ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2024年2月26日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

ライドシェア新法の懸念、国会でも指摘
     ― 衆院予算委質疑の概要 ―
          前哨戦スタート?

 菅義偉前首相がのろしを上げて以降、23年11月から河野太郎・規制改革担当相の指揮の下、ライドシェア国内解禁を巡る議論はあれよあれよという間に、道路運送法78条3号に基づく、タクシー事業者による自家用有償旅客運送の拡充にたどり着いた。とはいえ、事業の骨格は国交省によるパブリックコメント募集のさなかにあり、いまだ定まってさえいない。にもかかわらず、規制改革推進会議・地域産業活性化WGの面々の旗振りにより議論はさらにエスカレート。78条3号の新制度のスタートも見ないうちに、6月にRS法制化を求める動きを活発化させている。タクシー不足→エビデンスの欠如→新産業振興へと国内RS解禁の根拠は右往左往の観もあるが、そのことに違和感を持っているのはタクシー業界関係者だけではないようだ。2月8日に開催された衆院・予算委員会(小野寺五典委員長)の質疑から、RS問題を取り上げた自民党・城内実氏と河野・規制改革担当相、斉藤鉄夫国交相のやり取りを紹介する。

城内 わが国のタクシー事業は国民に安全かつ安心な輸送サービスを提供する地域公共交通機関として2種免許制度や車両の運行管理、整備、アルコールチェック、労働時間管理、社会保険など多大なコストを払っている。事故防止、安全輸送が確保されている背景にはどのような努力、制度があるかということは改めて認識しておかなければならない。
 タクシー事業者を取り巻く環境は大変厳しく、20年春からの新型コロナウイルス感染拡大により、人の移動の激減に伴い、営業収入は大幅に減少した。また、昨今の燃料価格の高騰によって、大きな打撃を受けている。コロナ禍における融資の返済が資金繰りに悪影響を与える等、タクシー事業者はいまなお厳しい経営状況にある。こうした中においてもタクシー事業者には国民生活に不可欠な地域公共交通機関としての社会的責任を果たすため努力を続けていただいている。他方で、地域の移動手段としてのタクシー不足が指摘され、昨年からライドシェアが大きな議論となっている。タクシー乗務員の不足は喫緊の課題であり、どのように確保していくか、しっかり考えていかなければならない。しかし、注意すべきは安易な参入障壁の引下げ、新規参入の増加はかえって安全・安心な地域公共交通機関としてのタクシーサービスを毀損しかねない。タクシーの需給、規制制度改革にまつわる過去を振り返ると、02年に改正道路運送法が施行され、タクシー事業の需給調整規制が廃止された。これにより新規参入事業者が増加し、1両当たりの売上が急減するとともに、運転者の年間所得も減少した。賃金低下が乗務員の長時間労働を引き起こし、過労から事故が増え、運転中の急死なども増加した。サービス向上や利便性向上、運賃低下が期待されて需給調整規制が廃止されたが、結果は利用者サービスの低下、道路混雑等の交通問題、運転者の労働条件悪化を招いた。これを受けて09年にタクシー事業適正化・活性化特措法が施行され、需給調整が行われ、改善が図られた。
 タクシーの供給不足は対応しなければならない課題ではあるが、同時に事故防止や安全性の確保もしっかりと維持していかなければならない。これを両立していくためには、指摘されているタクシーの供給不足がどこの地域で、どの時期、どの時間帯にどれくらい不足しているのか具体的かつ明確な根拠、データに基づき対策を行っていくことが必要不可欠と考える。
 規制改革推進会議において、タクシー不足を課題としてライドシェアについて議論がされていたわけだが、タクシーの供給不足について現在把握しているデータや根拠について河野・規制改革担当相に伺いたい。

移動の制約は重要な問題
河野 タクシーの供給不足については、国交省が取りまとめた輸送実績報告書によると、担い手であるタクシー運転手が15年間で40%以上減少しているというデータがあり、活力ある地方を創る首長の会のアンケートでは100人以上の首長が回答し、住民及び観光客等が、現在の地域公共交通サービスに不満を感じているとの回答の割合が全体の約95%、また、規制改革推進会議ワーキンググループにおいて、自治体の首長から話を伺ったところ、タクシーの供給不足について、相次いで指摘を受けた。
 いま日本全体で人間が移動できない、交通手段が制約されているのは非常に重要な問題であり、病院に行かなければならない高齢の方が病院に行けなかったり、そういう方を病院に送っていくために、働いている方が会社を休んでいかなければならない。あるいは日々の買い物にも問題が生じている。こうしたことが指摘されている地域が日本全体の中で非常に大きく広がっている。人間の移動が制約されているという状況は非常に重要な問題であり、一刻も早く解消しなければならないというのが、今回の総理以下、政府の方針だ。
城内 人間の移動に制約があってはならないというのはその通りだが、タクシーの供給が需要に追いつかないということ、エリア、時間帯についてはしっかり分析することが必要だということは強調しておきたい。
 その上で政府は4月以降、タクシーが不足している地域や時間帯等に限定してタクシー会社の管理の下、一般ドライバーが自家用車を使って有償の旅客運送を行うサービスを導入すべく検討中と承知している。タクシー会社がドライバーの教育や運行管理、車両整備管理等の安全確保を行い、運賃もタクシーに準じ、運送責任もタクシー会社が負う形であれば、安全性や事故防止も一定程度担保されるものと考える。これにより、タクシー不足が改善されるとともに、一般ドライバーの2種免許取得、タクシー運転手の増加につながることが期待される。
 他方で重要なことが、タクシー不足という課題を踏まえて導入される新たな日本版RSがどのような効果、結果を社会に今後もたらすかをしっかりと検証、分析することだ。タクシー会社が管理するとはいえ、ドライバーは2種免許を持たず、自家用車を使ってサービスを行う。全国のタクシー運転者や利用者はもちろん、タクシー以外の地域公共交通機関、交通問題などさまざまなところに影響を及ぼす可能性がある。2月5日の衆院予算委での公明党・高木陽介氏の質問にもあったが、4月に開始する日本版RSの効果をしっかりと検証し、時間をかけてその効果を見極めることが必要―との指摘は、わたしもまさにその通りと考えている。時間をかけなければ検証は困難であるということは言うまでもない。
 わたしが懸念しているのは4月以降の新たな日本版RS導入の後、6月に向けて「タクシー事業者以外の者によるRS事業のための法律制度の議論を行う」ということだ。タクシー会社が管理する一般ドライバーによる自家用車を使った有償の旅客運送とタクシー事業者以外の者によるRSはまったく異なるものだ。タクシー事業者以外の者によるRSはまさに白タク行為であり、運行管理や車両整備管理についての民事・刑事上の法的な責任問題やドライバー、乗客の安全性やタクシー含めた既存の公共交通機関との過当競争や交通渋滞を招く危険性など重大かつ新たな問題も絡んでいる。まずは4月以降導入が検討されている日本版RSの効果をしっかりと検証することが何よりも重要であり、6月に向けてタクシー事業者以外の者によるRS事業のための法律制度の議論を行うということは、拙速以外の何物でもないとわたしは思う。日本版RSの効果を十分に検証せず、安易に議論を進めて結論を急げば、それこそ安全確保やドライバーの労働環境破壊にも繋がりかねない。4月以降の新たな日本版RSの導入の後、しっかりとその効果を検証し、タクシー事業者以外の者によるRS事業のための法律制度の議論はその結果が出た後、例えば1年後、2年後とかに行うべきと考えるが、斉藤国交相の考えを伺いたい。

安全性・責任・労働条件の3点が重要
斉藤 地域交通の担い手の不足、移動の足の不足といった社会問題の解決に向けてタクシー事業の規制緩和、例えば地理試験を廃止した。このような規制緩和や自家用有償旅客運送制度、いまでもあるものだが、この改革に加え、タクシー事業者の管理の下で地域の自家用車・一般ドライバーを活用した新たな運送サービスが4月から実装されるよう制度の具体化や支援を進めていく。ご指摘の通り、RS事業に係る法律制度についてはこれらの施策の実施効果をしっかり検証した上で6月に向けてしっかり議論をしたいと考えている。
 地域の自家用車・ドライバーの活用に当たっては、クルマやドライバーの安全性、事故が起こった際の責任、適切な労働条件の3点が大変重要だと考えており、こうした観点から慎重に検討、議論する必要があると考えている。
城内 繰り返すが国民にとって安全かつ安心な輸送サービスを維持するためにも、結論ありきのような拙速な議論の進め方を決して行わないようにしていただきたい。もう1点、RSがもたらす過当競争による運賃低下について質問する。タクシー運賃は適正な原価に適正な利潤を加えたものであり、不当に差別的な取扱いや不当な競争を引き起こすことのないように、法令でしっかりと定められている。タクシー事業者によらないRS事業の導入は過当競争を招き、タクシー事業者の売上急減、賃金低下によって乗務員の長時間労働、過労による事故増加にも繋がりかねないと懸念している。
 タクシー乗務員の確保が求められている中、職業の魅力を高めるためにタクシー事業者はもちろん、国交省もさまざまな努力、支援を行っていると聞くが、こうした動きに逆行することになりかねない。また、政府は物価上昇を上回る所得の増加に向け、政策を総動員しているところであり、タクシードライバーの賃下げを加速し、働き方改革を逆行させかねないRSの導入であれば、政府の方針ともまったく矛盾するものではないか。

新法検討は4月の結果次第?
斉藤 地域の足を確保するため、その担い手であるタクシードライバーの確保が喫緊の課題となっている。そのため、国交省としてタクシーの運賃改定申請に迅速に対応するなどドライバーの早期の賃上げを促進し、処遇の改善に取り組んでいるところだ。先ほど申し上げた通り、RS事業に係る法律制度については4月から実施する新制度の実施効果を検証した上で慎重に議論していく必要があると考えている。その議論に当たっては、ご指摘の通り政府の掲げる賃上げの方針と矛盾することがないよう、ドライバーの処遇にどのような影響があるのかについて、十分な検討が必要であると考えている。
城内 Eコマースの分野においてAmazonが圧倒的なシェアを持っているという事実がある。どことは言わないが、外資においしいところだけ持っていかれるということのないよう、そういう事例も踏まえて規制すべきことは規制していただきたいと思う。
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No.992 2月26日  主な内容
巻頭人物
吉田 英男氏(神奈川県三浦市長)
気になる数字
17%
   
豊島区地域公共交通会議・勉強会に提出された、同区の定額乗り放題サービス「mobi」の「乗合率」。
トピックス
供給不足ない「タクシーで対応」貫く
               〜大タ協「無防備不安」の訴えにも揺るがず
:<Snapshot>故・三野文男氏への叙位叙勲伝達式
神奈川版ライドシェア実証実験の課題と今後
               〜三浦市地域公共交通会議初会合
:24年度末までに120万円の協調補助予定
               〜大阪府などUDタクシー補助金説明会
:新代表理事に清川晋氏(仙台中央タクシー)
               〜X Taxiが定時総会
:タクシー関係は7人が受賞
               〜近運局 23年度自動車関係功労者表彰式
:<シリーズ> 2024春闘―産別・労組はいま
               〜中労協
内外交差点
:<特別対談 後編>
 澤 耕司氏(鳥取県ハイヤータクシー協会会長)関根 コウ氏(求人広告ライター協会代表理事)
覆面タクシー
:成果が出せぬ?現代の春闘  新しい賃金交渉「新春闘」模索の勧め
東西往来
:「くれよんタクシー」出発式   / 事故防止に細心の注意を
この人この言葉
:櫻井 敬ェ氏 / 森屋 隆氏 / 山口 敏氏 / 河村 山氏
シャッターチャンス
:全面公開“だけ”は大したもの  / 執行部と理事の信頼関係にひび
:府民の税金をどのように使う?  / タクシー不足議論はもう終わり
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関東版
タクシーがいても交通空白地となる?         
            河野大臣、自家用車活用事業案は「あくまで叩き台」
                     規制改革推進会議・地域産業活性化WGで

【東京】政府の規制改革推進会議は21日、地域産業活性化ワーキンググループ(座長=林いづみ・桜坂法律事務所弁護士)の会合を開き、道路運送法78条2号の一層の弾力化に向けて自治体、NPО関係者らのヒアリングを行い、意見交換した。ただ、国交省が現在道運法78条2号の関係通達等の見直し作業を行っていることなどから関係資料の一部と同号関係の議論については非公開とされ、国交省の方針公開後に議事概要などが公表されることになった。河野太郎・規制改革担当相は78条2号における「交通空白地有償運送」について、「24時間タクシーが営業しているから交通空白地ではないということにはならない」と強調。東京でも人口構成の高齢化が進み運転免許返納者の移動の足の確保が重要課題になるとし、「守るべきは国民の移動の自由。立場とか既得権といったものは保護の優先順位を与えられない」と総括した。
 河野担当相は冒頭のあいさつで、自家用有償旅客運送への時間帯交通空白の概念導入や地域公共交通会議の意思決定の迅速化に一定の評価を示しつつ、「ルールの細部を使いやすいものにしていくことが大事だ」などと述べた。自家用車活用事業については、国交省案はあくまでたたき台に過ぎず、「移動制約を解消していくためのルールにしていきたい」などと述べた。
 ヒアリングには大分県の長野恭紘・大分市長、「活力ある地方を創る首長の会」の樋渡啓祐・事務局長、京都府京丹後市のNPО法人「気張る!ふるさと丹後町」の東恒好・専務理事、NPО法人・全国移動サービスネットワークの伊藤みどり・事務局長が出席した。長野市長は大分市での道運法78条2号に基づく交通空白地有償運送の取り組みについて紹介、国交省のガイドラインで交通空白地域の例示(半径1キロ以内にバス停留所がない、タクシーが恒常的に30分以内に配車されない等)がされたことで、こうした例示に沿わないことを根拠に「交通空白地ではない」と主張するメンバーが地域公共交通会議にいることなどをあげ、地域の実情に応じた首長の裁量拡大を求めた。一方で市長は、自らの体験談としてタクシー乗務員は増加傾向にあることを紹介し、コロナ明け直後のタクシーに非常に乗りにくい状況は緩和されつつあることに触れ、「タクシーを無視するのではなく、協調が大事だ」と述べた。樋渡氏は「準交通空白地」の概念を紹介し、既存のタクシーと78条2号に基づく「自治体ライドシェア」の共存モデルを示した。東氏、伊藤氏もそれぞれ、交通空白地有償運送における運行エリアの拡大や遠隔点呼の導入、登録更新の自動化、ローカルルールを国の基準に上乗せすることをやめさせるよう要望した。
 河野担当相は公開部分の総括発言で、交通空白地有償運送について、「24時間タクシーが営業しているから空白地ではないということにはならない。東京でも高齢者の割合が次の30年間で30%増えると言われる中、都市部、地方部ともに国民の足をどう確保するのかは非常に大事。現状、ニーズに供給が応えられていない中で、われわれが大事にすべきは国民の移動の自由を守ることであって、立場とか既得権には保護すべき優先順位は与えられないことは明確にしておきたい。100のルールを作っても101個目の妨害が出てくる」と強調した。また、78条2号の規制緩和については、今あるルールを使いやすくし、早く現場に使ってもらうことが大事だと強調するとともに、「新しいものは、新法の議論の中で一緒にやっていただきたい」と呼びかけた。
〔2月23日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2024年2月23日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】RS新法整備に慎重な判断求める/川鍋会長 超党派勉強会で
【 横浜 】自家用車活用事業は通達待ち/関運局 内田・自交部長
【 東京 】法人運転者 一転マイナスに/多摩地区 運転者証交付1月分
【 横浜 】21日からドライバー募集開始/三浦市 神奈川版RS実証実験
【 横浜 】乗務員の協会長表彰相次ぐ/特殊詐欺防止で 神タ協役員会
【 横浜 】努力不足がRS解禁を招いた/全自交神奈川地連委員長
【 東京 】RS阻止と物価上昇を超える賃上げ/東京交運労協 春闘決起集会
【 東京 】「安全運転の日」成果を春闘に/中労協・栗山議長
【 横浜 】14地区の総営収が前年比増/関運局 管内原計実績を公表
【 横浜 】コロナ休車1カ月で363両減/関運局 1月31日現在
【 横浜 】人材とRSに関する特別講演会/11日と18日 神タ協横浜支部
【 福岡 】被災地の100人に就労支援布/第一交通産業 取り組み概要公表
 
2024年2月21日号 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 東京 】RS新法阻止には政権交代しかない?/「前線を維持しながらゆっくりと後退」の評価も/解禁問題により業界内で自民政権に嫌気
【 東京 】移動円滑化整備GL等改訂へ/国交省 パブコメ募集を開始
【 東京 】組合員の処分等めぐり批判噴出/会議紛糾 東個協理事会
【 大阪 】新代表理事に清川晋氏/X Taxiが定時総会
【 横浜 】辻・常務理事がRSについて講演/神タ協・横浜支部理事会
【 東京 】「くれよんタクシー」出発式/チェッカーキャブ無線協組
【 東京 】「交運労協60万人の問題」/住野議長、RSに危機感
【 東京 】GOリザーブ・クルーを導入/日本交通 19日から順次スタート
【 徳島 】NRS対応プロダクトを発表/電脳交通「フューチャーサミット」
【 東京 】newmoが15億円の資金調達/RS事業への参入に向けて
 
2024年2月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】既存タクシーへの過度な配慮を否定/「6月に向けライドシェア新法議論」の姿勢変わらず/衆院予算委で岸田首相が国内解禁の遅れに
【 東京 】NRSめぐり東タク協と意見交換/自交総連東京地連
【 東京 】全国平均では88.2%/全タク連 対19年月別サンプル調査
【 東京 】本会議は3.27に/豊島区地交会議 勉強会開く
【 横浜 】実証実験の必要性を合意/神奈川版RSに三浦市地交会議
【 東京 】「RS解禁は亡国への道だ」/室伏政策研究室、講演要旨
【 東京 】今年度最後のUD講師養成講座/全福協、3月6、7日開催へ
【 東京 】春闘スタート、統一要求を確認/全自交関東・東京地連が討論集会
【 東京 】タク乗務員は2種免に誇り/関東交運労協が春闘決起集会
【 那覇 】白タク防止啓発活動/沖総局本島及び石垣島で
【 東京 】1種、2種免許との境目明確に/帝都自交労組・掛川委員長
【 東京 】新宿駅西口地下も2両同時に/東タクセン、14日から運用
【 東京 】24春闘統一要求案で意見交換/日交G連絡協幹事会
【 長野・東京 】軽井沢タク供給強化プロジェクト/GOと軽井沢タク協会など
【 東京 】ドライバーズアプリアップデート/DiDi、日本型RS対応のため
【 東京 】スーパーチャージャー12基導入/日の丸交通 × テスラ
【 東京 】大和自交第3四半期連結業績
【 東京 】新たに16人が英語検定に合格
 
2024年2月16日号 臨時号 ニュースヘッドライン
【 東京 】「伝家の宝刀を抜いて頂いた」/国交省・交政審自動車部会の開催を高く評価/全タク連正副会長会議で川鍋会長
【 東京 】適正規制の重要性を再確認/与党系タク議連が相次ぎ会合
【 東京 】業界労使、行政が同じ方向に/野党系タク議連と意見交換
【 横浜 】RS解禁に警鐘鳴らす講演聴く/神タ協 箱根で労務・経営研修会
【 東京 】前年の倍近い5万5000筆超に/交通労連のRS反対署名
【 東京 】「白タク反対」が要求トップに/自交総連・春闘調査結果
【 東京 】250両、300人を動員/自交総連 RS阻止3.7中央行動
【 東京 】RS反対方針と矛盾しない/全自交労連、大阪地連への見解
【 東京・金沢 】加賀市版RS導入支援へ/ウーバージャパンが13日、発表
【 東京・横浜 】北斗タクシーでGOクルー/神奈川初、3両10人体制で
【 福岡 】売上高前年比8.0%増/第一交通産業第3四半期連結業績
【 福岡 】電子チケットの実証実験/第一交通産業「タクスク」
【 横浜 】法人2社車停、個人1者文書警告/関運局1月ハイタク行政処分
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速さ+確かさ
交通界速報(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

交通界速報 関西版

協会主導の「ライドシェア研究会」設立へ 
                  兵タ協・吉川会長が理事会で発表

【神戸】兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は20日、神戸市中央区の三宮コンベンションセンターで理事会を開催し、全タク連関係、委員会および支部活動、23年度事業計画・予算の執行について報告したほか、6月通常総会(26日予定)に向けての理事・監事選出スケジュールを決めた。
吉川会長は冒頭、国交省の自家用車活用事業のパブコメ募集に対し「タクシー本業を守る」という意味から意見提出の呼び掛けを行うとともに、「制度は全国一律だが、(それが実施できる)時間帯や場所は、配車アプリのデータを調査した上で不便地域として指定されたところだけで、全国でもそうだが兵庫県においても全地域が指定されるわけではない。また以前はなかったがタクシーの遊休車両の活用が認められているものの、地域のタクシー車両数以上は認められない。先日、金田隆司理事(東京・日本交通)に『東京型』のライドシェアの説明をしていただき、(今回のパブコメ募集は)その補足になるが、何とかしないといけない。ただ4月に指定されても即やらなければいけないということではなく、まずは乗務員のシフト変更で解決できれば一番良いが、解決できなければ(自家用車活用事業を)やらなければならない。それによってライドシェアの解禁を阻止する。4月からやって6月までの3カ月でデータが出てくるわけでもないが、いざという時のために協会主導でライドシェア研究会を立ち上げたい」とあいさつした。
〔2月23日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2024年2月23日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】滋タ協会長会社が大阪で展開/大阪大同交通 GOリザーブを開始
【 大阪 】生活権かけて世間へのアピール/大タ協、交運労協と労使懇談会
【 大阪 】自家用車活用事業の動向注視/大タ協、経営委員会
【 大阪 】大タ協が交通安全委員会開く
【 大阪 】リ・デザイン関係の支援要望を/大タ協、地域交通委員会
【 大阪 】人材確保サイトの活用を/大タ協労務委員会を開く
【 大阪 】大タ協、技術環境委員会開く
【 神戸 】自家用車活用事業で意見交換/兵協が理事会開く
【 神戸 】兵協 財務、総務両委開く
【 大阪 】個タクにもUD導入補助を説明/大阪府・市が全大個協会訪問
【 京都 】共産党にタクシーの現状を説明/京都個人タクシー団体協議会
【 奈良 】明日香村と三郷町で実験走行/奈良県下の自動運転バス
【 大阪・京都 】乗務員確保のバス・タクフェス/大阪と京都で相次ぎ開催
【 京都 】勤務地に京都市を追加/GOジョブのNRSドライバー募集
【 京都 】滋賀、名古屋、札幌でも展開/エムケイ × ウーバーのNRS
【 大阪 】大タクセン 3月12日に英語講座
【 大阪 】賃上げと反RSで結束/大阪トンボ交通労組 定期大会
【 大阪 】北新地合同街頭指導 雨天中止
【 大阪 】優良個タク支局長表彰 27日に
【 大阪 】法人1者を車停20日車
 
2024年2月21日号 関東・関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大阪府・市が自家用車活用で意向調査/地域指定も未定の中、恣意的使用を警戒
【 大阪 】「従六位」「旭日双光章」/故・三野文男氏への叙位叙勲伝達式
【 京都 】総営収は19年比15%減/京タ協 市域の1月原計輸送実績
【 大阪 】大タ協の「理事会非公開」転換/一般会員からは異論も
【 大阪 】オンデマンドバスの認知度調査/大阪メトロ 交通政策の整合性は?
【 神戸 】どんな状態でも「安全・安心」を/兵タ協が事故防止セミナー
【 大阪 】RS、情報共有して対応/交運労協ハイタク部会要請に近運局
【 奈良 】運改後の情勢分析など/奈タ協が運賃制度研究会
【 京都 】スタートアップのキャリアデザイン/弥栄自動車 今年度も学生受け入れ
【 京都 】客待ち待機時の喫煙等で注意喚起
【 大阪 】新代表理事に清川氏/X Taxiが役員改選
【 徳島 】NRSの対応配車システム/電脳交通が発表
【 京都・大阪ほか 】空港シャトルの早割サービス/ニアミーが3月末まで期間限定
【 大阪 】滋賀の近江ハイヤー労組が加入/近畿交運労協ハイタク部会
【 東京 】「交運労協60万人の問題」/住野議長、RSに危機感
【 京都 】休止中の近畿交通が役員変更届
 
2024年2月17号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「ライドシェア推進派の狙いは新法制定」/大タ協理事会で坂本会長が指摘
【 大阪 】「自家用車活用事業」を巡り応酬
【 大阪 】ウーバーが情報提供を拒否/大タ協 山根・経営委員長
【 大阪 】レベル準1にも対応と説明/大阪府のUD導入補助
【 大阪 】関協で「パブコメに意見を」/集約のために意見交換会開催へ
【 東京ほか 】メルカリがnewmoに出資
【 東京 】大阪は99.2%の大幅改善/全タク連 対19年月別サンプル調査
【 大阪 】次回から大ト協にも声かけ/万博荷物持ち込み検討会初会合
【 京都 】「京都版NRS」の内容を公開/京タ協が交通委員会を開催
【 奈良 】新年度に「社会保険制度勉強会」/奈タ協・労務委員会
【 大阪 】改定率11.75%で3.18実施/近運局 京都北部新運賃を公示
【 大阪 】タク関係からは7人が受賞/近畿運輸局自動車関係功労者表彰
【 大阪 】12人の加入申し込み等を承認/全大個協組 総務委員会
【 大阪 】全大個協組 事業委員会を開催
【 京都 】京都個人更新研修会に32人が参加
【 京都 】都タクシーG 全社員研修会
【 大阪 】大阪7件、京都2件、神戸3件/近運局 12件の個タクを許可処分
【 大阪 】22件の個タク譲渡譲受を認可
 
2024年2月16号 関西版 臨時号 ニュースヘッドライン
【 大阪 】需給のミスマッチ、タクシーで解消へ/府下3地域 大タ協経営委で検討
【 大阪 】「日本型にも断固反対、絶対拒否」/RSめぐって全自交関西地連
【 東京・大阪 】アプリ専用車+パート乗務員/大阪相互がGOと提携、事業展開
【 大阪 】受講の78人中50人が70歳超/大阪の個タク更新研修会
【 大阪 】交通事故死、2年連続全国ワースト/大阪府警が安全運行呼びかけ
【 大阪 】労働局に長時間労働是正など要請/大阪交運労協ハイタク部会
【 大阪 】「定年制あり」1451人 63%/府下の個タク 全大個協組で報告
【 京都 】住民ボランティア→自家用有償へ/山科区小金塚地域の交通補完
【 京都・大阪 】ライドシェア導入反対/自交総連関西が宣伝行動再開
【 大阪 】RS合法化反対の街頭宣伝/全自交関西地連が大阪市内で
【 金沢 】「加賀市版ライドシェア」/ウーバーと連携 運転者募集
【 大阪 】なんば駅前乗り場、利用再開
【 京都 】京運支局関係団体定例会開く/人権問題啓発推進会議も
【 大阪 】交通労連関西地総が春闘研修会/ハイタク部会は第1回拡大幹事会
【 神戸 】全自交兵庫地連が拡大執行委
【 奈良 】労基法違反で法人1社書類送検
【 大阪 】乗車拒否で車停処分
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