ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2013年8月5日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

事業活性化の現状と未来(前編)
   ボランティアではないサービスを体系化
     日本交通・川鍋一朗社長インタビュー

 タクシー適正化新法が施行されてまもなく4年になる。賛否両論が渦巻き、論争の対象になることもしばしばあった事業適正化(減休車)に比べると、報道の量・質ともに今ひとつの観があった事業活性化。実際のところ、活性化への取り組み、意欲については事業者間の温度差も大きく、目立った成果に乏しい印象を受けている。しかし一方で、適正化新法改正案の臨時国会上程を目前にして、業界には法改正後をも睨んだ活性化への積極的取り組みもまた求められている。そこで、本紙では活性化の現状と未来について東京ハイヤー・タクシー協会の活性化プロジェクトチームリーダーを務める川鍋一朗氏(日本交通社長)にインタビューし、本紙通算500号記念の今号と次号の2回に分けて紙上で紹介することにした。具体的なテーマは活性化の現状、今後の具体的な展開、日交の取り組み、インバウンド対応、スマホアプリ問題、外資の参入と海外でのタクシー類似サービスの台頭、完全自動運転自動車の普及などだ。(聞き手:植村俊郎)

――タクシー適正化新法施行後の3年半は、減休車中心に語られる場面が多かった一方で、これまでの活性化への取り組みについて具体的に評価される場面は少なかったように見えます。同法施行後の業界全体での活性化の取り組み状況についてどうご覧になりますか。
川鍋 タクシー適正化新法施行後に登場したメニューに限定するとなかなか難しいものがありますが、特定事業計画のメニューにあるものの多くが、それ以前から取り組まれていたものではあります。タクシーの全面禁煙化や羽田空港の定額運賃制度導入なども含めて考えれば結構いろいろなことを実現していると思います。
 適正化新法施行後に出てきたものとしては、東タク協で取り組む「共通アプリ」もそうですし、観光タクシー・UDタクシーなどもそうですね。メニューとしてはやや平凡なものかもしれませんが、法律の中で「活性化」と書かれたことで、事業者の意識に浸透したことは間違いないと思う。いろいろと話し合われているうちに、現実の取り組みとなってきたものも多い。UDタクシー乗務員研修制度の定着などもそうじゃないでしょうか。動きとしては地味かもしれませんが、事業者の頭の中も世の中の動きと比べて決して遅れているわけではない。ただ、そうした努力をアピールしていく力はやや弱いかなと感じています。

法の裏付けが後押し
 乗務員のことで言えば、昔に比べて、地理不案内という苦情は増えたとされていますが、いわゆる旅客接遇のレベルに関してはおしなべて向上していると思います。例えば、観光タクシードライバーについても応募人員が急増していますが、これも法律の中に活性化という文言が書き込まれたことで、業界としても、また、個々の乗務員にしても意識が変わって、今までよりも「やらなきゃ」という気持ちが強くなったり、あるいは何かに取り組む「スピード」が上がったということは間違いないと思います。メニューとして目新しくなくても、タクシー適正化新法に組み込まれなければこうはならなかったと思うんです。
――一定の効果をもたらした減休車と、その効果をさらに押し上げる期待を持たれているアベノミクスですが、政府の経済財政政策により景気回復が進めば、「新たな工夫」への意欲が業界全体としては停滞するのではないかと懸念されます。
川鍋 幸か不幸か、夜(長距離利用)の需要は引き続き落ちています。これまでに需要拡大があったとすれば昼の需要でしょう。夜については、残念ながら当面右肩下がりが続くのではないかと見ています。東京では地下鉄の新線ができるとか、路線バスの24時間化といったこともあり得る中で、公共交通機関のA地点からB地点まで移動するということに限れば、他の公共交通機関との競争力を維持することは難しい。少子高齢化によるニーズの拡大はあると思うのですが、そこに人口減ということも重なってくる。人口に関しては東京はフラットとみられていますからまだマシですが…。
 わたし個人としては景気が良くなってくることによる需要開拓意欲の後退という心配はあまりしていません。仮に、そういうマインドを緩める事業者がいたとしても、数カ月間にわたって数字を追っていけば、「ちょっと待てよ」ということになっていくんじゃないでしょうか。
――東タク協における事業活性化の取り組み、とりわけご自身がリーダーを務めておられる活性化プロジェクトチームの活動を振り返っていかがでしょうか。
川鍋 ひとことで言えば上出来だったということになるでしょうか。メンバーや会員事業者の皆さんには非常に協力をいただきましたし、他の専門委員会の領分に関わることでも、やりたいことをやらせていただき、予算面でもいろいろ融通を効かせていただきました。PТメンバー以外の事業者の中からも活性化に前向きな会社が出てきたことは業界全体にとっても良いことだと思います。

需要拡大には「人手」が
――観光タクシーの現状と課題についてもお聞かせください。観光タクシーの需要拡大に向けて足りないものがあるとすればなんでしょうか。
川鍋 もっとも足りないものは人手でしょう。これはドライバーの成り手が、ということではなくて、営業にかける人手=この場合、顧客獲得のための営業ではなく、駐車場無料解放等に向けて動く人員―という意味で。タクシー協会としてはこれまで人員を掛けられずに来ています。観光タクシーでは駐車場確保が大きな課題になっていますが、現状では駐車料金をどうしても負担しなければならない。
 本当は東京都(=上野の東京都美術館、浜離宮公園、江戸東京博物館などを外郭団体を通じて管理・運営)なり、相手方に日参し、夜討ち朝駆けで情熱をぶつけていけば何とかなるのかなあと思う部分もあるんですが、そこまでできていません。いくつかの公営施設については、確保してほしいものとして、観光タクシードライバーから要望としてあがっていますが、攻めあぐねているということはあります。協会として成すべきこととしては、第一に駐車場の確保、次にそれ以外の部分でできるだけ多くの協力を得ることです。これは例えば、シティガイド検定の受験料の割引を獲得するとか(*現状で受験者の約3分の1はタクシー乗務員)。協会としては、こういうことをやるための人手は足りていません。また、個別各社としては旅行代理店の活用をこれからどうするかということは考えないといけませんね。
――個別各社という意味では、日本交通のEDS(エキスパート・ドライバー・サービス=観光(選抜乗務員によるガイド付観光タクシー)、ケア(ホームヘルパー2級資格を持つ乗務員による高齢者・障害者送迎サービス)、キッズ(選抜乗務員による子ども送迎サービス)の3つの分野で新しいタクシーサービスを時間制運賃で提供)の現状と課題についてお聞かせください。
川鍋 EDSのドライバーは約90人ですが、非常に士気が高く好調といって良いでしょう。お客様から問い合わせがあった場合、内勤部門でお聞きするのはお名前と電話番号くらいなんです。原則として「担当の者から折り返しご連絡させていただきます」として、いったん電話を切るわけですが、その担当というのは個々の乗務員なんですね。出番から、実際にそのお客様を担当する乗務員を決めて、本人からいち早く電話、メールなどで連絡をさせる。乗務中だったり、いろいろ課題はあるんですが、サブの人が対応することも含めて、何段階かの対応方法が決まっていて、原則は担当乗務員が連絡をつける。それによって、専従の受付人員を置く必要がなくなります。
 確かに乗務員本人は大変なんですが、それは担当乗務員として当日経験する大変さを先取りしていることでもあり、観光ならルートの希望傾向とか、お客様の人柄などもある程度のことがわかるんです。これが当社のEDSのキモなんです。こういうことは他社の皆さんにもどんどんマネしてほしいと思います。利用が増加して、専従の受付を置くようになれば、結局人件費が増加するだけですし、ペイしなくなってしまいます。会社としてはコストを抑え、乗務員のやる気を上げる―これが基本ですね。
――大江戸スイーツタクシーに続く、メニューについてはいかがですか。
川鍋 大江戸スイーツタクシーについては試行錯誤の「錯誤」の方でしたね(笑)。いまでもたまに注文は入るのですが、数は少ない。これに続く新しいメニューは何か?となると、いま旬の観光メニューとなると東京スカイツリーということなんですが、そういった関係の企画をしたいとは思っています。これは協会でやるのか会社でやるのかと言えば、後者なわけですが、具体的なことはまだ何もできていません。
 観光タクシーの場合、メニューについては魅力あるものを用意することはもちろんですが、実際は当日になっていろいろ変わるし、テーラーメイドのような部分があります。ソフトはそういうことで柔軟にやれればと思っていますが、一方でハード部分については、東タク協の活性化PТで協議中なんですが、協会としての認定観光車両を作り、トヨタ・プリウスαのパノラミックルーフ車、日産・NV200のパノラミックルーフ車などの導入を強力におすすめしていきたいと思っています。ソフトはフレキシブルに、ハードは若干の投資もしていきながら―と考えています。
――EDSの観光、ケア、キッズの中では、どれが柱になるんでしょうか。
川鍋 やっぱりキッズですね。これは爆発的な伸びです。月間何百本という回数になっています。収益への寄与度という意味ではまだ観光が上ですが、キッズは1回当たり4550円(最初の1時間。以降30分ごとに2050円)。朝は早いのですが、昼間の需要もありますし、たかが4550円、されど4550円という感じです。

赤字になっては意味がない
 サービスとして持続可能なものであり、ボランティアとしてやるものでもない。わたしたちはNPОではないので、これをボランティアでやってしまうと、企業としての社会貢献度は高まりますが、それで赤字になってしまっては意味がありません。子育てタクシー事業は社会的に意義のあることですが、タクシー業界全体としてみれば、出だしからボランティアになってしまい、メーター運賃しか頂かないという姿勢になってしまっていることは残念なことです。政治的には評価されるでしょうし、行政の支援も得られるかもしれませんが、先々は苦しいのではないかと危惧します。その結果、しわ寄せを受けるのは乗務員なのではないか。一部の気の良い乗務員の献身的な自己犠牲の上にしか成り立たないものになってしまう。わたしとしては日交マイクル(*川鍋氏が入社当初に立ち上げた子会社で、独自のサービスを標榜したが、その後日交本体に吸収された)で、同じような失敗をしています。乗務員にボランティアを強制してはいけない。「これなら、ギリギリやっても良いか」という線を見極めないと―と思います。もしも、他社の皆さんで同じようなサービスをやろうというのなら、ぜひプラスαの料金設定を考えてほしいですね。
 回数という意味ではキッズが圧倒的ですが、一方で乗務員のやる気に繋がるという点では観光でしょうか。たとえ1週間に1回しかなくても、その1回で2万円程度の売上になり、プラスαとしてチップをいただけるケースもしばしばです。これはキッズにはめったにないことです。とはいえ、キッズ担当乗務員の月間総売上に占める、キッズ輸送の割合は約2割程度になっています。ケアと観光ではそれぞれ1〜1割5分程度です。ですから、それぞれの担当ドライバーとして月間の売上目標の中でそれなりの計算が立つようになってきています。
 例えば、同じ日車営収5万円でも、その中にコンスタントにキッズの4550円が入っているのと、通常の流し中心の営業での5万円だけでは、長い目で見ての離職率には違いが出ています。常にお客様に選ばれ、さらに感謝されるということに対するテンションの高まりというものがあるわけですから。だからこそ、わたしとしては必死にこれを伸ばそうとしているわけなんです。EDSの最初期のメンバーには職員になってもらって、EDSドライバーの拡大に当たってもらっています。採用研修センターの仕組み、メンバーを変えて、EDS乗務員出身者に中心的役割を果たしてもらっています。
 実際のところ、それでもEDSに対する反応は社内でもさまざまです。月収○○万円とか提示した方が、手っ取り早いということは事実としてありますが、結局、手っ取り早く採用した人は、何かあれば手っ取り早く辞めていってしまうんです。そういうことも含めてわれわれとしては、EDSに経営資源を集中したいと考えています。
――政府としては現在、外国人観光客の訪日拡大に向け年内のインバウンド1000万人達成、将来には2000万人という目標を掲げています。外国人向けメニューとしてタクシー業界が取り組むべきこと、日交グループとして考えていることがあればお聞かせください。
川鍋 東タク協活性化PТとしても、次はインバウンドだと考えています。ただ、前提として留意すべきは、日本の観光売上に占める外国人の割合は約5%程度とされています。仮に、それが増えても10%程度になるということですね。とは言え、観光タクシーの2年目以降の対応として、インバウンドということは考えています。

観光タク「ゴールド認定乗務員」
 具体的にはわれわれが設けた観光タクシー乗務員認定制度に、上級資格を作りたい。仮に「ゴールド認定乗務員」としておきましょうか。まず、現時点で観光タクシー認定乗務員であること。その中で英語の試験を実施し、それをパスした人を対象としたい。座学プラスロールプレイを実施してということになりますね。
 これはタクシー業務に必要な英語だけを集中して覚えるということで構わないんです。商社マンじゃありませんから、TOEICで何百点レベルというものではないんです。A4のペーパーで3〜5枚くらいの内容を丸暗記していただき、それを場面に応じて使い分けられればそれで良い。
 例えば、「江戸城は太田道灌が築城して…」というようなガイドまで求めることはできません。それよりも、急に「トイレに行きたい」と言われたときどう対応すれば良いか、「もう疲れたからホテルに帰りたい」と言い出したとき、どう答えれば良いか―そういう最低限の意思疎通ができるようになるには、このペーパー5枚で何とかなるというようなイメージです。ですから、現段階での英語能力は関係ないと考えています。むろん、英語力はないよりあった方が良いのですが、例え現時点で英語力ゼロでもやる気さえあれば何とかなる―そういうレベルのものを作りたい。その上で、外国人のお客様はそちらへ回していくという仕組みが作れないかと思っています。
 実は法令上のカベもあるんですよ。通訳業法というのがあり、英語で観光ガイドを有償で行うとなると同法に触れてしまうのです。これを突破するのは相当大変なことのようで、われわれが1年目にやるべきことではないだろうということでペンディングにしてきた経緯があります。将来的には国策としての観光拡大とアベノミクスの成長戦略の中で、例えば東京都におけるタクシー乗務員による英語観光ガイド有償化の特区制度みたいなことができれば良いのですが。実際のところ、日交グループの乗務員7000人余の中で英語で観光ガイドができるほどの実力を持つ人は4、5人程度しかいません。これは求めてそういう人を採用したわけではなく、たまたま社内にそういう人がいたというに過ぎないのですが。ですから、ガイド部分はタッチパネルなどを活用する「はとバス方式」に任せて、まずは通常のコミュニケーションが問題なくとれるという乗務員を増やしていきたい。「この先は渋滞しているから、回避コースを採ります」とかいったことを説明できる程度のね。東タク協の上級観光タクシー乗務員認定資格はこのレベルを目指すものと考えています。
――では残る95%を占めるとされた国内観光客向けサービスについては、いかがでしょうか。
川鍋 そこなんですが、そろそろ旅行代理店を使っていかなければならないかな?と考えています。われわれタクシー業界のアピール力にも限界があって、短期間に爆発的に伸びる感じはしません…。
(7月19日、日本交通銀座営業所で収録。後篇に続く)
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No500. 8月5日号 創刊500号記念特集号  主な内容
■トピックス  
 :事業活性化の現状と未来 〜川鍋一朗・日本交通社長インタビュー(前編)
 :公示見直しは「茨の道」? 〜「250キロ訴訟」控訴断念は正しかったか…
 :平均250キロの夜勤者で495.7キロ!! 〜ワンコインタクシー協会が独自試算
 :16事業者にいまも光明は見えているか? 〜新潟事件第8回審判「審尋」の攻防
 :業界団体の「協調」と社会情勢の齟齬 〜関西中央G・薬師寺薫代表
 :タクシー利用の新たな形 〜UDタクシー乗務員からのアドバイス
 :吉川会長中心に3副会長体制で磐石に
    〜地域に根ざした政策と組織改革に期待
 :高齢化対策、待ったなし!
    〜65歳以上が40%に迫る大阪業界、新制度の実効性は…
 :「改革推進」へ、和タ協新体制 〜2年後の国体に向け、マナーアップ

スポット

 :叙勲祝賀会でさらなる事業意欲 〜第一交通産業・黒土始会長
 :京都、大阪でスタンド新設 〜伊丹産業、2カ所で竣工式
 :阿部・近運局自交部長を表敬訪問 〜全個協近畿支部・幹部ら
■アラカルト
 :<内外交差点> タクシーが災害に巻き込まれないために 河田惠昭氏B
速さ+確かさ
交通界ファックスプレス(『交通界21』特別サービス号/ 週3回配信)

 

Faxpress 関東版
 大型割引は存続困難?
    現行法では「下限割れ」扱い
      タクシー適正化新法改正案、運用基準に注目
【 東京 】タクシー適正化新法改正案等関係3法案は10月召集が見込まれる秋の臨時国会に提出、審議されることとされているが、その成立・施行後の運賃制度の中で、営業的割引・遠距離割引がどのように取り扱われるかに、労働組合関係者や一部事業者の関心が集まっている。現行法の下では実質的に自動認可下限割れと同様の取り扱いを受けているが、新法における特定地域では公定幅運賃制度が実施されることになっており、個別審査そのものがなくなるため、大阪の「5000円超5割引」に代表される大幅な遠距離割引運賃が存続できるのか否か、国土交通省の今後の判断が注目される。
 現行のタクシー適正化新法では運賃=適正原価+適正利潤とすることは、附則に書き込まれているが、改正法案では法・本則に「標準能率事業者による適正化原価+適正利潤による運賃等を標準とする」旨が盛り込まれる見通しにある。また、改正タクシー適正化新法施行後の特定地域・準特定地域では「公定幅運賃制度」が実施され、その幅に収まらない運賃については変更命令の対象とされ、現行法の下でのように個別審査・個別認可の余地がないものとされている。このため、一般の事業者等には「法改正後には現行法上の自動認可下限割れ運賃は存在しなくなる」と理解されているが、例えば公定幅運賃を選択した上での大幅な営業的割引、大阪業界で標準的な上限運賃事業者も多数採用している5000円超5割引=いわゆる「5・5遠割」の取り扱いはどうなるのか?については、不透明なまま、あまり論議されてこなかった。現行法に基づく国交省の本省通達(『一般乗用旅客自動車運送事業の運賃及び料金に関する制度について』『一般乗用旅客自動車運送事業の運賃料金の認可の処理方針について』)によれば、遠距離割引及び営業的割引については「適正原価に適正な利潤を加えたものであること、利用者間に不当な差別的な取り扱いをするものでないこと及び他の事業者との間に不当な競争を引き起こすおそれがないことが認められる場合であって、運転者の労働条件の確保が図られていると認められる場合に設定されるものとする」と位置づけており、書きぶりは「自動認可運賃に該当しない運賃に係る認可申請の取扱い」とほぼ同様のものになっている。
 また、実際の法運用上も通達(=運賃料金認可の処理方針)の、運賃の割引に係る申請の処理の中で「審査に当たっては、特に、自動認可運賃に該当しない運賃の審査に係る考え方を適用して、割引運賃を実施した後の事業者の運賃収入が、全体として適正な原価に適正な利潤を加えたものとなっているかどうかについて個別に審査することとする」とし、遠距離割引・営業的割引の認可に当たっては、@認可の期限は原則1年間とするA認可後の需要への影響、運転者の労働条件の変化、収支率の変化、利用者・他の事業者との混乱の有無について検証が必要であることから、申請事業者は人件費、一般管理費、走行距離等について、毎月報告することB関係法令違反(労働基準法違反、最低賃金法違反、社会保険等未加入、道路交通法違反、改善基準告示違反等)により車両停止以上の行政処分を受けた場合には、認可を取り消す場合がある―として、実質的に下限割れ運賃採用事業者と同じ取扱いになっている。ただ、大阪業界の場合、いわゆる5・5遠割は規制緩和後の比較的早い段階で認可を受けた事業者が大半で、大部分が恒久認可事業者であるため、タクシー適正化新法施行後、遠割採用事業者は下限割れ事業者と同様の位置づけになっているとの意識は薄い。
 適正化新法改正案全体の趣旨からすると、下限割れ運賃そのものは特定地域等では実質禁止されることになるが、現行法の下で下限割れと同等の位置づけにある5・5遠割等の取り扱いは、改正タクシー適正化新法の運用基準(政省令、通達等)で、どうするか次第とみられ、国交省内でも現時点で確たる方針が定まっているようには見えず、これからの論議の行方が注目されるところだ。
〔8月3日関東版掲載〕  <バックナンバー一覧へもどる>
2013年8月3日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】大型割引は存続困難?/現行法では「下限割れ」扱い/タクシー適正化新法改正案、運用基準に注目
【 東京 】秋の臨時国会は10月中旬召集?
【 東京 】特区・武三の総需要回復傾向/東タク協・6月全社輸送実績
【 東京 】共有配車アプリへの参加は?/東京無線、5日の理事会で態度決定
【 東京 】受注件数約2倍に/東京観光タクシー1周年
【 東京 】結審近づいた新潟事件審判/主張総まとめの時期に
【 東京 】適正化新法との絡みに光を/新潟事件「審尋」巡り手水氏
【 横浜 】LPG併用のUDタクシー/日産自動車が30日全国発売
【 福岡 】京都の八光タクシー買収/第一交通産業G、7577両に
【 東京 】藤枝委員長体制に一新/大国自交労組・臨時大会
 
2013年8月2日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「観光タク乗務員」に上級資格/英会話でインバウンド拡大に対応/本紙インタビュー、日本交通・川鍋社長が意欲
【 東京 】「タクの日」応募はがきが倍増/東タク協がキャンペーン抽選会
【 福岡 】3年以内に売上高1000億円/叙勲祝賀会で第一交通産業・黒土会長
【 東京 】インバウンド1000万人/太田国交相が「手応え」
【 東京 】LPG8月CPは小幅上げ
【 東京 】太田国交相の車にタクシーが追突
【 東京 】事業所表彰に標準偏差値導入/東京無線協組、地域性を考慮
【 東京 】指導協力員制度で「顕著な効果」/東タクセン、個人関係者に報告会
【 東京 】最初から「クロ」と決めつけ/公取委尋問めぐり新潟市・高橋会長
【 東京 】今月下旬発売の新型UDタクシー/日産自動車販売、相次ぎ試乗会
【 東京 】終電延長など俎上に/「地下鉄運営改革会議」が初会合
 
2013年7月31日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】行政の「強制」巡り激しい攻防/強引な供述調書づくりなど指摘/新潟事件審判で高橋会長ら尋問
【 東京 】労働団体が支援の抗議行動
【 東京 】都内10カ所で事故防止呼びかけ/東タク協・交通事故防止委員会
【 東京 】大和ブランドへの総仕上げを/中央無線協組・井上理事長
【 東京 】新高速乗合バスがスタート/国交省、全国49社を新たに認可
【 東京 】大和自交、銀座営業所移転
【 東京 】国交省が「全国バリアフリーNW会議」/全タク連、全福協など参加
【 東京 】乗務員負担の撤廃要求/労使協議会で交通労連・東ハイ労
【 東京 】8月1日から全国で組織拡大運動/全自交労連、2万枚のチラシ配布へ
【 横浜 】個タク127件の譲渡譲受認可
【 ソウル 】犯罪歴調査で資格取り消し/ソウル、全タク乗務員対象に
 
2013年7月27日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「抜かずの宝刀」の懸念も/地域協議会めぐり高いハードル/輸送力削減、適正化新法改正案の実効性
【 東京 】国土交通審議官に桝野氏/国交省人事、自動車局長は田端氏
【 東京 】「スマホdeタッくん」参加表明/大和自交G「即時対応可能に」
【 東京 】「ホットライン対策チーム」設置へ/規制改革会議が今後の進行決める
【 東京 】新法成立へ、個タクの後押し要請/全個協総会で全タク連・富田会長
【 東京 】国際労組、茨木委員長再任
【 東京 】10年間で8330人減る/全個協会員事業者
【 東京 】言葉遣いなどの評価ダウン/タクセン「利用者モニター調査」
【 東京 】地域と一体の見守り活動を継続/こどもを守るNW・総会
 
2013年7月26日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】消費税転嫁・表示カルテルなど/参加は事業者・団体の自主判断/公取委がGL、パブコメ募集
【 東京 】臨時国会、8月2日召集へ
【 東京 】木村会長が「原点回帰」訴え/全個協・第1回定時総会
【 東京 】タク懇会長にグリーンキャブ・高野氏
【 福岡 】「ママサポートタクシー」/第一交通産業が北九州で8月から
【 東京 】庁舎内で三幸自動車を紹介/西東京市、UDの取り組みなど
【 東京 】「外出支援」小冊子を配布/全福協「タクシーの日」事業
【 東京 】全国優勝は安田f司氏(関東支部)/全個協・マスター事業者コンテスト
【 東京 】「タクの日」「スポーツ祭」など/東タク協・三多摩支部キャンペーン
【 東京 】「地域協委員にこだわり」/交通労連・東ハイ労斉藤委員長
【 東京 】団体優勝はライオン交通労組/日交労・13年ボウリング大会
 
2013年7月24日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「検討委」8月中にも初会合/一般社団移行へ全議案可決/都個協・通常総会、最大の難関ク
【 東京 】生活保護との乖離は東京13円、神奈川9円/最賃引き上げの「目安」論議本格化
【 東京 】国交事務次官に増田氏
【 東京 】チェッカー社長会、藤本会長が続投/新副会長に船橋、田村両氏
【 東京 】都内ハイタク死亡事故は8件
【 横浜 】UD乗り場の完成記念式典/神タ協川崎支部&川崎市
【 東京 】「タクの日」をテレビで紹介/7月31日のBS朝日「週間記念日」
【 東京 】再度、バスレーン走行など要請へ/都交渉で東京交運労協ハイタク部会
【 東京 】上部費問題で厳しい意見も/私鉄総連・東京ハイタク労連
【 東京 】「こどもを守るNW」が26日に総会
 
2013年7月20日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タク関係法、年内施行成るか?/消費税アップまで過密日程を危惧/秋の臨時国会、10月召集の可能性
【 横浜 】UD・EV専用レーンなど/神タ協・伊藤会長「先駆的な役割担う」
【 横浜 】東京の地域協「年内開催」/関運局定例会見で見通し
【 横浜 】「不良乗務員のDB化」など俎上に/神奈川労使が労務改善協議会
【 東京 】9月1日から本格運用/六本木交差点の監視カメラ
【 東京 】「夏季の交通事故ゼロ」へ研修会/東タク協足立支部が4警察署と
【 東京 】「違法認定の理不尽さ訴える」/30日の審尋へ新潟市協会・高橋会長
【 東京 】「東京ハイタク労働団体」に/新代表に中労協・伊藤議長
【 東京 】「街頭指導協力員制度」報告会/個人29日、法人は9月4日
 
2013年7月19日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】「減休社徹底」念頭に取り組み/「経営状況の調査等、しっかり」/関運局・原局長、適正化・活性化推進に意欲
【 東京 】解散「最後まで皆で一緒に」/東旅厚年基金・事業主説明会
【 横浜 】15地区中6地区が減収/関運局管内・6月原計輸送実績
【 東京 】「若い労働力確保」の解決策を/全タク連が全国労務連絡会議
【 東京 】23日に完成記念式典/川崎駅UDタクシー乗り場
【 東京 】全国10万2455局に/デジタルタク無線導入状況
【 東京 】「安全運転の日」出発式/中労協、中労研幹部らが見送り
【 東京 】賦課金月額400円に値上げ/日個連事業協組・総代会
【 東京 】全福協、UD研修受講3000人突破
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初乗り短縮、「割り勘」推奨など
   東洋・関社長、割安感で「手近なタクシー」に

【 大阪 】大タ協および交友会協組の最高顧問である東洋タクシーの関淳一社長は7月31日、大阪市西成区の同本社で本紙の取材に応じ、初乗り短縮や「割り勘」利用の推進で「手近なタクシー」の位置を確立しなければ、次の値上げで利用者の乗り控えが進むとの危機感を示した。さらに、5・5遠割修正の必要性を指摘するとともに、次世代の経営者が真剣な議論と実践をしていくべきだと期待を寄せた。
 関氏は消費増税を来年4月に控え、「かつて初乗り短縮型1.5キロ540円の運賃改定を申請したことがある。タクシーは高級な乗り物というイメージを払拭して、手近かつ地域に密着した乗り物にならなくてはいけない。そうでないなら今のタクシーは半分でも良いぐらいだ。利便性を前面に出して一般利用者の手が届きやすいところに価格設定していく必要がある。コンビニで280円の弁当まで出てきている中、消費増税で(タクシーも初乗りが)700円に手が届くといったことになってくると、庶民の足としては縁遠いものになってしまう」と指摘。「利用者は初乗りの表示をよく見ている。1.5キロであろうが2キロであろうが500円は500円。1.5キロ500円で乗らない人は2キロ500円でも一緒。駅出しが多い事業者などで、乗り捨て部分がなくなるから距離短縮に反対するところもあったが、今は時代が変わっている。実際に乗られていない部分も含めて運賃をいただくという初乗り運賃のあり方は難しい。時代にあったものにしていく必要がある」との考えを述べた。
 また「割り勘利用の推進」も持論として語り、「現状でも1キロ320円とか330円にできるが、バスや地下鉄並みの運賃に近づけていこうと思えば、1.5キロ500円を4人で割り勘にして1人125円。周辺部は別として大阪市内の需要についてはこういうことを考え、PRしていくことが必要だ。朝日自動車50周年の時に、車内に割り勘メーターを付けて支払い時に利用者数で割り勘運賃がすぐに出るサービスをしていけばタクシーは高いものではなくなる、とあいさつしたこともある」とした。
 さらに、「大阪の運賃は、三菱(当事)対策として出た5・5遠割がいまだに残っているが、どこかの時点で戻さないといけない。全国でも大阪だけがスタンダードというこの割引がある限り、遠距離は安くて当然ということになってしまう。3割引でもそうだが、5割引というのはどう考えてもしんどすぎる。これでは大阪にタクシー乗務員として働きに来る人に魅力を持ってもらえない。せめて2割引ぐらいにしていくことを再考してもらいたい。タクシー新法では『公定幅運賃』ということで一部残っている下限割れ運賃が平準化される期待があるが、一方で大多数が採用している大幅割引料金である5・5遠割はどう平準化されるのか。ここは事業者の責任ということになるのか」と述べた。
 関氏はさらに、福祉タクシーや福祉の500円チケット、500円の共通チケット、協組チケットの互換性を拡大して利便性を伸ばすタクセスなどを発想し、営業展開してきた経験を通して、「次世代の経営者には地域に密着したタクシー、タクシーチケットをどう発展させるかを考えてもらいたい。個々の事業の生き残り策も当然大事だが、タクシー業界全体、特に中小零細の生き残りを考えて大いに議論するとともに、議論で終わらせずに実践し、形にする努力をしてもらいたい」と期待を示した。
〔8月3日関西版掲載〕<バックナンバー一覧へもどる>

2013年8月3日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】初乗り短縮、「割り勘」推奨など/東洋・関社長、割安感で「手近なタクシー」に
【 福岡 】京都第一が八光タクシー買収
【 大津 】滋賀の新運賃、各社上限で足並み
【 大阪 】全大個協会が認定申請書準備/「高齢化対策」「質の向上」両制度
【 神戸 】優良・篤行乗務員などを表彰/兵タ協でタクの日記念表彰式
【 大阪 】大阪ハイタク連合会・幹事会
【 大阪 】大無協、次世代委員会開く
【 神戸 】神戸・阪神間の中型2万5267円/ほぼ横ばい、兵タ協・5月輸送実績
【 東京 】5・5遠割の取り扱いに注目/適正化新法改正案
【 大阪 】乗禁時間・乗禁地区は問題なくも…/南地クリアウェイ作戦
【 横浜 】LPG併用のUDタクシー/日産自動車が30日全国発売
【 大阪 】近運局、法人1社車停処分
【 大阪 】関西中央G→珊瑚交通、譲渡譲受申請
【 大阪 】関西中央旅客→堺第一、譲渡譲受認可
【 大阪 】ヤマト交通G、役員変更届
【 大阪 】RIVERSIDE→楠公、譲渡譲受認可
 
2013年8月2日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】御堂筋6車線→4車線/大阪市、11月末から一部区間で実証実験強行へ
【 大阪 】高月・新委員長があいさつ/北新地・合同街頭指導
【 大阪 】「65歳以上」が40%目前に/大阪のタクシー乗務員
【 福岡 】第一・黒土会長の叙勲祝賀会/麻生副総理ら600人参加
【 大津 】環境整え全県下に拡大目指す/滋賀の「ゆりかごタクシー」
【 大阪 】無線室に車いす配置、提供へ/全大個協組、観光タク利用者から
【 大阪 】近運局、個タク譲渡譲受30件認可
【 京都・大阪 】京都、大阪でスタンド新設/伊丹産業、2カ所で竣工式
【 大阪 】良治、茂両氏の親族代理人が関与へ/都島自動車、事業運営に注文
【 大阪 】マスター事業者コンテスト/新山・近畿支部長「素晴らしかった」
【 大阪 】最賃アップ求めて座り込み
【 大阪 】近運局、7月末の延伸措置
 
2013年7月31日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】8月5日実施へ、準備急ピッチ/「健康管理充実・強化「質の向上」両制度
【 大阪 】古知氏が「顧問」就任/交友会、後藤理事長留任
【 大阪 】事業者の対応さまざま/実効性なき最高乗務距離規制
【 大阪 】距離規制「業界自身の発信も」/大タ協・三野副会長が見解
【 大阪 】「実労働時間に見合った賃金適用を」/地方最賃審で大タ協要望
【 大阪 】南地2日、北新地は7・27日/8月の街頭指導日程
【 大津 】10月10日運行開始へ/大津の「ゆりかごタクシー」
【 大阪 】ヘイローNWが大阪進出/法人3社と配車アプリ試験運用へ
【 大阪 】阿部・自交部長を表敬訪問/全個協近畿支部・幹部ら
【 京都 】「自動注文」キャンペーン/ヤサカGが9月末まで
【 大阪 】近運局、戎交通の590円認可/ファミリアは8月25日まで延伸
【 大阪 】北急延伸で新駅設置/箕面市が「交通結節点検討会」
 
2013年7月27日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】業界はアピール方法の見直しを/今年も変わらぬ「タクシーの日」キャンペーン
【 大阪 】どうなった?8月1日運用開始/JR大阪駅「西口乗り場」
【 大阪 】「タクシーだけ同一運賃が正しいのか」/関中G・薬師寺代表が記者懇で心境
【 大阪 】過労運転防止「原点に返って」/自交総連大阪地連幹部
【 大阪 】交差点をどう右折?/交通事故防止に一つの視点
【 大阪 】2カ月連続で増収/大タ協・6月輸送実績
【 大阪 】喫煙、ポイ捨ての苦情増加/タクセンが「徹底指導」を要請
【 大津 】「ゆりかごタクシー」今秋運行へ/30日の検討会で取りまとめ
【 京都 】エムケイが「タクの日」パレード実施へ
【 奈良 】「ライトアッププロムナード」/奈良近鉄などが観光ルート
【 神戸 】姫路神姫タク、役員変更届
【 神戸 】国際興業大阪、姫路営業所移転
【 神戸 】下里タクシー汲ェ事業廃止
【 和歌山 】熊野第一交通、新宮営業所移転
 
2013年7月26日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大津1.3キロ520円、8月10日実施へ/近運局公示、滋賀北部は1.2キロ520円
【 大阪 】大タ協、交通安全委員長に高月氏/副委員長は橋氏に加え杉山氏
【 神戸 】「10年後の兵協」どうあるべきか/南理事長、チケット問題など検討
【 神戸 】西神交通が独自アンドンに
【 大阪 】乗務員の善行エピソードを紹介/大タ協、8月のMBSラジオで
【 大阪 】2社への協力要請に異議/北新地問題で壽タク・浦木山社長
【 大阪 】全大個協組が観光タクシー研修
【 東京 】木村会長が「原点回帰」訴え/全個協・第1回定時総会
【 大阪 】自交総連が出席、陳述へ/大阪地方最賃審、大タ協に対抗
【 京都 】上屋建設に伴う「臨時降車場」/京都駅北口、混乱防止で委員派遣
【 大阪 】全大個協組が「アテンザ」見学試乗
【 神戸 】公共交通の利用をアピール/阪神タク労組がうちわ配布
【 大阪 】全自交大阪「労働条件等学習会」
【 大阪 】近畿交運労協・幹事会
【 神戸 】私鉄関西ハイタク労連・定期大会
 
2013年7月24日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】大タ協副会長が初参加も…/「一水会」労使懇、経営側は「懇親」重視?
【 大阪 】京都の運改事案公示
【 大阪 】大阪タク無線サービスが取締役会
【 大阪 】地方最賃審で陳述へ/大タ協・三野副会長
【 大阪 】ヤマト交通社長に坂東義雄氏
【 大阪 】対象車両、ユーザーなど絞って/大タ協、タクシーの費用比較検討
【 京都 】29日着工で臨時降車場設置へ/京都駅北口乗り場の上屋工事
【 大阪 】ワンコイン八尾が500円再申請
【 奈良 】女子レスリング・吉田選手ら招いて/生駒市&市体育協会が講演会
【 和歌山 】県あげてマナーアップに全力/滝口・和歌山運輸支局長
【 大阪 】営業にかかわる表現の質問も/大タクセン・韓国語講座
【 大阪 】大阪交運労協、8月に労働局交渉
【 大阪 】夜間高速ツアーバス一斉点検
【 大阪 】安全マネジメントと支援ツール/NASVA近畿各支所が講習会
 
2013年7月20日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】公示の見直し「速やかに」/控訴断念の近運局、「250キロ」緩和へ
【 大阪 】「業界への釈明」が癒着の証明/ワンコイン協会・町野氏
【 京都 】「合理的な距離規制」に疑義/エムケイ「行政施策の転換を」
【 大阪 】全自交大阪、控訴断念に理解/加藤委員長「新たな公示を早急に」
【 大阪 】購入価格は約1500万円/南部メーター検査場敷地
【 大阪 】平山理事が初出席/坂東氏が辞任届
【 大阪 】ホテルマンが合格点/関協の「大阪観光タク乗務員」
【 大阪 】北新地・自主街頭指導
【 和歌山 】国体向け「特別委員会」を設置/和タ協、新3役・支部長など決定
【 大阪 】交通安全協会・バスタク部会も参加/東淀川区の車両街頭啓発活動
【 大阪 】ファミリア交通、600円に
【 京都 】タクシーにキャンペーン広告/リニア新幹線の京都誘致で
【 大阪 】大運支局、6月の苦情41件
【 大阪 】東海物流サービスの分割認可
【 大阪 】青空交通、加美営業所廃止
 
2013年7月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】国側が控訴断念、一審判決確定か/京阪神の最高乗務距離訴訟、日勤者「250キロ」見直し?
【 大阪 】坂東幹雄社長を解任/ヤマト交通G・株主総会
【 和歌山 】1社を残して和タ協脱退/有田交通グループ
【 大阪 】原告側が森社長の人証申請へ/なみはや訴訟、判決は来春?
【 大阪 】高月・副委員長が一水会報告/大タ協・交通安全委
【 神戸 】兵タ協、地方最賃審に意見提出へ
【 大阪 】大阪駅南口が最も効率的/タクセン、主要乗り場の待ち時間調査
【 大津 】70%超える利用希望/「ゆりかごタク」第2回検討会
【 神戸 】兵タ協、「運営特別委」設置へ/接客コンテストは参加目標設定
【 神戸 】兵タ協、自民県議団に政策要望
【 大阪 】住之江に「タイヤリサイクルセンター」/ブリヂストン、西の大型拠点に
【 大阪 】府警・天満署が建て替え/8月5日から仮庁舎へ
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