ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2024年11月18日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

RS新法不要 タクシー事業の進化を決議
     大津市で全国事業者大会
         全タク連・川鍋会長「NRSで答えを」

 全タク連(川鍋一朗会長)は13日、大津市のびわ湖大津プリンスホテルで臨時総会、理事会、全国事業者大会を相次いで開き、「タクシー業界が利用者起点の『国民の足の確保』を推進する中、公共交通を破壊するライドシェア新法は不要」「タクシー事業の進化に関する決議」の2つの大会決議案を原案通り採択した。また、意見交換では奈良から国交省が掲げる全都道府県で1社以上のNRS許可取得の方針に異議を唱える声が上がった一方で、鳥取からは鳥取ねんりんピックでの成功事例を報告し、やり方次第で地方業界でもNRSが実現可能との意見表明もあった。

 一連の会議では第二種会員、賛助会員の新規加入を承認したほか、25年10月30日に次期事業者大会を中部ブロック主催により名古屋市内で開催することなどを決めた。また、「タクシー業界が利用者起点の『国民の足の確保』を推進する中、公共交通を破壊するライドシェア新法は不要」「タクシー事業の進化に関する決議」の2つの大会決議案を原案通り採択した。また、意見交換では奈良から国交省が掲げる全都道府県で1社以上のNRS許可取得の方針に異議を唱える声が上がった一方で、鳥取からは鳥取ねんりんピックでの成功事例を報告し、やり方次第で地方業界でもNRSが実現可能との意見表明もあった。臨時総会では冒頭に昨年事業者大会開催地の北海道ブロックを代表して北ハ協の平島誉久会長があいさつし、「規制改革推進会議に対抗し、NRSにも取り組んでこの1年が素晴らしいものとなることを祈念する」などと述べた。

次年度の大会は名古屋で
次期臨時総会・理事会・事業者大会については、25年10月30日、名古屋市のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催することを承認した。理事会では、第二種会員として福助タクシー(広島)、広島第一交通(同)、鯉城タクシー(同)の新規加入を、賛助会員では、ニアミー(原幸一郎社長、東京都中央区)の新規加入をそれぞれ承認した。また、地元タクシー協会の役員退任を機に全タク連副会長を退いた今井一彦氏(北海道)、吉川紀興氏(兵庫)の顧問就任案も了承した。事業者大会に上程する大会決議案についても、RS新法は不要とする従来方針踏襲の決議案のほか、各専門委員会の所管事項ごとに分かれていた決議案を「タクシーの進化」に一本化する方針などを説明、これも了承された。
事業者大会の冒頭には、開催地の近畿ブロックを代表して坂本栄二・近畿ハイタク協議会会長(大タ協会長)があいさつし、大津市での開催は元来20年の予定だったものが、コロナ禍の発生などにより延び延びになった末、ようやく今年開催に漕ぎつけた経緯などに触れるとともに、「三方よし」の起源にもなった近江商人ゆかりの滋賀県での開催を祝った上で、「業界には課題が山積しているが、本大会を機に一致団結し、事業拡大の誓いを立てたい」などと述べた。
川鍋会長のあいさつの後、議事に入り、来年度の臨時総会・理事会・事業者大会開催地の中部ブロックを代表して愛知県タクシー協議会の天野清美会長(右写真上)があいさつし、「業界を取り巻く環境は前門の虎、後門の狼と言える状況だが、さまざまな規制緩和措置をどう生かし進化させていくか。来年はもっと明確に進むべき方向が見えるようになればと思う」と述べ、多数の事業者の出席を要請した。
大会決議案については開催地・近畿ブロックの大久保恵美・兵タ協会長(右写真中)が「RS新法は不要」とする決議文を、池田英憲・奈タ協会長(右写真下)が「タクシー事業の進化」に関する決議文をそれぞれ朗読して採択された。
当日は、国交省の鶴田浩久・物流・自動車局長が「タクシーを巡る最近の動き」と題して講演。来賓として滋賀県の三日月大造知事、大津市の北間弘康副市長、滋賀県警本部の池内久晃本部長、滋賀労働局の多和田治彦局長らが祝辞を述べた。元国交事務次官の藤井直樹氏も全国自治体ライドシェア連絡協議会顧問としてあいさつした。三日月知事は民主党政権時代に国土交通副大臣も務めており、タクシー業界とは縁が深い。

与野党議連「未加入議員の勧誘を」
全タク連の川鍋一朗会長は13日、大津市で開かれた全国事業者大会であいさつし、総選挙への会員の協力に改めて謝意を示したほか、来夏の参院選もにらみ、自民、公明の両党のみならず、野党への対応も大事になってくると強調。与野党タク議連・懇話会への未加入議員の勧誘に力を入れることも各都道府県協会、会員事業者らに要請した。また、国交省が交通空白解消本部を設置し、移動の足不足解消に本腰を入れていると強調し、道路運送法78条3号による日本版ライドシェア、同78条2号による公共ライドシェアに全社が取り組むよう強く要請した。
移動の足不足解消に向けて川鍋氏は、「どこが足りないかは把握されており、これを埋めていくことが大事だ」と強調。「タクシーは足りている」「赤字になってしまう」「誰かがやるだろう」という声をよく聞くとした上で、「こうした声が多いほど、RS推進派に付け入られる」と指摘。NRSの取り組み状況は観察されており、宿題になっていると強調し、「テストと同じで答案を書かなければならない」とし、78条3号が無理なら少なくとも78条2号の取り組みは行う必要があるとして、会員事業者の協力を要請した。
さらに川鍋氏は、取り組みのための必要コストは業界を守るための防衛費であり、取り組めば事業者の身に付く教育費でもあると強調し、各社最低1両以上の取り組みを求めた。また、自身が関与した神奈川県三浦市での例や視察に訪問した青森県・金木地区の例をあげて、関係者一体の努力で78条2号の取り組みは成果をあげつつあると強調、「言い訳はできない状況になりつつある」とした。 
奈良県タクシー協会の池田英憲会長と鳥取県ハイヤータクシー協会の澤耕司会長は全タク連事業者大会でNRSの取り組みを巡ってそれぞれの意見を表明した。池田氏は全国一律全都道府県で実施を求める国交省方針に異議を申し立て、澤氏は当初は懸念していたものの、思いのほかドライバー希望者が集まり、何とかなるものだと実績を報告した。
池田氏は全都道府県で1社以上がNRSに取り組むべきとする国交省の目標に対して、奈良県だけが現在もNRS空白地域になっていると報告した上で、県知事は維新系だが、業界との話し合いの中で道運法78条2号に基づく公共ライドシェアに一体となって取り組むことで合意しているとし、「なぜ3号にこだわるのか」と主張した。また、青森県下で老舗タクシー会社が経営破綻したニュースにも触れて、「乗務員は即刻解雇になったという。3号で全都道府県の地図を塗りつぶしたあとはどうなるのか」と指摘。東京・銀座や大阪・北新地でも夜はタクシーが列を作り始めているとしたほか、白タクの取り締まりも追いついていないとも強調。「このままでは、大都市だけが残って地方のタクシー会社はなくなってしまう」などと訴え、来年の新年賀詞交歓会等の場でも国会議員に意見を伝えるべきだと重ねて主張した。
一方、澤氏は鳥取県でのねんりんピック2024の開催に合わせて10月18日から22日までの5日間の期間限定でNRSの事業許可を地元事業者が受けたことなどを報告。当初はクルマも人も集まらないのではないかと懸念していたが、地元紙報道等を契機にかなりの数が集まったとし、結果として無事NRSに取り組めたなどと述べた。中国運輸局によると、鳥取交通圏では20両、米子交通圏では20両、倉吉交通圏では20両、境港市で10両、八頭郡で1両の合計71両のNRSが期間限定で許可を得ていたという。同地でのNRSは鳥取県からの申し出に基づくもの。イベント対応型のNRSは中国局管内では初の取り組みだったという。
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No.1026 11月18日  主な内容
全タク連事業者大会特集
全体最適を実現する制度設計を丁寧に
     〜日本維新の会 前衆院議員 小野 泰輔氏
タクシーが望まれる時代に―
     〜「ライドシェア」と「公共交通」のあり方を考える 立憲民主党 参院議員 森屋 骼
質」と「量」の相乗効果で輸送量を増大
     〜地域課題の解決へ向けて  ニアミー社長 原 幸一郎氏
:どうなる神奈川版ライドシェア
     〜政治的思惑にもまれつつ、走り続けた「かなライド@みうら」の行方
:大タ協、万博対応の輸送力強化へ備え
     〜府内全域で区域撤廃の「なにわモデル」を発表
:「不足はまずはタクシーで賄う」
     〜山根・経営委員長「なにわモデル」を説明
人材確保の新たな福音となるか
     〜特定技能制度における人材確保に関する勉強会(京タ協)
:「馬鹿発見器」=RS推進派の一掃を 大阪業界の広報戦略を聞く
     〜大タ協副会長 坂本 篤紀氏
内外交差点
:乗り場改革で供給力確保を!  〜大野 慶太氏(全国子育てタクシー協会会長)
:法的建て付けの中での持続可能性 〜岩城 秀行氏(行政書士)
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
平均改定増収率は11.87%
      タクシーの現状と課題について見解示す
              国交省 鶴田・自動車局長

【大津】国交省の鶴田浩久・物流・自動車局長は13日、全タク連事業者大会で「タクシーを巡る最近の動き」と題して講演し、改正道路運送法施行から現在に至るまでのタクシーの現状と課題、ライドシェアを巡る動き、その他の最近のトピック、今後に向けて―などについて同省としての取り組み、私見を交えた見解も示した。
 タクシー事業の現状について輸送人員、運送収入総額、延べ実働車両数、日車営収の各指標の規制緩和直前からの推移を紹介、コロナ禍での低迷を経て回復軌道にあることなどを説明。乗務員不足については、コロナ禍の3年間で全国で約4万人減少したこと、女性乗務員は全体の約4.6%に過ぎないことなどに触れた。経営環境改善に向けた運賃改定については、全国101の運賃ブロック中、98ブロックで実施済みであること、平均改定増収率は11.87%であること、改定手続き開始から実施までの所要期間は平均8カ月だったことなどを紹介した。
 RSを巡る動きとしては、日本版RS、公共RSの制度創設、見直し等により、今年10月27〜28日時点でそれぞれ71地域615事業者5271両、628地域769事業者4768両で取り組まれていると報告。「大事なことは安全・安心を確保してサービスを提供していくということだ」と述べ、「いずれの形態も1年前から言われている、いわゆるRSとは一線を画したものだ」と強調した。NRSについては、「タクシー事業は成立しているが、それでも足りない場合に、どのように自家用車で補完できるようにするかと考えた時に、タクシー事業者によって安全・安心を担保してもらう仕組みだ」と強調、大都市部に始まり観光地や地方都市に広がっていると説明した。公共RSも制度改善を経て活用が広がり、特にタクシー業界と自治体首長との協力関係が拡大した点などを改めて評価した。

大事なことは移動の足の確保
 最近の情勢では6月21日に閣議決定した骨太の方針2024を振り返り、当時の岸田文雄首相、河野太郎・規制改革担当相、斉藤鉄夫国交相による3者会談にも言及し、RS新法について議論はするが結論を得る期限は設けず、NRS等の検証・評価を続けることになったとした。その方針は石破政権にも引き継がれたとし、10月4日の石破茂首相の所信表明演説はその趣旨に沿ったものだと説明した。その上で鶴田氏は「大事なことは移動の足を確保すること。RSの論議では手段が目的化している傾向がある」と断じた。国交省としては、交通空白解消本部を設置し、地域の足対策では交通空白解消の取り組み未着手の自治体は622から324まで減少したと説明した。このほか、「交通空白」解消・官民連携プラットフォームの設置、自動運転タクシーの実装に向けたロードマップの策定(交政審自動車部会に自動運転ワーキンググループを設置)、ドライバーシェア推進協議会の設置、開催などにも触れた。
 今後に向けては、地域公共交通のリ・デザインの実現のため、交政審地域公共交通部会としての最終とりまとめを昨年6月に行っていることを紹介。改正地域交通法の考え方として、「地域公共交通を維持するために民間事業者だけに任せるのではなく、国・自治体も補助金を出すなどし、関係者皆で連携してやっていこうということ」などと説明した。また、私見として「タクシーにとっての機会」を紹介。第一に交通困難者=世帯主が70歳以上の世帯のタクシー支出額は、60歳未満の世帯の2〜3倍あること、第二にインバウンド観光客の増加により人口減に伴う需要減少をカバーできる余地が大きいこと、第三にタクシーGX=年間の燃料費800億円が、すべてEVになると600億円、再生エネルギーを活用するとさらに100億円のコスト削減が可能になること、第四にタクシーDX=自動運転タクシーの遠隔監視者を含めて1人当たりの輸送能力が2倍になると、人件費は年間5000億円削減できる―とした。ただ、これらの実現には相当の投資が必要になるとしたが、これらを実現することでタクシーの優位性が発揮されるとし、例えば米国型RSにすべて委ねると、UDタクシーは自然消滅し、車いすユーザーの乗れるクルマがなくなることも危惧されると指摘した。
〔11月16日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2024年11月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】RS全面解禁には慎重な姿勢/中野・新国交相就任会見
【 東京 】12月中旬までにアンケートを分析/記者会見も予定 交運労協
【 東京 】12月4日に野党系タク議連総会
【 大津 】「前提にあるのはタクシー」/全自連顧問の藤井・元国交事務次官
【 東京 】12月下旬の施行を予定/ソフトメーターのパブコメ開始
【 東京 】優良運転者ら241人を表彰/東タク協三多摩支部
【 東京 】国交副大臣に古川氏/第2次石破内閣人事を閣議決定
【 東京 】国交省 人事異動発令
【 東京 】RS問題は規定方針を維持/規制改革推進会議が本会議開く
【 東京 】km提携個人 第24号出発式
【 東京 】秋の事故防止運動 SNSを駆使/東個交通共済協組理事会
【 東京 】来年は合理化提案を許さぬ闘いを/自交東京 徳永委員長
【 東京 】ハイタク6人、運行・整備1人受賞/神運支局 陸運関係従事者表彰
【 東京 】最優秀賞は日本交通・弘中さん/東タクセン 英語コンテスト
【 山口 】山口県初のNRSを許可/中国運輸局が3社に許可
【 東京 】十全交通子会社化を決議/大和自交 取締役会
【 東京 】タクシー部門は3.5%増/大和自交 連結業績を公表
【 東京 】路上寝込み者を発見・教護/今度は帝都自交乗務員
【 東京 】GO 熊本でアプリ配車開始/一部提携先でNRS運行に伴い
 
2024年11月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 大津 】RS新法不要とタクシーの進化を採択/地方業界でのNRS実現可能性も意見交換/全国ハイヤー・タクシー事業者大会
【 大津 】川鍋会長「議連未加入議員の勧誘を」
【 大津 】NRSに賛否両論/奈良・池田氏と鳥取・澤氏
【 大津 】滋賀のNRSも「間もなく」/田畑会長 懇親会で報告
【 大津 】中野国交相の人柄等を紹介/公明党・赤羽氏らが祝辞
【 大津 】14社が商品展示/全タク連事業者大会
【 東京 】澤志郎氏に旭日小綬章を授与/13日、総務省が伝達式
【 東京 】日経が学識者のRS推進論等紹介
【 東京 】上半期は3800万円の赤字/東個交通共済協組理事会
【 東京 】77歳組合員の除名を決議/信用失墜行為 都営協臨総開催
【 東京 】羽田空港近隣に新設/日の丸交通 東京エアポート営業所
【 東京 】青木議長ら現執行部を再任/日交G連絡協が総会開く
【 東京 】定時制契約延長などに成果/東洋交通労組が大会で春闘報告
【 東京 】バックオフィスDXPОに出展へ/「S.RIDEビズ」
【 東京 】GOリザーブとGOクルー/飛鳥交通第三が取り組み開始
【 東京 】法人に文書警告1件、車停2件/関運局10月ハイタク行政処分
 
2024年11月13日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】乗車拒否が東京は減少、地方は増加/簡易電動車いすの乗車拒否は増加/DPI日本会議が調査結果を公表
【 東京 】全国合計では85.7%/全タク連 10月分乗務員充足率
【 東京 】7割ルール→5割ルールへ/国交省 パブコメ募集を開始
【 東京 】国交相に中野・衆院議員/第二次石破内閣が発足
【 東京 】先行きは緩やかな回復が続く/10月景気ウォッチャー調査
【 東京 】NRS、公共RSを容認せず/国交省要請 自交総連
【 東京 】法人は若年層が増加/東タクセン 10月分運転者証交付数
【 横浜 】公共RSによる本格運行の公算大/実証実験終了後の三浦市
【 東京 】警視庁が防犯対策をアドバイス/東京タクシー防犯協力会 講習会
【 東京 】72歳以上の650人が出席/都営協 特別研修会
【 東京 】乗務員向け英語、中国語レッスン/東タクセン、11日からHP公開
【 横浜 】ハイタク部門では15人が受賞/野氏が来賓 関運局長表彰式
【 東京 】軽井沢での取り組みに成果強調/GO 稼働車両が約3割増
【 東京 】イルミネーションタクシー/日本交通が予約受付開始
【 東京 】西東京まつりで福祉車両体験/三幸自動車がアピール
 
2024年11月9日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「変化できるタクシー」全社で示す/準特定地域指定解除は「読み違いだった」/全タク連・川鍋会長 共同インタビュー
【 東京 】「ライドシェアは要は白タク」/森屋隆・参院議員
【 福岡 】純利益は5億3400万円/第一交通産業の連結決算
【 札幌 】北運局 新運賃を公示/札幌B地区・北見B地区
【 東京 】事故防止と健康長寿対策/日個連都営協 特別研修会
【 東京 】労働条件改善の請願実施/交運共闘中央行動
【 東京 】組合員増の対応など要求へ/日の丸交通東京労組大会
【 東京 】仙洞田委員長らを再任/実用興業労組大会
【 ボストン 】RSドライバー労組結成が可決/米・マサチューセッツ州
【 東京 】大和自交 EV協議会参加を発表
【 東京 】高級ハイヤーサービス提供開始/NT&大和自交
【 東京 】岡山県で乗合タク運行開始/REA JR西日本と連携
【 東京 】エアポートシャトルエリア拡大/10月24日から ニアミー
【 大阪 】LV4自動運転バス実証実験/ウィラーらが新潟県で実施
【 横浜 】飛鳥特販 全株式を取得/ヨコハマ・モーターセールス
【 大分 】タブレット車載システムを導入/モバクリ 鳥栖構内タクシーに
【 東京 】新規事業者に東京ワールド交通/グリーン経営10月分登録
【 東京 】新たに18人が合格/東タクセン 英語検定
【 東京 】英語おもてなしコンテスト開催/東タクセンが14日開催
【 東京 】屋形船忘年会参加者募集中/日の丸交通東京労組
 
2024年11月8日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】不足が解消されぬ限りRS要求やまぬ/「できることはすべてやっておく必要がある」/全タク連 田中・副会長兼地域交通委員長
【 東京 】信原、吉川両氏に旭日双光章
【 東京 】澤志郎氏に旭日小綬章
【 東京 】「量」と「質」両面での改革を/ニアミー・高原社長
【 東京 】国交相に中野洋昌・衆院議員/石破首相が方針固める
【 横浜 】「業務委託は回避せねばならない」/三浦市地公会議で神タ協・三上氏
【 横浜 】京浜は前月末比95人増加/10月末年齢別法人運転者証交付数
【 東京 】泉GT前乗り場を運用開始/都内シェルターが26カ所に
【 東京 】ながらスマホ、酒気帯びの罰則強化/交通共済・事故防止対策で指摘
【 東京 】交通事故発生件数は413件/東京ハイタク交通共済協組
【 横浜 】自動運転タクシー等を学ぶ/三和交通が18日にセミナー
【 福岡 】直方市でコミバス乗降調査実施/MGタクシーらが参加
【 東京 】AIデマンド活用した実証事業/REA等 長門市で10月28日から
【 東京 】上越運送が国交大臣賞受賞/エコドライブ活動コンクール
【 大阪 】特定技能外国人「狙い目はインド」/全タク連・武居副会長
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版
「次の運賃の形を考えていく」
       大タ協理事会で坂本会長が言及

【大阪】大タ協(坂本栄二会長)は15日、大阪市中央区の同協会で理事会を開き、全タク連事業者大会、専門委員会、支部会開催報告などを行ったほか、第2四半期試算報告を行った。坂本会長は冒頭あいさつで、先行して運賃改定の検討の必要性に言及している京都と神戸と歩調を併せる形で、23年5月の運改の効果検証とともに「どういった形の運賃が良いか考えていく」と述べ、今後の動きを示唆した。
坂本会長は冒頭、13日に滋賀県大津市で開催された全タク連事業者大会に触れ、「最近は400人前後の参加だったが、(今回は)全国から520人以上が集まった。大津は近くに京都、大阪、神戸という3つの大都市があることもプラス要因となったかもしれない」としながら、多数の参加に謝意を示した。続いて大阪・関西万博に関して、「どれだけ来場者があるかという問題もあるが、大阪府は『タクシーが足りなくなる』との一点張りでライドシェア導入を盛んに主張しており、皆さんとも相談もしながらわれわれとしても対応をしていくつもりだ」と述べた。
また運賃改定についても「『(次の)運賃のことを考えていこう』というムードになってきており、事業者大会で(の近畿のメンバーとの交流で)も京都や神戸も考えていこうということになっており、大阪としてはまずは運改の効果の検証をしながら、どういった形の運賃が良いか考えていく。例えば忙しい時間帯の運賃をちょっと割増しにするとかも踏まえながら、皆さん方の意見も聞きながら議論できたら良いのかなと思っている」と述べつつ、「最近も7割ルールを5割ルールにするパブコメを行っており、それが実現すれば運賃改定のスピードは速くなる」との認識を示した。
さらに先日、大タ協で開催した労務研修会に言及し、「労務関係において社会保険負担等の増加も十分考えられる。乗務員がいかに働きやすい環境を作っていくかが大事。事業者としてもいかに経営効率を高めていくかということも大事なので、そういったことも踏まえて意見交換しながら、進めていきたいと思っている」と述べた。
〔11月16日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2024年11月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】2社の退会を承認/関空タクシー運営協が理事会開く
【 大阪 】NRS未実施は奈良県のみに/近運局 新たに4社に事業許可
【 大津 】年内にも国交省への協力の証/奈タ協がNRS実施で協議
【 神戸 】指導規定見直し引き続き検討/兵庫 サービスセンター委員会
【 大津 】「交通税の検討」など紹介/事業者大会で三日月・滋賀県知事
【 大阪 】営業所間でNRSの譲渡可能に/近運局が事務連絡を通知
【 京都 】金賞は新京和タクシーなど4社/セーフティラリー京都
【 大阪 】今年も12月10日〜1月10日まで/近運局が「安全総点検」
【 福岡 】運転代行の配車サービス/DiDiが福岡で14日から
【 大阪 】JRうめきた駅タクシー乗り場/12月12日午前11時にオープン
【 神戸・大阪 】大阪市域への営業区域拡大へ/都市型ハイヤー・栄馬旅行
 
◎関西版11月15日号 ニュースヘッドライン
【 大津 】RS新法不要とタクシーの進化を決議/全国ハイヤー・タクシー事業者大会
【 大津 】タク議連「未加入議員の勧誘を」/川鍋会長が来夏参院選にらみ
【 大津 】NRSに賛否両論/奈良・池田氏と鳥取・澤氏
【 大津 】滋賀のNRSも「間もなく」/田畑会長 懇親会で報告
【 大津 】中野国交相の人柄等を紹介/公明党・赤羽氏らが祝辞
【 大津 】14社が商品展示/全タク連事業者大会
【 大阪 】デマンド等の移動支援/府下21地域で事業者協力
【 京都 】改善措置の指導に至らず/京都市域 前回改定後の労働状況調査
【 神戸 】時間外労働、カスハラ対策など/兵タ協が労務講座開催
【 大阪 】広瀬委員長ら三役再任/全日建連帯近畿が定期大会
【 大阪 】狩野観光と叶商事に計6両/明星交通が譲渡申請
 
2024年11月13日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】運改の7割ルールを5割に改正へ/国交省がパブコメ募集を開始
【 京都 】パブコメへの参加手順を周知/京タ協 国交省の募集開始受け
【 大阪 】地域の交通課題への対応を協議/大タ協北摂豊能支部が会合開く
【 大阪 】「総合交通戦略」の見直しへ/高槻市交通戦略協議会
【 大阪 】自転車の酒気帯び運転罰則強化/古知・大沼両氏が府警に協賛
【 京都 】街頭キャンペーンは見送り/京都地方個タク協会 理事会
【 奈良 】スムーズな滑り出しに安堵の声/奈良新運賃 運用を開始
【 東京 】乗車拒否が東京以外で増加/DPI日本会議調査結果
【 東京 】GO 軽井沢での成果を強調
【 大阪 】25年3月の試験に向けて/近畿個タク経営者学校 講習会
【 神戸 】アロハ、本社・車庫等移転へ
【 大阪 】岸交社長にnewmo・青柳氏
 
2024年11月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】「タクシーは無くてはならない」/アンケート調査から 兵タ協・大久保会長
【 神戸 】兵庫県業界 局長懇談会/兵タ協・大久保会長が現状報告
【 奈良 】乗り場の現地調査行程を公表/奈良県地区の運賃改定に向けて
【 大阪 】岡本支局長ら3者が講演/大タクセン 指導主任者研修会
【 大阪 】運賃協議会の設置など議題/大阪市地交会議 書面開催へ
【 大阪 】乗禁地区の2か国語表示説明版/大タ協が12月上旬目途に作成
【 大阪 】「運賃改定は時期尚早」/東宝・日本城G 坂本代表
【 神戸 】自治体との連携はチャンス/兵タ協・松下委員長
【 奈良 】公道での自動運転実証実験開始/23年12月に続き2回目 宇陀市
【 奈良 】西村タクシー 西和Gの傘下に
【 大阪 】運輸事業の安全シンポ案内公表/近運局 19日にオンライン開催
【 大阪 】オンラインでの参加を呼びかけ/近運局 シンポ開催案内を通知
【 大阪 】多数の参列者が献花/カグラ・玉井氏を偲ぶ会
【 大阪 】ウーバー 大喜利チャレンジ開催/17日 グランフロント大阪で
【 京都 】都市型Hによる貨客混載を認可/関西LSの事業計画変更
 
2024年11月8日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】特定技能外国人「狙い目はインド」/全タク連・武居副会長「意識改革を」
【 京都 】京都駅→高台寺 3日間で144人乗車/京タ協「高台寺・清水シャトル」好調
【 大阪 】「運転者都合」の乗車拒否増える/近運局 一水会で注意
【 大阪 】「乗車拒否」の苦情21件/大タクセン報告 アプリ巡る事例も
【 東京 】澤志郎氏に旭日小綬章/秋の叙勲 吉川紀興氏は旭日双綬章
【 奈良 】11日の新運賃実施へ準備進む/奈良県地区 当日は街頭指導も
【 大阪 】森之宮・京橋周遊など実証実験/大阪メトロが自動運転バス
【 大阪 】ティッシュ配りの今後は/全大個協会 キャンペーン見送り
【 大阪 】NRS含め「RSは全て阻止」/全自交関西地連が定期大会
【 訃報 】松本・滋賀個人協組前理事長
【 京都 】カスハラ対策テーマに/京タ協が人権研修会
【 大阪 】カスハラ条項追加の運送約款/近運局 滋賀各社の申請認可
【 京都 】トラックフェスタでタク車両展示/京タ協から3社 体験乗車も
【 東京 】国交相に中野洋昌・衆院議員/石破首相が方針固める
【 横浜 】「業務委託は回避せねばならない」/三浦市地公会議で神タ協・三上氏
【 京都 】エムケイG 新卒31人の内定式
【 京都 】高齢者割引、1月末で終了へ/京都の第一交通G HPで告知
【 神戸 】全自交兵庫 旗開き中止
【 大阪 】新書記長に福盛氏/全自交関西ユニオン
【 大阪 】全自交大阪が拡大執行委
【 大阪 】岩城・近運局長が講演/関交研サロンセミナー 12月13日
【 東京 】運行管理者試験 12月9日から受付
【 大阪 】東京・日交→敷島交通10両認可
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