ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2018年6月25日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

タクシーの命運は進化のスピードに
 将来の移動サービスを担えるか否かは、われわれ次第
  
全タク連・川鍋一朗会長インタビュー

 政府は15日の臨時閣議で、骨太の方針2018、未来投資戦略2018、規制改革実施計画などを閣議決定した。今月6日には、プロジェクト型規制のサンドボックス制度を盛り込んだ生産性向上特措法を施行しており、タクシー業界にとって逆風となる可能性の強い施策が目白押しとなっている。いわゆる白タク・ライドシェア解禁につながりかねない提案が政府の規制改革ホットラインに提案され、「業界内からの提案」として規制改革推進会議がこれを取りあげ、4月24日には全タク連の川鍋一朗会長、田中亮一郎副会長兼地域交通委員長がヒアリングを受けている。嵐の予感が強まる中、全タク連の川鍋会長に話を聞いた。(聞き手:植村俊郎)

―政府の規制改革推進会議の第3次答申が4日付で公表され、まもなく規制改革実施計画として閣議決定されますが(*15日付で閣議決定)、タクシー関連事項に関するご感想を伺いたい。特に三ヶ森タクシー提案については2019年度に結論ということで問題は先送りされた格好になっていることについて、どのように受け止めておられますか。

次のラウンドまで持ち越せた
川鍋 国交省の皆さんが頑張ってくれたというのが最初の感想であり、政治家の先生方もよくわれわれの主張をご理解いただき、奮闘していただいた。その結果として会議側の皆さんも、もう一度タクシーにも目を向けてくれたのではないかと思います。
自画自賛になってしまいますが、やはり規制改革推進会議のヒアリングにわれわれを呼んでいただいた(*4月24日開催のヒアリングに川鍋氏、田中亮一郎副会長兼地域交通委員長が出席=写真)ことが分水嶺になった。そういう意味では規制改革推進会議にも感謝しています。われわれを「呼ばない」という選択もあったはずですからね。政界からも「呼ばないのはフェアじゃない」と働きかけていただいたことは効いていたと思いますし、政治の動きとしては、自民党タクシー・ハイヤー議員連盟で渡辺(博道)新会長、盛山(正仁)事務局長の体制になって、お二方が真剣に、わがこととして取り組んでいただいた。この新体制には深く感謝しています。特に各地方ブロックごとに担当副会長を置く体制を決めていただき、有力な先生方に副会長という立場で動いていただき、先日の総会開催時(*5月14日)にも熱気があって盛り上がり、その効果を感じました。それはやはり渡辺会長が本気で応援して下さっているからだと思っていますし、盛山・事務局長も党・国土交通部会長ですし、議連として非常に有力な人材を得た結果だと思っています。
 そうしたことの根底にはタクシー業界として長年、先生方と意見交換してきたというベースがあり、タクシー業界も踏ん張った。特に最近では地方自治体や地方の先生方ともしっかりコミュニケーションしていただいている。これは田中副会長の旗振りの下でしっかり活動していただいた結果です。政・官・財が一体となって、タクシーの頑張りをアピールすることができた。それによって何とか「イーブン」と言いますか、次のラウンドまで持ち越すことができました。
―その4月24日のヒアリングでは、三ヶ森タクシーや三和交通の提案が業界の総意ではないという全タク連側の主張に対し、「総意であるか否かは重要ではない」とし、ヤマト運輸の宅急便の例をあげて、「総意云々はイノベーションの阻害要因である」との意見がありましたが、この点についてはどのようにお考えになりますか。
川鍋 一つのご意見として、「なるほど」と思うこともあります。規制改革推進会議の委員として立場上、そう言わなければならないということもある。イノベーションも大事ではありますが、旅客自動車運送事業は人命を預かるものであり、委員の皆さんには過去に軽井沢スキーバス事故のような事例があったことにも深い洞察をお願いしたいと思います。バス・タクシーは人を運んでいます。
―ヒアリングでは全国6000ほどの交通空白地に対し、約4500の乗合タクシー路線の運行実績を示しました。残る1500ほどの路線展開を今後行っても、規制改革推進会議への説得材料にはなりにくいように見えますが、この点についてはいかがでしょうか。

「タクシー頑張ってるね」と
川鍋 対規制改革推進会議への説得材料になるかどうかということよりも、われわれはやるべきことをやるということではないでしょうか。会議や委員の先生方に意見を変えていただく材料には結果としてならないかもしれませんが、他の方々=つまり、国交省や国会の先生方、地方自治体や国民の皆さんにとっては、「タクシー頑張ってるね」と言ってもらえる材料にはなると思うんです。
―乗合タクシーの関係では改革会議側からは国や自治体からの補助が前提であるものには、持続可能性への疑問符が付いて回るとの指摘がありましたが、この点についてはどのようにお考えになりますか。
川鍋 ある一面では正しいと思います。自治体や国の考え方が変わると補助金が少なくなったりするかもしれませんし、基盤として脆弱であることはご指摘の通りでしょう。しかし、一方で基盤が脆弱だからと言ってやらない理由にはならない。むしろ、基盤が脆弱にならないように政策の方向性転換もお願いしたい。
 バスはたくさんの補助金が入っているものの、タクシーにはそれがほとんどない。それこそ制度が古くてどうにもならないということではないか。規制改革すべき要素なのではないかと思います。バスが成り立たないとなれば、次にはタクシーしかなく、約4500カ所の乗合・デマンドタクシーが現に走っているわけで、ここにこそ安定した補助金を入れていただきたいと思います。
―ヒアリングの際には大田(弘子)議長から、タクシー業界には大手事業者もいれば中小事業者もいる。全タク連は中小事業者でも忌憚のない意見を言える風通しの良い組織なのかとの質問がありました。ヒアリングでもお答えになっていましたが、改めてお考えをお聞かせください。

全国の協会を回って
川鍋 風通しが良いかと問われれば、三ヶ森タクシーさん、三和交通さんから規制改革ホットラインに意見が提案されたわけですから、結果としては不十分ということになるのでしょう。
 だからこそ、各地で声を聴かせてくださいと言い、わたし自身も今、全国の協会を回って直接事業者の皆さんの声を聴きたいと思っていますし、何か意見があれば実態としてやっていけるものかどうか検討していく風土を作りたいと思っています。
―生産性向上特措法改正案が与野党の賛成多数により可決、成立しました。プロジェクト型規制のサンドボックス制度については、参院の附帯決議でライドシェアへの言及もありましたが、その表現はいまひとつ弱いような気がしています。
川鍋 ひと言で言えば、われわれとしてはこれが精一杯だったということですし、全力は尽くしました。目指すところとしては、サンドボックス制度の対象からライドシェアを除外するということでした。ご指摘の通り「これでは表現が弱い」と言われればその点はおっしゃる通りです。わたしとしては忸怩たる思いもあります。
―成立した法律では、対象事業の認定に際して主務大臣の判断結果にかかわらず、革新的事業活動評価委員会として首相を通じた直接勧告が可能とされており、自民党タク議連総会でも川鍋会長ご自身が懸念を表明されています。
川鍋 附帯決議でここまで含めて歯止めがかかったと言えるものなのかどうかは、正直言ってわかりません。法律の運用が始まってみなければ分かりませんが、基本的には国交省が踏ん張っていただけるような方向性で、われわれとしては一所懸命固めてきたつもりです。
 本当に全力は尽くしましたし、田中副会長や神谷(俊広)理事長、全国の副会長の皆さん、さまざまな事業者の方々、わたし自身も含めて各般におけるいろいろな人脈、関係性において手を尽くしての結果です。国会の先生方も本当によく頑張っていただきましたし、その時点でできる限りのことはやり尽くしたというのは間違いありません。
―工業標準化法が改正され、名称も産業標準化法と改められました。これにより、シェアリングエコノミーもJIS規格の認証対象となり、将来、ライドシェアが認証を受ける可能性も出てきました。

外堀が埋められつつあるという自覚を
川鍋 同法案について直接に「こうだ」という意見はわたしの中にはなかったんですが、そういったことも含めて外堀が埋められつつあるということ。いろんな意味で白タク・ライドシェア解禁に向けたプレッシャーが高まってきている。そういう雰囲気になってきているということをわれわれタクシー業界は自覚しておく必要があります。
 規制改革推進会議の第3次答申もあくまで結論の先延ばしであって、われわれが勝ったわけではない。われわれとしてはまったく気を緩めることはできません。規制改革推進会議側から見ても、タクシー業界側から見ても、「負けなかった」とは言えるような答申になっていますが、だからこそタクシー業界側がガンガン自己変革して、会議側に「参りました。そこまでやるのならタクシーがあれば十分です」と言わせないといけない。
 そのためには、全タク連がまとめた事業活性化11項目をやるということ、それ以外でもできることは、全弾撃ち尽くすという覚悟で全国各地の業界で取り組んでいただきたい。本当に何でも良いんです。やればやるほど1ミリずつわれわれの目標に近づくことは間違いない。
 例えば、名古屋や京都の初乗り距離短縮を含む運賃改定。今後は大阪でもその気運が生じるかもしれませんが、こうした大都市部でアクションがあれば非常に分かりやすく業界の努力が国民の皆さんに伝わる。
 外から見えやすいという意味では、トヨタのジャパンタクシー車両の導入です。1両買えたら、努力してもう1両買ってもらえないか。確かにコストは掛かりますが、これはタクシー産業を守る「防衛費」だと思ってほしい。いまおカネを使わないと、後で使っても効果は薄いとみています。地域によって補助金に差があることも事実ですが、まずは闘うという気概がいまは必要です。
 それからそれぞれの地域、事業者でそれぞれが親しくしている国会、地方議会の先生方との接触を密にしてほしい。また、自治体との接触も。「東京業界がやれ」「協会執行部でやれ」とか「大手が頑張れば良い」と思う人が多ければ多いほど、タクシー産業の崩壊・壊滅が近づくと思っていただいた方が良い。「当社は10両もないけれど、1両くらいは新型車を買うぞ」という気概を持った方が多ければ多いほど、その気概が大きなうねりとなってライドシェア攻勢を跳ね返せるのだと思います。
―新経済連盟が5月8日付で公表したライドシェア新法の提案についてのご感想をお聞かせ下さい。また自民党IT戦略特命委員会(委員長=平井卓也・衆院議員、当選7回、香川1区)が同提案を取りあげる動きがあると聞いていますが、この点についてはいかがでしょうか。
川鍋 今まさに新潟県知事選挙戦の最中(*10日投開票の結果、与党系の花角英世・前海上保安庁次長が辛勝)ですから、自民党の一部の先生方にはわれわれのやる気を削ぐようなことはしないでほしいと思っています。自民党の中からそういう動きが出るということは、極めて「遺憾」です。
 新経連の提案については、あちらはあちらの立場で動くことも分かりますし、こちらはこちらの立場で動くということでしょう。互いに競い合って、世の中のためにより良いものができれば、ベターではないかなと思います。提案の中身については、向こうの主張であって、こちらはこちらの主張をするだけです。信じるものが異なっており、立場が違うわけですから、意見が違うことは仕方がない。
―自家用有償運送の拡大傾向が目立つようになってきました。先般、兵庫県淡路島におけるウーバーとタクシー事業者の連携、兵庫県養父市でタクシー事業者が運行管理にかかわった形での自家用有償運送の計画が公表されました。

まずはタクシーが引き受け
川鍋 自家用有償運送ではなく、まずは緑ナンバーのタクシーで地域の足の確保を引き受けることができるように、全国の地方自治体とのコミュニケーションを深めるしかないでしょう。各地の事業者の皆さんは自治体との関係構築についてよく動いて下さっていると思います。利益はほとんど出ないと言われる厳しい環境の中で、地方議会にライドシェア反対決議を促すなど、よく健闘して頂いている。自治体・地方議会との関係ではむしろ東京の方が遅れている面もあります。そういう意味では東京業界ももっと頑張っていきます。
 繰り返しになりますが、まずはタクシーで地域の足をお引き受けできるようにする。補助金のあり方も含めてですが、自家用有償運送ではなく、緑ナンバーの正規タクシーが引き受ける。そこが「1丁目1番地」ということになります。そこをしっかり押さえていかないと、規制改革推進会議のような議論になっていきます。例外の中での例外のさらに例外のようなものをどんどん作っていくようなことになりかねない。
―最近は特に地方業界を廻ることに熱心に取り組まれていますが、直接に事業者の声を聴いて印象に残った話や、今後、全タク連として取り組むべきだと思ったことなどがあればお話し下さい。
川鍋 行けば行くほど、面白いお話が伺えますよ。わたしが聴いて、思いもつかなかったというのは、例えばトヨタ・ジャパンタクシー車両をガソリン車化して欲しいという要望です。
 そもそもタクシー業界側がLPG化を要望した経緯があるわけですが、東京ではLPG化され、ハイブリッドでもあるため、「燃料費が安くて良いな」ということになっていますが、もはやLPガススタンドが維持されにくくなっている郡部などでは、「あのクルマ良さそうだから使いたい。でもLPガス車だから使えない、使いにくい」ということで、だから別の車両を使うことにするのかというと、できれば「ジャパンタクシーのガソリンエンジン版も作ってもらえないか」という話なんです。わたしとしては「今度、トヨタの人に会ったら聞いてみます」となるわけです。もちろん、両方作るというのは大変なことだということは承知しています。

バス・タクシー会社に一本化
 あと、聞いてみて「なるほどな」という話としては、地方へ行くとバスもタクシーもなくなりつつある地域があって、そういった地域ではバスとタクシーの事業許可を統合してほしいということですね。ようするに乗合と乗用の事業許可を一つにまとめるということ。バス、タクシーそれぞれの事業者ではなく、バス・タクシー会社として一本化できれば。さらに貨物も統合できれば。そうすれば従来バスがもらっていた補助金も、一緒になったバス・タクシー事業者として頂くことができるのではないかという話ですね。
 それに付随した話としては、運行管理者の資格試験が相当難しい。難しすぎるのではないかという話も聞いています。これだけ人が減ってきている中で運転者だけでなく、運行管理者も人手不足です。輸送の安全・安心を確保するため、運行管理者の仕事は増えているし、重要度も増しています。
 その成り行きは分かるんですが、そこに過度に依存しているきらいはないか?何度試験を受けても通らないという状態もまたある。衝突安全ブレーキや車線維持装置の装備など、安全サポートについてはハードの充実も進んでいますからもう少し運行管理者の負担も軽くすることが必要ではないか。
 今度の睡眠不足防止対策強化でも運行管理者が直接にはチェックすることになるわけですが、この調子で負担を増やすばかりで良いか。また、それに合わせて運行管理者の資格試験がどんどん難しくなって良いのかという指摘は、「確かにな」と思うところです。現場には試験が難しいことでそれにパスすることへの達成感もあるかもしれませんが、バランスを取ることは大事なんじゃないかと思います(*運行管理者試験センターのまとめによると、今年3月の旅客部門の試験合格率は約34%)。
 その意味では2種免許制度についてもそういう方向で見直しに動いていますよ。こういったことは地方業界に出向いて個々の事業者からお話を伺わなければなかった視点だと思います。こうしたことが直ちに全タク連の政策となるとまでは言えませんが、それでもわたしの頭の隅にインプットされたことで、いつか動き出す可能性はあると思います。頭の中にありさえすれば、他のいろいろな情報と結びついて形になることはあり得ることです。
―今のお話の中で例えば、新型車両のLPガス燃料のことなどは、経産省の検討会でも、ガソリンスタンドが地方では過疎化が進み、業態転換も含めて考えなくてはならない段階に来ていると議論され始めました。ジャパンタクシーなどはLPGハイブリッドで燃費が半分になれば、もともとガソリンに比べ密度の低いLPガススタンドの場合、地方・郡部では廃業等によりさらにスタンドがないということに加え、比較的都市部でも燃費半減でLPGスタンドの経営が苦しく、将来的に給油そのものが難しくなるということをトヨタでも織り込んでいなかったのかと思うんですが?
川鍋 もちろん、そういったことはトヨタとしても承知していたのではないかと思います。開発段階でタクシー業界として燃料単価の安いLPガス仕様で―ということを強く要望した経緯があります。ユーザー団体からの強い要望ということもあって、メーカーとしてもガソリン仕様での開発という方向性で押していくことはできなかったのではないか。そのこと自体は、それぞれの時代背景の中でのことですから、今さらとやかく言うことではありませんし、作っていただいたLPG仕様のジャパンタクシーはすばらしいクルマだと思います。
 とはいえ、燃費の半減を受けてLPガススタンドの数も半減するということで良いのか。もしくは、そうした先が見えているのなら、他の代替エネルギーに転換してもらい、そのような車両に変えていくべきなのか―というような議論もできるかもしれません。LPGハイブリッドでの開発が進められた5年ほど前の状況と今の状況はかなり違っていると思います。ここからの判断で、引き続きLPGで行くべきだとする考え方とガソリンも良いじゃないかという考え方、それ以外の選択肢―と、もう一度このタイミングでフラットに考えることが大事ではないかと思います。実際にスタンドが半分になってしまうと、給油に行くのも大変遠いということになりますから、どこかで事業者が腹を括って決断しなければならないのではないでしょうか。そういったことは自動車メーカーやわれわれ業界、LPガススタンド業界も一緒に考えていく必要があると思います。

政治家への転身は?
―川鍋会長は将来、衆院、参院いずれかは別にしても国会議員に転身されるのではないかとの見方が業界内に根強くあるのですが、実際のところ、ご自身ではどのようにお考えでしょうか。
川鍋 まったく可能性はありません(笑)。ゼロですよ。やはり「蛇の道は蛇」でもありますし、政治家というのはもっと若いころから目指さないと無理だと思っています。わたし自身、ビジネスの世界で47年間生きてきましたしね。川鍋一朗がいまから国会議員になって世の中に貢献できることと、今のポジションからタクシー業界を変えていくということを比べてみれば、明らかに後者の方が世の中を良くすることへの貢献度は高いと思います。
 いまから衆参両院700人余の国会議員の1人になって、そこからキャリアを積み上げていくというような時間はわたしにはありません。こちらのルートでいまここまでの立場となって、やることも多い。そういうことを踏まえると、政治家転身の可能性ははっきり言ってゼロですね。いや、これは本当なんです。「出てほしい」とおっしゃる方もありますが、わたし自身の中では可能性はありません。
―タクシーを守るということにとって、いまほど政治が重要な時期は業界の歴史の中でも過去になかったのではないでしょうか。そういう意味も含めて、政界転身への期待があったのではと思うんですが。
川鍋 タクシーを守るという意味では、わたしが議員になっても一議員としての存在感を考えてみれば大きな力はないことになる。また、自分の所属する政党以外の方々は味方にはならなくなる。そういう意味では敵が増えてしまう。
そもそも、タクシーを守り抜くということは無理です。いまのままのタクシーを守るということではなく、タクシーを進化させなければなりません。いまある形でのタクシー事業を温存させることは無理だと思っています。タクシーを進化させる、また、その進化のスピード如何によって、ライドシェアが日本に入ってくるのかどうかというところです。
 わたしが思い描いているスピードでタクシー事業者の皆さんが同時に動いてくれるのなら、日本にライドシェアを導入する必要はなくなると思っています。現実はそうはいかないので、進化のスピード如何ということで、ライドシェアがどうなるかも変わってくると思うんです。
―最後に全タク連傘下タクシー協会の会員事業者へのメッセージをお願い致します。

将来の移動サービスの中心に
川鍋 まず、希望をもっていきましょうと言いたい。タクシーの未来は明るいと信じています。自動運転とかアプリなどでタクシーは劇的に変わります。劇的に変わるタクシーとか、MaaS(*マース。モビリティ・アズ・ア・サービス=ITによって最適化された移動サービス。ライドシェアプラットフォームだけでなく、世界の主要自動車メーカーなども関心を示している)と呼ばれるものが、ライドシェアになるのか、進化したわれわれになるのか、それはわれわれ次第です。将来の移動サービスの中心にわれわれが居るために、わたしは皆さんと一緒に全力を尽くしていくつもりです。ですから、希望を持って一緒に闘いましょう。
 具体的に何をすれば良いのかと問われれば、まず地方自治体との連携、地元の先生方との連携をお願いしたい。また、トヨタのジャパンタクシーを1両ずつで良いから買い増ししてほしい。各社にはそれぞれ事情もあるでしょう。一方、トヨタも頑張ってくれている。タクシー事業への防衛費としてご負担をお願いできれば。こういったことが、すぐにもできるアクションではないでしょうか。その上で、乗合タクシー・デマンド交通に取り組んでいただければ、ライドシェア問題に一段落という段階があるかどうか断言できませんが、そういう流れの後にタクシーを巡る規制の枠組みなどの法制度上の課題も取り組めるようになると思っています。わたしたちが頑張ればライドシェアは入ってこられないし、頑張りが足りなければ入ってきてしまいます。わたしとしてはみんなで頑張れるよう旗を振り続けます。
―有り難うございました。(6月8日、千代田区の日本交通グループ本社で収録)
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No.730 6月25日 全タク連通常総会直前・特別編集  主な内容
■トピックス
:タクシーの命運は進化のスピードに
  将来の移動サービスを担えるか否かは、われわれ次第
        〜全タク連・川鍋一朗会長インタビュー
:閣議決定された規制改革実施計画 〜推進会議第3次答申が政府方針に
:1年半ぶりの提案に「進化」は? 〜新経連「ライドシェア新法」提案を検証
:自家用有償運送の必要以上の進出を許しているもの
        〜全タク連副会長兼地域交通委員長・田中亮一郎氏
:大タ協会長に坂本栄二氏 〜「利用者から信頼されるタクシー」肝に銘じ
:断われば自家用車ライドシェア導入の端緒に?
        〜東京五輪、1000人ドライバー派遣の要請にどう応えるか
:新自家用有償運送「やぶくる」出発
        〜規制改革推進会議が高い評価〜タクシー業界に投げかける課題
:<専門委員長に聞く> 秋山利裕・交通安全委員長
■内外交差点
:労務問題解決へ2つの目線  青田 滋樹氏A
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速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 参加は日交グループ4527両
    制度設計工夫して本格運用へ
   変動迎車料金の実証実験で関運局

【 横浜 】関東運輸局の河田守弘局長、森龍平・自動車交通部長ら幹部は21日、定例会見を開いた。その中で局側は変動迎車料金の実証実験を東京都特別区・武三地区で8月上旬から10月上旬にかけて実施すること、参加事業者との間でさらに適用エリアを制限することなども調整中であることなどを明らかにした。また、旧タクシー適正化新法の下、特別区・武三交通圏で20%減休車を実施しなかった事業者に対する経営実態に係る調査(ヒアリング等)は同法改正後には行われていないとしながらも、「必要に応じて実施していく」などとした。
 変動迎車料金の実証実験について森氏は、5月21日に本省が東タク協で説明会を開いた(本紙既報)とし、今年8月上旬〜10月上旬にかけての2カ月間、特別区・武三地区で実施することになっていること、さらに参加事業は日本交通グループ46社4527両であること、参加事業者との間で適用エリアの縮小なども検討されていることを明らかにした。適用エリアのあり方については今後の詰めが必要とするにとどめた。

〜利用者が「良いとこ取り」の懸念
 全法人タクシー車両数に対する実験参加車両のシェアが少ないと、利用者から変動料金の安い時間帯のみ利用されるのではないかとの疑問に対して森氏は「あくまで実証実験なので、そういった懸念も含めデータを収集し、検証する」とした。検証の結果、全車両参加でなければ実施する意味がないことが明らかになるのではないかとの記者の質問に対しては、制度設計を工夫して本格運用するのが現段階での意向であることも滲ませた。
 準特定地域に指定されている特別区・武三交通圏の事業適正化・活性化のフォローアップについて森氏は、「昨年6月29日に準特定地域協議会が開催され改正適正化新法の附帯決議に基づく適正化・活性化のフォローアップを行った」とし、「本省に報告、同省においてフォローアップ通達に基づいて他地域同様精査している」と説明した。
 旧適正化新法時代(特別区・武三交通圏は旧法の特定地域に該当、改正法では準特定地域に指定)には20%減休車に同調せず非協力を貫いた事業者に対して運輸支局等を通じて経営実態調査などを複数回行ってきたが、法改正後は一度も実施していないことも明らかにした上で、「旧法は附帯決議に基づき非協力事業者への経営状況の確認を行ってきた。改正法の準特定地域では活性化策と合わせて自主的に供給輸送力を削減していくもの。今後の経営実態調査等については必要に応じて実施するかどうかを判断する」と述べた。
 法改正後2年以上の期間、一度もヒアリングを実施しておらず、「必要な時とはどのような時か。日車営収が大きく落ち込んで乗務員の労働条件に悪影響があった時や、業界内に不公平是正を求める声が大きくなった時か」との記者の質問に対して森氏は「そのようなことも含めて考える」と答えた。
 東京都内の法人タクシー事業者7社とソニーによる新会社「みんなのタクシー」発足について森氏は「5月31日付で準備会社が発足したことは承知している。ソニー側がAI技術等を提供し、事業者の枠を超えて配車等を行うほか、決済代行サービスも行い、全国の事業者も参画できるものと聞いている。こうしたこと自体は望ましいことであり、利用者の利便性、事業者の生産性が向上することを期待している」とコメントした。
 都内個人タクシー事業者による羽田空港定額運賃の一部ゾーンの適用除外について森氏は、「先月から届出事業者が1人減り、現在は45人になっている」と報告した。これまでに一部ゾーン適用除外による利用者からの苦情等はないとし、「引き続き、状況を注視していく」と述べた。
 また、都内・石神井公園駅タクシー乗り場で一部車両のみが入構するという不適正な状況については、5月18日に関係者による適正化協議会が開催されたとし、今後、街頭監視活動や防犯カメラの設置などを含め、関係者との調整を進めていくとしている。
〔6月23日号関東版掲載〕  <Topへもどる>

2018年6月23日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 横浜 】参加は日交グループ4527両/制度設計工夫して本格運用へ/変動迎車料金の実証実験で関運局
【 東京 】輸送サービスデジタル化で法整備を/新経連、自民党IT特命委に要望
【 横浜 】求人ポータルサイトのQ&A/神タ協「求職者との接点増える」
【 横浜 】車停は法人39件、個人22件/関運局・17年度ハイタク処分
【 横浜 】11地区が日車営収増/関運局管内・5月原計輸送実績
【 横浜 】事故運転者、半数近くが65歳超/関運局・17年度ハイタク重大事故状況
【 横浜 】南多摩、京浜の輸送力削減は完了/関運局管内の事業者計画進捗状況
【 東京・鹿児島 】与論島で実証実験へ/配車マッチングの「クルー」
【 東京 】ハイタク部会はライドシェア討議/関東交運労協が交研集会
【 横浜 】関運局 譲渡譲受、合併認可
 
2018年6月23日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】個タクの維持方策に回答迫る/「75歳定年」にも疑義の声/議連総会で国交省に「宿題」
【 東京 】都個協が独自の事業者団体評価制度
【 横浜 】1000人に「観光タク」パンフ/神タ協横浜支部、開港祭出展報告
【 東京 】ダッ研、阿部会長を再任/新技術委員長に中澤氏
 
2018年6月22日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】第3次答申は「結論先送り」/対規制改革推進会議で見解/全タク連・川鍋会長インタビュー
【 東京 】JPNタクの車いす乗車/東タク協理事会で意見交換
【 横浜 】初乗り短縮「認識の共有を」/神タ協役員会で伊藤会長
【 東京 】ハイタクは郭、清水の2氏/陸運功労31氏を東運支局長表彰
【 大阪 】大タ協会長に坂本栄二氏
【 東京 】7月18日に「働き方」シンポ/市民会議と労働弁護団共催
【 東京 】山梨・神奈川両県で展開/全自交関東、組織拡大キャラバン
【 東京 】今夏も心霊スポット巡礼ツアー/三和交通、27日から予約受付
【 千葉 】日交労ゴルフ大会
 
2018年6月20日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】乗合タクで交通空白地を埋める/ライドシェアの「入口」は地方/田中・全タク連副会長兼地域交通委員長
【 東京 】都営協理事長に冨本理事/投票で現職の中島氏破る
【 東京 】JPNタクの車いす乗車で協議/街頭指導会議、関運局「指導徹底を」
【 横浜 】50%手前で伸び悩み/都市型ハイヤーの運改申請
【 東京 】クラウド型配車の電脳交通と提携/JapanTaxi
【 東京 】優良乗務員60人/キャピタルG表彰式
【 東京 】英語検定合格者にインセンティブ/拡充・整備の羽田空港乗り場
【 横浜 】飲酒運転防止の徹底状況など/関運局、夏の輸送安全総点検
【 東京 】7月から「福祉限定輸送協会」に/東福協が改称、全国NW目指す
【 東京 】中国語研修も追加/東タクセンの認定旅客接遇研修
【 東京 】「タクの日」に合同街頭活動/白タク阻止で日交G協と全自交東京 
 
2018年6月16日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】都市部でのライドシェア検討を/自家用有償運送の拡大で「残された課題」/特区諮問会議、竹中氏ら民間議員5氏が提言
【 東京 】規制のサンドボックスで一元的窓口
【 東京 】規制改革実施計画など閣議決定
【 東京 】特区・武三、5月は総需要回復傾向/東タク協・原計輸送実績
【 東京 】新副理事長に保岡、榎元両氏/東京交通共済、川村理事長再任
【 東京 】三多摩自動車協会が総会
【 東京 】JPNタクの事故防止装置に期待感/東京交通共済
【 東京 】都のビジネスモデルPJに/ZMP・日の丸の自動運転タク
【 東京 】野嵜理事長を再任/日個連交通共済・総代会
【 東京 】被災者支援のボウリング大会/交通労連東ハイ労が今年も
【 東京 】達成率上位12社など表彰/SDコンテストで東タク協
【 東京 】利用者の声に耳を/交通労連ハイタク部会・全国討論集会
【 横浜 】車停は法人の4件/関運局・5月の行政処分 
 
2018年6月16日号−2 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】世界最先端のIT国家目指す/デジタル改革でシェアエコ推進など/「基本計画」の変更を閣議決定
【 静岡 】電話通訳の利用件数急増/全個連・通常総会で報告
【 横浜 】二重交通・篠崎副社長ら表彰/陸運関係功労で神運支局
 
2018年6月15日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 京都 】高野新会長「次代の改革に邁進」/バトン渡した坂本氏は最高顧問に/全自無連、京都市で通常総会
【 京都 】全自無連総会・功労者表彰
【 東京 】輸送回数、人員ともダウン/総需要減少、東タク協4月全社実績
【 名古屋・シンガポール 】グラブに1100億円出資へ/トヨタ自動車、東南アジアで協業
【 千葉 】関東最後の特定地域計画同意/千葉県・東葛交通圏、27両削減へ
【 東京 】「政界水準のタクシーサービス充実」も/観光ビジョン実現プログラム
【 東京 】「事故発生率10%割れ」達成へ/都個交通共済・田中理事長
【 横浜 】関運局長表彰に樽澤正人氏ら/18年度陸運・観光功労者
【 東京 】東タクセン専務理事に松澤氏内定
【 東京 】福祉輸送限定乗務員研修/全福協が2年ぶり開催
【 東京 】7〜10月の街頭指導地区など
 
2018年6月13日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タクシーでは難しいか?/「即戦力」の外国人材、受け入れ拡大へ/「骨太の方針2018」で枠組み
【 東京 】トラックで受け入れの可能性/外国人材巡り石井国交相
【 東京 】法人は17カ月連続で前年割れ/多摩地区、5月の運転者証等交付
【 横浜 】運改申請率48%超える/特区・武三の都市型ハイヤー
【 横浜 】事故増加要因対策を「再徹底」/関運局、乗合バス事故防止対策
【 東京 】東京おもちゃショーでアピール/チェッカー無線が初出展
【 東京 】JPNタク普及で販売量減少/全L協、タク依存から脱却を
【 横浜 】今度は「SP風」「忍者」タク/三和交通、予約受付開始
【 東京 】全タク連労務部長に浅野氏
【 東京 】全個協関東支部が幹事会
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 県と緊急・救援輸送協定締結
    和タ協、南海トラフ地震も想定

【 和歌山 】和歌山県タクシー協会(川村昌彦会長)は22日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で第63回定時総会を開催し、17年度事業報告、同収支決算を承認、18年度事業計画、同収支予算を報告した。任期満了となる監事(松本道男氏、金星タクシー社長)の退任と「規制のサンドボックス」の適切な運用を求める決議も承認したほか、18日に和歌山県(仁坂吉伸知事)と緊急・救援輸送に関する協定を締結したことを報告した。同様の協定はすでに和歌山市、海南市、近畿地方整備局とも締結している。
 川村会長は、いつ起こるか分からない南海トラフ大地震に関し「災害時に障害者や高齢者の方々を安全な場所まで輸送することはタクシー事業者の使命であり、要請があれば迅速に対応していく」とし、緊急・救援輸送に関する協定を順次締結していることや、UD研修、乗務員の外国語対応研修、女性乗務員雇用強化などの取り組みも紹介。紀南地区の不便解消のため登録運転者講習会を新宮市、白浜町でも開催し、今年度はNASVAの協力で適性診断も同地区でできるよう、出張診断を実施するとした。また、「ライドシェアの導入がなされないよう、自治体との意見交換を増やし、地域住民のニーズに沿った安全な乗合タクシー等の提携を行っていきたい」と述べた。
 近畿運輸局の後藤浩之・自動車交通部次長、和歌山県の横山達伸・企画政策局長、県警本部の島泰弘・交通部長、協会顧問の尾ア方哉・和歌山市会議員が来賓出席して祝辞を述べた。懇親会では和歌山運輸支局の衣川勝己・首席運輸企画専門官の発声で乾杯し、駆けつけた協会顧問の藤山将材・県議会議長もあいさつした。
 閉会あいさつで豊田英三・筆頭副会長は、各関係機関と交流を深めながら、もう一度タクシー本来のあり方を提起し直す必要もあるとし、「川村会長を中心に各運賃地区に分かれて実情を改善する取り組みを行うことで協会全体の発展に寄与しようとしている」と述べ、協力を呼びかけた。
〔6月23日号関西版掲載〕 <Topへもどる>

2018年6月23日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 和歌山 】県と緊急・救援輸送協定締結/和タ協、南海トラフ地震も想定
【 大阪 】「ワン・フォー・オール…」/大タ協・坂本新会長、団結してトライ
【 大阪 】三野、足立両氏が退任のあいさつ
【 神戸 】兵庫県タクシー会館、年度内に耐震調査
【 大阪 】健全運営維持へ一層の事故防止を/大阪交通共済・通常総会
【 神戸 】事業者計画の未遂行/車停60日車の処分に
【 神戸 】実働率の低下続き、日車営収増/兵タ協・3月の輸送実績
大阪 】都市型ハイヤーの申請続く
【 京都 】稼動車両減り「乗務員の時代」に/高賃金で若年世代呼び込める?
【 神戸 】バス停までボランティア輸送/三田市で社会実験開始 
【 神戸 】利用者以外からも「見られている」/神戸地区の更新研修会に35人
【 大阪 】神戸でグリーン経営講習会
【 神戸 】神戸市域の事業者計画、出揃う
【 大阪 】読売新聞が「マム保育園」紹介/企業主導型保育所に関心 
【 京都 】FM大阪の旅番組提供/ヤサカタクGとヤサカ観光バス
【 神戸 】「エコ&セーフティー」カーフェスタ/神戸で7月7・8日
【 大阪 】岸交タク10両→タックン大阪
【 大阪 】國際タク3両→協親交通
【 神戸 】神姫タクシーG、役員変更届
【 大阪 】近運局、譲渡譲受2件認可
 
2018年6月22日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大タ協会長に坂本栄二氏/副会長に古知、齋藤、照屋の3氏
【 大津 】特区問題で越市長と面談/田畑・滋タ協会長、懸念伝える
【 神戸 】「前提なくなれば止めないと」/ウーバータク、兵タ協・信原副会長
【 大津 】滋タ協、労働委の講演聴く
【 大阪 】傘下支部回り、就任あいさつ/全大個協組執行部
【 大阪 】関協理事会、地震で延期 
【 大阪 】大タクセン 理事、評議員人事
【 神戸 】新神戸駅乗り場のサービス向上/兵サセン、取り組み内容検討へ
【 神戸 】対二輪の「防衛運転を」/兵庫交通共済・青田理事長
【 和歌山 】白浜第一交通が新型決済器導入
【 大津 】近江タクが「全国タクシー」導入
【 神戸 】兵陸部、個タクの認可証授与
【 大阪 】7月9日に夏季労働講座/交通労連関西地総
 
2018年6月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 奈良 】「新しいタクシー」創る/奈タ協・辻執行部発足、新副会長に池田英憲氏
【 奈良 】準特移行後も活性化の取り組みを/栗原・自交部長、奈良市域交通圏に注文
【 奈良 】一致団結「入り枚岩」で/奈タ協総会・懇親会
【 和歌山 】29日に総会、「地区」に改編へ/和タ協和歌山支部
【 神戸 】東阪神タク協組が総会
【 神戸 】神戸市域の運転者証交付、減少基調

【 大阪 】地震による交通マヒでタクシー活躍/災害時等の公的支援要望も 

【 神戸 】大阪地震、兵庫県内のタク被害なし
【 大阪 】「成長戦略」のウソを指摘/日本城タクシー・坂本社長
【 大阪 】「負の連鎖」絶つ意識を/更新研修会に119人
 
2018年6月16日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】「ウーバータクシー」前提崩れる/2次交通以前に… 「淡路関空ライン」が運航休止
【 神戸 】交通政策のあり方検討支援/神戸市が日本総研に委託
【 大阪 】定時総会と70周年祝賀会/大阪自動車会議所、25日開催
【 大阪 】実証実験ずれ込み?/乗務員アプリ対応で関協
【 神戸 】兵庫交通共済、青田理事長再任/若手が参加できる仕組みを
【 大阪 】大阪市内でタクシー強盗
【 京都 】京都市、「民泊」届出受理22件
【 大阪 】全福協大阪支部、27日に総会
【 大阪 】特定地域協の運営に異議/壽タクシー・浦木山社長
【 神戸 】夜景観光でルート別運賃/キクヤ交通が設定申請
【 大阪 】エフアイ、新規申請
【 大阪 】太市タク9両→福井タク、認可
【 大阪 】関運局、3社を車停処分
 
2018年6月15日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 京都 】次代の改革に向けて邁進/全自無連総会、高野新会長が決意
【 京都 】近自無協・池田会長が正式就任/坂本氏は常任最高顧問に
【 京都 】高野新会長「歴史と伝統を守る」/全自無連・懇親会
【 神戸 】人員減と高齢化如実に/兵庫業界の運転者証交付
【 京都 】全自無連総会・功労者表彰
【 神戸 】兵タ協会館、耐震調査へ/結果次第で取り壊しも
【 神戸 】ウーバータク「しっかり取り組む」/兵タ協理事会で淡路島支部長
【 奈良 】中国式白タク排除へ/奈良公園周辺で啓発活動
【 神戸 】「中国式」に触発されて?/神戸で目立つ「従来型」白タク
【 大津 】大津市等で白タク阻止の宣伝活動/自交総連関西地連、7月も継続へ
【 神戸 】新年度の委員会構成協議/兵タ協神戸・阪神間支部
【 大阪 】東淀川区の3社/今年も合同で安全講習会
【 京都 】近自無協、優良従業員20人表彰
【 京都 】「需要予測」システム等に注力/全自無連総会会場で機器展示
【 奈良 】高齢者等にクーポン券/生駒市、タク運賃にも利用
【 東京 】「世界水準のタクシーサービス充実」も/観光ビジョン実現プログラム
 
2018年6月13日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】弁済問題「最低限の取り組み」に/大タ協横領事件処理、薬師寺氏「無に等しい理事の意見」
【 大阪 】退職引当金との差額174万円/総額5000万円で十分回る
【 神戸 】ウーバータク「地域全体の活性化策」/兵タ協・吉川会長、淡路地区の実情尊重
【 京都 】続投視野に一層の結束要請/京タ協・兼元会長 
【 京都 】新運賃、各社2桁の増収?
【 京都 】京タ協、執行部体制大枠維持
【 京都 】「FFタク」認定運転者中心に/松田委員長、制度設計見直しに意欲
【 京都 】地域公共交通会議の出席報告
【 神戸 】島外への拡大には楽観論も/神戸業界「ウーバータク」巡って
【 大阪 】「時代の速さに対応できる人」/大タ協新会長巡り、理事候補の大沼氏
【 神戸 】日個連廃業積立準備金貸付規約/全兵庫、反対多数で否決
【 大阪 】自転車との接触事故で注意/富士交通が安全講習会
【 京都 】今年も「京都妖怪タクシー」/興進タク、イベント集団と連携
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