ハイヤー・タクシー業界専門情報紙  株式会社 交通界
2013年1月21日

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「週刊交通界21」毎月4回情報発信

「タクシーのNEXT100年に向けて」
  全タク連常任理事会
      〜国交省自動車局・鈴木総務課長講演

 タクシー生誕100周年の昨年から年が明けた去る17日、全国ハイヤー・タクシー連合会(富田昌孝会長)は常任理事会を開いた。特別の議題があったわけではなく、富田会長が今年の課題について所信を表明したほかには、国土交通省自動車局の鈴木昭久・総務課長(前旅客課長)が「タクシーのNEXT100年に向けて」と題して講演した。タクシー適正化新法施行後の3年を振り返るともに、ほぼ限界に突き当たりつつある減休車と、法施行時からの総需要の減退なども強く意識し、活性化によってどのように新たな需要を掘り起こすか―に重点を置いた内容となった。講演の要旨を紹介する。

講演の前半は主にタクシー適正化新法施行後3年間の総括に割かれた。平成13年度の規制緩和以降、全国的に車両数は増加傾向、一方で輸送人員や総需要は横ばいないしは減少傾向、それに伴って日車営収も減少傾向にあったが、適正化新法施行後は日車営収が改善傾向にあることなどを紹介した上で鈴木氏は、「皆さんの努力の結果、21年度を底として日車営収は反転してきた。経営の状況は改善に向かう傾向が見られる」としつつ、昨年10月に法施行と同時に指定された特定地域が原則すべて再指定となった事実にも触れて、必ずしも改善が十分でないことを指摘している。

3年間で大きく減少した総需要
 特に減休車の現状について鈴木氏は、ブロック別の進捗状況を具体的に示しながら、沖縄が適正車両数の範囲内に入っていることを例にあげて「上限値をかすめるところまで来ているが、指定当初よりも総需要が大きく減っていることなどもあって状況は厳しい」と指摘。当然全国的に同じ傾向にあることを意識して「あくまで数年前のデータに基づく適正車両数であり、直近のデータによればさらに乖離は大きくなる」との認識を示した。
 こうした状況を踏まえて鈴木氏は「このままいくと、需要が減るから台数を減らさなければならないという縮小均衡にしかならない。ここから先、とにかく需要を作り出すことが大事になってくる」と訴えている。

自主努力による適正化は限界?
 運賃問題についても下限割れ運賃採用事業者数が減り続けてきたこの3年の実情を紹介するとともに、「下限割れは審査時の査定等により幅運賃に近づきつつあるが、依然として4分の1程度はそのままだ」とし、「今後も審査を厳格、適正に行っていきたい」としている。
 減休車も運賃も事業者の自主努力により、それを行政が側面から支援するというスタイルはそろそろ限界という認識を率直に認めたものと受けとめることもできるだろう。
 そこで鈴木氏は改めて「単純に需要に合わせた輸送力とするだけでは未来がない。マーケットを拡げていくことが大事だと思っている」と強調し、現在のタクシーが抱える問題点として私見を披露した。

タクシーが抱える3つの問題点
 その問題点とは、@利用者が依然としてタクシーは高いと思っているA地理に詳しくない乗務員が少なくないB乗務員の接客態度に不満がある―の3点だという。その上で鈴木氏は「そう感じさせないようにすることが課題であり、これら課題を克服して新たなニーズを掘り起こしていくべきだ」と説いた。無論、鈴木氏はタクシーを安くしろと言っているのではないとして、サラリーマンのランチ代が500円程度に収まる時代だという認識、利用者の目線を持つことの必要性を言っているのだとしており、「価値観としてのバランスが取れていることは必要だ」と説明している。
 こうした基本認識の上で鈴木氏は今後のタクシー事業の活性化に向けて取り組むべきテーマを4つ示した(別表1=略)。

「最も近い」だけでなく選ばれるサービスを
 これらのテーマに沿った具体例に触れる中で鈴木氏は日本交通、東京無線、第一交通産業などの例をあげてスマートフォン配車の普及にも期待を寄せ、「流しタクシーだから選べないという時代ではなくなる、いまは最も近いタクシーを呼ぶという機能中心だろうが、今後はサービスの中身によって選んでいくものとなるだろう。ドライバー、サービスを格付けして、選ばれるタクシーに変わっていくことに対応すべきだ」と述べている。
 スマホ配車については東京業界が協会の取り組みとしての動きをスタートさせたばかりだが、こちらは選ぶためのものではなく、利用者からの最短距離配車に機能を絞る気配を見せており、行政と業界の思惑に違いもにじみ出る。
 観光タクシーにも言及した鈴木氏は「全国的に認知度が上がりつつあり期待している」とし、ニーズの高まりについて、「いくらかかるかわからない不安からとりあえずバスに乗るという行動になりがちだが、すでにお仕着せでない観光への需要は高まりつつある。少し割安というだけでは需要増にはおそらくつながらない。ドライバーのスキルアップが重要だ」と述べている。このほか、定額運賃の普及や子育て支援タクシーの例も紹介した鈴木氏は、これからの地方のタクシーの課題(別表2=略)にも言及し、隠れた需要の掘り起こし、自治体との連携や国交省の地方運輸局や運輸支局についても「監査ばかりではない運輸局をもっと活用してほしい」と呼びかけている。

個々の事業者がアイデアを
 現行の適正化新法のスキームで減休車を推し進め、需給を均衡させるという考え方はそろそろ限界という意味では、業界は鈴木氏と認識を共有できそうだ。新たな法的手当てがない段階では現行法の下では活性化の取り組みを強化するという発想ももっともなこととも思う。
 一方、講演ではどのような取り組みが必要かについて、さまざまな事例紹介(バスの場合を多く含むが)を交え、事業者としての心構えも説かれていたように思うが、具体的な創意工夫に関するアイデアが業界側からポンポンと飛び出してこないことの方が不安を感じさせる。行政の指南でパイが増えるのならタクシーはそれこそ国営でやれば良いのであり、業界全体で取り組めるものも確かにあるのだろうが、先見の明に富んだ事業者はむしろ、同業者をどう出し抜くかに日夜知恵を絞っているのではないかだろうか。
 活性化については事業者団体や行政が旗を振る以前に個々の事業者から、「こんなことをやりたいのだが」と相談が次々と持ち込まれる―というのが本当の姿ではなかろうか。(了)
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No474. 1月21日号  主な内容
■巻頭人物 :菅原信一氏(kmホールディングス社長)
■気になる数字 :21.2%/東京都特別区、大阪市等の自賠責保険基本料率値上げ率
■ミニトピックス&ダイジェスト
          :タクシーのNEXT100年に向けて〜国交省自動車局・鈴木総務課長講演
          :客待ち違法駐停車の一掃なるか?〜東京タクセン「指導協力員」制度
          :「強化旬間」で悪質違法駐車追放へ〜兵庫県警が予告
          :「責任者出て来い!」〜全自交近畿・塚本議長「労働界の人生幸朗に」
          :廃止か存続か〜政争の具にされ迷走する厚年基金制度
          :どうなる?タクシーの軽減税率〜業界は最初からあきらめムード?
          :「オール京都」で難局を乗り越えよう〜平成25年「新春の集い」
■東西往来  :「戦争の論理」でなく/合併1年で迎える50周年
■この人/この言葉 
          :今村天次氏、海江田万里氏、坂本克己氏、山田健氏
■シャッターチャンス 
          :雪に弱い東京/都内に出没、無賃乗車の常習犯
          :現場の接客は十年一日/スムーズな乗り継ぎもサービス
■アラカルト :<内外交差点> 「さすが」と言われる接遇を  安東完爾氏B
          :<連載第9回>  多田清社長殿創業史―「相互十年」を読む         
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Faxpress 関東版
 マニュアル化したサービスから脱却
    ブランド向上通じ業界の発展に尽力
      kmグループが新企業理念発表
【 東京 】kmホールディングスの菅原信一社長は18日、中央区のロイヤルパークホテルで開いたケイエムグループの新年賀詞交歓会で従来の同社基本方針に替わる新しい企業理念を発表した。ブランド向上を通じて業界の発展に尽力する―などとしたもので、併せて具体的な経営方針(会社としての努力目標)とグループのモットー(対外的なメッセージ)を策定、公表した。
 賀詞交歓会の冒頭あいさつに立った菅原社長は、新しい企業理念の発表について「故・波多野元二氏が策定した事業運営のための基本方針は昭和32年当時としては画期的なものだったが、時代の変化とともにお客様の要求する水準も高度化しており、時代に合わなくなった部分もある。マニュアル化されたサービスから脱却する必要がある。『km』の看板を掲げた全車がそうしたサービスを展開すれば業界全体へのインパクトは大きい。kmブランドの下に集う皆さんも真意を汲み取っていただき、業界のために尽くそう」などと述べた。具体的な企業理念等の発表は系列会社・ANZEN品川の田中慎次社長が行った。
 新たに策定されたkmグループの企業理念は、「つねに感謝の気持ちをもってお客様満足を追求し、『kmブランド』の向上を通じて業界の発展に尽力するとともに、心豊かで潤いのある社会づくりに貢献します」というもの。また、経営方針としては、@「輸送の安全確保」を大前提とし、コンプライアンスを最優先とするA「人よし」「車よし」「サービスよし」の「kmブランド」を磨き、もって業界全体の社会的評価向上をめざすB社会に貢献する―を会社としての努力目標として掲げた。kmグループのモットーとしては「ホスピタリティ・ドライビングkm〜お客さまの笑顔を、私たちの喜びとして」を打ち出し、「それぞれの感性を活かし、『その場』『その時』『そのお客さま』に最善と思われることをして差し上げること」などと説明された。
 賀詞交歓会には直系グループ各社幹部らのほか、業務提携先代表、労働組合幹部ら多数が参加。昨年末にチェッカーキャブグループ離脱、ケイエムグループ加入を決めた冨士自動車の佐藤進社長が新加入のあいさつを述べた。
 当日は賀詞交歓会に先立ち、港区の青松時でグループ初観音を開催し、安全祈願、社運隆盛を祈念した。
〔1月19日関東版掲載〕  <バックナンバー一覧へもどる>
2013年1月19日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】マニュアル化したサービスから脱却/ブランド向上通じ業界の発展に尽力/kmグループが新企業理念発表
【 東京 】議長代理に大田弘子氏/規制改革会議メンバー決定
【 東京 】タク自賠責保険料、20%超値上げ
【 横浜 】今月末から呼び出し調査/関運局、108条案件処理
【 東京 】特別委決裂、定数配分で折り合えず/都個協の一般社団移行問題
【 東京 】BF化推進で国交相表彰/全福協・全タク連のUD研修
【 東京 】指導協力員研修スタート/タクセン、法・個626人が応募
【 横浜 】神奈川、千葉は全地区減収/関運局管内・12月の輸送実績
【 東京 】飛鳥交通G、ハイヤーなど事業拡大
【 東京 】自動車2税廃止に暗雲
【 東京 】全自交東京地連・関東地協が旗開き
 
2013年1月18日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】行政主導で施行時期前倒しを期待/タク法案、「4課題」解決へ団結を/全タク連・常任理事会で富田会長
【 東京 】来賓の議員に協力要請/3団体賀詞交歓会で富田氏
【 東京 】「次期国会で成立を約束」/細川氏「金子氏と確認」
【 横浜 】「NV200」LPG化/日産が4月に仕様変更
【 東京 】「規制改革会議」復活を閣議決定へ
【 東京 】制度存続の議論求める意見書/厚年基金専門委ヒアリング
【 横浜 】30日間の事業停止処分/東北道事故の貸切バス事業者
【 東京 】増収続くも、伸びは小幅に/東旅協・12月の原計輸送実績
【 東京 】民主党の再出発を応援/KPU団結旗開きで坂元委員長
【 東京 】観光スポットを新規掲載/東京タクセン「都内案内地図」
 
2013年1月16日臨時号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】総需要の回復傾向明らかに/特区・武三4.7%、多摩4.4%の日車営収増/東旅協、昨年11月の全社輸送実績
【 東京 】従業員代表が制度存続の要望書/厚労省に東旅厚年基金議員団
【 東京 】40都道府県・1万6534両/日交「全国配車アプリ」さらに拡大
【 横浜 】「新たに精進して進みたい」/神タ協・賀詞交歓会で伊藤会長
【 東京 】恒例の新年ティッシュ配付/東京ハイタク労働6団体
 
2013年1月12日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】規制改革会議の俎上に載せるな/タク法案等、与党議員に働きかけを/東旅協・賀詞交歓会で富田会長
【 東京 】改革会議設置は「1月中の早い時期」/稲田・担当相が規制改革強化に意欲
【 東京 】「全分野にわたって点検」/規制緩和めぐり太田国交相
【 東京 】自公両党が軽減税率導入で合意/時期、対象品目はまとまらず
【 横浜 】NV200のLPG化に前向き/日産、セドリック継続も検討
【 東京 】坂元委員長「未来を切り開く年に」/帝都自交労組・旗開き
【 東京 】グループ間格差が顕著に/12月の都内無線配車回数実績
【 東京 】藤野委員長「さらに大きな輪に」/大和自交労組・旗開き
【 東京 】事故防止こそ活性化の要/アイティータクシー新年会
 
2013年1月11日号 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】タク法案、審議入りはGW明け?/通常国会28日召集、会期末は6月26日/全タク連、会期内成立に期待
【 東京 】タクシー法案「年内施行を」/東旅協・富田会長
【 東京 】「タク法案成立後」が重要/日交・川鍋社長、利用促進に工夫
【 東京 】13Gに呼びかけ、1万両超の参加を/東旅協・スマホ活性化特別委
【 東京 】個タク復活・再生の巳年に/東個交通共済、理事会&安全祈願
【 東京 】「待鳥氏の遺志継ぎ、法案成立に全力」/日交労旗開きで伊藤委員長
【 東京 】制度・政策要求取りまとめへ/交運労協ハイタク部会
【 東京 】斉藤支部長「地域ニーズの取り組みを」/東旅協三多摩支部・賀詞交歓会
【 東京 】安心・安全・信頼の京王ブランド構築へ/京自労が団結旗開き
【 横浜 】新年旗開きと「桜寿会」/日の丸自動車興業労組
【 横浜 】車停は法人3社、個人1者/関運局、昨年12月の行政処分
 
2013年1月9日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】両団体合意の落とし所は?/21日の賀詞交歓会が「タイムリミット」/都個協、一般社団移行特別委で具体案探る
【 東京 】「経営基盤の強化・拡大」基軸に/帝都「E2プラン」25年度スタート
【 福岡 】許可取消の遠賀タク「延命」/福岡地裁が効力停止の仮処分
【 東京 】代行業の業務適正化で実効性確保を/全タク連がパブコメで意見
【 東京 】運転者の健康状態確認を再徹底/国交省、全タク連等に通達
【 東京 】厚労省専門委に存続請願へ/東旅厚年基金の従業員理事ら
【 東京 】三鷹市の安全・安心パトロールに協力/東旅協、武・三支部が覚書締結
【 東京 】「指導協力員」に588人応募
【 東京 】LPガス1月CP、大幅値上げなく
【 東京 】国交省、旅客課長に瓦林氏
【 東京 】「ワーカーズクラブ」活動本格化へ/大和自交労組・藤野委員長が方針
【 東京 】新基準適合「アロフレンド26P」/矢崎エナジーが新メーター
 
2012年12月28日 関東版 ニュースヘッドライン
【 東京 】国交相に公明・太田前代表/再生本部設置、経済財政諮問会議を復活/自公連立政権、第2次安倍内閣が発足
【 東京 】10兆円規模の大型補正に/太田国交相、景気対策等に意欲
【 東京 】自民、民主両党の役員人事
【 東京 】副国交相に梶山、鶴保両氏
【 東京 】500両に「防災グッズ」搭載/チェッカーGが出発式
【 東京 】UD研修を国交相表彰/全国への波及効果に期待
【 東京 】外国語研修、ランク評価見直しなど/タクセン今年の10大ニュース
【 横浜 】活性化へ「UD車両の導入促進」/神奈川・県央交通圏地域協
【 横浜 】需要拡大へUD研修を軌道に/神タ協役員会で伊藤会長
【 東京 】「乗務員負担」などで意見交換/東京交運労協が支局交渉
【 東京 】2件目の死亡事故を報告/日個連交通共済・理事会
【 福岡 】遠賀タクシーの許可取消
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Faxpress 関西版
障害者割引の廃止を提起へ
   大タ協、年間1億3000万円

【 大阪 】大阪タクシー協会(藤原悟朗会長)は、現行1割の障害者割引を廃止する方向で問題提起する。今月23日の近畿ハイヤータクシー協議会(藤原会長)で検討、意見集約を図りたい考えだ。
 18日の大タ協理事会で、上田憲英理事(ロイヤルタクシー社長)が今後の減車問題と身障者割引をめぐる問題について質問。小規模事業者の二次減車をボクサーの減量にたとえ、「フェザー(軽量)級のボクサーが汗を流しきってからの減量になって、血を抜かなければならなくなり、命にかかわってくる」として、配慮を求めた。また、身障者割引の適用について、身障者を乗せていないにもかかわらず、精算後に(メーターの)障害者割引ボタンを押して、10%の運賃の納金をごまかした自社の乗務員の例をあげ、電車やバスと違い、タクシーの場合は複数の乗客のうち1人でも障害者がいればすべての運賃が割引になってしまうとし、「同じ公共交通機関でも電車やバスは補助金があるが、タクシーは一切ない。今後運賃の検討をする場合、10%の消費税免除とか、5・5割引を行う前の運賃総額から割り引くのではなく、2万円なら1万2500円にしてから割り引くようにしてもらいたい。事業者も納得できる割引を考慮していただきたい」と消費税率引き上げ時の運賃対応の検討課題とすることを求めた。
 これに対し藤原会長は、23日に予定している近畿ハイタク協の検討課題に入れているとした上で、「(身障者割引撤廃については)11日の労使懇談会でも提案したところ、組合も大賛成で、5・5遠割と同様廃止してもらいたいとなったが、5・5遠割は公取委の問題があり、次の運賃(変更)、つまり消費税率改定時しか難しいと説明した。しかし身障者割引は、一般の方々は補助金で実施していると思っているが会社負担だ。平成3年の運賃改定時に付帯された割引で、現在大阪では年間約1億3000万円の割引をしている。滋賀県タクシー協会の田畑(太郎)会長は、身障者割引を廃止して、一定の金額を福祉団体に寄付した方が良いとの意見を述べていた。この問題は近畿ハイタク協議会で検討するほか、もう一点提案することがある」などと述べた。
〔1月19日関西版掲載〕<バックナンバー一覧へもどる>

2013年1月19日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】障害者割引の廃止を提起へ/大タ協、年間1億3000万円
【 大阪 】事業所税の減免措置廃止/大阪市、委員会決定で1日付
【 大阪 】交通安全優良団体表彰など/大タ協、理事会で報告
【 大阪 】引き続き20%の事故削減を/大阪交通共済協組・新年会
【 大阪 】スリーファイブの570円認可/トップスターとの譲渡譲受も
【 大阪 】ダイトタクG、市域20両体制へ
【 神戸 】譲渡譲受で入構ステッカーなし/同一地域でもJR管轄の違いで
【 神戸 】地域公共交通会議に参画の意思/兵タ協、県下41市町長に文書送付
【 神戸 】ひまわり交通を退会扱いへ/兵タ協、会費滞納2年半
【 大阪 】2支部合同でスキルアップ研修/全大個協組、更新研修も
【 大阪 】鳩タク→オール大阪、譲渡譲受申請
【 大阪 】南部中央タクシー、役員変更届
【 神戸 】協和タク・朝日交通、役員変更届
【 奈良 】北星交通、住所変更
【 大阪 】近運局、1社車停処分
 
2013年1月18日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 神戸 】「強化旬間」で悪質駐車取締り/兵庫県警が予告、2月は1〜10日
【 京都 】運賃改定の議論「今こそ必要」/「新春の集い」で京乗協・牧村会長
【 大阪 】今後も継続「自主街頭指導」/北新地、利用側にも理解深まる
【 京都 】30日に京都地域協・幹事会
【 大阪 】自動車関係業界年賀交歓会
【 大阪 】天王寺東住吉支部が50周年/全大個協組、法・個両会長が祝う
【 大阪 】関協、優秀乗務員33氏表彰
【 神戸 】「以前の自民党体制」を危惧/全自交兵庫地連・旗開き
【 大阪 】「生活の改善を中心に」/私鉄関西ハイタク労連・旗開き
【 大阪 】査定額通り570円に変更/500円再申請のスリーファイブ
【 京都 】乗務員アンケート+利用者啓発/駐停車マナー向上へ京都市MM会議
【 大阪 】「無線部」のブレザー新調/全大個協組・東大阪支部
 
2013年1月12日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「JR2」課金引き上げ提案も/大阪駅乗り場問題、近運局との協議で労働団体
【 大阪 】4月に一般社団化へ/大阪バス協会・年賀交歓会
【 大阪 】新大阪乗り場一本化は提案のみ/大タ協・労使懇、隔月開催で継続へ
【 東京 】自公両党が軽減税率導入で合意/時期、対象品目はまとまらず
【 神戸 】越年の秋闘、速やかな解決目指す/阪神タク労組・大城委員長
【 大阪 】近畿タクの定額運賃、2つ目も認可
【 大阪 】組合員目線の「適正営業推進委」/全大個協組が委員会名称変更
【 京都 】事故多発者の指導テーマに/22日に渉外担当者連絡会
【 大阪 】賃金・労働条件上げる進化を/交通労連関西地総・年賀会
【 京都 】日本交通(福知山)、営業所廃止
【 神戸 】駒姫交通、役員変更届
【 神戸 】兵庫交通、営業所廃止
【 大阪 】近運局、法人1社車停
【 神戸 】和光タク、商都交通、代取変更届
 
2013年1月11日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】新大阪乗り場の一本化提案へ/大タ協、きょう労使懇談会開催
【 大阪 】成長戦略に期待も燃油高騰の懸念/大ト協等年賀会で坂本会長
【 大阪 】全大個協会、大タ協を表敬訪問
【 大阪 】ワンコイン5社が年賀でアピール
【 大阪 】「1日1500本」視野に/オービーシーG、無線フル活用
【 大阪 】全自交大阪地連が旗開き
【 東京 】LPガス1月CP、大幅値上げなく
【 大阪 】指導者講習会と中国語講座/大阪タクセン、2月に開催
【 大阪 】近運局、大運支局に新年あいさつ/全個協・近畿支部&全大個協会
【 大阪 】日常業務通じて世論形成/自交総連大阪地連・旗開き
【 東京 】新基準適合「アロフレンド26P」/矢崎エナジーが新メーター
 
2013年1月9日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】「団結と前進」を呼びかけ/大タ協・年賀交歓会で藤原会長
【 大阪 】大タ協が1年ぶりの労使懇開催へ/JR大阪駅乗り場問題など
【 神戸 】新春名刺交換会開く/兵庫県自動車関連団体
【 大阪 】「厳しい一年」への心構えを/梅田交通G・新年祝賀会
【 東京 】安全確保と事故防止に万全期す/太田国交相が年頭所感
【 京都 】乗り場新設PTが初会合
【 大阪 】「トップから現場まで一体の組織に」/日タクG「燦燦会」年賀交歓会
【 大阪 】NASVA委託病床初の個室も/泉大津市立病院が入院受け入れ開始
【 大阪 】70歳以上が4000人突破、全体の14%に/大阪の乗務員
【 大阪 】大阪市域・中型2万8443円/大タ協、昨年11月の輸送実績
【 大阪 】「利用者目線」を意識/関西中央G、本年のスローガン
【 大阪 】関協、優秀乗務員表彰16日に
【 大阪 】キタ&ミナミ、1月の街頭指導
【 東京 】国交省、旅客課長に瓦林氏
【 大阪 】近運局、下限割れ運賃延伸措置
【 東京 】EV等のワイヤレス充電器/トヨタが27年目途に開発
 
2012年12月28日号 関西版 ニュースヘッドライン
【 大阪 】タクシーも男女参画の勧め/現状1%の女性乗務員比率
【 大阪 】事業所税の減免措置存続求め/大タ協、年明け以降も働きかけ
【 大阪 】次回は4月、なみはや訴訟長期化
【 大阪 】嘱託労働者用「第二就業規則」/改正労働契約法の対抗措置
【 京都 】「WDC」と「BDC」/エムケイGの資質向上策
【 大阪 】乗務員が電話でリポート/大タ協、MBSラジオと提携
【 大阪 】未来都が京都に新法人/京都営業所と車両の譲渡を申請
【 東京 】国交相に公明・太田前代表/第2次安倍内閣、経済財政諮問会議復活
【 大阪 】需給と運賃は自由化の埒外に/タクシー政策めぐり専修大・太田教授
【 大阪 】新年の好景気を期待/全大個協組・理事会
【 大阪 】平野個タク協会がスキルアップ研修
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