東旅協で立候補表明
全タク連正副会長会議は5月総会に推薦決定
富田会長続投へ
【東京発4/3】東京乗用旅客自動車協会(富田昌孝会長)は1日、千代田区の自動車会館で正副会長会議を開いた。5月通常総会で任期満了による役員改選期を迎えることから、新役員の選出手続きについて説明され、この中で富田現会長が続投に向け立候補の意思表示を行った。
役員改選については、東旅協の定款及び役員選任規定により今月22日まで会長職の立候補が受け付けられている。会長職は定款では「別に定めるところによって、総会において会員または会員外から選任する」とされており、会長選任規定では、その被選任資格について、?会員にあっては会員20名以上の推薦があり、かつ、継続して5年以上会員であること?会員外にあっては、理事会の推薦があること―とされている。このため富田会長が続投するには立候補の必要があった。
同会長は立候補の意思表示を行うとともに、現職副会長、専門委員長らに推薦人となってもらうよう依頼する方針とされる。また、同会長は自身の再選を前提に現職副会長は留任させたい意向という。専門委員長については各担当副会長の人選によるが、「事前の相談」を求めたとされる。
【東京発4/10】全国ハイヤー・タクシー連合会(富田昌孝会長)は8日、千代田区の自動車会館で正副会長会議を開き、国土交通省の山崎篤男・安全政策課長から「事業用自動車総合安全プラン2009」の説明を受けたほか、前回の3月正副会長会議で提起された専門委員会のあり方などについて原案を提示、了承した。現行12の常設・特別委員会等は8つの委員会に整理・統合されることになった。また、5月通常総会で役員改選期を迎えることから、富田会長の続投に向けて、正副会長会議として総会へ推薦することを決めた。
役員改選については、坂本克己副会長(大阪タクシー協会会長)の発議で富田会長の再選に向けて総会への推薦を提案し、異議なく了承された。再編統合後の専門委員長については、会長が総会時に指名することもあわせて了承した。大半は留任するものとみられる。
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