ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2013年9月9日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

福祉有償運送、事務・権限移譲で棲み分け進む?
地方分権改革有識者会議・地方交通部会「最終報告書」で道筋

 国から地方へのさまざまな分野での事務・権限の移譲については、政府として12月にも閣議決定し、関係一括法案を来年の通常国会に提出する基本方針が先ごろ固まった。その中の一つにタクシー業界の関心も高い、自家用自動車有償旅客運送の地方公共団体への事務・権限移譲も含まれる。白ナンバー有償運送の分野については、去る8月29日に開催された、内閣府の地方分権改革有識者会議において地域交通部会(座長=神野直彦・東京大学名誉教授)の最終報告書が了承され、その事務・権限は「希望する市町村が基本」「希望しない市町村の区域については、都道府県がかわって役割を果たすことができるよう、希望する都道府県にも移譲」することとされた。部会での議論を中心に、有識者の問題意識、国、都道府県や市町村、タクシー業界などの主張を交え、事務・権限移譲に至るプロセスを紹介する。

地域交通部会の結論
 部会報告書によると、「自家用有償旅客運送の定義」とは、「地域住民の生活の維持に不可欠な過疎地や福祉の輸送がバス・タクシー事業では十分提供されない場合に、自治体や住民、事業者など地域の関係者が合意すれば、国土交通大臣の登録を受けた上で、市町村やNPО等が自家用車(白ナンバー)を使用して有償で運送できる制度」とされている。また、部会で検討される「移譲しようとする事務・権限」とは、@実施主体、区域、旅客の範囲、運行管理体制等の登録(道路運送法79条)A安全確保のための監査、是正命令等の指導・監督(同79条の9第2項)―となっている。
 報告書の結論では、これらの事務・権限の移譲先についてまず、「市町村が、住民の居住・活動情報や地域交通のニーズを最もよく把握していること、実施に当たっては、意欲・能力と安全・安定的な運行を確保する責任が求められることから、希望する市町村が基本」とされ、その上で、「執行体制上の懸念から事務・権限の委譲を希望しない市町村の区域については、都道府県が代わって役割を果たすことができるよう、希望する都道府県にも移譲する」こととされた。その結果期待される効果として、「地域の実情に応じた創意工夫による移動手段の確保」や「関係者の合意から登録までにかかる期間の短縮」が挙げられている。
 このほか、事務・権限移譲に当たっての留意事項として、「移譲先(市町村または都道府県)において、安全確保と利用者保護を図る執行体制を整備するため、国は専門的な知見、ノウハウを的確に継承するとともに、移譲後においても移譲先との連携・支援を図る」とし、さらに地域の実情に応じた輸送体制実現にあたって、従来は禁じられてきた法人格のない団体へも実施主体への門戸を開くよう求めている。

委員の問題意識
 地域交通部会としての結論は、以上に紹介した通りだが、7月3日に開催された第1回部会会合に、構成員(委員)として参加した名古屋大学大学院の加藤博和准教授(国交省交通政策審議会委員も務める)から意見書(資料)が提出されており、その中に興味深い委員としての問題意識がいくつか提示されている。加藤氏の論によれば、なぜNPО等有償運送というカテゴリが生まれたか?という問いに対する答えは、移動制約者によるニーズが存在しているにもかかわらず、既存の輸送産業(バス・タクシー)がきちんと応えられていない→地域のNPО等がやらざるを得なかった→しかし、それは輸送産業の掟破りだった→ニーズも輸送産業の掟も正しいのであれば、結局、つじつま合わせが必要になった―と説明している。
 また、現在の道運法上に位置づけられたNPО等有償運送の登録制実施の下での問題意識については別表の通り、「タクシー会社とNPО団体の言い争いの場」「すったもんだの上に認定しても移動制約者の1%も救えていない」と厳しい見方を示している。制度見直しの方向性についても加藤氏は、「白ナンバー有償運送が認められるのは、バス・タクシーによることが困難な場合に限られる」という前提=建前を前面に押し出し、「バス・タクシーでは困難であり、手出しできないのだから、その営業を阻害することもあり得ず、運送の対価に例えば『タクシー運賃の約2分の1』という制限を設けること自体おかしい」と指摘している。

結論に至るまで―
  関係当事者の主張〜国
 7月3日に開催した地域交通部会の関係者へのヒアリングで国交省は、「地域交通に係る諸課題については、住民生活に最も身近な市町村が中心となり責任を持って対応している。そうした実態を踏まえ、自家用有償旅客運送に関する事務・権限も希望する市町村に移譲することが適当だ」「その際、輸送の安全が確保されるよう今後、関係者の意見を丁寧に聴いていく」(武藤浩・自動車局長、当時)と述べている。
 また、平成21年当時事務・権限の移譲先を都道府県としていた国交省が、現在では市町村が適当と態度を変えたことについて、部会での質問に答えて同省では「当時は、地方分権全体での権限移譲先は都道府県が原則だったから」と説明している。

同〜都道府県・市町村の主張
 自治体の代表は同ヒアリングでどのような主張を行ったか? まず、佐賀県の古川康知事は、@自家用有償旅客運送の運営協議会で、法令・ガイドライン以上に厳しいローカルルールが存在しているのは、自治体に道運法上の権限がないため他人事になっていることから生じているA市町村は運営協議会の主宰だけが規定されており、その位置づけが曖昧であることから、これを自治体の附属機関として位置づけ、この決定に対して誰が責任を持つのか明確にすべきB事務・権限の移譲先はまず都道府県とし、手挙げ方式で希望する市町村にも移譲すべきだ―としている。市町村ではなく、都道府県に移譲すべきだとする理由について古川知事は「小規模な市町村では担当者が置けないところもあるが、都道府県は担当部署も存在し知見を持っているので、自家用有償旅客運送を担う団体がない市町村の住民にもメリットになる」と説明した。
 富山市の森雅志市長は、@自家用有償旅客運送の実施には、安全で安定的な運行を確保する責任を受け止める覚悟が必要であり、その意味でも事務・権限の移譲先を「希望」する市町村とすることは妥当A移譲後も、安全性の監査など、国の一定の関与は必要B自家用有償旅客運送によってバス・タクシーの利益を侵害しないように配慮しながら交通空白地帯を埋めていくため、協議会方式は大事にしていかなければならないCこうした調整は市町村だからできることだ―と主張している。揖斐川町の宗宮孝生町長は、@移動手段を公共主体だけで確保するには限界があるA過疎地有償運送制度を活用したいが、NPО等の法人格のある主体に限定されているため、山村地域ではニーズがあっても担い手がいない―と苦境を訴えた。

同〜タクシー業界の主張
 同じヒアリングの中で全タク連(各務正人理事長が出席)は、業界の取り組みを説明した上で、@タクシー事業はバスなどが撤退した後の地域住民にとっての最後の公共交通機関。タクシー事業と自家用有償旅客運送の棲み分けが必要であり、事務・権限を委譲することで、タクシーの存立を脅かし、タクシーが地域からなくなってはならないA移譲先は実情が良くわかり、大きな役割を担っている市町村が適切―などと主張。
 また全福協(漢二美会長が出席)は、@福祉輸送は専門のスタッフや車両を備えた福祉タクシーが担うべきだが、存在しない場合には自家用有償旅客運送によることはやむを得ないA事務・権限が委譲され、福祉タクシー事業者の意見が反映されることなく運営協議会での論議が進められることになると、福祉タクシーが存立しなくなるおそれがあるB仮に移譲するにしても、安全や安心が確保される仕組みと地域の公共交通機関が確保される仕組みは必要だ―と主張した。

同〜NPО法人の主張
 一方、NPО側はどうか。全国移動サービスネットワークの河崎民子・副理事長は、@事務・権限の移譲に際しては法令の見直しが必要だA具体的には、運営協議会に関して従来省令で定めていた関係者は自治体が条例で定めることに改め、併せて地域独自の基準=ローカルルールを設ける場合も条例で定めることとすべきB運営協によっては不当なローカルルールも存在しており、分権の名の下にこれらが肯定されることのないよう、不当なローカルルールは違法化するようにして欲しいC複数の市町村がまとまって運営協を設置している場合も多く、事務・権限が都道府県に移譲されれば柔軟性が出てくるのではないか―としている。

今後の課題〜棲み分けは完成したか?
 こうしたヒアリングなども経て、地域交通部会としては冒頭に記したような結論に達したわけだが、「事務・権限の移譲先」や「移譲先の体制整備」よりも、「地域の実情に応じた運送の実現に向けた措置」として、国が事務・権限の地方移譲と合わせて今後検討・実行すべき事柄が具体的に明記されており、こちらの方がタクシー業界にとっては一部に厳しい内容を含むものとなっている。
 具体的な措置として国がなすべきこととして列挙されているのは、@これまで法人格のある団体に限られていた実施主体を弾力化することA運送の種別ごとに限定されていた旅客の範囲を拡大することB運送の対価は実費の範囲内であり、営利を目的としているとは認められない妥当な範囲内であれば設定可能である旨の周知を徹底することC地域における合意形成の手続きや運用を改善することD登録更新における書類の省略等事務手続きを簡素化すること―。地方公共団体に対しても、「これまで運営協で定められてきた不合理なローカルルールの是正に向け、引き続き、必要な措置を講ずるべきであり、国もその取り組みが促進されるよう積極的に働きかけを行っていくべきである」としている。
 地方分権改革全体についてはスケジュールが固まっており、関連一括法案の国会提出も来年の通常国会と定められた。国交省が報告書の趣旨に字句文言通り忠実にさなざまな措置を講じるか否かはフタを開けて見なければわからない部分もあるが、大筋の方向性はほぼ決まった。
 自家用有償旅客運送については、実態に押される格好でなし崩し拡大が進み、運営協を舞台に、一部ではローカルルールをタテにした業界とNPОのケンカの場という皮肉な現象も生み出した。現実にあるニーズに業界が十分には応えられなかったのも事実だが、今回の権限移譲ですっきりとした棲み分けが完成するのかどうか不安は否めない。(了)
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No504. 8月26日号 主な内容
■巻頭人物 :山下邦勝氏(都個協一般社団移行に関する検討委員会座長) 
■気になる数字
12.6%と83.1%/特区・武三の20%削減、40両以下と41〜100両でその差歴然
■トピックス
 :事務・権限移譲で棲み分け進む? 
    〜福祉有償運送、有識者会議・部会最終報告書
 :学識者の目で読む適正化新法改正案 
    〜福祉、経済学の専門家へのインタビューから
 :まだまだ多い両側面表示のない車両など…
    〜改正表示通達のポイント整理
 :都内繁華街で「劇的な変化」 
    〜東タクセン「指導協力員制度」半年
 :「認定タクシー制度」本格化へ公開 
    〜大タクセン「高齢運転者安全運転研修」
 :10月10日「出発式」へ確かな胎動 
    〜滋賀の「ゆりかごタクシー」初年度は5社で
■東西往来
 :せんべいが表わすブランド樹立の心意気/もはや避けられぬネットにスマホ

■この人この言葉 :磯博樹氏、武田幸太郎氏、平尾文一氏、三宅幸次氏

■シャッターチャンス
 :五輪招致の審判で吉兆を占う?/初乗り1100回分の年間コスト
 :業界挙げての求人対応に期待/これではなかなか風吹かぬ…
■アラカルト:<連載第36回> 多田清社長殿創業史―「相互十年」を読む

 :<内外交差点> 11.2通達と意識改革  田中映二氏A

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交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 都個協、一般社団化が決着
    正会員の議決権、理事数に上限設定
      検討委、2回で「答申」の大役
【 東京 】都個協一般社団移行に関する検討委員会(座長=山下邦勝・関東陸運振興センター理事長)の第2回会合が6日、豊島区の日個連会館で開かれ、第三者委員から付託された事項に関する答申案が提案され、満場一致で賛同を得た。議決権数および理事数については、基本的に事業者数に応じて案分するとともに、一団体が突出して多くならないよう上限数を定めた。今回で検討委は解散、19日の理事会で答申内容を報告するとともに、答申に沿って作り直した役員等選出規則などを提案、承認を得た後、東京都へ認可申請を行う。
 答申したのは議決権数の配分(役員等選出規則第7条)と理事数(同第5条)。議決権数については、総数68個のうち、まず正会員4団体(東個協、日個連都営協、多摩個連、全個人)に1個ずつ割り振り、残り64個を「議決権基準数(総事業者数を68で除した数)」を上回る正会員(東個協および日個連都営協)に事業者数に応じて案分するというもの。ただし、「協会としての適正な運営を確保するためには、これまでの歴史的経緯を尊重することも重要である」とし、一正会員が獲得できる議決権数について、「ギリギリ」で過半数(答申書では「最低限の過半数」と記載)になる35個を上限として定めた。この結果、東個協は35個、日個連都営協は31個、多摩個連・全個人がともに1個ずつ―となった。
 他方、理事数も同様の考え方で、理事総数を29人とし、員外(専務理事)1人は会長が推薦、残る28人を案分する。理事基準数(総事業者数÷28)を下回る正会員ついては1人の理事数を割り振るが、こうした割り振りの仕方は2正会員(多摩個連および全個人)までと歯止めをかけ、残数(26人)を事業者数に応じて案分する。この結果、東個協15人、日個連都営協11人、多摩個連1人、全個人1人―となった。
 第2回会合は、前半で第三者委員3人と都個協事務局とで打ち合わせを行い、答申案を調整、その後開かれた本会議で提案、異論なく満場一致の賛成を得た。山下座長から答申書を受けた木村忠義会長は、「第三者委員の皆さんには御苦労をおかけした。1万5000事業者を代表して心から感謝申し上げる。答申を活用して一般社団法人への移行を果たし、個タクの社会的使命を全うしたい」と謝辞を述べた。
 山下座長は終了後の記者会見で、「答申が受け入れられ、うれしく思う。ベストではないかもしれないが、このくらいなら歩み寄れるのではないかと思った。このような取り決めは『紳士協定』であり、普通は団体同士でうまくやるべきもの。今後は相互信頼を高めて運営するとともに、適切な時期にきちんと運営がなされているか見直しもしてほしい」と述べた。
〔9月7日関東版掲載〕  <バックナンバー一覧へもどる>
2013年9月7日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】都個協、一般社団化が決着/正会員の議決権、理事数に上限設定/検討委、2回で「答申」の大役
【 東京 】全タク連幹部、公明党に事情説明へ/東タク協・有志の会が幹部懇談
【 東京 】臨時国会、10月15日召集へ
【 東京 】特区・武三の総営収4.4%増/東タク協・7月の全社輸送実績
【 東京 】7割が「予定通り増税を」/集中点検会合ヒアリング結果
【 東京 】国交省が26年度組織・定員要求
【 東京 】特別講演は「事故歴・違反歴」/12日の事故防止責任者講習会
【 東京 】全タク連、総務委員会開く
【 東京 】貸切バスの参入要件強化/国交省がパブコメ募集
【 東京 】成田リムジン+タクシー/横浜ベイシェラトンがパックサービス
 
2013年9月6日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】104万9073回、10.6%増/東京無線、日交G、kmGでシェア6割/8月の都内無線配車回数実績
【 東京 】「日交アプリ」45都道府県、2万両に
【 東京 】遅れるパブコメに関係者いら立ち/厚年基金「解散法」めぐって
【 東京 】指導協力員「効果は絶大」/タクセン報告会、約300人出席
【 東京 】処分は調査終了後「総合的に」/個タクの無免許運行で関運局
【 福岡 】第一交通産業、和歌山で1社買収
【 東京 】責任者研修会の運営等で意見交換/交通共済・事故防止対策委
【 東京 】地域協代表には藤野氏を/東京ハイタク労働団体
【 横浜 】ラジオタクシーがフォローアップ研修
【 東京 】2店目のデイサービス施設/杉並交通が開所式
【 東京 】東京ナイトタクシーが登録/8月分のグリーン経営認証
 
2013年9月4日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】法案審議への影響を懸念/「なぜ、今頃?」の戸惑いも/「有志の会」要望、労働団体の反応
【 東京 】タクシー法の早期成立を期待/グリーンキャブ・高野社長
【 東京 】9月のLPG価格上昇
【 東京 】銀座ショットガンがスタート/業界団体が「出発式」
【 東京 】スマホ配車等で連携開始/東京無線が青森の1社と
【 東京 】事務・権限、都道府県に移譲も/福祉有償運送巡り政府有識者会議
【 東京 】外国人旅行者増加へ意見交換/国交省が自動車関係者と
【 東京 】ライトオン運動を展開へ/全タク連・交通安全委
【 東京 】無線G、協組に被害情報収集/東タク協本部が防災訓練
【 静岡 】日交労・討論集会で戸崎教授が講演
 
2013年8月31日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】40両以下の削減免除など/公明党に保有台数比例の減車要望/適正化新法改正案、都内45社が「中小事業者有志の会」
【 東京 】賛同の一方、「2割減車せずに」の批判も
【 東京 】「有志の会」巡る質疑なく/東タク協・常任理事会
【 東京 】技術、運営など担当小委を設置/スマホdeタッくん活性化特別委
【 東京 】国交省の補助要綱は9月策定
【 東京 】国交省人事(8月30日付)
【 東京 】自動車車体課税の見直しなど/国交省、来年度税制改正要望
【 東京 】「銀座ショットガン」正式発表/2日スタート、1万5299両登録
【 東京 】ナビタイムが東京無線アプリと連携
【 横浜 】事故防止、接客向上に力点/神個協・武田会長が抱負
 
2013年8月30日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タク法案「全体像」の提示まだ/全国紙等報道受け、現状説明/東タク協、正副会長・専門委員長会議
【 東京 】法案の提示あった段階で詳細周知/全タク連が各県協会に「事務連絡」
【 東京 】新たに事故調査機能の強化など/自動車局概算要求、31億400万円
【 東京 】東タク協三多摩支部がUD研修
【 横浜 】関運局、個タク無免許運転11人
【 横浜 】関運局を表敬訪問/東京ハイタク労働団体
【 東京 】自動認可運賃への値上げ検討/消費増税に合わせて東京エムケイ
【 東京 】新型車載カメラ300台/日個連交通共済が追加発注へ
【 東京 】全国で2万枚超のビラ配布/全自交労連の組織拡大行動
【 東京 】NASVA安マネセミナー/10月8日、東京国際フォーラムで
 
2013年8月28日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「信頼関係あれば、やれる」/座長に就任の第三者委員・山下氏/都個協、一般社団移行検討委が初会合
【 東京 】消費増税でヒアリング開始/政府の「集中点検会合」
【 横浜 】関運局、10月以降に集中監査/「安全プラン」達成へ年度目標
【 東京 】「過剰タクシー削減義務」/読売が適正化新法改正案報じる
【 東京 】防災グッズの搭載開始/東タク協、約1万6000両に
【 東京 】全福協がUD講師養成講座/個人タクシーからの受講者も
【 東京 】チェッカーが9月にUD研修
【 東京 】2日午前中に防災訓練/東タク協事務局
【 東京 】「月次報告」等で負担増/個タク支部に調査不備のツケ
【 東京 】遷延性意識障害からの脱却/NASVA「19人以上」目標に
【 東京 】トラック事業の点呼奨励/国交省など、年度末まで啓発活動
【 福岡 】アルコール検知で不正行為
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Faxpress 関西版
■ 新法に期待しつつ、鋭意努力
    大阪の運改めぐり藤原会長
      近畿ハイタク協・正副会長会議

【 大阪 】近畿ハイヤータクシー協議会(藤原悟朗会長)は6日、大阪タクシー協会会議室で正副会長会議を開き、@役員変更A全タク連事業者大会B全タク連への要望書C各府県協会の現況―について、近畿2府4県の会長、専務理事で協議した。藤原会長は冒頭、「滋賀は運賃改定となり、京都も申請率が80%を超え、近畿ブロックでは当大阪だけが進んでいないが、今度の新しい法律に期待しつつ、鋭意努力をしていかないといけないと思っている。(一部協会で)役員交代があり、全タク連(事業者大会)に向けての役員構成も変更する必要があり、お集まりいただいた。同時に全タク連への要望事項が出てきたので協議したい」とあいさつした。続いて和歌山県タクシー協会の会長に就任した田畑孝芳氏が紹介され、自己紹介した。
 役員変更では近畿ハイタク協副会長に和歌山の田畑氏、常任理事に豊田英三、吉村利喜男両氏と兵庫の石川榮男氏が加わり、全タク連役員についても田畑氏が常任理事に就くことになる。
 また、10月30日に名古屋市のウェスティンナゴヤキャッスルホテルで開催される全タク連第100回臨時総会、第124回理事会、第53回全国ハイヤー・タクシー事業者大会の案内があった。
〜在職老齢年金見直しで全タク連に要望
 さらに、タクシー運転者の在職老齢年金制度の見直しを全タク連で検討するよう、要望書にまとめたほか、車内防犯カメラの運用について意見交換した。
〔9月7日関西版掲載〕<バックナンバー一覧へもどる>

2013年9月7日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】新法に期待しつつ、鋭意努力/大阪の運改めぐり藤原会長/近畿ハイタク協・正副会長会議
【 大阪 】人員縮小、時間差指導など/自主街頭指導検討会で意見交換
【 大阪 】降車場は「指定地域外しか」/北新地問題で竹内・大運支局長
【 大津 】初年度は5社・6営業所で/滋賀の「ゆりかごタクシー」
【 大阪 】改善なければ監査対象に/スクールゾーンへの進入で支局
【 大阪 】今月中にも完成で注意喚起/本町通の自転車レーン
【 大阪 】ファイブスターズが倒産/高級車でハイヤー事業
【 奈良 】監査方針・処分基準改正/奈タ協が12日に説明会
【 奈良 】対象地域拡大で導入狙う/ご当地ナンバー「飛鳥」
【 大阪 】駐車場の有無も明記/タクセン「トイレマップ」改訂版
【 大阪 】近畿地協解散、「関西地連」に/全自交、10月に結成大会
【 京都 】洛東G労組、新委員長に藪氏
【 大阪 】国土交通白書説明会、12日に
【 大阪 】ワンコイン南花田、540円で申請
【 大阪 】高槻交通、本社営業所廃止申請
【 神戸 】原タクシー、譲渡譲受認可
【 奈良 】北星交通、役員変更届
 
2013年9月6日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】1社が「通行証」一部返上か/一水会で報告、北新地「目に見える変化」は?
【 大阪 】大タ協、最賃引き上げに異議申出
【 大阪 】「ニンタク制度」さらに2社/大タ協、申請済みは36社に
【 神戸 】地域協・幹事会の開催を要請/兵庫陸運部幹部の訪問受け兵タ協
【 大阪 】次世代設備の開発メーカー公募へ/大無協、関係業者に呼びかけ
【 神戸 】神戸地区予選会に23人参加/兵タ協「乗務員接客コンテスト」
【 神戸 】兵協、理事会でオムチケ対策検討へ
【 神戸 】年度内に全地域でUD研修会/兵タ協・ケア輸送委員会
【 福岡 】和歌山第一が湊タクシー買収
【 大阪 】新高速乗合バス等の安全点検
【 奈良 】10月に奈良でJCI全国大会/1万人にどう対処?
【 奈良 】犯罪、交通事故防止で県警と協定/奈タ協など、DR映像等提供
【 大阪 】「連帯加盟」を執行部に一任/労組未来都・門真が組織強化
 
2013年9月4日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】高齢運転者安全運転研修スタート/タクセン、「ニンタク制度」本格化へ公開
【 大阪 】「65歳以上」が40%目前、「70歳以上」が15%/大阪のタクシー乗務員
【 神戸 】兵タ協が第1回特別委員会/委員長に石川副会長
【 大阪 】適性診断はネット予約で/NASVA大阪主管支所
【 大阪 】桜川休憩所、今月中にも再開へ
【 大阪 】労組未来都・門真に合流決める/結束強化へ労組・鶴見
【 神戸 】サービス向上と職場環境づくりを/神戸相互タクシー・平尾社長
【 大阪 】7号乗り場の標識、事故で倒壊/北新地、合同街頭指導は25日に
【 大阪 】「交通死亡事故多発警報」発令/大阪府が1日から10日間
【 大阪 】タクセン、主要乗り場輸送実態調査
  
2013年8月31日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】消費増税への対応準備、本格化へ/公取委のカルテル説明会、大タ協など出席予定
【 大阪 】「正副会長は認定制度に参加を」/大タ協・五役会で藤原会長
【 大阪 】大タ協正副会長会社等が申請/「ニンタク制度」さくらGも
【 大津 】初年度は6事業所で運行へ/滋賀の「ゆりかごタクシー」
【 神戸 】タク法の年度内施行に期待/私鉄総連ハイタ協・久松氏
【 京都 】京個協、運行管理者講習を受講
【 大阪 】商都ハイタク労組が設立40年/9月に記念パーティー
【 京都 】車内でWi-Fiサービス/あすから、ヤサカ関空シャトルなど
【 大阪 】近運局、月末の延伸措置
【 大阪 】交通労連ハイタク部会が幹事会/大阪ハイタク連合会も
【 大阪 】近運局「距離規制の実態調査」/交通労連ハイタク部会に説明
【 大津 】乗合タクシーの展示も/バスの日まつりinびわこ
【 大阪 】ワンコインG、役員変更届
【 大阪 】コスモタクシー5両→明正キャブ、認可
【 大阪 】近運局、法人1社車停
 
2013年8月30日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】関旅、大阪ハイタク協を統合へ/来年1月1日付、私鉄関西ハイタク労連
【 神戸 】新法報道「成立機運高める動き」/私鉄関西ハイタク協・鎌田議長
【 東京 】タク法案は、作成途上の「案」/全国紙等報道で全タク連「事務連絡」
【 大阪 】「いつになるか分からない」/大阪駅乗り場移設巡りJR関係者
【 大阪 】「一般車両」対策も課題に/北新地・合同街頭指導
【 大阪 】「ヘイローアプリ」年明け試行/全大個協組が運用へ手順
【 大阪 】「全大個事業連合会」発足へ/全大個協組と大阪連合会
【 大阪 】山陽交通労組、中央委員5氏再任
【 大阪 】大阪市域、今年初の3万円台/大タ協・7月輸送実績
【 大阪 】高止まりのタクシー事故/今度はひき逃げで逮捕
【 大阪 】事故件数「思うような減少が見られない」/近運局、事業用自動車安全対策会議
【 大阪 】社内接遇サービスコンテスト/阪急タクシーが今年も実施
【 大阪 】ヤマト交通、9月に交通安全講習会
【 神戸 】灘タクシーがポイントカード刷新
  
2013年8月28日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】公的病院等の「囲い込み」俎上に/大タ協経営委、距離規制では近運局が実態調査へ
【 大阪 】前回調査を上回るサンプル数/近運局、きょうにも調査票送付
【 大阪 】タクシー苦境の根源は需要の減退/労使セミナーで阿部・自交部長
【 大阪 】経営者と生産性の共有を/交通労連ハイタク部会・手水氏
【 大阪 】未来都労連が「連帯」入りへ/「不誠実団交」打開へ準備
【 大津 】「ゆりかごタクシー」運行に備え/29日から実務研修スタート
【 大阪 】大阪の最賃19円引き上げへ/最賃審答申、時間額819円
【 神戸 】兵庫は12円引き上げ、761円に
【 京都 】京都は14円引き上げ、773円に
【 和歌山 】和歌山は11円増で、700円超え
【 奈良 】奈良は「目安」上回る11円
【 滋賀 】滋賀も「目安」上回る14円
【 大阪 】ワンコイン南花田の540円認可
【 京都 】京個協、10月に事業者研修会
【 神戸 】定着率向上へ新組合員研修会/阪神タクシー労組
【 大阪 】端末管理の新システム/ひかり交通、利便性で差別化
【 大阪 】「チャレンジコンテスト」参加受付
【 神戸 】近畿各協会「タクシーの日」/兵庫ではキャンペーンガールも
【 和歌山 】和歌山は「ラーメンタク」もPR
【 京都 】京都はうちわ5000枚配布
【 京都 】エムケイは労使でパレード
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