコミュニケーション能力は重要であり、都内タクシー乗務員の1%の根拠はここにあります。

―第2期の観光タクシー乗務員認定はいつごろになりますか。

4月1日に第2期認定へ
 来年4月1日認定の予定で準備を進めています。人数も第1回と同様に100人を目指しますが、第1期生の募集は告知期間も短かったため、ある意味、PTメンバーの事業者に頼らざるを得ませんでした。まだ、やりたいと思っている乗務員もいると思いますし、それに加えて新しい方々も発掘しなければなりません。
 シティガイド検定試験が毎年12月に実施されますので、合格者を対象に観光タクシーの認定研修を2月から3月にかけて行い、4月認定というスケジュールになると思います。

―タクシー業界が描く観光タクシーと旅行業者が求めるイメージにミスマッチがあるような気がしますが…。

 お客様がタクシーに乗車した後の進め方にはそんなに大きな差はないと思います。今後業界が(観光タクシーに)取り組んでいくことで、新しいアイデアが事業者側からも、旅行業者側からも出てくると思います。さらにいろいろなところから、例えばホテルや観光施設、公共施設との提携も考えられなくはありません。

インフラ整備がPTの仕事
 ただ、根本的な取り組みとして料金(運賃)形態が大きく違います。PTの基本スタンスはお金をかけずに(旅行業者による手数料などに)お金を削らずに手がけていくことが乗務員のためになると考えています。PTとしては観光タクシーをやりやすいインフラ整備と環境を整えることが仕事ですし、そうした道筋をつくっていきたい。
 しかし、(観光タクシーに対する)捉え方は各事業者でバラバラの対応でよいと思います。PTとして観光タクシーに関する“仕組み”の整備には努力しますが、実際の営業は各事業者に任せることになります。だから、事業者によっては旅行業者に手数料を支払うことや、宣伝のための広告が必要だと思うところもあるでしょう。それは各社の考え方次第です。

―業界には手数料を支払ってまで観光タクシーをやるべきなのか―との意見もあります。

 そこが一番大きな問題です。業界全体で観光タクシーについて考えると取り組むべきか、そうではないかとの判断は卵が先か、ニワトリが先かの議論になってしまいます。
 たぶん(観光タクシーは)関係ないと捉えている事業者が大半でしょう。観光タクシーは大変だということは感じていても、面白みがあるのか、うまみを感じないと、それに費やす時間や労力、当然資金も付随しますが―そこまで踏み込んで取り組む必要はないと思っている事業者は多いと思いますね。これが成功し、ものすごく儲かる、お客様を探す必要もなく時間制運賃で確実に収益が見込めるという状況になれば名乗りを上げるところが出てくると思います。
 PTの基本方針は先ほども述べたように営業についてはそれぞれの事業者に任せます。本来は東旅協が観光認定タクシー制度について知らしめ、具体的な商品の売り込みをしていただければ一番望ましいことですが、東旅協としてそれはできません。ホームページを通じた告知は行っていますが…。
 PTが取り組む部分は乗務員が観光タクシーの仕事をしやすいよう駐車場の確保だとか、お客様を案内しやすいような体制にするとか、インフラ整備の部分です。インフラ整備については少しずつですが、着実に進んでいると思います。確かに旅行業者と契約することで、ある程度の人数は見込めるとは思いますが、ハードルは高いものがあります。
 東京の観光タクシーは先進地である京都などに比べると、正直言ってインフラはかなり立ち遅れています。そこは最初からの課題でした。確かに京都などと比べると、非常にやりづらいと感じます。ですから、観光タクシーの受け入れ態勢についてどうにかしてくれないかとの要請を国や、東京都、さらに施設などに働きかけています。
 PTとしてはどこにアプローチすればいいのか一つずつピックアップする作業を進めています。11月には「東京観光タクシー推進協議会」(座長=安島博幸・立教大学観光学部教授)が開催される予定です。協議会は1年に1回開催してもらうことになっていますし、PTメンバーもそのつど必要に応じて集まり、インフラ整備や、乗務員教育の問題について協議することにしています。

3年で成果が出れば
―業界全体を眺めると、観光タクシーに対してどこか冷めているとの印象があります。それだけに1年間でどれだけの成果が上がるか注目されますが、個人的に観光タクシーはどの程度の期間があれば定着するとお考えでしょうか。

 私はとりあえず3年と見ています。3年間である程度の成果が出てくれば、東京の観光タクシーは定着すると思います。具体的には繁忙期と閑散期で違いはあると思いますが、観光タクシー乗務員すべてが1日1回できるようになれば、都内でかなりの観光タクシーが動くことになります。
 当社では子会社のすばるトラベルを通じて10年以上観光タクシーにかかわっていますが、それだけに今回の「観光タクシー認定制度」が重要なエポックだと受け止めています。観光は一事業者だけで取り組むことは難しい。一社だけではできない認定という形で、今回は組織のバックアップを受けました。これはお客様からすると安心感が絶対に違うと思います。
 東京都内の観光は何と言ってもバス(はとバス)が圧倒的に強いですが、タクシーはバスではいけない観光施設をこまめに巡ることも一つでしょう。

―具体的な告知方法としてはどのようなものを考えていますか。

 とりあえずインターネットを使った告知が考えられますね。あとはタクシー車内でのPRでしょう。ホテルに対する営業や、区とタイアップし、区の広報誌に紹介してもらったり…。幸いなことに協議会メンバーに品川区、大田区、墨田区、台東区の観光担当者が加わっており、区内の観光施設に観光タクシーのコースを加えてほしいといった話も出ています。
 また、東京タクシーセンターが毎年発刊するタクシー乗務員の地図に都内観光施設やバリアフリートイレの所在地などの情報を掲載する作業も進めています。PTとしては、まずいろいろな整備を進め、各事業者からの意見を吸い上げ、多くの事業者に観光タクシーに取り組んでもらうよう努力していきます。

―有り難うございました。 (9月14日、すばる交通応接室で収録)
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No460. 9月24日号  主な内容
■巻頭人物 :堀清孝氏(「スマホでタクシー研究会」代表)
■気になる数字:38.3兆円/法案成立のめど立たず、政府の財布に入れられない特例公債金
■トピックス :これからが本番! 東京の観光タクシー/東旅協タクシー活性化PT・森敬子氏
         :スマホアプリの新たな展開/ヘイローNWが日本法人設立して参入
         :近づく増収基調の終焉/「再指定」特定地域に求められるもの
         :タクシー全滅を招く護送船団方式に警告!/ワンコインタクシー協会・町野勝康氏
         :なお、タクシー事業法の実現目指す/自民党案批判のトーン強める労働側
         :今だからこそ日中友好の架け橋に/観光庁後援、昭栄自動車の「中国語セミナー」
■東西往来 :ロードサイドからレールサイドへ
         :小さくてもいちばんの会社
■この人/この言葉
         :磯 博樹氏、伊藤 宏氏、高月 廣海氏、松下 仁伺氏
■シャッターチャンス
         :囲い込みツールとは一線を画す/タクシーはタクシーらしく
         :日中、日韓など緊張状態の中/「案内図」「マップ」で可視化
■アラカルト:<新刊案内> 「タクシー乗務員基礎教育読本」
         :<内外交差点> 接客レベルの向上を図る  中村雅明氏A
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 タク立法で行政の協力に期待感
    自主努力に限界、政治の力を
             全タク連・正副会長会議で富田会長

【 東京 】全国ハイヤー・タクシー連合会(富田昌孝会長)は20日、千代田区の自動車会館で正副会長会議を開き、10月12日に奈良県で開催する臨時総会・理事会・全国事業者大会への上程議案、トヨタ自動車へのLPガス車継続生産(再)要望案などについて審議、了承した。当日は国土交通省の武藤浩・自動車局長、鈴木昭久・旅客課長が出席した。
 冒頭あいさつで富田会長は、まず国交省・武藤自動車局長の出席に触れて、「タクシー行政のトップが代わった。いまタクシー業界がどういう状態にあるかよくわかっている方が就任された。業界を救ってほしいと思う」とした上で、最近の情勢について「私どもはここ1、2年タクシー適正化新法の下で努力をしてきたが、業界の努力だけでは解決できない段階に来てしまった。政治の力を借りなければならない段階にあるが、いまは民主、自民両党ともに代表選、総裁選の最中にあり、その後の衆院解散総選挙次第では政治の枠組みそのものがどう変わるかも見通せない」と指摘。経済情勢についても「日銀が金融緩和に動くとの話も報道されている。経済は良くなりそうで、なかなか良くならない状態が続いている」とした上で、「われわれにできることは適正化新法の下で十分以上にやってきた。振り返れば、平成20年7月11日の『7.11通達』があって参入、増車がストップし、その後に適正化新法ができた。これがあったからわれわれ業界は生きているとも言える」と強調してみせた。
 また富田氏は、適正化新法後を睨んで「武藤新局長にはこれからのフィニッシュに向けてお世話になっていく。強力な力添えをお願いしたい」と要請した。これに続いて武藤局長が就任の抱負を述べた。
 議事では、10月の事業者大会等への上程議案などを審議。同議案では東北ブロック選出の工藤憲三副会長(秋田)が退任し、佐々木昌二氏(宮城)が後任に正式就任するなどの役員人事案、平成25年度の事業者大会を来年10月30日に名古屋で開催すること、「タクシー事業の適正化・活性化に関する決議案」など7項目の大会決議案が盛り込まれている。
 トヨタ自動車への要望案は今年4月の要望を再確認するもので、@現行技術を活かしてLPガス乗用車の継続生産をA国交省のユニバーサルデザインタクシー認証制度に適合する次世代タクシー専用車としてLPガスを使用したハイブリッド車を開発してほしい―の2項目。

〜一般会員を期待させすぎても…
 武藤局長らが退席後の意見交換では、タクシー事業法または適正化新法改正案の今後の取り扱いを巡り、富田会長が依然として臨時国会での成立を期待する姿勢を堅持していることに対し、一部副会長から「あまり一般会員事業者を期待させすぎてもいけない」として、時期に言及すべきでないとの声があがったという。このほか、消費税引き上げに関連して改めて2段階での税率引き上げへの懸念を表明する声があがり、「2段階引き上げは既に決まった話」「終わったこととして済ませるべきでない」―や、運賃への転嫁を巡り、「転嫁をしない事業者が現れることで再び運賃格差が拡大する」「新法ができれば、その問題は本来解決するものだった」などのやり取りも交わされたという。
〔9月22日関東版掲載〕  <バックナンバー一覧へもどる>

2012年9月22日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タク立法で行政の協力に期待感/自主努力に限界、政治の力を/全タク連・正副会長会議で富田会長
【 東京 】事業再構築の取り組みに謝意/武藤局長「行政としてもしっかり」
【 東京 】携帯端末使用事業者の受け皿に/全自無連・NW特別委が初会合
【 東京 】LPG車生産中止で117億円の需要減/都スタ協、勉強会で試算公表
【 東京 】都個協、10月16日に臨時総会/一般社団化へ定款等上程
【 横浜 】特区・武三で5社・11両/関運局、2カ月間で削減上積み
【 横浜 】厚生共済協組の定款など承認/一般社団化に向け神タ協
【 横浜 】歩行者事故等の防止で通達/関運局が管内支局と個タクに
【 東京 】年度内にもUD研修開催へ/東旅協、受講希望把握のアンケート
 
2012年9月21日号 関東版臨時速報 ニュースヘッドライン
【 横浜 】安全・安心の確保を最重視/「総合安全プラン2009」を推進/関運局・内波新局長が抱負
【 東京 】デジタル化への財政的支援など/全自無連が要望、要請活動
【 横浜 】減収は15地区中4地区/関運局管内、原計8月輸送実績
【 東京 】都内4カ所でシートベルト調査/交通安全運動の一環で26日
【 東京 】運輸安全監理官に露木氏
 
2012年9月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】安心経営には恒久法が必要/「現状の理解と強い支援を」/東旅協理事会で執行部が見解
【 東京 】23年度不足金、78億7000万円/東旅厚年基金、加入員2万人割る
【 東京 】「減車とセット」厳格に/スマホアプリ開発費補助で国交省
【 東京 】国交省政務三役人事は?/内閣改造で業界筋が注目
【 東京 】新規需要拡大をアピール/スマホアプリ参入のヘイローNW
【 東京 】大勢見極め、事業法の成立目指す/KPU東京地連・藤野委員長
【 横浜 】「決起大会」効果で事故費が減少/大栄交通の安マネ活動
【 東京 】新委員長に田村・副委員長/日の丸自交労組
【 大阪 】スマホアプリ配車に参入/大阪のベンチャー企業
【 横浜 】車停は法人3社、個人2者/関運局、8月のハイタク行政処分
 
2012年9月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】PT設置し、具体的課題検討へ/国交省概算要求も追い風に/「スマホタクシー研究会」実務担当者会議
【 東京 】武藤・自動車局長を訪問/全タク連会長らが懇談
【 横浜 】箱根で東西交流会開く/東旅協&大タ協正副会長ら
【 東京 】来週、各社営業担当者集め勉強会/コンフォート問題で都スタ協
【 新潟 】倒産「これで終わらない」/東新タク自己破産で新潟市・高橋会長
【 東京 】警視庁・吉田管理官「確認の徹底を」/事故防止責任者講習会
【 東京 】ボンネットに取締りの警官/東個協・木村理事長「厳正に対処」
【 東京 】イイノタクシーが撤退
【 東京 】平均22両、小規模導入の傾向続く/8月末現在、全国のデジタルタク無線
【 東京 】公共交通政策部長に藤田・元旅客課長
【 東京 】公取委、経済取引局長に中島氏
【 東京 】地域協委員に斉藤氏/東京ハイタク労働6団体
【 新刊案内 】タクシー乗務員基礎教育読本
 
2012年9月14日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】特区・武三は需要下げ止まり?/多摩地区は需要縮小の傾向色濃く/東旅協、8月の原計事業者輸送実績
【 東京 】秋の全国交通安全に向け/東旅協&交通共済が責任者講習会
【 東京 】「スマホでタクシー研究会」参加/方向性模索の個タク2協組
【 東京 】資産運用基準の緩和見守る/岡田・東旅厚年基金理事長
【 東京 】「観光庁後援」で弾み/昭栄自動車の観光タク戦略
【 福岡 】第一交通産業、大津でも「モタク」
【 佐賀 】公共交通育成法を提唱/交通労連、基本法とともに
【 佐賀 】次回審判に東大・白石教授の意見書/ハイタク部会・中央委で報告
【 東京 】法人事故、8.4%減/1〜7月、一当が71%占める
 
2012年9月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タクシー無線の災害対応無線/非常用電源と無線エリアの確保など/全自無連が「対策マニュアル」発表
【 東京 】総需要の回復は未だ/東旅協、7月の全社輸送実績
【 東京 】全タク連・ケア輸送委開く
【 東京 】国交省人事(11日付)
【 東京 】全国加重平均12円アップ/地域別最賃答申出揃う
【 横浜 】新委員長に宮島氏、矢野氏は退任/神奈川都市交通労組・定期大会
【 東京 】東京交運労協、民主都議団と懇談/20分駐車メーターなど改善要望
【 東京 】飛鳥交通第七が新規登録/8月分のグリーン経営認証
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速さ+確かさ
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Faxpress 関西版
藤原会長、復調をアピール
    大タ協理事会、消費税対策は4+1案で検討

【 大阪 】大阪タクシー協会(藤原悟朗会長)は21日、定例の第6回理事会を開いた。藤原会長の喉は復活し、「来月には治す予定」という前回の約束を果たし、専門委員会報告など項目ごとに「会長としてお願いします」とコメントするなど、復調ぶりをアピールした。特に消費税増税対策では、「全タク連に対し近畿ブロックとして、できる限り減免でお願いしたいという要望を出してきた。これは東京の方々と地方とは温度差があり、なかなか理解を示してもらえないのかなと思うが、やはり声をあげていかなければ何も起こらないので、しっかりと主張すべきことは主張していかなければならないと思っている」と大阪・近畿の会長としての立場を明確にした。
 この後、全タク連関連会議、各種専門委員会等の報告が順次行われた。総務委員会報告では、「同一人に複数回の贈呈はしない」という役員退任記念品贈呈基準について、いったん辞任して復帰するケースもあるため、同項目の削除が理事会に付託され、審議の結果承認された。5日に試行的にファックス送信された「専門委員会ニュース」を今後、発刊することも承認された。迫田謙典・担当副会長がその目的について、@専門委員会の内容は理事会を受けて協会報として一般会員に報告されるが、1カ月もかかり伝達が遅いA常々「理事会には議論がない」と指摘されているが、理事も担当以外の委員会の内容を早く知ることで質問もしやすくなる―と説明した。
 経営委員会からは坂本栄二委員長が、18日開催の会議で「現行の初乗り運賃660円を変更しなければ(消費税改定時に)初乗り距離は何キロになるのかとの質問に対し、事務局が試算。10%で中型1.9キロ660円、加算262メートル80円となるが、改定率が8%の場合は初乗り距離が1.93キロから1.95キロまでの間で660円となるので、その段階で1.9キロとするのは現実的に難しい。前回の委員会で提示された、8%の段階で2キロ、1.8キロ、1.5キロの中から一つを選び、次の改定の時に1.9キロに変更することは可能であることから、これも入れて4通りの案を今後も検討する。さらに現在公示されている初乗り距離1キロの場合の消費税転嫁運賃も併せて試算すると決定した」と報告した。これに対して薬師寺薫・最高顧問が「タクシーにとって運賃・料金は重要。言葉で説明されても頭に入らない。できれば委員会での議論の内容を簡単なペーパーにまとめて会員向けに資料提供すべき」と述べ、迫田副会長が「先ほど承認された専門委員会ニュースで広報したい」とした。
 また、10年シミュレーションを担当していたタクシー問題検討委員会の構成員を、6月の役員改選を受けて変更し、現在の正副会長と8専門委員長に変更することが承認された。藤原会長は「(薬師寺)最高顧問にも(参加を)要請します」と述べた。
 最後に古知愛一郎副会長が、「副会長ではなく一個人の見解」と断りつつ、自主街頭指導への経営者の率先垂範の参加を求めるとともに、「下限割れ運賃のアウトサイダー業者にはわれわれ(協会員)より10倍努力しているところがある」と経営者一人ひとりの努力と一般社会に向けたアピールの必要性などを訴えた。
〔9月22日関西版掲載〕<バックナンバー一覧へもどる>

2012年9月22日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】藤原会長、復調をアピール/大タ協理事会、消費税対策は4+1案で検討
【 京都 】豪雨で冠水の6社に見舞金/京乗協理事会で報告
【 大阪 】無線配車手数料など引き上げ/関協・臨時総会開く
【 大阪 】大阪地域協幹事会の公開要請/ワンコインタクシー協会
【 東京 】第一号は日本城タクシー/全福協、医療搬送事業者認定
【 大阪 】秋の全国交通安全運動始まる/大タ協、府警キャンペーンに協力
【 大阪 】大生交通などが啓発活動/生野区の交通安全運動に協力
【 大阪 】大タ協、タカラ自動車の入会承認
【 大阪 】近運局長を表敬訪問/全個協・近畿支部幹部
【 大阪 】新5カ年計画「前向きに」/全大個協会・運営委員会
【 大阪 】正副委員長のみ決まる/大阪交通共済・新型DR検討委
【 大阪 】タクシー、バス対象のBF教室/近運局、枚方市で25日開催
【 大阪 】京阪神で5件の譲渡譲受認可
※大阪、兵庫、京都の増減車情報
 
2012年9月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】営業所所在地の略称明記など/近運局、車両表示の取り扱い改正で公示案
【 大阪 】目標の600人ほぼ達成へ/奈良の事業者大会・動員計画
【 神戸 】常任理事会に専門委員長も参加/兵タ協、理事会で「違い」検討へ
【 大阪 】全大個協組が相乗り検討/東個協のスマホ配車システム
【 京都 】京交信、東京無線のチケットOK
【 大阪・京都 】12月にマスター事業者コンテスト/全国大会に向け、全個協・近畿支部
【 大阪 】全個協・近畿支部、近運局長表敬へ
【 神戸 】兵協、チケットの実態調査へ
【 神戸 】消費税転嫁「外税」で説明を/神戸・阪神間の中小事業者
【 大阪 】SATがロンドンタクシー導入/ホテル等拠点に運行準備
【 神戸 】業界初「仮想距離表示機能」/富士通テンの新型ドラレコ 
【 大阪 】スマホアプリ配車に参入/大阪のベンチャー企業
【 大阪 】近運局、個タク譲渡譲受6件認可
 
2012年9月15日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪市域の総営収17億円減/23年度法人タク輸送実績集計/“減休車増収”いつまで?
【 横浜 】箱根で東西交流会開く/東旅協&大タ協正副会長ら
【 大阪 】並行して利用者啓発/自主街頭指導で乗り場マップ配布
【 大阪 】合同街頭指導に富士交通参加へ
【 大阪 】ワンコイン2社の540円認可
【 大阪 】大タクセン、8月の苦情45件
【 大阪 】違反者への罰則「困難」/新大阪駅の入構規制で近運局
【 神戸 】消費税転嫁対策で各支部と懇談を/兵タ協・経営委員会
【 佐賀 】独禁法の適用除外「おそらく無理」/自民案巡り交通労連・手水氏
【 新刊案内 】タクシー乗務員基礎教育読本
 
2012年9月14日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】近運局、ODOメーターの誤差認める/「最高乗務距離違反」指摘のドーム、処分なし
【 佐賀 】公共交通育成法を提唱/交通労連、交通基本法とともに
【 佐賀 】次回審判に東大・白石教授の意見書/新潟事件、交通労連ハイタク部会で報告
【 大阪 】大タ協・正副会長らがあいさつ/近運局・大黒新局長「名刺受け」
【 大阪 】トモエ、珊瑚交通両Gが初参加/自主街頭指導・検証会議
【 福岡 】第一交通産業、大津で「モタク」
【 神戸 】「まずは社長が本選の見学を」/兵タ協・乗務員接客コンテスト
【 大阪 】「チャブリ」と「乗り場」重点に/自交大阪がタクセンに要請へ
【 大阪 】全社集会でAED講習/ナニワ交通が検討
 
2012年9月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】乗務員のための関協整備を/増えるトラブル、接客教育などに公的助成を訴え
【 大阪 】営業所の所在地の略称表示/UDマーク含め調整中
【 大阪 】距離測定方法「変化なし」/250キロ訴訟の争点で近運局
【 大阪 】一種免への門戸開放に賛否/大タ協・労務委員会
【 大阪 】「なぜなぜ分析」の勧め/NASVA大阪主管支所
【 神戸 】「接客コンテスト」で意見交換/兵タ協 事故防止・サービス委
【 東京 】全国加重平均12円アップ/地域別最賃答申出揃う
【 神戸 】消費増税で「廃業の選択も」/メーター改造費などで中小事業者
【 京都 】「急速充電車」出張サービス/将来は車両自体の販売も
【 大津 】長浜で次世代自動車体験会
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