ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2020年4月20日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

大手から中小へ急展開の半数休業
  東京業界の稼働大幅削減
    〜東タク協経営委が事例周知

 国際自動車が先陣を切り、日本交通が追随、グリーンキャブや日の丸交通など準大手事業者、東京無線やチェッカーグループなどの中小事業者でも出番数削減などの手法により、東京業界の稼働大幅削減が始まった。東タク協経営委員会は9日、在京業界紙各社を集め、先行する大手事業者の取り組みを会員事業者に紹介する文書を発出することを決めたこと、その概要などを説明し、業界内への周知に万全を期す姿勢を示した。総需要の今後の推移はまだ読み切れないが、現状から大きく変わらなければ稼働車両分の日車営収はある程度回復が見込まれる。そこで、今号では東タク協経営委の会見の模様とその後の業界の動きなどを取り上げてみた。

 9日の会見は当日になって日本ハイヤー・タクシー記者会を通じて案内があったもので、東タク協の佐藤雅一副会長(経営委担当)、西澤明洋・経営委員長のほか、藤原廣彦副会長(広報委担当)、門井正則・専務理事らが同席して行われた。協会側と記者会側のやり取りの大半を以下に再現する。

緊急事態宣言の発令を受けて
佐藤 緊急事態宣言が発令され、乗務員さんも大変苦労しているということで、いろいろな情報を集めた結果、東タク協・経営委員会として会員の皆さんに情報を発信するということになりましたので、それについて記者の皆さんにお話しをさせていただきたいと思っております。いま、お配りしたペーパー(別掲=略)を会員にも発出しますので、その内容については事務局からご説明させていただきます。
 事務局が4月9日付「緊急事態宣言発令に伴う今後の対応に関する情報提供」(経営委員会発)を朗読。また、佐藤氏が具体例としてA社、B社の稼働要員調整の方法等について概要説明の上、詳細については個別各社に取材してほしいなどとした。

記者A 各社にも取材しているが、東京運輸支局にこうした形での休業については届け出る必要はないということでよろしいでしょうか。

佐藤 そのように認識しています。

記者A
 労働基準監督署にも何か届出が必要なんでしょうか。

西澤 出す必要はありません。

佐藤 それは、雇用調整助成金の申請の話だと思います。いまは、緊急事態なので後出しで構わないということになっており、申請も事後で構わないということになります。そういったことも資料がホームページ上でアップロードされますから参考にしていただきたい。

門井 先ほどの話ですが、部分的に休業する場合には事前の支局への届出は必要ありませんが、一定期間、営業所丸ごと休業する場合など事業休止届が必要な場合もあるとの話も運輸局から出ており、個別にはご相談をいただきたい(*いわゆるコロナ対策としての臨時休車や定期点検整備の免除特例を併用する場合など事前の届出が必要になる場合がある。各社がそれぞれ自社で取り組もうとするやり方に応じて関運局、東運支局に届出の有無などを確認することが望ましいようだ)。

記者A この文書では、「50%程度の乗務員を休ませることにした会社が続出しつつあり… 」とありますが、現在どの程度の事業者がこうした休車等を検討しているのでしょうか。

大半の事業者が検討
佐藤
 個別事業者の状況をすべて把握しているわけではありませんが、わたしが知る限りでは当社も含め、日ごろからよく連絡を取り合っている事業者さんについては大半といったところでしょうか。

西澤 当社も実施予定です。東京無線協同組合としては明日(10日)にも、坂本(篤史)理事長が判断されると思います。

記者B この文書は、なぜ川鍋(一朗)会長名ではなく、経営委員会としての発出になるのでしょうか。

佐藤 情報提供なので、経営委員会、特にわたしと西澤委員長で情報収集した結果、こういうことは会員にもお知らせした方が良いなということで、作った文書なので2人の名前で発出しています。

記者B 昨日までにある程度、こうした動きがあることが漏れ伝わっていたのか、ある事業者さんと懇談する中で、文書で情報提供するだけではなく、常任理事会や支部長単位ででも、何か説明していただけると有り難いというようなご意見もありましたが、その点はいかがでしょうか。

佐藤 何らかの説明が欲しいということは分かります。一方、緊急性のあることでもあり、そこまでの段取りをつけるよりも、まずは情報提供した方がいいだろうということです。

西澤 とにかく現状を、会社も乗務員さんも苦しいわけですが、みんなで努力して少しでも苦しみを軽減することが先決だろうということです。

記者B これは東京業界の取り組みということですが、全タク連にも報告したり、何らかの形で紹介するよう場面はあるのでしょうか。

藤原 まだ、取り組んでいませんからね。

記者B 事例紹介のB社の場合は今月11日から実施ということですし、週明けには実施されていますよ。

佐藤
 あくまで情報提供なのであって、東タク協として取り組んでいますということではありません。各社の取り組み事例をご紹介しているということです。実際の取り組みが各社で始まった段階で、そういったこともあるかもしれませんね。

記者A 経営委の情報提供文書では乗務員の休業期間を緊急事態宣言対象期間の5月6日を目途とするとあります。一方、事例紹介の2社についてはそれを超える期間となっていますが。

佐藤 そこは各社判断ということです。しかし、乗務員さんのことを考えたら緊急事態宣言が出ている5月6日まではやってあげた方が安心するんじゃないかとは思います。それ以上の期間をやるかやらないかについては各社判断で良いのではないか。

西澤 事例紹介のB社はすでに3カ月の実施ということになっていますからね。

記者B ハイヤーでの取り組みを何か紹介される予定はないんですか。

西澤 そこまでは手が回っていません。

門井 ハイヤー委員会は17日開催を予定していましたが、こういう情勢ですので中止予定となっています。聴いた話では、需要の落ち込みはありますが、JTBなど旅行社経由のスポット需要がキャンセルになったということはあるようですが、タクシーほどの激しい落ち込みはいまのところないようです。ただ、ここ2〜3年、インバウンド需要を見込んだ新規参入事業者さんについては、みなさんもよくご存じだと思いますが相当厳しいようです。

記者C この文書では、休業の方法について3例があげられていますが、概ねこれに集約されるということでしょうか。

各社各様の方法で検討を
佐藤
 実際には個別各社でいろんな方法が出てくるのではないかと思います。

西澤 われわれの間で検討した限りでは、これくらいしか出てきませんでしたが、現状を踏まえて各社各様のやり方が今後出てくるのではないかと思います。やり方について、協会として「こうしなさい」と言うのもおかしなことですし、文書にも書いてある通り、「各社の状況に合わせた乗務員の休ませ方をご検討ください」ということになります。

佐藤 これは労使間の問題でもあり、労働組合との話し合いも必要でしょうし、雇用調整助成金の申請には協定書が必要です。労使の関係も各社で違いますから、労組との話し合い、調整も必要になってきます。また、乗務員間の公平性にはある程度の配慮が必要でしょう。

記者B 佐藤副会長、西澤委員長はそれぞれ自社でどのような対応をされますか。

西澤 当社の場合は文書の@の方法を選択するつもりです。月間6出番を目途としたい。

佐藤 当社はいくつも営業所があるような会社ではありませんが、決められたある期間をまとめて休む方式ですね。30日間なら、そのうち15日間は全部休む。決定したわけではありませんが、そんなイメージです。

記者B 業界外に向けてこうした取り組みが行われていますというアナウンスは行われるのでしょうか。

藤原 予定はありません。

佐藤 各社で取材を受けるということはあり得ますが、協会としてどうこうという話ではないと思います。

記者団 有り難うございました。

 佐藤、西澤両氏らの会見の模様は以上の通りだが、説明にもある通り東京業界での稼働半減の方向性は、協会が自ら主導したというよりも複数の大手事業者らが先行実施したもので、他の会員事業者への情報提供を通じて、これを参考にしてほしいとの流れとなっている。
 配布された資料の事例におけるA社は本紙などの取材では日本交通、B社は国際自動車を指していることが分かっている。その後、これら大手の休業はすでに実施段階に入っている例もあり、また、大手・準大手の一部業務提携先事業者や東京無線、チェッカーキャブの加盟中小事業者の中からも半休や全休を決定あるいは検討している例も複数見られる。

平均賃金の対象期間は?
 一方、休業手当の支給については新型コロナウイルス感染症の影響拡大直前の平均賃金を基に算定するが、対象期間を「20年1〜3月」とするか、「19年12月〜20年2月」とするかや、この対象期間の平均賃金の60%支給とするか70%とするかなどはバラつきがみられる。背景にはどちらの期間を選択するかで平均賃金額がそれなりに違ってくること、それによって60%か70%かという違いもできるという見方、また、実質的にはAB型賃金体系において月例給への配分が60%を下回る場合には休業手当の支給率を高めに取る場合などがあるようだ。

半休か、全休か?
 半休か全休か、いずれを選択するかについては、日車営収2万円そこそこ、場合によっては1万円台という現状において、現在の総需要がコロナ禍におけるほぼ『底』に達していると見る場合には半休を、もう一段の落ち込みもあり得ると見る場合には全休を選択するとの見方があるほか、シミュレーション上は全休の方が有利だが、その場合休業手当の支給金額がほぼ倍になるため、雇用調整助成金の支給があるまでのタイムラグにおける資金繰りの目途が立たず持ちこたえられないため、やむを得ず半休を選択するというケースもあるようだ。
 政府は緊急経済対策の一環などとして、雇用調整助成金支給の迅速化を掲げているが、実際にいつ申請すればいつ支給されるのかは一向に明らかになっておらず、手元資金が十分でない事業者の不安は拭い去れていない。
 なお、雇用調整助成金の申請手続き、休業手当の算出方法や助成金の支給額の算定方法などは東タク協で「Q&A」を作成しており、すでに会員のお手元には届いているはずであり、別掲(11ページ=略)の解説記事とともに、精読をお勧めする。(了)
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No.814 4月20日号   主な内容
■巻頭人物:西村 康稔氏(新型コロナ対策担当相)
■気になる数字:92.1%
         新型コロナ感染拡大の影響、中小企業の92.1%が実感・懸念
■トピックス
:大手から中小へ急展開の半数休業
       〜東京業界の稼働大幅削減、東タク協経営委が事例周知
:新型コロナ禍を生き残る 〜休業による営収向上と雇用調整助成金の活用を
:失業保険は望み薄? 〜ロイヤルリムジン奇策の行方は?
:新型コロナウイルス禍の労働問題を学ぶ
       〜グリーンキャブ3労組学習会での三浦裕哉弁護士の講演から
:新型コロナで誰も来ない 〜厳しい局面の出口が見えない京都業界
:「スーパーロックダウン」を 
      〜現場目線の提言と行動/日本城タクシー・坂本篤紀社長
:配車アプリの現状を語る
      〜全自交関西 春闘討論集会での珊瑚G・山根代表の講演から
■東西往来
:消毒液噴霧の加湿器 / 緊急時に個タクのパワーを
■この人この言葉
:伊藤 宏氏 / 牛久 恭文氏 / 古知 愛一郎氏 / 道野 隆氏
■シャッターチャンス
:全体のパイは半減せぬように…  / 騒動の陰で委員会可決
:誰もが予想もしなかった五輪年 / 知恵も必要だが金も必要
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Faxpress 関東版
 タク事業者の追加支援に前向き
     補正予算への盛り込み調整
   衆院国交委で一見・自動車局長

【 東京 】国交省の一見勝之・自動車局長は14日、衆院・国土交通委員会の質疑で、タクシー事業者への雇用調整助成金以外の支援策の必要性について問われ、需要の急減に伴う臨時休車制度の運用や補正予算案に感染防止のための設備について盛り込むことができないか調整を進めているなどとした。自民党・中村裕之氏への答弁。
 中村氏は質問の中で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でタクシー乗務員の手取り賃金が大きく減少していることを取り上げ、最低賃金割れの増加などで補填のための会社側負担も大きくなっていると指摘し、タクシー事業者へのさらなる支援策が必要ではないかと主張。
 一見局長は、タクシーが国民生活・国民経済の安定に不可欠な公共交通機関であり、緊急事態宣言における基本的対処方針でも事業の継続を要請する対象になっているとした上で、「そうした公共交通機関としての使命を全うするために、事業を継続してもらって、タクシー運転者の雇用の維持を図ることは大変重要なことと考えている」と強調した。
 また、名指しはしなかったものの一見氏は、「先般も申し上げたが、特定の会社に対し、わたしどもとしてきちんとウォッチしていき、こちらからも声かけをしているところだ」と述べ、事実上、ロイヤルリムジンのような全員解雇による事業休止、その後再雇用という方式が好ましくないとのニュアンスを滲ませた。
 さらに一見氏は、「タクシー事業者の経営に関しては緊急経済対策で雇用調整助成金の助成率の引上げや残業相殺の停止などが盛り込まれている。これに加え、担当省庁に教育訓練費の増額について働きかけをしている。さらに、国交省の措置としては、需要の急減に伴う臨時休車を認めるといった柔軟な運用を講じている。また、今後の一次補正予算案においても、感染防止のための設備についても、盛り込むことができないかと調整を行っている。今後も、必要に応じてきめ細かな支援を検討していきたいと思っている」などと答えた。
〔4月18日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2020年4月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タク事業者の追加支援に前向き/補正予算への盛り込み調整/衆院国交委で一見・自動車局長
【 東京 】3月のインバウンド93%減
【 東京 】地域公共交通活性化・再生法など/一括改正法案、衆院通過
【 横浜 】神奈川業界 4月は営収半減/神タ協集計 小田原地区は7割減
【 東京 】84%超の先行休車/八洲自動車 5月19日まで継続
【 東京 】新たに22人合格、653人に/タクセン英語接遇認定運転者
【 東京 】緊急事態宣言、全都道府県に拡大
【 東京 】引上げの凍結含め慎重に/最賃見直しで日商など要望
【 東京 】5月半ばにも給付開始か/「持続化給付金」で見通し
【 東京 】車検有効期間、全国で延長へ
【 東京 】加点評価の申請、今月中に/タクセン ランク評価で注意喚起
【 東京 】50%休業の補償、3%上乗せ/グリーンキャブ 3労組と合意
【 東京 】地位確認の仮処分申立て/ロイヤルリムジンの「解雇」乗務員
【 東京 】コロナ対策などで情報交換/東京ハイタク労働団体
【 東京 】旅行積立基金を取り崩し/日の丸自動車労組 希望者に返却
【 横浜 】関運局 グループ間の譲渡譲受認可
 
2020年4月17日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タクシー業界に雇用維持要請/ 調整助成金の特例措置拡大を周知/国交省 Rリムジン方式を事実上否定
【 東京 】補正予算でタク感染防止策支援/東京都 健診の妊婦にチケットも
【 東京 】要請は「最低限の事業継続」/赤羽国交相 タク業界の休車等後押し
【 東京 】帝都自交、半数稼働3カ月間/コロナ禍の影響「長引く」
【 横浜 】4〜6月期の会費免除/神タ協が役員会を書面協議に
【 横浜 】自主休業等への情報提供/神タ協 将来見据え「各社判断」を
【 横浜 】大栄交通が50%超休業/10万円の無利子貸付も
【 横浜 】新型コロナ軽症感染者の輸送/神タ協横浜支部 市の依頼で協力募る
【 東京 】雇用調整助成金の受給申請を/東タク協HP Q&Aでサポート
【 東京 】雇用調整助成金の説明会/東タク協三多摩支部が17日
【 東京 】新型コロナ対応で資金借入/大和自交が長期化に備え
【 東京 】「乗換案内」アプリと連携/みんタク「S・RIDE」
【 東京 】SNSで情報発信強化/全自交東京・西北ブロック
【 東京 】独自購入のマスクを提供/日交労赤羽支部 組合員家族等に
 
2020年4月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「偽装的事例」で指導強化/ 国交省 雇用調整助成金の拡充には理解/衆院国交委 ロイヤルリムジン問題質疑
【 東京 】すでに5社超が全休車選択/チェッカーも出番数半減要請
【 東京 】「やむを得ない場合」除き全休車/三和交通荒川 16日から1カ月
【 東京 】実用興業は50%削減
【 東京 】東京無線 出番削減で稼働状況調査へ
【 東京 】3月の平均稼働1129両/羽田空港乗り場 2月から半減
【 東京 】出資5社の感染防止策/みんなのタクシーが安全性PR
【 東京 】申請手続きを簡素化/雇用調整助成金で厚労省
【 東京 】従業員の雇用維持に配慮を/国交等5大臣連名の要請文
【 東京 】関係事業者の経営維持など/国交省新型コロナ対策本部
【 東京 】羽田空港乗り場が移転/第3ターミナル、約50メートル前方へ
【 東京 】法人の男性60代後半、12人減/多摩地区3月末の運転者証等交付
【 東京 】三和交通 kmグループ入り出発式
【 東京 】7月開始のSDコンテスト/都個協 144組・720人参加へ
 
2020年4月11日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】会社存続へ全車両休車/部分休車程度では賃金さらに低下/昭栄自動車 4月16日から1カ月
【 東京 】国際自動車は半数休業/ブロック分割で3カ月間
【 東京 】日の丸交通も出番数半減へ
【 東京 】出番数半減へ協力要請/東京無線 理事長名で文書
【 福岡 】大都市部では臨時休車活用/第一交通産業G・田中社長
【 東京 】全乗務員を昼勤務に/栄泉交通 夜間、土・日休業
【 東京 】鉄道の減便等を否定/赤羽国交相 公共交通維持で一貫
【 東京 】コロナ対策で現金給付/帝都自交労組が2万円
【 東京 】支部会費の徴収免除/今月から、東タク協江東支部
【 大阪・金沢 】石川近鉄タクで乗務員感染
【 東京 】20年度収支は実質赤字/都個協 500人減前提に予算案
【 東京 】雇用問題テーマに学習会/グリーンキャブ企業内3労組
【 横浜 】関運局 譲渡譲受1件認可
 

2020年4月11日号−2 関東版 ニュースヘッドライン

【 東京 】2月末から252人減/新型コロナによる営収減も影響か?/東タクセン 3月末の運転者証等交付
【 東京 】「直近3カ月」設定に工夫の余地/休業補償申請等の留意点
【 東京 】変形労働時間制等の運用柔軟に/厚労省 コロナ対応で中小に配慮
【 東京 】独自の中小企業向け融資も/緊急事態措置へ小池都知事
【 東京 】先行き一段と厳しく/3月の景気ウォッチャー調査
【 東京 】東京りんかい交通が新規登録/3月のグリーン経営認証
【 東京 】関自無協東京支部、総会延期
【 横浜 】都市型ハイヤーを新規許可
 
2020年4月10日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】日交が稼働調整で半数休業へ/営業所、直系各社を地域で2分割/新型コロナ対策で 4月後半から1カ月
【 東京 】高齢乗務員など半数休業へ/グリーンキャブ 320両を特例休車
【 東京 】ロイヤルリムジンは事業休止/従業員約600人解雇
【 東京 】休業事例などを情報提供/適正供給体制へ東タク協経営委
【 東京 】中小、個人の事業継続へ給付金/政府の新型コロナ緊急経済対策
【 東京 】公共交通は運行、道路封鎖せず/緊急事態宣言で首相会見
【 東京 】休業補償、早期給付など/全国知事会が緊急提言
【 名古屋 】緊急事態宣言、愛知も指定地域に/知事が政府に要請、独自宣言も
【 東京 】京王自動車 新卒6人迎え入社式
【 東京 】京自労が独自の給付制度/新型コロナ減収で2万円
【 横浜 】新型コロナの減収対応など/神奈川都市交通労組が春闘要求
【 東京 】中労協、春闘交渉持ち越し/労使で新型コロナ対策に注力
【 横浜 】買い物、薬の受け渡しなど/三和交通「おつかいタクシー」
 
2020年4月8日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】新型コロナで緊急事態宣言/ タクシー運行等は規制せず/東京、神奈川など7都府県対象
【 東京 】事業休止、全員解雇の選択も/都内中小 乗務員に恩恵の側面
【 東京 】個タクの惨状、夜営業で「0円」も/現金給付の条件に注目
【 東京 】LPG CP先物は上昇へ
【 東京 】タク事業の営業区域見直し/地域公共交通会議の協議事項に
【 横浜 】臨時休車中の定期点検免除/コロナ特例で関運局通知
【 横浜 】準特移行の5地域、増車枠なし/関運局 需給状況判断結果
【 台北 】マスク非着用なら乗車拒否OK/タクシー車内の感染防止で台湾当局
【 東京 】業界行事の変更相次ぐ/非常事態宣言受け、規模縮小など
【 東京 】事故防止委を完全書面開催/交通共済 ポスターデザイン等示す
【 東京 】京自労が春闘妥結/無利子・無利息の貸付制度も
【 東京 】FCVタク等の導入助成/地域交通グリーン化事業公募
【 東京 】女性ドライバー応援企業認定
【 東京 】東タク協事務局人事(1日付)
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Faxpress 関西版

 稼働50両規模に縮小、昼間営業に
      キャビック 21日から2カ月間

【 京都 】京タ協会長会社のキャビック(兼元秀和社長、京都市右京区、127両)は、新型コロナウイルス感染拡大による需要の低迷を受け、今月21日から6月20日までの2カ月間、計画休業と臨時休車で50両規模に縮小して営業する。兼元氏は17日、本紙の取材に、「悲惨な状況」の夜間営業をやめ、昼間中心の営業に切り替えると説明。約170人の乗務員のうち100人を計画休業させ、雇用調整助成金を活用して休業補償を行うとした。70両余の車両は新型コロナ対応の臨時休車を届け出る。
 今後の事業環境について兼元氏は、緊急事態宣言の全国拡大などで「夜のみならず、日中の一般タクシー営業も厳しくなっていくだろう」と指摘。自社については、介護事業も手掛けていることから「朝・昼は病院送迎などの固定の仕事もさまざまある」とし、今後2カ月間は50両規模のタクシーで午後8時ごろまで営業する方針だとした。8時以降については、京都市の指定を受け「夜間対応型訪問介護サービス」(緊急通報対応)を行っている関係で、現場に急行できるタクシー車両を4両だけ残して対応する計画だ。兼元氏は、「雇用調整助成金がなければ、休業補償を行うのも大変な事態に陥っていたと思う。今は辛抱の時期。腹を括ってやるしかない」と述べた。
〔4月18日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2020年4月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】稼働50両規模に縮小、昼間営業に/キャビック 21日から2カ月間
【 京都 】「6勤1休」→「4勤3休」など/弥栄自動車 出番調整で計画休車
【 京都 】比叡山観光 5月21日から全休車/当面は透析患者輸送など継続
【 大阪 】平日7割、土日全休/珊瑚交通Gの稼働削減
【 奈良 】奈良市域でも時短営業
【 京都 】京タ協 23日に正副会長会議
【 大阪 】京阪神揃って半数休業/東京・日交、さくら両グループ
大阪 】深夜営業停止へシフト変更/敷島交通 全休回避で責務果たす
【 京都 】京都タクは50%稼働へ出番調整
【 和歌山 】緊急正副会長会議開催へ/和タ協 状況ひっ迫で対応協議
【 大阪 】「5・5ブーム当時のよう」/休業ラッシュに日本城・坂本社長
【 京都 】京都の臨時休車届、7社280両
【 神戸 】臨時休車 兵庫業界は26社が届出
【 大阪 】雇用調整助成金の実効性に疑問も
【 神戸 】阪神タク乗務員が感染
【 大津 】市内飲食店の料理運搬/守山タクが救援事業拡大
【 大阪 】免許更新業務、当面休止
神戸 】生活福祉基金の特別貸付/神戸市がコールセンター
【 大阪 】タクセン「来所の際は事前連絡を」
【 和歌山 】「コロナを乗り越えて使命を」/タク業界に辻野・和運支局長
【 神戸 】営業継続のタクに助成を/地下鉄・バスは運行休止に
【 京都 】計画休車も話題に/自交京都が京タ協交渉
【 徳島 】除菌水噴霧器と次亜塩素酸水/電脳交通が提供・販売
【 神戸 】御影第一→第一交通 名称変更
【 大阪 】都市型ハイヤーの新規申請
【 大阪 】大阪山陽タクシー 役員変更届
【 大阪 】近運局 泉州で新規許可
【 大阪 】舞子神姫タクの全部譲渡など認可
【 大阪 】未来都の合併認可
 
2020年4月17日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大手先導で供給削減を/大タ協 道野・経営委員長が私見
【 大阪 】役員任期の延期検討/大タ協が緊急五役会
【 京都 】高速タクが1カ月休業へ/松田社長「会社の存続賭けて判断」
【 京都 】帝産京都も1カ月/固定客の配車依頼等には対応
【 阪・神戸 】大阪、神戸で供給削減/国際興業 乗務員の休業調整へ
【 大阪 】ワンコインGは90%休業/ドームは初乗り500円に
【 大阪 】トモエG市域休業、河北は営業
【 大阪 】緊急事態宣言から1週間/北新地はさらに閑散と
【 大阪 】国際興業大阪、乗務員が感染
【 神戸 】兵タ協 臨時常任理事会は招集せず
【 京都 】全京が業務時間短縮へ
【 神戸 】蒲エ野タクシー 破産手続き開始
【 神戸 】タク利用の感染防止と利用促進/医療・福祉関係者が本紙に投稿
 
2020年4月15日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】昼間勤務へのシフト変更進む/夜間営業壊滅状態の大阪業界
【 大阪 】梅田交通G 全車午前5時〜午後10時に
【 大阪 】コロナが業界の構造改革強いる/関西中央G・薬師寺代表
【 京都 】予約受付時間の短縮など/コロナ対応で京都業界各社
【 大津 】運改あっても営収4割減/滋賀業界 小規模事業者の打撃大
【 大阪 】阪急タク 池田営業所の乗務員感染
【 大阪 】「偽装的事例」として指導強化/ロイヤルリムジン問題で国交省
【 大阪 】バス・タク離職乗務員の受け皿に/全大個協会が知事に要望へ
【 大阪 】高齢者に配食サービス/日本城タク・坂本社長
【 神戸 】神戸市がウーバーイーツと連携/飲食店支援と就労提案
【 神戸 】期間限定で貨客混載を/タク需要激減、物流停滞で
【 京都 】買い物代行など「救援事業」/京都北部地区で2グループ届出
【 大阪 】低濃度オゾン発生装置で除菌・防臭/大阪の第一交通G4社
【 神戸 】兵協 通常総会を書面開催へ
【 大阪 】関協 理事会中止
 
2020年4月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】京都市域の総営収44.7%減/3月原計実績 日車営収1万5577円
【 大阪 】阪急タクが供給調整/休車と無線係含む就業制限
【 神戸 】コロナ対策の臨時休車12社/ 兵庫業界 うち6社は再提出未だ
【 大阪 】北新地 週明けに休業等要請/客待ちも早々に“閉店”へ
【 大阪 】供給削減の流れの中で/大宝タクが求人「20人」
【 大阪 】アプリ上も「東京・日交G」に統一/さくらタクG アンドンに続いて
【 神戸 】3月は減少水準変わらず/神戸市域の運転者証交付
【 神戸 】兵サセン 空車時の喫煙報告
【 京都 】「緊急事態宣言」京都府にも/知事・市長が会見で要請
【 神戸 】神戸エムケイ 本社営業所を閉鎖/乗務員がコロナ感染、濃厚接触なし
【 大阪・金沢 】石川近鉄タクでも1人
【 神戸 】収束後の要望取りまとめも必要/兵タ協・成川委員長「議論の場を」
【 大阪 】日本城・坂本社長「完全封鎖を」
【 東京・大阪 】30万円給付で全国一律の新要件/法人乗務員にはそぐわず
【 神戸 】収入補填で自治体の支援策注視
【 京都 】国交省事例集に「ささえあい交通」/NPOはウーバーの名称削除に不満 
【 大津 】泣jイサカ 名称・役員変更届出
【 和歌山 】旧テ座川タク 役員変更届出
【 大阪 】朝日→3両、狩野観光 申請
【 大阪 】近運局 法人1社文書警告
 
2020年4月10日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】新型コロナの臨時休車延長/一時抹消登録も 本省通達受け近運局
【 大阪 】人影まばら、客待ちタクの車列/北新地 緊急事態宣言の夜
【 大阪 】コロナ対策で「一時金」のケース/対応に格差 「営収半減」の大阪業界
【 京都 】京都市長が「観光自粛」呼びかけ/タクシーの苦境さらに
【 神戸 】社会保険料、消費税の納付免除を/緊急事態宣言受け 兵タ協・吉川会長
【 東京 】ロイヤルリムジンGが事業休止へ/従業員約600人解雇
【 神戸 】兵庫県下の営業は継続中
【 大阪 】事業者理事定数42人を維持/大タ協役員改選へ理事推薦
【 東京 】休業事例などを情報提供/適正供給体制へ東タク協経営委
【 大阪 】「計画休車」近畿でも/自交関西・庭和田書記長
【 神戸 】交通安全啓発運動/兵タ協 規模縮小して実施
【 大阪 】大阪阪神タク社長に奥野氏
【 大阪 】野澤・近運局長らが日タク本社訪問/大タ協正副会長らと懇談
【 神戸 】兵個協正副会長が陸運部訪問
【 大阪大 】一水会、北新地街頭指導など中止
【 神戸 】明石運転免許試験場、閉鎖/職員が新型コロナ感染の可能性
【 京都 】人権啓発キャンペーン 中止も
 
2020年4月8日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】「桜」のピークに営収8割減/京都業界 緊急融資の申し入れも
【 神戸 】「4割減収」さらに悪化へ/神戸市域交通圏 東部はより深刻に
【 大阪 】1.417キロ500円に/ワンコインドーム値上げへ
【 神戸 】神戸エムケイ 芦屋営業所閉鎖/40代乗務員が新型コロナ感染
【 東京・大阪 】補償後回しで金策に/緊急事態宣言で自粛強化
【 神戸 】ファイブスターが全株譲渡/ロイヤルリムジンG傘下に
【 京都 】京タ協「タクシーフェア」中止
【 大阪 】近運局新任幹部があいさつ回り
【 大阪 】社保負担の減免措置など/業界団体の役割で壽タク・浦木山氏
【 神戸 】兵タ協 理事役員会中止
【 京都 】みらい京都 通常総会を書面開催に
【 和歌山 】白浜第一、新田辺営業所の式典中止
【 京都 】エムケイ 上賀茂社屋の営業再開
【 東京 】LPG CP先物は上昇へ
【 東京 】中小労使の電話相談窓口/新型コロナ対応で日弁連
 
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